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新プリプリ王者・瑞希が団体初の2冠獲りに意欲。3・31米ロス大会で「121000000」vsマジラビのプリンセスタッグ王座戦が緊急決定【東京女子プロレス】

2023.03.20 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが3月20日、都内で記者会見を行い、31日(日本時間4月1日)の米カリフォルニア州グローブ・シアター・ロサンゼルス大会で組まれていた「121000000(ワン・トゥー・ミリオン)」(山下実優&伊藤麻希)vsマジカルシュガーラビッツ(マジラビ=瑞希&坂崎ユカ)の一戦をプリンセスタッグ選手権にすることを発表した。

 18日の東京・有明コロシアムで「121000000」が同王者組のウェイストランド・ウォー・パーティー(マックス・ジ・インペイラー&ハイディ・ハウイツァ)を破って同王座に就いたことから、急きょタイトル戦として行われることになった。両チームは、マジラビが同王者組だった2021年11月25日、東京・後楽園ホールでベルトをかけて戦い、マジラビが勝利しており、今回は立場が逆になってのタイトル戦となる。

 挑戦者組の坂崎は「有明から、マジラビで組むのは次が初めてになるのかな? なのでパワーアップしたマジラビをLAで見せられると思うので皆さん期待しててください」、瑞希は「私はこのなかで、海外に行った経験値は少ないけど。私は今、東京女子の(プリンセス・オブ・プリンセスの)チャンピオンなので何一つ怖くなくて。自分らしさと、ユカッチ(坂崎)と一緒に米国で試合できることにとてもワクワクしているので全力で楽しみたいと思います」と抱負を述べた。

 新王者組の山下は「私たちが有明で(タッグ王座を)獲ることができて。私たちが獲れたのが奇跡だと思っているぐらい、ほんの数年前では想像できない景色が見れて。私の隣りに伊藤がいて幸せですし、そしてバケモノを倒せたと思ったら、ある意味違う種類のバケモノが私たちの前に立ちはだかってきて。私たちがこのタッグベルトを獲って、マジラビは避けて通れないし、必ず倒さなきゃいけないタッグチーム。それにロスの大会、私たち東京女子初の米国大会で戦うことができるのは、私たちにとってベストなタイミングじゃないかなと思っています。今の私たちならマジラビを倒す自信もあります」とキッパリ。

 パートナーの伊藤は「マジラビとやるのはいつも楽しいけど、毎回負けてばかりなので。今回はタッグチャンピオンとして絶対に負けてはいけないと思うので、必ず結果を残したいと思ってます。あと米国の『Maki Itoh simps』(伊藤麻希オタク)たちにも、いつもの米国で見られる伊藤麻希じゃなくて、東京女子の伊藤麻希を見られると思うので、楽しみにしててほしいなと思ってます」と必勝を期した。

山下実優&伊藤麻希がタッグトーナメント初優勝。3・18有明でインペイラー&ハイディの怪物コンビと対戦へ【東京女子プロレス】

2023.02.12 Vol. Web Original

 東京女子プロレスが2月11日、東京・後楽園ホール大会を開催した。「第3回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント」決勝戦は、山下実優&伊藤麻希の「121000000(ワン・トゥー・ミリオン)」が中島翔子&ハイパーミサヲ(享楽共鳴)を破り初優勝。山下組は3月18日、東京・有明コロシアムで 現プリンセスタッグ王者組のウェイストランド・ウォー・パーティー(マックス・ジ・インペイラー&ハイディ・ハウイツァ)の怪物コンビと対戦することが決まった。

