ガンバレ☆プロレスが7月19日、東京・新木場1stRINGで「ワイルド・アット・ハート2025」を開催した。ドラゴンゲートの望月成晃が8月26日の後楽園ホール大会で、今成夢人の持つスピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界無差別級王座に挑むことが決定的になった。
事の発端となったのが、4・11後楽園での大家健vs望月のシングルマッチだった。元闘龍門練習生の大家は、当時、名前すら覚えてもらえなかったという大先輩の望月と対戦するも敗退。その後、6・22新木場大会終了後の集会で大家は「望月成晃、ドリームゲートは獲れなかったけど、7・19新木場でタッグを組みたい」と熱望。このラブコールに望月が呼応し、自団体の鈴鹿大会を欠場して2度目の参戦。この日のセミファイナルで、望月と大家がタッグを組み、今成、冨永真一郎組と対戦した。
開始早々、望月は今成と激しいショルダータックル合戦を展開し、今成、冨永に容赦なく蹴りを放っていく。望月が今成にカカト落とし、フロント・ハイキック、ミドルキックと蹴りで猛攻。今成も串刺しチョップ、リバース・スプラッシュ、ラリアットで反撃し、バチバチの戦いに。大家が今成にエルボー、ヘッドバットを連打すれば、今成はラリアットで返す。望月と大家が連係を狙うも、大家のスピアーが望月に誤爆。大家が今成、冨永にスピアーを叩き込むと、望月が冨永にツイスターを繰り出して3カウントを奪取した。
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髙木三四郎が8・19上野で「超日本プロレス」を旗揚げ。バラモン兄弟が大家健に完勝の永田裕志にタッグ結成ラブコールも拒否
髙木三四郎30周年プロジェクト「M&Aプロレス」第2弾大会が6月25日、東京・新宿FACEで開催された。髙木は8月19日、東京・上野恩賜公園野外ステージで「超日本プロレス」の旗揚げを発表。バラモン兄弟(シュウ&ケイ)が“ミスターIWGP”永田裕志(新日本プロレス)に同大会でのタッグ結成を熱望するも、拒否された。
2・3新宿で髙木はデビュー30周年記念大会「NEVER SAY NEVER」を開催。その流れで、4・9上野から「M&Aプロレス~MatchMake & Agent~」の名称で大会を行い、今大会が第2弾となった。
オープニングに登場した髙木は「M&Aプロレス、今日で解散します。今日で最終回。髙木三四郎30周年プロジェクトと題がついていれば何でもいいんです。次回、8・19上野で名前を変えます。その名は超日本プロレス!」と重大発表。DDTが19997年に高木、三上恭平(現MIKAMI)、野沢一茂(現NOSAWA論外)のメンバーで旗揚げする際、野沢が団体名候補として「超日本プロレス」を挙げたが、髙木が却下した経緯があるという。
HARUKAZEが休業前ラストマッチで惜敗。対戦相手の大家健に「ガンプロを大きくしてください」【ガンプロ】
ガンバレ☆プロレスが5月5日、神奈川・横浜ラジアントホールで「スーサイド・スクワット2025」を開催した。今大会を最後にプロレスを休業するHARUKAZEが地元・横浜でラストマッチに臨むも、大家健に惜敗した。
HARUKAZEは父親が経営する事業を手伝うため、休業を決断。昨年4月にガンプロが新体制になってから、まだ自力勝利がないHARUKAZEは「勝てる相手」として、半ばやけくそに大家を指名した。
初勝利を目指すHARUKAZEは張り手連打、執ような腕十字で攻めていく。大家はヘッドバット連打で反撃していくが、HARUKAZEもスピアー、丸め込みで勝利を狙うもカウントは2。最後は大家の炎スピアーで3カウントを聞き、自力初勝利はならず。
大家健、元闘龍門の大先輩・望月成晃に健闘も玉砕。望月「俺はいつでも来るから」【ガンプロ】
昨年4月にCyberFightから独立し、新体制となって1周年を迎えたガンバレ☆プロレスが4月11日、東京・後楽園ホールに初進出し「ガンバレ☆プロレス旗揚げ12周年記念大会~マッド・マックス2025」を開催した。大家健が闘龍門時代の大先輩・望月成晃に一騎打ちで臨み、善戦健闘も玉砕した。
