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漁鬼が中島弘貴を破り暫定王者に。正規王者・海人との統一戦に意欲【KNOCK OUT】

2025.05.19 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2025 vol.3」(5月18日、東京・後楽園ホール)で行われた「KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級暫定王座決定戦」で漁鬼(SHINE沖縄)が中島弘貴(NEXT LEVEL 渋谷)を破り暫定王者となった。

 今回の暫定王座決定戦は王者の海人(TEAM F.O.D)がシュートボクシングや海外などでの試合のスケジュールの関係もあり防衛戦がなかなか行えていないことから行われたもので、漁鬼は今後、海人との統一戦に臨むことになる。

 1R、ともにオーソドックスの構え。漁鬼はいきなり右ストレート。中島はローからの組み立て。漁鬼は圧をかけて右ストレート。中島は下がりながら左ジャブ。漁鬼のパンチに合わせて左フックの中島。圧をかける漁鬼。漁鬼の右ローに左フックの中島。中島は右カーフ。漁鬼は圧をかけて右ストレート、そして左ジャブ、右ロー。中島もローを返す、漁鬼は詰めて左ジャブ、右ロー。中島は左フック、右フック。

王者クンタップが「失礼な発言をしている」と怒り心頭。挑戦者の津崎善郎も「やる意味のない試合ではない」と反論【KNOCK OUT】

2025.05.17 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2025 vol.3」(5月18日、東京・後楽園ホール)の前日計量が5月17日、都内で行われ全選手が規定体重をクリアした。

 今大会では3つのタイトル戦が行われる。セミファイナルで行われる「KNOCK OUT-REDスーパーウェルター級タイトルマッチ」では王者クンタップ・チャロンチャイ(タイ/TEAM KUNTAP)が計量、そして会見と挑戦者の津崎善郎(LAILAPS東京北星ジム)に対しての激しい怒りを見せ、緊迫感が走った。

 計量はともに69.85kgでクリアするも、その際のフェイスオフではクンタップが距離を詰め、何やら津崎に言葉を投げる。その後に行われた会見でも入場の際のフェイスオフで、クンタップは津崎の額に自身の額を押し付け威嚇。ここでも強い口調で津崎に迫った。

 会見で津崎は「平常心でいきたいが、すごく絡んでくるので、ちょっとイライラしている。明日が楽しみです。楽しみにしておいてください」、クンタップは「明日は絶対に勝ちます。倒します」とまずは通常のコメント。

 その後、クンタップは津崎に対する怒りについて「いろいろ聞いたんだけど」と日本語で語ると、以降はタイ語で「今この場でなんて話したらいいかよく分からないが、津崎選手が自分に対してかなり失礼な発言をしているというふうに聞いているので、自分としては“バカ言ってんじゃないよ”というような気持ち。絶対に負けられないし、子供みたいな発言も聞くので、自分としては絶対に負けられない試合だととらえている」と怒りをにじませる。

中島弘貴と漁鬼が暫定王座決定戦。勝者は正規王者・海人と統一戦へ。山口代表は「年内には」と希望【KNOCK OUT】

2025.03.18 Vol.Web Original

 KNOCK OUTが3月18日、都内で「KNOCK OUT 2025 vol.3」(5月18日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見を開催した。

 3つのタイトル戦が発表され「KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級暫定王座決定戦」では中島弘貴(NEXT LEVEL渋谷)と漁鬼(SHINE沖縄)が対戦する。

 同王座はシュートボクシング(SB)の海人(TEAM F.O.D)が2021年2月に日菜太を破り王座を獲得したのだが、海人の試合スケジュールの関係もあり防衛戦は行われていない。

 山口元気代表は「海人選手に長らく防衛戦を行ってもらってないので、返上の方向で話し合いを進めていたが、“今はタイミングが悪くて防衛戦ができないが、防衛戦は必ずやりたい”という返事をいただいた。暫定王者を作って、王者になった選手と正規王座を決める戦いをやってもらえるという回答を得たので、ここで中島選手と漁鬼選手に暫定王者決定戦をやってもらおうということになった」と王座をめぐる状況を説明した。

 中島と漁鬼は2022年7月に対戦し中島が判定勝ちを収めている。

 この日の会見を欠席した中島は「漁鬼選手との試合はお互いの気持ちがぶつかる激しい試合になると思う。判定決着がいらない試合を見せようと思っている。ベルトを必ず巻く」とKNOCKOUTを通じてコメントした。