 享楽共鳴は「正々堂々お願いします」と握手を求め「121000000」が応じると奇襲を仕掛けた。それでも「121000000」は即座に反撃も、ミサヲがスプレー噴射、中島が場外の2人にトペ・コンヒーロを見舞った。山下とミサヲはエプロンでの攻防を繰り広げ、ミサヲが山下の足を鉄柱にぶち当てる。そして享楽共鳴は山下の足に集中砲火を浴びせ、優位な展開に。互いにヘッドバットを打ち合って、気合を入れる「121000000」。山下のヒザと伊藤の頭が中島にクリーンヒット。山下がSkull Kickでミサヲを排除。山下が中島を抱え上げると、伊藤が合体式のDDT。そのまま山下が投げ捨てジャーマン。すかさず伊藤が中島をエグイ角度の伊藤デラックスで絞め上げてギブアップを奪い、「121000000」が熱闘を制した。

享楽共鳴のハイパーミサヲが2・11後楽園でのタッグトーナメント決勝に向け意気込み「優勝してタッグベルトに挑戦したい」【東京女子プロレス】

2023.02.08 Vol.Web Original

 東京女子プロレスの最強タッグを決する「第3回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント」決勝戦(2月11日、東京・後楽園ホール)が目前に迫ってきた。そこで「121000000(ワン・トゥー・ミリオン)」(山下実優&伊藤麻希)と優勝を争う、享楽共鳴の“異能派戦士”ハイパーミサヲ(パートナーは中島翔子)に現在の胸中を聞いた。

 享楽共鳴は1月19日、東京・新宿FACEでの2回戦で猫はるな&鳥喰かやを破って準決勝に進出した。「この2人は正式なタッグとして活動していないチームで、キャリアもかなり下。余裕かなって思ってたんですけど、逆に突拍子もないことをされて。私のマイクパフォーマンスの前、入場のタイミングで奇襲をかけてきた。それで、私のマントで顔をおおわれて結ばれたりで翻弄されて、最初からビックリした。実力もつけてきて、2人の初めて見る連係もあって、予想よりは苦戦したなと思いました。でも、後輩たちの成長が感じられて、苦戦したけどちょっとうれしかった」と振り返った。

 1月20日、埼玉・春日部ふれあいキューブでの準決勝では、前年覇者で元プリンセスタッグ王者組の白昼夢(辰巳リカ&渡辺未詩)を接戦の末、下して決勝にコマを進めた。「白昼夢には去年のトーナメントで負けているし、何回か戦ってるけど1回も勝ったことなくて。実力がそんなに変わるわけないと思ってるんですけど、決めきれず今まで負けてきたので、今回は勝ちたいと思ってました。逆を言うと、白昼夢は去年優勝したチームなんで、そこを押さえたらかなり優勝への道が近くなると思っていたので、決勝戦くらいの気合で向かいました。試合中、中島さんがアクシデントで足を痛めたりしましたけど、粘り勝ちという感じで。どっちが勝ってもおかしくないというか、意地の張り合いになって。今まで勝てなかった白昼夢に勝ったことで、優勝に対して、現実感が出てきたなと思いました」。

2・11後楽園でのタッグトーナメント決勝は山下&伊藤vs中島&ミサヲ。両チームとも優勝の先のベルト獲りを視野に【東京女子プロレス】

2023.01.30 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが1月29日、約5年ぶりに埼玉・春日部ふれあいキューブ大会を開催。「第3回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント」準決勝2試合が行われ「121000000(ワン・トゥー・ミリオン)」の山下実優&伊藤麻希と、享楽共鳴の中島翔子&ハイパーミサヲが勝ち上がった。両チームは2月11日、東京・後楽園ホールの決勝戦で優勝を争う。

 この日、まずセミファイナルで「121000000」が宮本もか&長野じゅりあの空手タッグと対戦。空手がベースの山下は長野に強烈な蹴りを連発。伊藤はキャメルクラッチで長野を絞め上げた。山下は宮本にはミドルキックの連打からコブラクラッチで攻め込んだ。長野は前蹴り、ハイキックからアームロックで伊藤の腕を絞り上げるも、山下がカット。山下のハイキックと伊藤のヘッドバットの合体技が長野にクリーンヒット。伊藤が逆エビ固めを決めるも、宮本がカット。伊藤と長野が激しいエルボー合戦から、長野が突き、ブラジリアンキックから必殺の旋風脚を狙うも、かわした伊藤がヘッドバット。勝機と見た伊藤は伊藤パニッシュで長野を絞め上げてギブアップを奪った。

