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伊澤星花が規定体重守れぬシン・ユジンに「アマチュア以下。腕も折るし血も出させるしボッコボコにしてやる」と怒り心頭【超RIZIN.4】

2025.07.25 Vol.Web Original

「超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り」(7月27日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが7月25日、都内で開催された。

 今大会では女子スーパーアトム級王者の伊澤星花(Roys GYM/JAPAN TOP TEAM)がシン・ユジン(韓国/Bon Jiujitsu Songtan)を相手に2度目の防衛戦に臨む予定だったのだが、この日、榊原信行CEOが緊急会見を開き、ユジンが規定の49kgに体重を落とすことができず、−52kg契約のノンタイトル戦として試合を行うことを発表した。

 これを受けて行われたインタビューで伊澤は「アマチュア以下の選手」などと怒りをあらわにした。

 伊澤は最初は「いろいろあるんですけど、自分はやることやるだけなんで。試合に向けて集中してます」と務めて淡々と語ったのだが、ユジンの体重超過の件に話が及ぶと「自分が聞いたのが水曜日。ちょうど49kgを切ったところで言われたので“なめんなよ”という気持ちが一番強かった」と徐々に怒りがよみがえってきたよう。

挑戦者のシン・ユジンが体重を作れず大会前にギブアップでタイトル戦が消滅。王者・伊澤星花が「1階級上でいい」とノンタイトル戦で対戦へ【超RIZIN.4】

2025.07.25 Vol.Web Original

「超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り」(7月27日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で行われる予定だった「女子スーパーアトム級タイトルマッチ」が急きょノンタイトル戦となることが7月25日、発表された。

 同タイトル戦では王者・伊澤星花(Roys GYM/JAPAN TOP TEAM)がシン・ユジン(韓国/Bon Jiujitsu Songtan)を相手に2度目の防衛戦に臨む予定だったのだが、22~23日ごろにユジン側が「大会までに49kgが作れない」とRIZIN側に申告。これを受けRIZINが伊澤サイドと協議を行った。

 緊急会見を行った榊原信行CEOは「伊沢選手サイドは“無理してこの暑い中で49kgを作るためにギリギリまで必死に体重を落とす水抜きをして、体調不良で試合が流れることは避けたい”という思いがあり、中途半端に51kgとか49.5kgといったキャッチウェイトでやるくらいなら、1階級上げて52kgで。その体重を作ってくれとなった。伊沢選手は怒りモードだった」と伊澤サイドとの協議の様子を明かした。

 そして52kg契約のノンタイトル戦で試合を行うことを発表した。

 ユジンは来日済みでこの日も52kgに落とすべく調整中とのこと。なおユジンは昨年12月のROAD FCでパク・ソヨンとアトム級暫定王座戦を行う予定だったのだが、自身が前日計量で大幅な体重超過を犯し、試合は2Rにソヨンをリアネイキドチョークで極めたもののノーコンテストとなっている。

インフィニティリーグ 女子スーパーアトム級で村上彩が一本勝ちで勝ち点4を獲得。erikaと嶋屋澪はドロー【修斗】

2025.07.22 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2025 Vol.6」(7月21日、東京・後楽園ホール)で「インフィニティリーグ2025」女子スーパーアトム級の2試合が行われた。

 インフィニティリーグは次代のスター候補生たちによるリーグ戦。今年からルールが一部改訂され、1Rでの勝利は勝ち点5、2Rでの勝利は勝ち点4、判定3-0は勝ち点3、判定2-0は勝ち点2、引き分けは勝ち点1となっている。