再起戦の中島弘貴が2RKO勝ちで「KNOCK OUTを盛り上げたいという気持ちはハンパじゃない」【KNOCK OUT】

2023.04.23 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2023 vol.1」(4月22日、東京・後楽園ホール)で元Krushスーパー・ウェルター級王者の中島弘貴(LARA TOKYO)が昨年10月にクンタップ・チャロンチャイに敗れて以来の再起戦で西川康平(8ball fitness)にKO勝ちを収めた。

 中島は2021年7月のKNOCK OUT初参戦からで5連勝を飾ったもののクンタップに判定負け。クンタップは12月に行われた「第2代KNOCK OUT-RED スーパーウェルター級王座決定戦」で津崎善郎を破り王座に就いている。

 対する西川はかつてはKrushを主戦場とし、2017年には木村“フィリップ”ミノルにKO勝ちを収めてもいる。現在は、自らが代表を務める「8ball fitness」を設立。今回は「最後に試合をしてから2~3年が経つ」という久々の復帰戦となる。

中島弘貴の連勝が5でストップ。古豪クンタップが復活のV【KNOCK OUT】

2022.10.17 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2022 vol.6」(10月16日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで元Krushスーパー・ウェルター級王者の中島弘貴(LARA TOKYO)がムエタイのベテランファイター、クンタップ・チャロンチャイ(タイ/BTC GYM)に判定で敗れる波乱があった。

 クンタップはかつてタイではルンピニースタジアムとラジャダムナンスタジアムでトップランカーとして活躍。2004年にはシュートボクシング(SB)でアンディ・サワーとSBルールで対戦したこともある古豪。かつてはWMAF世界スーパーウェルター級、WMC世界ウェルター級、M-1スーパーウェルター級といった王座も獲得。またMMAにも数試合出場しており、今回の試合は2019年5月の巌流島以来。その時は現在、RISEで活躍する伊藤澄哉に3Rで一本勝ちを収めている。立ち技の試合は2018年6月のNJKFでYETI達朗に1RKO負けを喫して以来。42歳にしてKNOCKOUT初参戦となった。
戦績は98戦71勝(21KO)18敗9分。

中島弘貴が“未知の強豪”漁鬼にひやりも延長KO勝ちで5連勝【KNOCK OUT】

2022.07.24 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2022 vol.4」(7月23日、東京・後楽園ホール)で元Krushスーパー・ウェルター級王者の中島弘貴(LARA TOKYO)が延長にもつれ込む戦線の末、漁鬼(SHINE沖縄)にKO勝ちを収めた。これで中島は昨年7月の初参戦からのKNOCK OUTでの連勝を「5」に伸ばした。

 対戦相手の漁鬼は今回がKNOCK OUT初参戦。これまでプロ戦績10戦6勝(2KO)3敗1分の戦績ながらTENKAICHIウェルター級とBEASTウェルター級の2本のベルトを獲得している未知の強豪だ。

 試合は1R、中島は左ジャブから右ロー、左インロー。漁鬼は左ジャブ。中島が左右のフックを当てていくが漁鬼も打ち合いに応じると左フックが相打ちとなり、中島がぐらつく。中島が左ボディー、そして飛びヒザも、その着地に漁鬼が左フックを合わせる。漁鬼はその後も重い左右のフックをヒット。

中島弘貴、吉野友規、壱・センチャイジムが揃って豪快KO勝ち。中島「まだ上に行けると思っている」【KNOCK OUT】

2022.01.23 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2022 vol.1」(1月22日、東京・後楽園ホール)で今年のタイトル戦線をにぎわすことが期待される選手たちが揃ってKO勝ちした。

 第7試合で行われたKNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級の一戦では元Krushスーパー・ウェルター級王者・中島弘貴(LARA TOKYO)が曽根修平(チャクリキ武湧会)に1R1分21秒でKO勝ちを収めた。

 中島は1R、ローの蹴り合いから、曽根のローに右のパンチを合わせ、あっという間にダウンを奪う。立ち上がった曽根に中島は右ロー、左インロー。曽根が打ち合いに行くと中島も応じ右フックで2度目のダウンを奪う。最後は飛びヒザを決め、3つのダウンを重ねKO勝ちを収めた。

中島弘貴が判定ながら平塚洋二郎を圧倒しKNOCK OUT2連勝【KNOCK OUT】

2021.10.30 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2021 vol.5」(10月29日、東京・後楽園ホール)で元Krushスーパー・ウェルター級王者の中島弘貴(LARA TOKYO)が平塚洋二郎(チーム・タイガーホーク/大道塾仙南支部)と対戦し、3-0の判定勝ちを収めた。今年5月のサッシス戦に続き、KNOCK OUTで2連勝となった。