約25年前、大家は闘龍門に練習生として在籍していたが、望月からは名前すら覚えてもらえなかったほど雲の上の存在だった。闘龍門ではデビューに至らず退団し、後にDDTでデビューした。それから24年余の月日を経て、望月はどうしても超えなければならない壁だった。
望月は蹴り技連発で追い込み、ツイスターもカウントは2。大家はスピアー、チョップ合戦、ヘッドバット合戦となる。大家はヘッドバット連発から、炎のスピアー狙いもかわされてブレーンバスターを食う。望月はソバット、ハイキックからバズソーキックでトドメを刺した。
永田裕志が黒潮とのイケメンタッグで阿鼻叫喚の地獄絵図の末、バラモン兄弟を撃破。6・25新宿でガンプロ・大家健と一騎打ち
「髙木三四郎30周年プロジェクト『M&Aプロレス ~MatchMake & Agent~』」が4月9日、東京・上野恩賜公園野外ステージで開催された。“ミスターIWGP”永田裕志が黒潮TOKYOジャパンとのコンビで、バラモンシュウ&バラモンケイのバラモン兄弟との壮絶死闘の末、撃破した。
「M&Aプロレス」はCyberFight副社長の髙木三四郎がプロデュースするも、DDT所属選手が出場しないという異例の興行。髙木が30年で培ったコネクションでブッキングして、マッチメイク。第1弾となった今大会では、ここでしか実現しない異色のカードが全7試合ラインアップされた。
メインイベントでは、2月3日、新宿での「髙木三四郎デビュー30周年記念大会『NEVER SAY NEVER』」で電撃合体を果たした 永田と黒潮の“イケメンタッグ” とバラモン兄弟との超異色対決が実現した。
試合開始直前、エニウェアフォールマッチとして行われることがアナウンスされ、ゴングが鳴ると4選手は壮絶な大場外戦を展開。大量の水がばら撒かれ、ファンが逃げ惑う阿鼻叫喚の地獄絵図に…。ようやくリングに戻ると、黒潮がバラモン兄弟の黒歴史である、石森太二とのセーラー・ボーイズ時代のデビュー曲「キープオンジャーニー」を音響に流させると、兄弟は悶絶し、一気にイケメンタッグペースに。
窮地を脱したいバラモン兄弟がバケツに入れた墨汁を持ち込むが、これは髙木に誤爆。何とかパウダー攻撃、お告ゲル攻撃で永田を追い込むが、バラモン兄弟の誤爆を誘った永田は腕固めでケイを捕らえる。一気に締め上げていくと、ついに永田に神が降臨し白目に。さらになんと永田の口からは青い青義のお告ゲルがあふれ出る。神秘的ともいえるこの攻撃にケイはなすすべもなくギブアップ。イケメンタッグが初陣を白星で飾った。
勝村周一朗が“永田兄弟”にリベンジ宣言。4・11後楽園で石井慧介と組み、永田裕志&高岩竜一の現元新日タッグと対戦【ガンプロ】
元修斗世界フェザー級王者で、現在はガンバレ☆プロレスで活躍する“リアルタイガーマスク”勝村周一朗が4月11日の東京・後楽園ホール大会での永田兄弟へのリベンジを力強く宣言した。勝村は石井慧介とのタッグで、“ミスターIWGP”永田裕志、高岩竜一の現元新日コンビと対戦する。
2月22日、東京・渋谷ヒカリエ内にある「クリエイティブラウンジ・モヴ」で開催されたイベント「モヴ市」にガンバレ☆プロレスが出店。マットプロレス、トークショー、「選手が語る私の必殺技講座」、グッズ販売を実施。同イベント中に公開記者会見を開き、4・11後楽園大会の一部カードを発表した。同大会は同団体にとって、旗揚げ12周年、新体制となっての1周年記念となり、サイバーファイトから独立後、初の後楽園進出となる。
まず、イベントを欠席した石井から「当初は“永田さんとタッグを結成しないか?”というありがたいお話をいただきました。しかし、自分は2回目も、組むより戦いたい。永田さんのパートナーは高岩さんで、1992年デビュー同期チームとなりました。昔から見させてもらったお二人ですが、パッと浮かんだのが1998年。中2だった自分は9月23日、横浜でのスコット・ノートンvs永田、12月4日、大阪での獣神サンダー・ライガーvs高岩の試合に夢中になりました。少年時代に憧れていたレスラーと戦う機会はいろいろ叶いました。今回はその中2のときの少年が40歳になって、2選手を倒す物語を作りたい。独立一発目のメインを共に戦った勝村さんとガッチリ組んで、完勝して、二人で勝ち名乗りを挙げるので、お客さんはガンプロコールをお願いします」とのメッセ―ジを寄せた。