 この日の第1試合では村上彩(修斗GYM東京)と片山智絵(修斗GYM大阪)が対戦した。

 村上は5月のニューピアホール大会でのリーグ戦初戦でerikaに0-2の判定で敗れ勝ち点0。片山はこの試合が初戦となる。

 1R、開始からいきなり仕掛ける村上。片山も応じ打撃戦に。村上が左右のフックから組み付きケージに押し込む。テクダウンを狙うがしのぐ片山。片山がプッシュしていったん離れるが、村上はすぐにテイクダウンに成功。上を取る。片山は下から三角絞めを狙う。村上は右足を抜いてハーフガード。パウンドを放つが、片山が再びガードに入れる。そして立ち上がることに成功した片山がケージに押し込む。村上が体勢を入れ替え、テイクダウンに成功。パスガードに成功し、背中に乗りかけるが、片山が立ち上がり脱出。村上は逃がさずケージに押し込み、引き倒すとパウンドを狙うが、片山が逃げたところでラウンド終了。

初参戦の渡辺彩華が前王者・黒部三奈にKO勝ちし「スーパーアトム級のベルトを目指す」【修斗】

2023.01.16 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2023 開幕戦」(1月15日、東京・後楽園ホール)でパンクラスを主戦場とする渡辺彩華(AACC)が前世界女子スーパーアトム級王者の黒部三奈(マスタージャパン東京)と対戦し、2RKO勝ちを収め修斗初参戦で番狂わせを起こした。

 渡辺は2020年12月にDEEP JEWELSでプロデビュー。神野あかりに1RでTKO勝ちを収めた。しかしその後、リングから遠ざかり、昨年10月にパンクラスでプロ2戦目に臨む。当初は第1試合に出場予定もメインの藤野恵実と対戦予定の韓国人選手が来日不能となったため、急きょ藤野の相手に抜擢。判定負けを喫したものの、藤野が「すごく気持ちが強くて、初心を思い出した」とうなるほどの試合を見せた。

 黒部は2021年11月にSARAMIに敗れ王座陥落も、昨年1月に宝珠山桃花、7月にパク・ソ・ヨンを破り再起を果たしている。

菅原美優がチャン・リーを相手に3度目の防衛戦。菅原はK-1王座へのステップに、リーは「ついにこの時が来た。絶対につかみ取る」【Krush.142】

2022.08.31 Vol.Web Original

菅原はパヤーフォンに敗れて以来の再起戦

「Krush.142」(10月28日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が8月31日、都内で開催された。

 女子スーパーアトム級王者の菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)がチャン・リー(K-1ジム五反田チームキングス)を相手に3度目の防衛戦に臨む。

 菅原は2020年に行われた「第3代Krush女子アトム級王座決定トーナメント」で優勝し王座に就くとMIO、優を相手に防衛を果たし、K-1ジャパングループの女子スーパーアトム級の頂点に立った。この間、K-1での同級の王座設立をアピール。今年6月に行われたK-1初の女子大会「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~RING OF VENUS~」では「初代K-1女子アトム級王座決定トーナメント」が開催され、決勝に進んだもののパヤーフォン・アユタヤファイトジムに延長の末、1-2で敗れ初代女王の座を逃した。今回はそれ以来の復帰戦となる。

 リーは2018年からK-1ジャパングループに参戦。参戦当初こそ勝ったり負けたりが続いたが、現在2連勝中。前戦の「RING OF VENUS」では紗依茄に初のKO勝ちを収めるなど、めきめきと実力を伸ばしている。

伊澤星花に敗れ王座陥落の浜崎朱加が早くもリベンジ見据える。GP開催なら年内にも3度目の対戦の可能性【RIZIN.35】

2022.04.17 Vol.Web Original

「RIZIN.35」(4月17日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ)で3大タイトル戦が行われ、女子スーパーアトム級王者の浜崎朱加(AACC)が伊澤星花(フリー)を挑戦者に迎え2度目の防衛戦に臨んだが、0-3の判定で敗れ王座から陥落した。

 浜崎は昨年大晦日に伊澤と対戦し、2RでTKO負けを喫し、今回は防衛戦にしてリベンジマッチという状況だったが2連敗となった。

 試合後の会見で浜崎は「悔しいですね。連敗なんで」と悔しさをにじませた。敗因については「テイクダウン取られたのが一番かなというのと、ポジションもいいところを取られた時間がちょっと長かったかなという感じですね」と話した。