“令和のAA砲”赤井沙希&荒井優希がタッグトーナメント1回戦を突破。2回戦の「白昼夢」戦に向け意欲【東京女子プロレス】

2023.01.16 Vol.Web Original

 東京女子プロレスの1月15日、東京・大手町三井ホール大会で「第3回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント」が開幕。前プリンセスタッグ王者の“令和のAA砲”赤井沙希&荒井優希(SKE48)が愛野ユキ、らく組を破り1回戦を突破。2回戦(1月19日、東京・新宿FACE)では強敵の「白昼夢」(辰巳リカ、渡辺未詩)と対戦するが、優勝に向け正念場となりそうだ。

 AA砲はイッテンヨン(1月4日)後楽園ホールで“怪女コンビ”ザ・ウエイストランド・ウォー・パーティー(マックス・ジ・インペイラー&ハイディ・ハウイツァ)に敗れ王座陥落しており、この日が仕切り直しの一戦となった。愛野&らくとは昨年11月27日、後楽園で防衛戦を行う予定だったが、らくが新型コロナウイルス陽性判定を受け欠場となり、パートナーが原宿ぽむに急きょ変更された経緯がある。

山下実優とハイパーミサヲが英国でのビッグマッチ参戦に向け猛アピール。両者ともにEVEのベルト奪取の好機到来【東京女子プロレス】

2022.11.07 Vol. Web Original

 東京女子プロレスが11月6日、東京・両国KFCホールで「TJPW AUTUMN TOUR ’22」を開催。13日(現地時間)に英国の女子プロレス団体EVEのビッグマッチ「WRESTLE QUEENDOM Ⅴ」(ロンドン・グレート・ポートランド・ストリートでの昼夜興行)に出場する山下実優とハイパーミサヲが大いにアピールした。

 同大会の昼の部で、山下はミリー・マッケンジーとの「EVE選手権次期挑戦者決定戦」に臨み、山下が勝った場合、夜の部で、その時点での王者に挑戦する。昼の部では、〈王者〉ジェッタvs〈挑戦者〉アレックス・ウィンザーによる「EVE選手権」が行われる。山下は昼、夜と連勝すれば、同王座を戴冠できるビッグチャンスとなる。

 海外遠征自体が初のミサヲは昼の部で“セッションモス”マルティナとコンビを組み、ジ・アップライジングのリア・オライリーとスカイ・スミットソンが保持する「EVEタッグ選手権」にいきなり挑戦する好機を得た。

上福ゆきが地元・藤沢で凱旋勝利飾る。「私のなかで芽生えた大きな夢でした」と涙【東京女子プロレス】

2022.08.08 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが8月7日、神奈川・藤沢市湘南台文化センター市民シアターで「上福ゆき地元凱旋興行~kewlest town is 湘南台だべ!~」を開催した。初の地元凱旋となった上福ゆきがメインイベントで勝利を飾ると「私のなかで芽生えた大きな夢でした」と涙を流した。

 藤沢市の後援で行われた今大会。売り上げの一部を藤沢市の「教育応援基金」に寄付するとあって、鈴木恒夫市長に寄付金の目録を手渡すなどチャリティーにも貢献した上福。大会成功に向けて地元の人たちの協力も得ながらPR活動も積極的に行った。

伊藤麻希がウィンザーに敗れIP王座が英国に流出。「時間はかかるかもしれないけど、強くなれるよう頑張るしかない」【東京女子プロレス】

2022.07.10 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが7月9日、東京・大田区総合体育館で夏のビッグマッチ「SUMMER SUN PRINCESS ’22」を開催。インターナショナル・プリンセス(IP)王者の伊藤麻希が、英国EVEからの刺客アレックス・ウィンザーに敗れV5に失敗。同王座は創設以来、初めて英国に流出する非常事態となった。

