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仕事も辞めてキックに専念の王者・古木誠也が防衛に自信。小倉尚也は31年前の前田憲作の再現を狙う【KNOCK OUT】

2023.07.14 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2023 vol.3」(8月6日、東京・後楽園ホール)の記者会見が7月14日、都内で開催された。

 今大会では3つのタイトル戦が行われ、KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級王者の古木誠也(G1 TEAM TAKAGI)が小倉尚也(スクランブル渋谷)を相手に初防衛戦に臨む。

 古木は昨年12月に行われた王座決定戦で工藤“red”玲央を破り王座戴冠。しかし今年3月の代々木大会で武蔵に1RKO負けを喫しており、今回は再起戦でもある。当初は次期挑戦者決定戦で勝利を収めた武蔵を相手に初防衛戦&リベンジマッチに臨む予定だったが、武蔵が所属ジムを退会した関係で大会欠場に。武蔵に敗れた小倉が挑戦者となった。

 宮田充プロデューサーは「挑戦者決定戦をやって、勝ったほうが出られなくなったというのはそんなにないんですが、1992年に前田憲作さんが5月に中島貴志という選手と挑戦者決定戦をやってKOで負けた。その中島選手が7月に立嶋篤史選手に挑戦することに決まったんですが、ジムの都合で中島選手が出られなくなった。前田さんはすごいKO負けを喫したんですが、そこから2カ月弱で挑戦者になって、立嶋選手に判定で勝って初めてベルトを獲得した。失うものがないというか、死に物狂いで来るときの選手は怖いものがあると思うので、小倉選手がどうかは分からないが、そのケースに似ているなと思う」などとキック史に残る前田氏と立嶋の試合を述懐した。

武蔵が小倉尚也に1RKO勝ちで王者・古木誠也に挑戦へ。KOでの王座奪取を宣言【KNOCK OUT】

2023.06.12 Vol.Web Original

1Rに3つのダウンを奪い小倉を圧倒

「KNOCK OUT 2023 vol.2」(6月11日、東京・後楽園ホール)で行われた「KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級挑戦者決定戦」で武蔵(WIVERN)が小倉尚也(スクランブル渋谷)から1Rに3つのダウンを奪ってKO勝ちを収めた。これで武蔵が8月6日の後楽園大会で王者・古木誠也(G1 TEAM TAKAGI)に挑戦することとなった。

 1R、ともにオーソドックスの構え。前に出る小倉に武蔵が前蹴り。なおも前に出る小倉から武蔵が高速の左ジャブでダウンを奪う。立ち上がった小倉だがダメージは大きい。一気に前に出る武蔵に小倉も応戦。小倉の左フックが武蔵の顔面をとらえるが、武蔵はなおもパンチを連打。互いの右が交錯。なおも圧をかけた武蔵が右フックで2度目のダウンを奪う。ここも立ち上がった小倉。武蔵は小倉をコーナーに詰めるとパンチの連打。応戦する小倉だったが崩れ落ち、3度目のダウン。武蔵がKO勝ちを収めた。

古木、壱、クンタップが壮絶KO負け。新王者5人中4人が敗れる緊急事態【KNOCK OUT】

2023.03.06 Vol.Web Original

心直は判定負け

 新生KNOCK OUT初のビッグマッチとなる「KNOCK OUT 2023 SUPER BOUT “BLAZE”」(3月5日、東京・国立代々木競技場第二体育館)で新王者5人中4人が敗れる緊急事態が発生した。

 KNOCK OUTは昨年11月の大会で「第2代KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王座決定トーナメント・決勝」、そして12月の大会で4つの王座決定戦を行い5人の新王者が誕生。今大会ではこの5王者が初陣を迎えた。

 第3試合ではREDスーパーフライ級王者の心直(REON Fighting Sports Gym)が-53.0kg契約でMASA BRAVELY(BRAVELY GYM)と対戦し、0-3の判定負けを喫した。心直は1Rこそ好調な滑り出しも2R以降、MASAが圧を強め組んでからのヒジ打ちを多用し始めるとじりじりと劣勢に。3Rにはヒジを効かされ追い込まれる場面も。心直も2、3Rに左右のフックを放っていたが、ヒジの攻防でジャッジに悪い印象を与えてしまったか。王者としての初陣でよもやの判定負けを喫してしまった。

新王者・古木誠也が天国の父に「見守ってくれて、ありがとう」【KNOCK OUT】

2022.12.12 Vol.Web Original

工藤“red”玲央を破りKNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級王座獲得

「KNOCK OUT 2022 vol.8」(12月11日、東京・後楽園ホール)4大タイトル戦が行われ「初代KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級王座決定戦」で古木誠也(G1 TEAM TAKAGI)が工藤“red”玲央(TEAM TEPPEN)に83秒でKO勝ちを収め王座を獲得した。

 試合後には亡くなった天国の父に感謝の言葉を述べた。そして4月に負けている井熊知也とのリベンジマッチをアピールした。

心直が再々計量で規定体重をクリア。数学赤点の乙津陸はREDのベルト獲得へ「もう1個赤いものを取っちゃおうかな(笑)」【KNOCK OUT】

2022.12.10 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2022 vol.8」(12月11日、東京・後楽園ホール)の前日計量が12月10日、都内で開催された。

 今大会では4つの王座決定戦が行われるのだが「第2代KNOCK OUT-REDスーパーフライ級王座決定戦」に出場する心直(REON Fighting sports GYM)が12時からの1回目の計量で52.6kgと600gのオーバー。王座決定戦の開催が危ぶまれたが、13時50分の再計量で52.1kg、対戦相手の乙津陸(クロスポイント大泉)陣営と協議の結果、計量時刻のリミットを14時20分に延長したうえで再々計量を行い、52.0kgの規定体重ジャストでクリア。無事、王座決定戦が行われることとなった。乙津は51.9kgで1回目の計量でクリアしていた。

新鋭・古木誠也がRED王者・響波を1RKO。12・11に工藤“red”玲央とBLACKスーパーバンタム級王座決定戦【KNOCK OUT】

2022.11.20 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2022 vol.7」(11月19日、東京・後楽園ホール)で古木誠也(G1 TEAM TAKAGI)が響波(Y’s glow)に1RでKO勝ちを収め、12月11日の「KNOCK OUT 2022 vol.8」(東京・後楽園ホール)で行われる「初代KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級王座決定戦」に駒を進めた。

 王座決定戦は工藤“red”玲央(TEAM TEPPEN)とこの日の勝者の間で行われることが10月27日に行われたカード発表会見でアナウンスされていた。

 響波は昨年9月に「初代KNOCK OUT-REDバンタム級王座決定戦」で安達浩平を破り初代王座を獲得。古木は2019年にIBKO国際武道空手道連盟・軽量級の優勝者で今年2月にプロデビュー。ここまで4戦3勝(2KO)1敗の戦績を残している。

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