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GENERATIONS 小森隼 「新しい“ジェネ、知ってるよ!”を作りたい」アジカン後藤と“踊れる邦ロック”な新曲

2025.05.14 Vol.Web Original

 ダンス&ボーカルグループのGENERATIONSが今月も新曲を世に送り出す。「PRODUCE 6IX COLORS」という6人のメンバーがそれぞれ楽曲をプロデュースするプロジェクトで、2月から毎月新曲をリリースしている。その第4弾となるのが、小森隼の「MY GENERATION」。ロックバンドのASIAN KUNG-FU GENERATIONSの後藤正文とともに創り上げた“踊れる邦ロック”だ。「自分が楽曲の制作側に立つとは思わなかった」という小森がこの作品に託した熱い思いを聞いた。

思っていなかった楽曲制作に「マジか!」

 

ーー GENERATIONSの新曲「MY GENERATION」は、小森さんプロデュースで、ロックバンドのASIAN KUNG-FU GENERATIONS(以下、アジカン)の後藤正文さんと組んで制作した“踊れる邦ロック”な楽曲。「PRODUCE 6IX COLORS」の第4弾となりますが、まずは、自分が楽曲をプロデュースすることが決まった時、率直にどう思いました?

小森隼:……正直、めちゃくちゃマジかって思いました。僕はどこまで行ってもパフォーマー。グループが表現したいものをパフォーマンスして表現する表現者だと思ってたので、自分が楽曲の制作側に立つ日が来るとは思ってなかったですから。

ーーとはいえ、やることは決まったわけで。自分がプロデュースしたい楽曲のイメージとしてどんなものを考えていたんでしょうか。

小森隼:プロデュースするうえで、僕の中で、テーマは2つあって。ひとつは、ロックミュージシャンに楽曲を作ってもらうこと。音楽フェスやロックフェスにたくさん出させていただくようになって、ダンス&ボーカルグループにあまり興味がない方にも受け入れていただいてる実感があるんです。フェスを見てGENERATIONSのライブに来たっていう方がいたり、スタッフさんから友達がフェスでGENERATIONSを見たって言ってたっていう話も聞いたりもして。だから、もっと僕らを知ってもらうきっかけを作りたいと思いました。

もうひとつは、僕が「SCHOOL OF LOCK!」(小森がパーソナリティを務めるラジオ番組)を長くやってきたってところで、誰かを応援する、背中を押せるような曲を作りたいってこと。

この2つが決まってたので、スタッフとも色々話し合いを重ねながら、ゴッチさん(後藤のこと)に行きつきました。正直、受けてもらえると思ってなかったので……うれしかった。

 

アジカン後藤と作った“踊れる邦ロック”


ーー小森さんのアジカン好きは知られた話ではありますが、大好きなアジカンと仕事がしたい!って突っ走っていたわけではないんですね……そんな単純な話ではない(笑)。

小森隼:自分の“好き”がマッチしたみたいなところはあります。アジカンに限らず、元々JーROCKは好きで、日本のロックシーンのなかでも、ポップなところ、メジャーなところとかがすごく好きで。そういうところからのロックサウンド、踊れる邦ロックです。

ーーロックが好きになったきっかけはアジカンですか?

小森隼:それで言うと……僕が音楽を聴き始めたのは、EXILEに出会うよりも前で、ロックなんですよ。母親がKISSが好きだったのでまず洋楽のロックがあって、そこから母親がTHE BLUE HEARTSやTHE HIGH-LOWSにハマっていって、僕が初めて行ったライブはTHE HIGH-LOWSでした。どっちかっていうと音楽の入りはロックバンドなんです。初めてした習い事もドラムですし。1回発表会に出て1カ月でやめちゃいましたけど(笑)。

ーーその背景を考えると小森さんが悩める時期にアジカンに出会うのはごく自然ですね。

小森隼:流れてきたCMの曲がアジカンの「マーチングバンド」だったっていう、すごい偶然でもあるんですけどね。通信教育のCMソングだったんですよ。僕は高校1年から2年になるタイミングでそのまま全日制に進むか、通信制に編入するかを決める時期でした。ダンスに人生をかけるか、もう少し人生の選択肢を探りながら“青春”とかそういうのを謳歌するかみたいな。「マーチングバンド」に勇気をもらって通信制に行くことを選びました。

GENERATIONSの小森と中務が6月に恒例の年1プロデュース公演  小森はひとりしゃべり! 中務はダンス!

