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Kihoが山田真子を破り初の王座獲得も本戦1-1、延長2-1の際どい試合に「すいませんでした。もっと強くなります」【KNOCK OUT】

2025.09.24 Vol.Web Original

「KNOCK OUT.57」(9月23日、東京・後楽園ホール)で行われた「KNOCK OUT-BLACK女子アトム級王座決定戦」でKiho(KNOCK OUT GYM 調布)が山田真子(GROOVY)との延長にもつれ込む接戦を制し、初の王座を獲得した。同王座はぱんちゃん璃奈が2021年12月に返上してから長く空位となっていた。

 試合は本戦では1-1のドロー、延長戦では2-1と判定が割れた。

 Kihoは2021年からK-1グループを主戦場に戦うも9戦5敗4分と低迷。ジムを移籍し昨年4月からKNOCK OUTに戦場を移すとKAI、MIYU、菊池美乃里、ミネルヴァ アトム級王者のNao、かつてK-1グループで戦ったことのある森川侑凜を相手に5戦5勝(1KO)と覚醒。この日の勝利で6連勝となった。

王座決定戦で対戦のKiho「明確な勝ちで必ずベルトを巻く」、山田真子は「王者になるのは私です」と断言【KNOCK OUT】

2025.09.22 Vol. Web Original

「KNOCK OUT.57」(9月23日、東京・後楽園ホール)の前日計量が9月22日、都内で開催され、全選手が規定体重をクリアした。

 今大会では3つの王座決定戦が開催される。第10試合で行われる「KNOCK OUT-BLACK女子アトム級王座決定戦」で対戦する山田真子(GROOVY)は45.6kg、Kiho(KNOCK OUT GYM 調布)は45.75kgだった。

 同王座はぱんちゃん璃奈が2021年12月に返上してから長く空位となっていた。

 Kihoは2021年からK-1グループを主戦場に戦うも9戦5敗4分と低迷。ジムを移籍し昨年4月からKNOCK OUTに戦場を移すとKAI、MIYU、菊池美乃里、ミネルヴァ アトム級王者のNao、かつてK-1グループで戦ったことのある森川侑凜を相手に5戦5勝(1KO)と覚醒し、今回のタイトル戦を勝ち取った。

中村未来が難敵・青野ひかるに一本勝ち。「他に私とやり合える選手がいるとは思えない」と王者・古賀愛蘭への挑戦をアピール【修斗】

2025.09.21 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2025 Vol.7」(9月21日、東京・ニューピアホール)で行われた女子アトム級戦で中村未来(マルスジム)が約1年9カ月ぶりの再起戦で復活の勝利を収め、復活の狼煙を上げるとともに王座挑戦をアピールした。

 中村は2022年1月から4連勝も2023年12月に澤田千優に1Rで腕十字固めで一本負け。その後、ヒザのケガで長期休養に入っていた。

 中村は今回が修斗初参戦となる青野ひかる(FIGHT LYNX)と対戦。青野はDEEP JEWELSを主戦場に大島沙緒里、須田萌里らとしのぎを削った。2024年6月からSAAYA、サダエ・マヌーフ、彩綺に3連勝。しかし今年5月に突如、修斗参戦を表明。参戦発表時のケージ内での挨拶では「修斗の世界王座を獲りに来ました」とアピールした。

 1R、サウスポーの中村とオーソドックスの青野。中村の蹴り足をキャッチした青野がケージに押し込みテイクダウンに成功。青野はパスガードに成功も中村は立ち上がることに成功。青野はフロントチョークの体勢に。中村がケージに意思込み、首を抜くが青野は腰投げでテイクダウン。上を取ってパウンド。ハーフになりかけるが中村がガードに戻す。しかし青野は両足をたたむ。そこにエルボーの中村。青野はバックに回ってスリーパーを狙う。腕を取ってしのぐ中村。青野は左腕を取って腕十字を狙う。立ち上がって腕を抜く中村。

松谷綺が延長にもつれ込む接戦も末松晄を振り切り初防衛に成功。「これ以上、名前を出してくるなよ」とばっさり【K-1】

2025.09.08 Vol.Web Original

「K-1 WORLD MAX 2025」(9月7日、東京・国立代々木競技場第二体育館)で行われた「K-1 WORLD GP 女子アトム級タイトルマッチ」で王者・松谷綺(ALONZA ABLAZE)が末松晄(K.I.K team BLADE)を相手に初防衛戦に臨んだ。試合は延長の末、松谷が2-1の判定で勝利を収め初防衛に成功した。

 松谷は前王者・菅原美優の王座返上に伴う王座決定トーナメントを制し、今年2月に戴冠。今回はそれ以来の試合だった。2人はトーナメントの決勝で対戦し、松谷が2-0の判定で勝利を収めた。その後、末松は5月のKrush大阪大会で紗依茄にKOで、7月のK-1福岡大会では大西日和に判定で勝利を収め2連勝し、今回の王座挑戦を実現させた。

