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“キックボクシング界のシンジロウ”辰次郎が「KNOCK OUTの総理大臣を目指す」とトップ獲りをアピール【KNOCK OUT】

2025.09.22 Vol. Web Original

「KNOCK OUT.57」(9月23日、東京・後楽園ホール)に出場する辰次郎(Sports 24)が9月22日、タイトル戦実現へのマニフェストとなる「KO勝ち」を公約として掲げた。

 この日、都内で同大会の前日計量が行われ、BLACKスーパーフェザー級戦に出場する辰次郎は60.0kg、対戦相手のペップンソン・フォームドジム(タイ/フォームドジム)は59.75kgでともに規定体重をクリアした。

 辰次郎はプロ戦績6戦6勝でKNOCK OUTには昨年12月の横浜大会で初参戦。以降、今年の4月、6月と勝利を重ね3戦3勝。久井大夢が返上し、空位となっているKNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級王座を狙える位置まで駆け上がってきた。

 対戦するペップンソンは久井、シュートボクシング(SB)の山田虎矢太もKOできなかった選手とあって、今回の内容次第ではタイトル戦への出場も現実味を帯びてくる大事な試合となっている。

 計量後に行われた会見に辰次郎は「進次郎」の「進」に×をし「辰次郎」と書いたたすきをかけて登壇。

K-1の玖村修平が2年ぶりの参戦「覚悟を決めてここにやってきた」。雅治を破りタイトル戦線殴り込みに意欲【KNOCK OUT】

2025.08.12 Vol.Web Original

 KNOCK OUTが8月12日、都内で「KNOCK OUT.57」(9月23日、東京・後楽園ホール)の追加カード発表会見を開催した。

 K-1グループの元Krushフェザー級王者・玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス)の2年ぶりの参戦が発表された。玖村はKNOCK OUT-BLACKフェザー級で雅治(レンジャージム)と対戦する。

 玖村は2019年6月にK-1で行われた「スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント」で3位に輝く。その後、網膜剥離での長期欠場などもあったが、復帰後の2020年9月からは階級をフェザー級に上げ、2022年5月には新美貴士を破り、Krush王座を獲得。同年8月には「K-1フェザー級世界最強決定トーナメント」に参戦し、1回戦はKO勝ちを収めるも、準決勝で優勝した軍司泰斗にKO負けを喫した。2023年3月には森坂陸に敗れKrush王座から陥落。再起を期して9月にKNOCK OUTに参戦するも栗秋祥梧に1RKO負けを喫した。昨年6月にKrushで桝本翔也にKO勝ちを収め再起を果たすと10月には元K-1王者の椿原龍矢に判定勝ちを収め、完全復活を感じさせたが、今年2月のK-1代々木大会で兼田将暉にKO負けを喫し、今回はそれ以来の試合となる。

 雅治は2022年12月にKNOCK OUTに初参戦し2連続TKO勝ちを収めるも、以降3連敗。今年5月の後楽園大会で11か月ぶりのリングに上がり、森本直哉に判定勝ちを収め、再起を果たした。ここまでプロ戦績9戦5勝(4KO)4敗の21歳(試合時は22歳)。

 現在、KNOCK OUT-BLACKのフェザー級は王座が空位で、この9月大会で古木誠也とチュームーシーフーの間で王座決定戦が行われる。

「山田ツインズ」の彪太朗と虎矢太がタイの強豪と対戦。ともに圧倒しながらも倒し切れずの判定勝ちに「気負い過ぎて緊張した」【SB】

2025.08.10 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の双子の王者、山田彪太朗と山田虎矢太(ともにシーザージム)が「SHOOT BOXING 2025 act.4」(8月9日、東京・後楽園ホール)で揃ってタイの強豪に判定勝ちを収めた。

 SB日本フェザー級王者の彪太朗は今大会では11月に開催されるS-cup世界トーナメント出場に向けた査定試合として、他団体の日本人ファイターとの対戦が予定されていたのだが、誰も受けてくれなかったとのことでデウン・ジットムアンノン(タイ)と対戦することとなった。デウンは名前の通り、ロッタン・ジットムアンノンと同じジムに所属する選手で、プロ戦績は89戦68勝19敗2分の23歳。プロムエタイ協会フェザー級王座の獲得歴がある。

 彪太朗は2022年12月にRISE王者・門口佳佑に判定負けを喫して以降、ここまで9連勝。この間に川上叶を破りSB日本フェザー級王座を獲得。前戦では川上を相手に初防衛を果たしている。

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