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力石政法がKO率100%のヌニェスに判定負けで王座獲得ならず。「取りあえずやり切った。今後については何とも言えない」

2025.05.29 Vol.Web Original

「Lemino BOXING ダブル世界タイトルマッチ 武居由樹vsユッタポン・トンデイ&エドアルド・ヌニェスvs力石政法」(5月28日、神奈川・横浜BUNTAI)のセミファイナルで行われた「IBF世界スーパーフェザー級王座決定戦」で力石政法(大橋/同級3位)がエドアルド・ヌニェス(メキシコ/同級1位)を相手に初の世界戦に臨んだ。

 試合はフルラウンドを戦い切り判定となったが、3-0でヌニェスが勝利を収め、力石の王座獲得はならなかった。

 ヌニェスはここまで29戦28勝(28KO)1敗と勝利の全てがKO勝ちの強豪だった。力石は今回の敗戦でプロ戦績が18戦16勝(11KO)2敗となった。

 1R、サウスポーの力石とオーソドックスのヌニェス。ともに前手で距離を探り合う。力石が右ジャブを伸ばす。ヌニェスは右ストレート。やや遠めから力石が左ストレート。ヌニェスが圧をかけて、右を飛ばす。回る力石。ヌニェスがガードを固め低い姿勢で圧をかけると右フック。前に出るヌニェスに力石は左ボディー。残り10秒、ヌニェスが右フック。力石はガード。

 2R、ヌニェスが詰めて右を出す。力石は回って右ジャブ、そしてボディー。ヌニェスの圧が強い。力石は左右に動くがヌニェスの圧が強い。力石は右フック。ヌニェスが詰める。前に出るヌニェスに力石が右フック。ヌニェスは左ボディー。力石は右フック。ヌニェスは圧を強めコーナーに詰めるが力石は足を使ってかわす。力石の右ジャブにヌニェスが右フック。力石は左ボディー、左ストレート。ヌニェスも左ボディー。

力石政法がヌニェスとバチバチの視殺戦。勝利の鍵は「怪物みたいな相手に立ち向かう勇敢なメンタル、勇気が必要」

2025.05.27 Vol.Web Original

「Lemino BOXING ダブル世界タイトルマッチ 武居由樹vsユッタポン・トンデイ&エドアルド・ヌニェスvs力石政法」(5月28日、神奈川・横浜BUNTAI)の前日計量が5月27日、試合会場となる横浜BUNTAIで行われた。

 セミファイナルで行われる「IBF世界スーパーフェザー級王座決定戦」で対戦するエドアルド・ヌニェス(メキシコ/同級1位)は58.7kg、力石政法(大橋/同級3位)は58.8kgでともに規定体重の58.9kgをクリアした。計量後のフォトセッションのフェイスオフではヌニェスが距離を詰めバチバチのにらみ合いを展開した。

 計量後の囲み取材で力石はにらみ合いについては「冷静でスイッチが入っているわけでもない。取りあえず一仕事終えたなという感じ」と淡々。しかし「まあ、気合は入りました。向こうはアウェーだし、僕も向こうもこの日のためにやってきているので高ぶるのも当たり前じゃないですかね」とも語った。

世界王座決定戦に臨む力石政法「世界王者以外は0。自分を信じて100になるようにやるだけ。自分に勝って世界王者になる」

2025.05.26 Vol.Web Original

「Lemino BOXING ダブル世界タイトルマッチ 武居由樹vsユッタポン・トンデイ&エドアルド・ヌニェスvs力石政法」(5月28日、神奈川・横浜BUNTAI)の公式会見が5月26日、横浜市内で開催された。

 今大会ではIBF世界スーパーフェザー級3位の力石政法(大橋)が同級1位のエドアルド・ヌニェス(メキシコ)と「IBF世界スーパーフェザー級王座決定戦」で対戦する。

 会見で力石は「練習環境も最高で、何不自由なく練習をずっとさせていただいて、今日のこの日まで悔いなくパーフェクトに練習をすることができました。試合の日は自分のパフォーマンスを発揮して勝つだけなので。それだけです」とここまでの練習を振り返り、明日への決意を述べた。ヌニェスについては「勝ち星すべてがKOということは本当に素晴らしいことなのでリスペクトしていますし、28日は そのリスペクトも込めてしっかりとKOで勝てたらなと思います」と語った。

 力石は兄が現IBF世界ライトフライ王者の矢吹正道で兄弟同時世界王者誕生ということにも注目が集まるのだが「とりあえず悔いなく全てを練習でやってきたので、明後日はそれを出してやれば勝てると信じている。兄弟同時世界チャンピオンはそれのおまけだと思ってるんで、取りあえずは自分のことに集中できたらなと思っています」とそこについては特に意識はせず。