 もっとも「短期間ではあるんですけど対策して、練習の中でも成長した部分が見えたのでもう1回チャンスがあればやりたいなという気持ちはあります」とリベンジに向けて早くも前を向いた。

伊澤星花が浜崎朱加を破り王座獲得。そしてグランプリの開催をアピール【RIZIN.35】

2022.04.17 Vol.Web Original

「RIZIN.35」(4月17日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ)で3大タイトル戦が行われ、女子スーパーアトム級タイトルマッチで王者・浜崎朱加(AACC)に伊澤星花(フリー)が挑戦し、伊澤が3-0の判定で勝利を収め王座を獲得した。

 2人は昨年大晦日に対戦し伊澤が2RでTKO勝ちを収め、今回はダイレクトリマッチだった。

 浜崎は2018年大晦日に浅倉カンナを破り初代王者となるが、2019年大晦日にハム・ソヒに敗れ王座陥落。ハムの王座返上に伴い、2020年大晦日に山本美憂と王座決定戦を行い勝利を収め、第3代王者となる。昨年3月には浅倉を破り初防衛に成功していた。

 伊澤は2020年にプロデビューを果たすとプロ3戦目でDEEPJEWELSストロー級王座を獲得した新星。昨年大晦日にはプロ5戦目にして、それまで日本人には無敗の浜崎に土をつける大番狂わせを起こし、今回のタイトル挑戦となった。

初メインの浜崎朱加「判定だと盛り上がらない。ぶっ倒しに行く」【RIZIN】

2021.03.19 Vol.Web Original

浅倉カンナを相手に防衛戦

「RIZIN.27」(3月21日、愛知・日本ガイシホール)の前々日インタビューが3月19日に行われた。

 メインで行われる「女子スーパーアトム級タイトルマッチ」で浅倉カンナ(パラエストラ松戸)を相手に防衛戦に臨む王者・浜崎朱加(AACC)が改めて勝利宣言を放った。

 浜崎は「いよいよだなという感じでワクワクしています」と現在の心境を語ると、浅倉について「レスリングベースで打撃もできるオールラウンダー。私は一本かKOを狙っていく。フィニッシュできればいいなというか、フィニッシュします」と言い切った。

 2人は2018年の大晦日に女子スーパーアトム級の初代王座をかけて対戦し、浜崎が一本勝ちを収めている。浜崎はカード発表会見で「あまり変わっていない」と話したのだがそれについては「相手も成長していると思うが、私も同じくらい成長しているので、そんなに差は埋まってないかなという印象」とのこと。自らも「2年前からちゃんとフィジカルトレーニングを始めた。そんなに長くやっていないのにフィジカルに関しても成長している。伸びしろがあると思っている」と話した。

浅倉カンナが浜崎朱加へのリベンジへ向け“SNS断ち”【RIZIN】

2021.03.19 Vol.Web Original

リベンジマッチに「ワクワクしている」

「RIZIN.27」(3月21日、愛知・日本ガイシホール)の前々日インタビューが3月19日に行われた。

 メインで行われる「女子スーパーアトム級タイトルマッチ」で王者・浜崎朱加(AACC)に挑む浅倉カンナ(パラエストラ松戸)が改めて王座奪取を誓った。

 浅倉は2018年大晦日に女子スーパーアトム級の初代王座をかけて浜崎と対戦するも一本負けを喫し、今回はリベンジマッチとなる。

 浅倉は「すごいワクワクしている」と現在の心境を語る。

 今回の試合については「負けた時は浜崎さんのことを強いと思い込みすぎていた。今回はそこの部分でも自分の中のメンタル的な部分が変わった。印象としては強い選手だが、そこもメンタルでリカバリーできると思っている」と前回の対戦時からのメンタル面の成長を挙げ、「浜崎さんは余裕があるので1Rで決めにくると思うが、それはさせない。でもメインなので面白い試合をしたいと思っている」と続けた。そして「浜崎さんと美憂さんに負けてからフィジカルトレーニングも取り入れた。そういう部分では大きく変わった2年だと思うので、今の自分を試すチャンスなんじゃないかと思っています」とフィジカル面の成長も挙げた。