 1R、互いにオーソドックスの構え。松谷のロー前蹴りにワンツーの末松。末松は圧をかけてワンツー。松谷は前蹴り。その打ち終わりに末松がワンツー。松谷は左ロー、右前蹴り。末松は右ロー。松谷は左三日月蹴り、右カーフ。末松も前蹴り。松谷は右カーフ、右ミドル。パンチで前に出る末松に松谷は前蹴りを顔面に。そして左ミドル。末松は圧をかけるが、松谷は左アッパー、右ストレート。松谷は右ミドル、右ストレート。末松はワンツー。

松谷綺がトーナメント決勝で破った末松晄を相手に初防衛戦。「叩き潰して二度と名前を出せないようにしたい」【K-1】

2025.07.30 Vol.Web Original

 K-1が7月30日、都内で「K-1 WORLD MAX~−70kg世界最強決定トーナメント・開幕戦~」(9月7日、東京・代々木第二体育館)の追加カード発表会見を開催した。

 K-1 WORLD GP 女子アトム級王者の松谷綺(ALONZA ABLAZE)が末松晄(K.I.K team BLADE)を相手に初防衛戦に臨むことが発表された。

 松谷は前王者・菅原美優の王座返上に伴う王座決定トーナメントを制し、今年2月に戴冠。今回はそれ以来の試合となる。2人はトーナメントの決勝で対戦し、松谷が2-0の判定で勝利を収めた。その後、末松は5月のKrush大阪大会で紗依茄にKOで、7月のK-1福岡大会では大西日和に判定で勝利を収め2連勝し、今回の王座挑戦にこぎつけた。

 会見で「今回はしっかり勝ってベルトを巻くので応援してください」という末松に松谷は「2月にトーナメントをやったばっかで、年内にK-1のベルトを獲るっていう、なめたことを言ってるんで、簡単にリベンジできるほど甘くないんだよっていうことを分からせたいと思います」とぴしゃり。

Kihoがダウンを奪って森川侑凜に判定勝ち。5連勝でベルトが狙える位置に来るも「しっかり強くなってからベルトを獲りたい」【KNOCK OUT】

2025.07.21 Vol.Web Original

「KNOCK OUT.55」(7月20日、東京・後楽園ホール)で行われたBLACK女子アトム級戦でKiho(KNOCK OUT GYM 調布)と森川侑凜(J-KRANG)が対戦した。試合はKihoがダウンを奪った上での判定勝ちを収めた。

 2人はともにK-1グループで戦っていた時期があり2021年2月に対戦し、ドローに終わっており、今回は4年5カ月ぶりの決着戦だった。

 KihoはK-1グループでは9戦5敗4分と低迷。しかしジムを移籍し昨年4月からKNOCK OUTに戦場を移すとKAI、MIYU、菊池美乃里を相手に判定で3連勝。5月大会ではミネルヴァ アトム級王者のNao(AXGYM)をKOで破る番狂わせを起こし、現在4連勝中。このNao戦は大会のベストKO賞に選ばれた。

 森川はK-1グループでは2020年に「KHAOS.11」で行われた「優勝者は夢をかなえることができる」というトーナメントで優勝し、後日、夢である「一日ラウンドガール」を務めた。その後は上位陣との対戦が続いたこともあり、10戦3勝5敗2分とこちらも戦績は振るわず。妊娠・出産のため休養に入り、今年5月には戦場をKNOCK OUTに移し約3年ぶりに復帰するとBONNIEと激闘を繰り広げ、ダウンを奪った上での判定勝ちを収め、復活を果たした。この試合はベストバウト賞に選ばれている。

末松晄が紗依茄にKO勝ちし「今年中に松谷選手にリベンジして必ずK-1王者になる」【Krush】

2025.05.19 Vol.Web Original

「Krush.174 ~in OSAKA」(大阪府立体育会館・第2競技場=エディオンアリーナ大阪)で行われた女子アトム級戦で、今年2月に行われた「第3代K-1 WORLD GP女子アトム級王座決定トーナメント」で準優勝に輝いた末松晄(K.I.K team BLADE)が紗依茄(月心会チーム侍)を相手に再起戦に臨み、KO勝ちを収めた。

 末松は高校在学中にプロデビューを果たし、K-1グループには2023年4月の「Krush~RING OF VENUS~」で初参戦。そこから4戦3勝1分の星を残し、2月のトーナメントに抜擢されると準決勝でオーストラリアのWBC&MTLの3冠王者であるルシールをほぼ完封し決勝に進出。決勝では優勝した松谷綺と互角の攻防を展開し0-2で無念の判定負けとなった。

