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伊澤星花が体重超過のシン・ユジンに一本勝ちし「体重オーバーの件はリング上でけりはついたかなと思う」【超RIZIN.4】

2025.07.27 Vol.Web Original

「超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り」(7月27日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ ※ABEMA PPV等で配信)で女子スーパーアトム級王者の伊澤星花(Roys GYM/JAPAN TOP TEAM)が制裁マッチともいえる試合でシン・ユジン(韓国/Bon Jiujitsu Songtan)に1Rで一本勝ちを収めた。

 この試合は当初は伊澤の初防衛戦として行われる予定だったのだが、22~23日ごろにユジン側が「大会までに49kgが作れない」とRIZIN側に申告。これを受けRIZINと伊澤サイドが協議を行い、1階級上げて52kgで試合を行うことに譲歩。それに伴いノンタイトル戦となった。しかし26日の前日計量でユジンは52.85kgで規定体重をクリアできず。伊澤は51.45kgで計量をクリアしたことから試合はレッドカード1枚、減点50%がユジンに課された状態で開始。ノーコンテストルールを適用し、伊澤が勝った場合のみ公式記録、それ以外はノーコンテストとなるルールで行われた。

前日に49kgから52kgに譲歩も規定体重をオーバーのシン・ユジンに伊澤星花「ROAD FCごとぶっ潰してやりたい」【超RIZIN.4】

2025.07.26 Vol.Web Original

「超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り」(7月27日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前日計量が7月26日、都内で行われた。

 −52kg契約のワンマッチで女子スーパーアトム級王者の伊澤星花(Roys GYM/JAPAN TOP TEAM)と対戦予定だったシン・ユジン(韓国/Bon Jiujitsu Songtan)が52.85kgで規定体重をクリアできず、伊澤が勝った場合のみ公式記録となるノーコンテストルールで行われることとなった。

 そもそもこの試合は規定体重が-49kgの「女子スーパーアトム級タイトルマッチ」として開催の予定だったのだが、22~23日ごろにユジン側が「大会までに49kgが作れない」とRIZIN側に申告。これを受けRIZINが伊澤サイドと協議を行い、大会前々日の25日に−52kg契約のノンタイトル戦に変更になったという経緯がある。

 この日の前日計量で伊澤は51.45kgで計量をクリアしたことから試合はレッドカード1枚、減点50%がユジンに課された状態で開始。ノーコンテストルールを適用し、伊澤が勝った場合のみ公式記録、それ以外はノーコンテストとなる。

スパイク・カーライルがまさかの2kgオーバー。両陣営が協議の上、泉武志が勝った場合のみ公式記録に【RIZIN.50】

2025.03.29 Vol. Web Original

 RIZINの2025年第1弾大会となる「RIZIN.50」(3月30日、香川・あなぶきアリーナ香川)の前日計量が3月29日、香川・高松市内で行われた。

 ライト級(71.0kg)戦に出場予定のスパイク・カーライル(アメリカ/Kings MMA Anaheim / Treigning Lab)がまさかの2kgオーバーで計量をクリアすることはできなかった。対戦相手の泉武志(FIGHTER’S FLOW)は71.00kgでクリアした。

 両陣営の間で試合実現についての協議が行われた結果、「泉が勝った場合のみ公式の勝利。カーライルが勝った場合はノーコンテスト」「カーライルはレッドカード1枚、減点50の状態から試合をスタート」の条件で試合が行われることとなった。カーライルは公式計量後、試合に備えてリカバリーに入ったため公開計量には姿を現さなかった。

 カーライルは2022年10月の「Bellator 286」では最終的に0.2kgオーバーでAJ・マッキーとキャッチウェイトで戦っている。

 また最近では3月23日に行われたONE Championshipの「ONE172:TAKERU VS RODTANG」(埼玉・さいたまスーパーアリーナ)では海人の対戦相手のマラット・グレゴリアンが規定体重を守れず、最終的に試合が行われないという事態が発生。その後のチャトリ・シットヨートン会長兼CEOの海人に対する侮辱的発言や計量現場における海人陣営の主張とONE側の説明に食い違いが発生し物議を醸している。

海人vsグレゴリアン戦中止に関するチャトリ氏の発言に海人陣営が真っ向反論。チャトリ氏は「300グラムだけ」とも発言

2025.03.24 Vol.Web Original

 ONE Championshipの約1年2カ月ぶり4度目となる日本大会「ONE172:TAKERU VS RODTANG」(埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で行われる予定だった、マラット・グレゴリアン(アルメニア/Hemmers Gym)vs 海人(TEAM F.O.D)の試合が中止になったことに関するチャトリ・シットヨートン会長兼CEOの発言が波紋を広げている。

