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福岡大会でK-Jeeがヘビー級王者ロエル・マナートに挑戦。宮田Pはヘビー級の活性化に向けてK-Jeeの勝利とリーダーシップに期待【K-1】

2025.04.07 Vol.Web Original

 K-1が4月7日、都内で会見を開き、3年ぶり4回目の開催となる福岡大会の大会名と第1弾カードを発表した。大会名は「K-1 DONTAKU」で7月13日にマリンメッセ福岡B館で開催される。

 地元・九州出身のK-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)が王者ロエル・マナート(オランダ/Mejiro Gym Amsterdam)に挑戦する「K-1 WORLD GPヘビー級タイトルマッチ」が行われることが発表された。マナートは2018年3月に初代王者のアントニオ・プラチバットを破り、王座を獲得。2019年11月にはクリス・ブラッドフォードを相手に初防衛を果たした。しかし2020年に始まったコロナ禍もあり、今回は約5年半ぶりのK-1参戦となる。試合自体も2020年2月に「GLORY 75」でセルゲイ・マスロボイェフにTKO負けを喫して以来の試合となる。

 K-Jeeは2020年11月に行われた初のK-1福岡大会でシナ・カリミアンを破り、K-1 WORLD GPクルーザー級王座を獲得も2021年3月の初防衛戦でカリミアンに敗れ王座陥落。7月の2度目の福岡大会で愛鷹亮を破り再起を果たすも、以降4連敗の大スランプに突入。その間、2022年8月の3度目の福岡大会では谷川聖哉に判定負けを喫している。昨年10月には「K-1 WORLD GP 2024 無差別級トーナメント」のアジア予選でレジェンドのジェロム・レ・バンナと対戦し、ハイキックでKO勝ちを収め本戦に駒を進めた。12月に行われた準々決勝では再びレジェンドのエロール・ジマーマンと対戦も試合中に足を痛めたこともありKO負けを喫した。

 会見でK-Jeeは「あいつ、まだ王者だったんだという気持ちとかいろいろなことを思う。試合が4年ぶりで、最後はGLORYとか違う舞台らしいですけど、気になりません? いきなりロエルが帰って来て、いきなりK-Jeeとタイトル戦ですって、なんで?って思うことが多いと思うんですよ」と今回の唐突感のあるマッチメイクに戸惑いの表情。

“シカティック2世”プラチバットが初代ヘビー級王者に輝く【11・23 K-1】

2017.11.24 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ヘビー級王座決定トーナメント~」(11月23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)で行われた初代ヘビー級王座決定トーナメントの決勝で第1回K-1GP優勝者ブランコ・シカティックの推薦選手アントニオ・プラチバットとイブラヒム・エル・ボウニが対戦。プラチバットが判定で勝利を収め初代王者に輝いた。

 日本勢は上原誠が1回戦でパコム・アッシにKO勝ちしたものの、他の3選手は1回戦で敗退。上原も準決勝でプラチバットにKO負けした。

上原誠が会見で「上原劇場」展開。ヘビー級トーナメントV宣言【11・23 K-1】

2017.08.26 Vol.Web Original

出場選手と組み合わせが決定
「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ヘビー級王座決定トーナメント~」(11月23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)で開催されるヘビー級トーナメントの出場選手と組み合わせが8月26日発表された。

 1回戦は①「上原誠vsパコム・アッシ(フランス)」、②「K-Jee vs アントニオ・プラチバット(クロアチア)」、③「岩下雅大vsロエル・マナート(オランダ)」、④「KOICHI vs イブラヒム・エル・ボウニ(モロッコ)」で行われ、①と②の勝者、③と④の勝者で準決勝、その勝者が決勝を戦う。

 この日行われた会見には上原、アッシ、K-Jee、岩下、KOICHIが出席したのだが、終始、上原がリードする形で会見は進んだ。

 1回戦で対戦するアッシとは「1試合目はKOを狙う。1日で3試合を戦わなければいけないので早めに試合を片付けたい」(上原)、「格闘家である以上、自分に自信を持つのは当然だが、上原選手は分かっておくべきことがひとつある。攻撃的なコメントをしてきたが、言ったことを後悔させてやる」(アッシ)、「攻撃的なコメントをしたつもりはない。ふだんからこういう性格」(上原)とやり合い、トーナメントの第1試合から激しいぶつかり合いになることを予感させた。

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