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32歳でプロになり39歳で修斗世界ライト級王座獲得のキャプテン☆アフリカが40歳にしてRIZIN初参戦【RIZIN】

2025.10.03 Vol.Web Original

 RIZINが10月3日、インスタライブを行い「RIZIN LANDMARK 12 in KOBE」(11月3日、兵庫・GLION ARENA KOBE)の追加対戦カードを発表した。

 現修斗世界ライト級王者のキャプテン☆アフリカ(総合格闘技道場コブラ会)が40歳にしてRIZIN初参戦を果たし、韓国のキ・ウォンビン(Team Danger / Korean Zombie MMA)と対戦する。

 キャプテン☆アフリカは10歳から大学卒業まで柔道を経験。高校時代よりノゲイラに憧れ、柔道にブラジリアン柔術の技術を取り入れ、全日本選抜柔道体重別選手権3位といった好成績を残す。22歳から本格的に始めた柔術に加え32歳からはサンボも経験。全日本サンボ選手権3連覇、コンバットサンボで全日本サンボ選手権優勝、さらにコンバットレスリング世界選手権優勝の実績を残す。

 しかしMMA転向の夢はケガで断念し就職。海外勤務先のアフリカで3年間トレーニングするなかでケガから復活し、30歳からMMAを始め、10年のサラリーマン生活から格闘家へ転向。2016年にアマ修斗全日本選手権で優勝し、2017年9月に修斗でプロデビューした。同年、ライト級新人王&MVPに輝き、2020年7月には修斗世界ライト級王座決定戦に臨むもで川名雄生にKO負け。12月には田中有を破り、環太平洋ライト級王座を獲得する。2023年には「ROAD FC 70kgグローバルトーナメント」に出場し、1回戦は突破も準決勝で敗退。昨年7月には大尊伸光との「修斗世界ライト級王座決定戦」で勝利を収め、39歳にしてついに悲願の修斗世界王座を獲得した。

 グラップリングでは出花崇太郎の名前で桜庭和志がプロデューサーを務める「QUINTET」に多く参戦している。

 対戦相手のウォンビンは2014年3月に韓国のローカル団体KAMAでプロデビュー。以降、ROAD FC、修斗、GLADIATOR、DEEPなど日韓両国の団体で試合を行い、2022年には「ROAD TO UFC(RTU)」で準決勝まで駒を進めている。これまでに日本のGLADIATORでライト級、韓国のDouble Gでライト級の王座を獲得。今年5月のRIZIN初の韓国大会で現RIZINライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)と対戦も1R50秒で一本負けを喫している。

 今回の参戦にあたりキャプテン☆アフリカは「小学生から柔道に励み、高校時代にPRIDEのノゲイラに憧れて総合格闘家を志しました。怪我で一度は夢を諦めましたが、20代でのアフリカ海外勤務中に現地でのトレーニングを通じて怪我から復活。夢への再挑戦のため32歳で会社員を辞めてプロの道へ。キャプテン☆アフリカというリングネームで挑戦を続け、昨年39歳で修斗世界ライト級王者となり、40歳となった今、憧れ続けた舞台RIZINに立てることを誇りに思います。得意の寝技を武器に、年齢を超えて挑む姿をお見せします」、ウォンビンは「RIZINファンの皆さん、そして日本の格闘技ファンのみなさん、韓国のキ・ウォンビンです。前回のRIZIN韓国大会のミスを全て忘れていただけるような内容のある試合をして、今回の試合で一人でも多くのRIZINファンのみなさんに覚えていただける姿をお見せいたします」とそれぞれRIZINを通じてコメントした。

山田崇太郎が決勝で3人抜き!「TEAM CARPE DIEM」が優勝【2・3 QUINTET FIGHT NIGHT2】

2019.02.04 Vol.Web Original

 桜庭和志がプロデューサーを務めるグラップリングの格闘技「QUINTET」の2019年第1弾大会「QUINTET FIGHT NIGHT2 in TOKYO-Japan Open Team Championship 2019-」(2月3日、東京・アリーナ立川立飛)で「TEAM CARPE DIEM」が決勝で「TEAM NEO JUDO」を破り優勝した。

10・9「全日本アマチュア修斗選手権」 男女10階級で全日本王者決まる

2016.10.10 Vol.676

 アマチュア修斗の最高峰の大会「第23回全日本アマチュア修斗選手権」が10月9日、神奈川県・小田原アリーナで開催された。

 昨年、2基のケージを使用するという大きな改革が行われた同選手権。今年はドイツ、香港から招待選手が参戦、ルール面では女子の試合での顔面への膝蹴りが解禁、キッズ&ジュニア修斗の公開試合の開催と着々と進化を続けている。
 また格闘技道場がジムの発展、業界の発展を目指し集結したネットワーク「D-NET」の協力を得て、会場内でグラップリングトーナメントを開催するなど見どころも多彩な大会となった。
 そして、昨年はニコ生無料ライブで生配信されたが、今年は「FRESH!byAbemaTV」にてライブ配信。CHEMISTORYの川畑要さん、現修斗世界ライト級王者・斎藤裕、7日にミャンマーで初防衛を果たしたばかりのONE世界ストロー級王者・内藤のび太を特別ゲストに迎えるという豪華版だった。

 各地区大会を勝ち抜いた選手たちによる戦いとあって、各階級ともレベルの高い試合が続いた。
 バンタム級では今年の中国、四国、九州フェザー級優勝の本田良介が1回戦をスリーパーホールドで一本勝ちすると2回戦、準決勝、決勝と危なげなく勝ち上がり優勝した。
 プロ昇格が決まっていたミドル級の出花崇太郎は「プレッシャーがあった」と言いながらも1回戦、準決勝と危なげなく勝ち上がり、決勝も1R41秒、腕十字固めで有終の美を飾った。
 女子のミニマム級は昨年のフライ級優勝者・下牧瀬菜月が1回戦で宇田川唯奈に敗れる波乱でスタート。決勝ではその宇田川を清水愛がグラウンドで完封。初優勝した。
 また海外からの招待選手も香港のマックス・レアリがフェザー級で3位に入るなど新しい風景を見せてくれた。

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