 2人はフェザー級(−70.3kg)キックボクシング 3分3Rで対戦の予定だったのだが、前日計量で海人は規定体重、ハイドレーションテストともにクリアしたものの、グレゴリアンは本計量の時間内に会場に現れず。規定時間が過ぎた後に計量を行い、ハイドレーションテストはクリアしたものの規定体重をオーバー。試合については両陣営の間で協議が行われていたのだが、試合当日の午前に交渉が成立せず中止になったと発表された。

 この件について試合後の会見でチャトリ氏は「このような大きな試合に出る選手たち全員が試合をしたいはず。恐れている場合なら試合をしない場合もある。今回の大会の中で一番の見どころであった海人選手とグレゴリアン選手の試合がなくなったことは残念でもあったが、恐らく一番簡単な道を選んだんだと思う」などと発言した。

 海人は計量をクリアしているから海人の不戦勝なのでは?といった質問が飛ぶと「今回は海人選手が試合をしないことを望んだことにより試合がなくなった。戦いたいのであれば、戦い合うべきだし、恐れを持っているから戦わない道を選んだのではないかと考えられる。今回、計量をオーバーしたのはわずかな差。戦うチャンスはあったと僕は考えている」と海人が逃げたと決めつけるような発言。

ぱんちゃん璃奈が相手に減点2がありながらの2-0判定勝利に首を振り涙【KNOCK OUT】

2024.10.13 Vol. Web Original

 KNOCK OUT-BLACK女子ミニマム級と女子アトム級の元王者・ぱんちゃん璃奈(フリー)が「KNOCK OUT 2024 vol.5」(10月12日、後楽園ホール)でK-1グループを主戦場とする美伶(WARRIOR OSAKA)と対戦した。試合はぱんちゃんが2-0の判定で勝利を収めたものの、不本意な試合内容に笑顔はなかった。

 この試合は-48.0kg契約で行われる予定だったのだが、前日計量で美伶が2.35kgの大幅オーバー。KNOCK OUT事務局と両陣営の協議の結果、①第1ラウンド、美伶は減点2から試合開始。②ぱんちゃんは6オンス、美伶は8オンス着用のグローブハンデ(本来は双方とも6オンス)。③美伶はファイトマネーから30%減額。そしてぱんちゃんが勝利した場合のみ公式記録となり、美伶が勝利した場合はノーコンテストとなるという条件のもと試合が行われることとなった。

タイトルはく奪で涙のクレベルに鈴木千裕が「世間がなんて言っても俺がOKって言ってるんで、正々堂々戦いましょう!」【RIZIN.43】

2023.06.23 Vol.Web Original

「RIZIN.43」(6月24日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の前日計量が6月23日、札幌市内で行われた。

 メインイベントで行われる「RIZINフェザー級タイトルマッチ」で対戦するクレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)は66.40kgで規定体重の66.0kgからまさかの400gオーバー。鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)は65.95kgで規定体重をクリアした。

 規定によりクレベルは王座をはく奪された。試合は鈴木が勝った場合、王者となるが、クレベルが勝った場合はノーコンテストとなる「タイトル認定試合」として行われることとなった。

 クレベルはステージに上がった段階から赤く目をはらし、計量オーバーがコールされるとがっくりと肩を落とした。そして榊原信行CEOがステージに上がり、今回の経緯を説明する間も手で顔を覆い涙を流した。

クレベルが400gオーバーでタイトルはく奪。鈴木千裕が勝てば王者に。クレベルが勝てば無効試合【RIZIN.43】

2023.06.23 Vol.Web Original

「RIZIN.43」(6月24日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の前日計量が6月23日、札幌市内で行われた。

 メインイベントで行われる「RIZINフェザー級タイトルマッチ」で対戦するクレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)は66.40kgで規定体重の66.0kgからまさかの400gオーバー。鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)は65.95kgで規定体重をクリアした。

 この結果を受け、RIZINはクレベルの王座をはく奪。この試合はタイトル戦として行われるが、鈴木が勝った場合、王者となるが、クレベルが勝った場合はノーコンテストとなる。

 2人の計量後にステージに上がった榊原氏はファンに「本当に厳しい世界、いろんなことが起きますが、400gオーバー。この場でタイトル剥奪となります。明日もちろんタイトルマッチとして行います。千裕が勝ったとき千裕がベルトを巻く。クレベルが勝ったときはノーコンテスト。本当に厳しい世界。それが格闘の世界なので、本当に契約体重守るために、あと400gです。400gが落とせなかった。そこまでクレベル、この400gでベルトを失います。この厳しい世界のなかで格闘家は戦います。命をかけます。明日、クレベルは逆に勝たなくちゃいけない理由ができたと思います。クレベル、明日、千裕に全力で戦って。千裕はもちろん思うところあると思うけど、全力で戦ってベルトを巻いて。逆に、見る側は面白くなったと思います」とファンに報告すると同時に2人に檄を飛ばした。

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