 浜崎の会見での「あまり変わっていない」という発言には「2年という期間があって、伸びない選手は本当に中途半端にやっている選手。自分はそういう選手ではないので差は縮まっていると自分でも自信を持って戦おうと思っている。でも年末の試合は自分もうまく戦えていなかったので、浜崎さんも素直に伸びていないと思ったのではないかと思う」と語った。

浜崎朱加がメインをアピール「女子でもメインを張れるというところは見せたい」【12・31 RIZIN.20】

2019.12.13 Vol.Web Original

大晦日にタイトルをかけてハム・ソヒと対戦

「RIZIN.20」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場するRIZIN女子スーパーアトム級王者・浜崎朱加が12月13日、都内にある所属ジムで公開練習を行った。

 大晦日、浜崎はタイトルをかけハム・ソヒと対戦する。

 この日の練習では2分間の打撃のマススパーリングを披露。パートナーを務めるのは同じく大晦日にリンジー・ヴァンザントとのリベンジマッチに出場するRENAという豪華版だった。

 RENAとはほぼ毎回こうしてスパーリングを重ねているとのこと。RENAは普段はオーソドックスの選手なのだが「本人も試合があるのにスパーリング中はハム選手に寄せてサウスポーでやってくれている」という。

 練習後の会見で浜崎は「試合まで3週間を切って、いい緊張感をもって練習に臨めている」と順調な仕上がりのよう。

 浜崎とハムは過去2回対戦し、いずれも浜崎が勝利を収め今回は約8年ぶり3回目の対戦となるのだが「今まで2戦して極められてないので、今回は一本勝ちしていい年末を迎えたい」と話した。

浜崎朱加が女子スーパーアトム級初代王者に輝く【12・31 RIZIN.14】

2019.01.01 Vol.Web Original

腕十字固めで浅倉カンナを破る
「RIZIN.14」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で行われたRIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチで浜崎朱加が2R4分34秒、腕十字固めで浅倉カンナを破り初代王者に輝いた。

 浅倉は昨年行われた「女子スーパーアトム級GP」で優勝。決勝でRENAを破り、今年7月にはリマッチでもRENAを退け、名実ともにRIZINのトップに立った。

 浜崎は2015年7月にINVICTA FCアトム級世界王座を獲得。日本の女子選手でただ一人の世界のベルトを巻いた選手だ。

 1R、浜崎がパンチを放って距離を詰めたところで、浅倉の左手の指が浜崎の右目をこする感じでサミングとなり試合が中断する。再開後、浜崎は距離を詰め組むと投げ気味にテイクダウン。左腕を極めにかかるが浅倉はタックルでしのぎスタンドへ。浅倉がタックルに行くところに浜崎が右ハイキックを放つ。浅倉もパンチからハイキックを繰り出すが、浜崎は強烈な右フック。打撃では浜崎がやや有利な展開か。浅倉はタックルを仕掛けると浜崎は投げで返すが、浅倉が上を取り、浜崎が立ち上がってもバックをキープ。しかし浜崎は逆にアームロックを狙う。

 2Rも打撃の攻防が続く。浅倉のローに浜崎が強烈なカウンターのジャブ、カウンターの右フックとヒットさせていく。浅倉もパンチの連打で前に出るが、浜崎はバックステップでかわし被弾は許さない。浅倉がなかなか得意なタックルに入れない間に浜崎は打撃で主導権を握っていく。浅倉がついにタックルに行くが浜崎は腰が重く、テイクダウンは許さない。浅倉はそのままコーナーに押し込むが、浜崎はそこで足払いでテイクダウンを奪い、サイドポジションをがっちりキープ。そこから素早く腕十字に移行。浅倉はクラッチしてなんとかこらえるが、浜崎は左足で浅倉の左腕を蹴り、クラッチを切ると一気に絞り上げる。浅倉は反転し脱出を図るが、浜崎はその方向に合わせなおも腕を絞り上げると浅倉はたまらず無念のタップ。浜崎が初代王者に輝いた。

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