 中島は現在33歳。2010年に行われた旧K-1の「K-1 WORLD MAX 2010 日本トーナメント」で準優勝、2015年にKrushでスーパー・ウェルター級王座を獲得するなど、長くこの階級のトップ戦線で活躍。今年5月からKNOCK OUTに戦場を移している。

 平塚は空道の選手で、2013年の「北斗旗全日本空道体力別選手権大会」の-260クラスで優勝。キックボクシングでも2018年10月にはJ-NETWORKスーパーウェルター級王座を獲得している。

プロ無敗の龍聖がついに王座に王手。栗秋を破った銀次と王座決定戦【KNOCK OUT】

2021.09.14 Vol.Web Original

初代KNOCK OUT-BLACK フェザー級王座決定戦

「KNOCK OUT 2021 vol.5」(10月29日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が9月14日、東京都内で開催された。

 初代KNOCK OUT-BLACK フェザー級王座決定戦が行われ、龍聖(TRY HARD GYM)と銀次(Next 零)が対戦する。

 龍聖はプロデビュー後、ここまで8戦8勝(7KO)の20歳。正道会館館長の石井和義氏が「ポスト那須川天心、武尊」と評価するほどの逸材。銀次は九州を主戦場に戦うファイターで、九州で3つのタイトルを獲得。今年の5月大会からKNOCK OUTに参戦し、小笠原裕典と対戦しドロー。9月5日には栗秋祥梧を2RKO勝ちを収め、今回の王座決定戦出場にこぎつけた。

 龍聖は今回の王座決定戦については「通過点としか思っていない。圧倒的にぼこぼこにして、年末に向けしっかりアピールしたい」と絶対的な自信を見せた。銀次については「まず“誰?”という感じ」と話したうえで「別に試合を見てほしいわけではない。俺の存在を楽しんでほしい。いつも通りの試合をする」「日本キックボクシング界の歴史に残る選手になりたいと思っている。そのためのパスポートが手に入るという思いでうれしく思っています。獲ってからのストーリーを楽しみにしてほしいと思っています。期待していてください」と話すなど、早くもベルト獲得後に思いをはせた。

初参戦で1RKO勝ちの中島弘貴が海人へのリベンジを宣言【KNOCK OUT】

2021.07.18 Vol.Web Original

「1年以内にやりたい」

「KNOCK OUT 2021 vol.3」(7月18日、東京・後楽園ホール)で元Krushスーパー・ウェルター級王者の中島弘貴(LARA TOKYO)がKNOCK OUT初参戦を果たし、元カンボジア・ウェルター級王者のサッシス(カンボジア)を1R2分8秒、KOで破り初陣を飾った。

 中島は国内では2019年6月以来、その年の12月には中国の「武林風」に参戦しており、今回は約1年7カ月ぶりの実戦だった。

 試合は1R序盤からサッシスがプレッシャーをかけ、アグレッシブに攻め込んでいく。やや押され気味の中島だったが、サッシスのミドルに右ストレートを合わせる。

スーパーフライ級新王者・白幡にいきなり難敵。初参戦のボクシング元日本王者・悠斗と対戦【5・22 KNOCK OUT】

2021.04.14 Vol.Web Original

プロボクシングの前はキックボクシングでも活躍

「KNOCK OUT 2021 vol.3」(5月22日、東京・後楽園ホール)の追加対戦カード発表会見が4月14日、東京都内で開催された。

 2月に行われた「REBELS ~The FINAL~」で王者・老沼隆斗(STRUGGLE)を破り「REBELS-REDスーパーフライ級王座」を獲得しKNOCK OUT-REDスーパーフライ級王者に認定された白幡裕星(橋本道場)が王座戴冠後の初戦に臨む。

 その対戦相手はプロボクシング元日本ライトフライ級王者・悠斗(東京町田金子ジム)となった。

 悠斗は「高橋悠斗」のリングネームでプロボクシングで活躍。2019年10月に日本ライトフライ級王座を獲得するも、2020年4月に新型コロナウイルスの感染拡大の影響で試合が延期になったことなどから「自分がベストな状態で試合に挑むことは不可能だと感じた」と王座返上と現役引退を発表した。プロボクシングでの戦績は15戦11勝(5KO)4敗。

 悠斗はボクシングの前はキックボクシングでも活躍。国学院大学時代の2011年には「全日本学生キックボクシング連盟」のフライ級王者に輝き、キックでプロデビュー後はニュージャパンキックボクシング連盟(NJKF)のフライ級の上位ランカーとして活躍した実績を持つ。

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