 試合は序盤、体格でまさるウィンザーがやや優勢に進めた。だが、伊藤もこけし、ヘッドバット、スイングDDTで反撃。10分過ぎには雪崩式DDTを見舞うも、フライング・ビッグヘッドが自爆。ウィンザーは変型ライガーボムから、パワーボム、足を抱えてのGTFで伊藤にトドメを刺した。

山下実優&伊藤麻希が3年ぶりの福岡凱旋で勝利。「地元でタッグタイトルやったら勝てるんじゃない?」【東京女子プロレス】

2022.06.27 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが6月26日、福岡・西鉄ホールで「TJPW CITY CIRCUIT~福岡公演~」を開催。新型コロナウイルス感染症の影響で2020年の中止を経て、約3年ぶりの地元凱旋となった山下実優と伊藤麻希が“121000000(ワントゥーミリオン)”としてメインイベントに登場した。

 山下と伊藤はこの日、現プリンセス・オブ・プリンセス王者の中島翔子と愛野ユキのコンビと対戦。地元だからなのか、珍しく組体操式ヘッドバットに成功して気をよくする2人。途中、伊藤が捕まり、山下も足を攻められ動きが止まる場面もあったが、終盤には山下のヒザと伊藤のヘッドバットのサンドウイッチ攻撃から、山下が愛野にSkull Kickをズバリと決めて凱旋試合を白星で締めくくった。

 試合後、伊藤は「地元でタッグタイトルやったら勝てるんじゃない?」と色気を見せ、山下は久々のタッグ結成に「私は離れていても好きだから」とキッパリ伝えるも、伊藤からは「いいです、そういうの。やめてください」と一蹴されていた。

伊藤麻希がイギリスからの難敵リオを下してIP王座V4。「あと1回で最多防衛。突き進んでいきます」【東京女子プロレス】

2022.06.05 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが6月4日、静岡・浜松市えんてつホールで『TJPW CITY CIRCUIT~浜松公演~』を開催した。メインイベントでは伊藤麻希が“ジ・アンブレイカブル”リオ を相手にインターナショナル・プリンセス王座の4度目の防衛に成功し、同王座の最多防衛記録更新に王手がかかった。

 アメリカ遠征から帰国したばかりの伊藤。前哨戦なしのぶっつけ本番の防衛戦は、リオのパワーファイトの前に苦戦をしいられる展開に。得意のヘッドバットも警戒され、コーナー最上段からの雪崩式ブレーンバスターであわやの場面も…。

享楽共鳴が6・19後楽園でマジラビの持つプリンセスタッグ王座に挑戦。プリプリ王者・中島翔子は団体史上初の2冠王宣言【東京女子プロレス】

2022.05.15 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが5月15日、東京・両国KFCホールで「TJPW SPRING TOUR ’22」を開催。中島翔子とハイパーミサヲの享楽共鳴が6月19日の東京・後楽園ホールで、マジカルシュガーラビッツ(マジラビ=坂崎ユカ、瑞希)が保持するプリンセスタッグ王座に挑むことが決まった。

 享楽共鳴は5月3日、後楽園でのプリンセス・オブ・プリンセス王座をかけたパートナー対決を経て、この日、約3カ月ぶりにタッグを結成し、瑞希、遠藤有栖組と対戦した。

 試合前のマイクでミサヲは“新生”享楽共鳴としてやっていくことを宣言し「正々堂々戦おう」と握手を求めるも、中島共々、相手に蹴りを入れて奇襲でスタート。開始早々、ミサヲが2人にスプレーを噴射するなど“らしい”戦いで相手チームを幻惑し、ブランクを感じさせぬコンビネーションを披露。負けじと瑞希がフェースロックで中島を絞め上げ、遠藤も中島に磐梯山を決めるなど応戦。中島が遠藤に619を決めてカバーするも、瑞希がフットスタンプでカット。中島が瑞希を排除すると、ミサヲがハイパミ・リターンズを遠藤にズバリと決めて3カウントを奪取した。

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