ガンプロの大家健が居酒屋から乱入。9月大会で“胸毛ニキ”こと八須拳太郎とタッグ結成へ【PPPTOKYO】
博報堂出身の異色プロレスラー・三富兜翔率いるプロレス団体「PPPTOKYO」の「PPPTOKYO ~Vanquish Heaven -天空の祝宴-~」(7月9日、東京・新宿FACE)で“胸毛ニキ”こと八須拳太郎が次回大会でガンバレ☆プロレスの大家健と組んで、宿敵・大門寺崇とタッグマッチで対戦することが濃厚となった。
この日、八須は田中将斗(ZERO1)と組んで三富兜翔、石川修司(フリー)組と対戦した。
試合は八須と三富が先発。基本的なグラウンドの静かな展開からラ・マヒストラルで三富から取りに行く貪欲な姿勢を見せる八須だが、三富はカウント1で返す。八須と田中が好連携で三富を追い込むが、三富はチンクラッシャーで脱出すると石川にタッチ。石川は八須を豪快なボディースラムで叩きつけ、ロープに張り付けチョップの連打。代わった三富がモンゴリアんチョップからニードロップ。場外に投げ捨てると石川が八須にニーリフトから観客席に投げ捨てる。そして八須をリング内に投げ入れる。
ここから三富と石川が八須に集中攻撃。八須がエルボーを返すが石川はニーリフト1発で八須を倒す。なおもヒザ。そして対角線ラリアット。そしてセカンドロープからフットスタンプ。カウント2で返す八須。石川が担ぎ上げるが、しのいで着地した八須がバック取る。投げられないとみるや、エルボー連打から担ぎ上げようとするが石川がこらえる。そしてロープに走ると八須はカウンターのドロップキックから担ぎ上げることに成功。スクワットからバックフリップ。
香港国際警察マンがよもやのSOG世界無差別級王座挑戦権をゲット。7・15高島平で王者・石井慧介にチャレンジへ【ガンプロ】
ガンバレ☆プロレスが6月2日、東京・高島平区民館で「ワイルド・ギャンブル2024」を開催した。「スピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界無差別級王座次期挑戦者決定時間差バトルロイヤル」は香港国際警察マンが勝ち抜いて、よもやの挑戦権を獲得。7月15日の高島平大会で王者の石井慧介に挑むことが決定的になった。
前大会(5・18新木場)で、大家健、まなせゆうな、趙雲子龍、がばいじいちゃん、バリヤン・アッキ、DaisukeⓇの6選手が挑戦の名乗りを挙げた。さらに、後日、前口太尊もアピールし、7選手がバトルロイヤルに臨むことになった。
まずは大家とまなせで開戦し、アッキ、前口が登場。5番目に入場するはずだった趙雲子龍は諸事情のため欠場となり、代わりに香港国際警察マンがリングイン。これにがばいじいちゃん、DaisukeⓇが入ったが、執ように参戦を要求していた藤田ミノルがサプライズで8番目に入場。次々に選手が退場していくなか、最後に残ったのは大家と香港国際警察マン。大家は炎のスピアーを狙うも、かわした香港国際警察マンはプロジェクトA(ダイビング背面プレス)で3カウントを奪い挑戦権を手にした。
5・18新木場でYuuRIがウナギ・サヤカの持つKITSUNEワールド王座に挑戦【ガンプロ】
CyberFightから3月いっぱいで独立し新体制となったガンバレ☆プロレスが4月27日、東京・北沢タウンホールで第1弾興行「スプリング・ブレイカーズ2024」を開催した。次回大会(5月18日、東京・新木場1stRING)でYuuRIがウナギ・サヤカが保持するKITSUNEワールド王座に挑むことが決まり、練習生の川上翔大(しょうた)が大家健を相手にデビューすることも決定した。さらに、まなせゆうなも大家戦を要望した。