KANAを相手に防衛戦のペッディージャー「打ち合いになる。負けるためには来ていない」と勝利へ自信【ONE172】

2025.03.19 Vol.Web Original

 ONE Championshipの約1年2カ月ぶり4度目となる日本大会「ONE172:TAKERU VS RODTANG」(3月23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)のメディアデー(囲み取材)が3月19日、都内で行われた。

「女子アトム級(−52.2kg)キックボクシング世界タイトルマッチ」でKANA(フリー)を迎え撃つ王者ペッディージャー・ルッカオポーロントン(タイ/Team Mehdi Zatout)が「打ち合いになる。負けるためには来ていない」と勝利への自信を見せた。

 ペッディージャーはKANAについては「素晴らしい選手。いろいろな試合でKOしてきたし、K-1でも何回もベルトを獲っている。彼女のパンチは素晴らしい」と評したうえで「この試合は面白い打ち合いになると思う。ファイトスタイルも似ている。どちらもパンチをよく使う。あとはどっちがパンチのパワーがあるのかを見るのが楽しみ」と打ち合い上等の姿勢。勝負の分かれ目として「究極はどっちのタイミングがいいかというところが気になる」と語った。

 過去に2回、日本で試合をしていずれも敗れているのだが「今回はONEのファイターとして来ている。ONEはフェアな判定なので気にしていない。今回は負けるためには来ていない。問題ない」と特に日本と相性が悪いとは思ってはいない。

王座挑戦のKANA「ペッディージャー選手に勝つ方法が一つだけある」。勝ってメクセンへのリベンジとOFGマッチへ意欲【ONE172】

2025.03.11 Vol.Web Original

 ONE Championshipの約1年2カ月ぶり4度目となる日本大会「ONE172:TAKERU VS RODTANG」(3月23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場するKANA(フリー)が3月11日、都内で公開練習を行った。

 KANAは「女子アトム級(−52.2kg)キックボクシング世界タイトルマッチ」で王者ペッディージャー・ルッカオポーロントン(タイ/Team Mehdi Zatout)に挑戦する。

 この日はシャドーの後に2分間のミット打ちを行った。

 その後に行われた会見でKANAは「2週間を切って、今は疲労がピークだが、タイトル戦への準備期間を楽しんで、当日までしっかり仕上げて最強の王者に挑んで勝ちに行く」と現在のコンディションとメンタルについて語った。

王座決定トーナメント決勝進出の末松晄が「そこまで差は感じなかった。リベンジする時はKOで倒したい」と新王者・松谷綺へのリベンジ誓う【K-1】

2025.02.09 Vol.Web Original

 K-1の2025年第1弾大会となる「K-1 WORLD MAX 2025」(2月9日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)で「K-1 WORLD GP女子アトム級王座決定トーナメント」が行われ、現Krus女子アトム級王者の松谷綺(ALONZA ABLAZE)が準決勝でマフィア・ペットモンコンディー(タイ/Petchnongki Gym)、決勝で末松晄(K.I.K team BLADE)を破り、悲願のK-1王座を獲得した。

 決勝では松谷を追い詰め、0-2の判定で敗れた末松は試合後の会見で松谷へのリベンジに向け闘志を燃やした。

 末松は試合後の会見で「準決勝をしっかり勝てて、決勝も勝ちたかったが勝てなくて悔しい。ルシール選手はローに自信がある選手だと思っていたので警戒して、うまく効かせた戦えた。松谷選手はずっとやりづらくて自分が思ったように動けなかった」と試合を振り返った。

 決勝の判定については「正直、負けたかなと思っていた。セコンドは延長があるかもと言っていた」と語った。

松谷綺が決勝で末松晄を破り悲願のK-1王座を獲得。2-0の判定勝ちに「こんな試合ではK-1王者と胸を張って言えない」と反省【K-1】

2025.02.09 Vol.Web Original

 K-1の2025年第1弾大会となる「K-1 WORLD MAX 2025」(2月9日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)で「K-1 WORLD GP女子アトム級王座決定トーナメント」が行われ、現Krus女子アトム級王者の松谷綺(ALONZA ABLAZE)が決勝で末松晄(K.I.K team BLADE)を破って王座を獲得した。

 今回のトーナメントは先日、K-1引退を発表した菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)の王座返上に伴うもの。

 準決勝で末松はルシール(オーストラリア/Taylormade Muay Thai)に、松谷はマフィア・ペットモンコンディー(タイ/Petchnongki Gym)にそれぞれ判定勝ちを収め、決勝に進出した。

 1R、ともにオーソドックスの構え。センターを取るのは末松。松谷は左ミドル。末松は左ジャブでけん制。末松はワンツー。松谷はロー、前蹴り。末松は左ロー、ミドル。末松は前蹴りからワンツー。松谷は左インロー、右ロー。圧をかける末松に松谷は距離を取って蹴り。そして飛び込む機をうかがう。末松は圧をかけて左ジャブからワンツー。松谷もパンチを返す。末松は左ジャブから連打につなげる。

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