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出産から復帰の小澤瑶生が3度目の正直で悲願の世界王座獲得。「主人が一緒になって頑張ってくれた」【ボクシング】

2022.05.31 Vol.Web Original

吉田実代は初防衛に失敗

 WBO女子世界スーパーフライ級王者の吉田実代(三迫)が5月30日、小澤瑶生(フュチュール)を相手に初防衛戦に臨んだが、1-2の判定で敗れ、王座から陥落した。小澤は3度目の世界挑戦で悲願の世界王座を獲得した。

 吉田は総合格闘技やキックボクシングでも活躍した後、2014年にプロボクシングに転向。2017年に日本女子バンタム級王座、2018年には東洋太平洋女子バンタム級王座を獲得。そして2019年にはWBO女子世界スーパーフライ級王座決定戦でケーシー・モートンを破り世界王座をも獲得した。しかし2度目の防衛戦となった2020年12月の奥田朋子戦で負傷判定で敗れ王座陥落。昨年6月に行われたダイレクトリマッチで2-1の判定勝ちを収め王座に返り咲き、今回が初防衛戦だった。

 対する小澤は2017年には弘蘇云(韓国)とのWBO世界ライトフライ級王座決定戦、2018年3月にラジャ・アマシエ(ドイツ)とのWBO世界スーパーフライ級王座決定戦に臨むもいずれも判定負け。今回は3度目の正直を目指しての試合だった。

5月30日に初防衛戦のWBO女子Sフライ級王者・吉田実代「“女子ボクシングも面白いな”と思われるような試合をする。生で見てほしい」

2022.05.18 Vol.Web Original

 WBO女子世界スーパーフライ級(-52.1kg)王者・吉田実代(三迫)が5月30日、東京・後楽園ホールで小沢瑶生(フュチュール)を相手に初防衛戦を行う。吉田は“戦うシングルマザー”の異名を持ち、なおかつもともとは総合格闘技やキックボクサーとしても活躍するなど波瀾万丈の人生を歩む異色のファイターだ。吉田は一昨年12月に奥田朋子に負傷判定で敗れWBO女子世界スーパーフライ級王座から陥落。昨年6月のダイレクトリマッチで判定勝ちを収め王座奪還。今回はそれ以来の約1年ぶりの試合となる。試合を控えた吉田に話を聞いた。

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