2025.04.11 Vol.Web Original

 ダンス&ボーカルグループ、GENERATIONSの小森隼と中務裕太が、それぞれプロデュースする公演『小森隼の小盛りのハナシ2025』と『中務裕太のマルチダンス〜多次元裕太をお見せします 2025〜』を6月に、関西、関東で開催する。

 日程は、関西が『小森隼の小盛りのハナシ 2025』が6月21日、『中務裕太のマルチダンス』が6月22日で会場はともに大阪・サンケイホールブリーゼ。関東は、『小森隼の小盛りのハナシ 2025』が6月29日、『中務裕太のマルチダンス』が6月28日で、会場は洗足学園音楽大学 前田ホール。

GENERATIONSの中務裕太と小森隼が年明けにソロでエンタメショー

2021.12.03 Vol.Web Original

 

 GENERATIONSの中務裕太の『中務裕太のマルチダンス~多次元裕太をお見せします2022~』、小森隼によるエンターテイメントショー『小森隼の小盛りのハナシ』が年明け1月6、7日に東京・EX THEATER ROPPONGIで開催されることが決定した。

『小森隼の小盛りのハナシ』は小森自身がこれからのライフワークのひとつにしていきたいと意気込む単独トークライブ。今年1月にも開催しており、本公演はその第2弾となる。

『中務裕太のマルチダンス~多次元裕太をお見せします2022~』は、中務が、新たなダンスの可能性を探るニュータイプのライブエンタテインメント。ダンスの弟子でもあるTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEのリーダーの陣をステージナビゲーターに迎え、中務が習いたかったダンスや、SNSで話題の人を呼んで即興ダンスをするなど、さまざまななダンスに本気で挑む。陣とのトークも含めて、今までに見たことのない中務を見ることができそうだ。

 また、来年で3年目を迎えるLDHが贈る新たな朗読劇『BOOK ACT』の公演も1月に予定されている。

GENERATIONSの小森隼がメンバーの名前を出さない理由

2021.02.12 Vol.Web Original

 本紙でコラム『小森の小言』を連載中の小森隼。GENERATIONS from EXILE TRIBEのパフォーマーとして活躍する一方で、個人でもテレビやラジオなど活動の領域を広げている。

 年明け、小森は自身初となる単独トークライブ『小森隼の小盛りのハナシ』を開催。LDHの朗読劇プロジェクト『BOOK ACT』のなかで、小森のライフワークとなりつつある芸人たちとタッグを組んで届ける『芸人交換日記』の初日の演目として行った。

 笑ったこと、疑問に思ったことなど、日常の一コマをトピックにトークして、オーディエンスを喜ばせた。ただ、本紙コラムでもそうだが、この日もGENERATIONSのメンバーの名前は出なかった。

『月刊EXILE』最新号(3月号)に掲載されているインタビューでは「ひとりで何かをやり遂げたかった」と説明。さらに「メンバーはみんなキャラが立っているし、GENERATIONSのファンなら、たとえばメンディーさんの名前を出しただけで彼がどんな人でどんな行動をする人かわかってしまう。要は楽なので逆に頼っちゃダメだなと」。小森は、「7年後はGENERATIONSのメンバーのことだけでトークライブをしたい」とも語っている。

 16日から『BOOKACT』松陰寺太勇(ぺこぱ)回の『芸人交換日記』のアーカイブ再配信 、小森隼とシューペイ(ぺこぱ)による副音声再録バージョンの配信がスタートする。チケットは発売中。

『小森隼の小盛りのハナシ』リポート&インタビュー ーー月刊EXILE

2021.02.01 Vol.Web Original

 小森隼による初の単独トークライヴ『小森隼の小盛りのハナシ』が1月4日、東京・有楽町のヒューリックホール東京で行われ、オンラインでも同時配信された。当日の模様をレポートするとともに、小森にトークライヴを終えた心境を聞いた。

 LDHが贈る朗読劇プロジェクト『BOOK ACT』が2021年1月4日から8日までヒューリックホール東京で行われ、初日の演目として小森隼の単独トークライヴ『小森隼の小盛りのハナシ』が上演された。トークライヴ開催が決まってから、日々の出来事を書き留めたり、周囲の人にインタビューしたりしてネタ集めをしてきたという小森。冒頭で「めちゃくちゃ緊張してます。汗びっしょりです」と、11ヵ月ぶりにファンを前にしたステージに立つ心境を吐露。しかしいざ話し始めると、巧みな話術で聞き手を引き込んでいく。今回のトークライヴは、日々の笑ったこと、疑問に感じたこと、心が動いたことなど、クスッと笑えて心がほっこりするような“小盛り”の話を展開。8年間続けてきた金髪をやめて黒髪にしたことで感じた、自分と周囲の感じ方の違いを語った「イメチェンの話」、新人マネージャーO君の奮闘記「想像を超える」、メインパーソナリティを務める『SCHOOL OF LOCK!』で出会った大切な相棒への想いを語った「坂田さん」など。バラエティに富んだ“小盛りの話”に、観客は時に笑い、時に涙しながら耳を傾けた。この日、“大盛りのハナシ”として最後に語られたのは、小森の記憶にはない父親のこと。両親の出会いから、結婚するに至ったいきさつまで、これまで語られることのなかった事実を包み隠さず話し、場内の涙を誘った。最後の挨拶で小森は、「このトークライヴを来年、再来年と毎年続けていって、7年後にはGENERATIONSメンバーのことだけでトークライヴをやりたい」と今後の展望を語り、見守ったファンから惜しみない拍手が送られた。

飾り
お品書き

1杯目:イメチェンの話
2杯目:勇気がない
3杯目:鬼滅の話
4杯目:何が正解?
5杯目:想像を超える
6杯目:ほっこり
7杯目:ヒルナンデス
8杯目:紅白
9杯目:相談
10杯目:坂田さん
大盛りのハナシ:セーラー服と機関銃

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