力石政法が27勝27KOのヌニェスと世界王座決定戦。「王者になったら人生がフィーバー。いいところにマンションを買う」

2025.03.17 Vol.Web Original

 IBF世界スーパーフェザー級3位の力石政法(大橋)が5月28日に神奈川・横浜BUNTAIで行われる「Lemino BOXING ダブル世界タイトルマッチ」で同級1位のエドアルド・ヌニェス(メキシコ)と「IBF世界スーパーフェザー級王座決定戦」で対戦することが3月17日、発表された。

 力石はプロ戦績17戦16勝(11KO)1敗、ヌニェスは28戦27勝(27KO)1敗。

 力石はこの日行われた会見で「僕の階級はなかなか世界戦を組めるような階級ではないので、率直な気持ちとしては“やっとこの時が来たか”と思っている。世界王者になるために30年間生きて来た。チャンスは1回しかないと思っている。しっかりバチッと獲ります。(ヌニェスは)振り回してくる選手ではなく、うまくボディー攻めとかをしてきて、嫌なタイプのKOパンチャーだなと思う。対策は100パターンくらいある。ちょっと内緒です。この試合は人生の集大成。勝ったらいつ死んでもいいと思っているくらいの意気込み」とこの試合にかける思いを口にした。

「昔はスーパーフェザー級といえば、畑山さんだったり内山さんだったりと王者がいてチャンスがあったが、年々挑戦するのが難しくなっている。今は日本では軽量級が王者だらけで盛り上がっているが、中量級からなかなか日本人の王者が出ていない。僕を含め、アンディ君と佐々木尽選手が世界戦を控えているということで、僕が日本人でも中量級で世界で活躍できるという先駆けになれればと思う」と中量級の再興に燃える。

力石政法が木村吉光との“アジア頂上対決”にKO勝ち。「ファイトマネーなんて1円もいらないんで世界戦を組んで」【3150FIGHT】

2023.01.07 Vol.Web Original

 プロボクシングの元3階級制覇王者の亀田興毅氏がファウンダーを務める「3150FIGHT vol.4」(1月6日、大阪・エディオンアリーナ大阪第1競技場)で行われた「WBOアジアパシフィックSフェザー級タイトルマッチ」で挑戦者の力石政法(緑)が王者・木村吉光(志成ジム)に5RでKO勝ちを収め、世界挑戦をアピールした。

 王者の木村はWBO世界スーパーフェザー級10位、対する力石はWBC世界スーパーフェザー級15位でWBOアジアパシフィック・スーパーフェザー級1位と日本どころかアジア頂上対決といっても過言ではないカード。カード発表会見でも亀田氏はもちろん、戦う2人も「勝ったほうが世界に」と口にした。

亀田興毅氏が「畑山隆則vsコウジ有沢戦に匹敵」と力説。木村吉光vs力石政法の「スーパーフェザー級日本頂上決戦」が実現【3150FIGHT】

2022.12.15 Vol.Web Original

 プロボクシングの元3階級制覇王者の亀田興毅氏がファウンダーを務める「3150FIGHT vol.4」(2023年1月6日、大阪・エディオンアリーナ大阪第1競技場)で「スーパーフェザー級の日本頂上決戦」といっても過言ではない王者・木村吉光(志成)に力石政法(緑)が挑戦する「WBOアジアパシフィック・スーパーフェザー級タイトルマッチ」が行われることとなった。12月15日に都内で行われた同大会の全カード発表会見で発表された。

 王者の木村はWBO世界スーパーフェザー級10位、対する力石はWBC世界スーパーフェザー級15位でWBOアジアパシフィック・スーパーフェザー級1位とアジア頂上対決ともいえるカードだ。

 亀田氏は「日本ボクシング界でも注目のカード、待望の一戦を3150FIGHTで実現できることに、両ジムの関係者の方々や携わっていただいた皆さんに感謝申し上げます」と感謝の言葉。そして「このカードは昔スーパーフェザー級で行われた畑山隆則選手とコウジ有沢選手の試合に匹敵するカード。あの試合は世界戦ではなかったが、“勝った選手が世界に行くだろう”と言われたくらい、すごく注目された。それに匹敵するくらいの今、スーパーフェザー級の日本頂上決戦といえるカードだと思っている。どちらが勝つか予想がつかないくらいのすごいカード。勝ったほうが世界王者になるんじゃないかと思っている」などとこのカードを解説。

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