この日、第3試合(ミックスト6人タッグマッチ)でPSYCHO&まなせ&YuuRIが藤田ミノル&ウナギ&HARUKAZEと激突。序盤、ウナギがまたまたまなせの胸に噛みつく暴挙。まなせは藤田とバチバチの攻防。ウナギがYuuRIにビッグブーツを叩き込めば、YuuRIはミドルキックで返し激しい戦いに。最後はHARUKAZEを捕獲したYuuRIがブレーンバスターからスワントーンボムを見舞って勝ちどきを挙げた。
新体制のガンプロが船出の会見…大家健「いずれは道場を持ちたいし、常設会場を作りたい」と夢
3月いっぱいでCyberFightから独立して新体制となったガンバレ☆プロレスが4月3日、東京・千代田区の神田明神文化交流館で新たな船出に向け記者会見を行い、三島通義社長、大家健代表、今成夢人、勝村周一朗、石井慧介、中村宗達、HARUKAZE、まなせゆうな、YuuRIが登壇。スケジュールの都合で冨永真一郎、渡瀬瑞基、桜井鷲(休業中)は欠席した。
新体制の社名は株式会社ガンプロエンターテインメントで、3月1日付で登記された。これまで相談役だった三島氏が代表取締役に就任。フロントと選手間のコミュニケーションを図るため、大家と勝村が取締役の任に就いた。資本金は300万円で、資金源は三島社長の前の前の勤務先であるニッポン放送を退社した時にもらった退職金の残りだといい、三島社長は「老後がかかっていますので、なんとしてもこの団体をいいものにしていきたい」と話した。
第1弾興行は4月27日の東京・北沢タウンホール(18時)で、5月18日の東京・新木場1stRING(18時半)、6月2日の東京・高島平区民館(18時)、7月15日の高島平区民館(18時)、8月16日の新木場(夜=時間未定)、9月23日の神奈川・横浜ラジアントホール(夜=時間未定)、10月14日の高島平区民館(夜=時間未定)まで大会が決定済み。
大家は「ガンバレ☆プロレスがよりガンバレ☆プロレスらしくあるためには、どうすればいいかとずっと考えておりました。その結果、独立するしかないと思い独立に至りました。私は40年以上生きてて、自分らしく生きてくことが人間にとって一番大事なことじゃないかと思うんです。人間としてもプロレスラーとしても、自分らしくできる場所に、このガンバレ☆プロレスをしたいと思っております。そしてやはり立ち上げしたときの目標であるプロレスをメジャースポーツにしたいと思います」と力を込めた。
この日、登壇者、映像スタッフの一人二役で参加した今成夢人は「一からインディペンデントでみんなで再スタートするということで、映像スタッフもいない状態なので、自前で三脚2台、カメラ2台をセッティングさせていただいて、カメラとレスラーと同時にやらせていただいてるんですけど、それは懐かしい感じがしています。こういうことを僕も大家さんもスタートダッシュから、何かやりながら、でも一生懸命やる。これはもう1回やり直すとかじゃなく、みんなが強くなったうえでニューゲームを始めていくという感覚があります。インディペンデントに戻ってるかもしれないけど、みんなそれぞれの個性が必ず生きる舞台になると思ってます。皆さんが違う仕事をしていても、その仕事の結果なり活躍が必ずリングに反映されていく。そんな素敵な団体にしていきたいと思ってます」とコメント。
スピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界無差別級、SOG世界タッグの2冠王者の勝村は「2年前、大田区で初めてやった時、鈴木みのるさんとやらせてもらいました。その時に選手ミーティングで言ったんです。“大田区絶対成功させよう。俺はガンバレ☆プロレスが、もしも潰れたら、自分はそこでレスラーとして引退する”と。今も同じ気持ちです。もしもこのガンバレ☆プロレスがなくなることがあったら、それはレスラー勝村周一朗最後の時だと。なので、昨年12月27日の後楽園が終わった翌日、大家健が独立するって言ったときに、“やるよ、俺は”って言ったんです。その時の気持ちは忘れず、もっと大きなガンバレ☆プロレスをこのメンバーとともに作っていきたいと思います」と不退転の覚悟を示した。
ガンジョのエース、まなせゆうなは「私が独立の話を聞いた時は欠場中で、どうなるんだろう?ってすごい心配だったんですけど。その話を聞いて、すぐに大家さんと勝村さんに連絡させてもらって。どういうことなのか分かんないからちゃんと教えてよ!って言って、話を聞きました。その時欠場中だったんで、自分に何ができるんだろう?ってすごい不安だったんですけど、その時に大家さんが“まなせがいたほうが明るいから、楽しくなるからガンプロにいなよ”って言ってくれたんです。私それまでプロレスラーとして、いろんな団体に所属させてもらったんですけど、ずっと自分がいなくても、その団体はいいというか進んでいくなって感じていたので、そのなかですごくもがいていたんです。でもやっぱりこのガンバレ☆プロレスに来て、“まなせがいたほうがいい”って言ってもらえたことがすごいうれしくて。周ちゃんも“ビックリした。辞めたいって言うのかと思ったよ”って。私いていいって思ってもらえたんだってことがすごくうれしくて。三島社長にも“ゆうなちゃんがいたほうが、立ち上げの時に元気になるから居てよ”って。そういうことを言葉にして言ってもらえたのが、すごいうれしくって。私もプロレスラーになって今年で10年目なんですけど、今までスターダム、アクトレスガールズ、東京女子と生きてきて、最後に出会えたのがガンバレ☆プロレスだと思っています。そのなかで、今までの10年間の学んできたことをすべて、特にYuuRIに私はこの新体制になってから伝えたいと思いますし、自分の中のガンバレを、世界共通語にしたいという思いはウソじゃなくって。私はガンバレ☆プロレスに出会って、人生も心もすごく豊かになったから、その気持ちをもっとたくさんの人に伝えられるような、ガンバレ☆プロレスの一員として頑張りたいと思います」と決意表明。
旧体制で、月1回開催されていた「ガンバレ☆女子プロレス」の興行について、三島社長は現状では未定として、年内に1度は開催したい意向。現在、療養中でレギュラー参戦してきた春日萌花(フリー)の復帰のタイミングで実施できればとした。まなせは「まずはガンバレ☆プロレスというものをしっかりっていうものがあるんですけど、私のなかでガンジョっていうのは一つのブランドじゃないですけど、しっかりしていきたいなって思っていて。今回の新しいガンバレ☆プロレスになったことで、さらにみんなで一致団結してガンジョというものをやりたいなと私は勝手に思っています」とし「ただやるんじゃなくて、やるんだったらガンバレ☆プロレスがさらに発展するためにやらないといけないと思うので、気合入れて頑張りましょう」と意気込んだ。
これまではDDTグループの道場を使用していたが、独立後は埼玉・蕨にあるアイスリボン道場で週1回、合同練習を行っており、他の団体の道場にも出稽古の形で、練習量の少なさをカバーしていく方針。大家は「いずれは道場を持ちたいですし、なんなら常設会場とか作りたい。今は夢でしかありませんけど、夢は大きくしたいほうがいいと思うので」と意欲を見せた。
なお、CyberFightが運営する動画配信サイト「WRESTLE UNIVERSE」では、4月以降もガンプロの試合が配信される。
ガンプロ独立前最後の大会で大家健が大奮闘の勝利。「親元を離れて自立して、プロレスを必ずメジャースポーツにします!」【ガンプロ】
ガンバレ☆プロレスが3月28日、東京・上野恩賜公園野外ステージで「今夜月の見える丘に2024」を開催した。今月いっぱいでCyberFightから独立する同団体にとって、同社傘下での最後の興行となり、代表の大家健が大奮闘で勝利を挙げた。
メインイベントでは「ガンプロ名物サバイバル8人タッグマッチ」として、大家健&勝村周一朗&和田拓也&渡瀬瑞基が石井慧介&今成夢人&前口太尊&岩崎孝樹と対戦。2022年12月いっぱいで退団した岩崎は1年3カ月ぶりの参戦となった。
試合形式は各チーム4人のメンバーから2人を選抜し、タッグマッチでスタート。敗者は失格となり、負けたチームは1人を補充してタッグマッチを続行。これを繰り返して、相手チーム3人を敗退させて、タッグマッチの継続を不可能にしたチームが勝利となる。通常のプロレスルールに加えオーバー・ザ・トップロープ(OTR)ルールが採用されたが、補充するメンバーがいなくなった段階でOTRルールが無効となる。