16人組ダンス&ボーカルグループのTHE RAMPAGEが6月16日、グループの今がわかるTHE RAMPAGE コンプリートブック『16(R)OAD』(幻冬舎)を発売した。幻冬舎と組んで昨年7月にスタートしたメンバーが個性を発揮して作り上げた書籍などを12カ月連続で刊行するプロジェクト「GL-16~THE RAMPAGE BOOKS~」の最終作品だ。メンバーも夢中になる本作について、陣、川村壱馬、長谷川慎、後藤拓磨にインタビューした。
ギリギリなところを思う存分詰め込んだ『16(R)OAD』
ーー昨年の7月に藤原樹さんの『Mars』からスタートしたプロジェクトもフィナーレ。ラストの『16(R)OAD』は、写真やインタビューなどいろいろなアングルからグループやそれぞれのメンバーやその関係性も見えてくる、文字通り、コンプリートブックになりました。
陣:自分たちでも見て楽しかったです! 仕事をしている時の〈表の部分〉からプライベートまでがっつり。メンバーのスマホのフォルダにある写真とか今まで出したことないものなど、ギリギリなところを思う存分詰め込んだ内容です。前から応援してくれてる方も、最近ファンになってくれた方も、THE RAMPAGEを知らない方も、みんな楽しめる1 冊になってるかなと思いますね。
ーー気に入っている企画、推しの企画はありますか?
後藤拓磨:一人ひとりにテーマがあって、自分のさっき陣さんが話した写真フォルダから写真を提供して組んだページがあるんです。陣さんだったらメンバーとの乾杯の写真、僕は撮り溜めた写真……その人の良さや性格が出るなって感じました。
長谷川慎:僕が好きなのはメンバーそれぞれが何チームかに分かれて行ったロケの企画。僕はたっくん(後藤)と 2人で、THE RAMPAGEのファッション担当として服屋巡り。それぞれのキャラクターに合わせたページになっているので、そういうところが好きですね。
川村壱馬:僕が好きなのはアンケート?メンバーに同じ質問をしていて答えが表みたいに並べられている。見てて面白かったですし……見やすい。
ーーポイントは見やすさ(笑)? ただ、壱馬さんが言うこと、すごくわかります。確かに見やすいし、自筆でもないのにそれぞれの答え方から人柄が出ていますよね。
川村壱馬:この感じって紙で見るからこそだと思うんですよ、データじゃなくて。こういう見やすいポイントはこの本に色々詰まりまくってます。
ーー『16(R)OAD』の内容が発表になった時、慎さんがお話してくださった休日ロケの写真が公開されて、大きな反響がありました。例えば、陣さんが、RIKUさんと、山彰(山本彰吾)さんと居酒屋できゅーっとなっている写真。
陣:なんか雑多なとこ行って飲みたくない?みたいな感じになって。インタビューも飲んでるテンションなんで、素の言葉が出てた感じです。
ーーいい笑顔も! 壱馬さんは武知海青さんと……
川村壱馬:ボウリング! 編集さんから提案していただいたんですけど、めちゃくちゃいいね!って。そして、めっちゃおもしろかった。
ーーボウリングとTHE RAMPAGEって近いですよね。このプロジェクトでみなさんにお話を聞いてきたなかで、メンバー全員でドレスコードのある決起集会をした話が何度か登場したんですが、その時もボウリングに行っている。RIKUさんが教えてくれました。
川村壱馬:確かに。16人でも行ったし……あ、ごめん、たっくん。
後藤拓磨:……僕は潰れて辿りつけないことが多いです(笑)。
ーー個人的には壱馬さんと海青さんが一緒なのはオンラインのイメージが強くて、オフラインで2人っていうのは珍しいのかなと思ったんですが。
川村壱馬:そうですか? 海青とはだいぶ近いんですよ。寮時代は住んでる部屋が同じ期間が長かったし1番一緒にいたと思います。プライベートでゲームしてる時間を考えたら、一緒にいなくても一緒に時間を過ごしているる。
ーーゲームの部分は想像通りでしたね(笑)。さて、慎さんと拓磨さんは「センスを磨く時間」。ファッション担当のイメージがあるお2人ですが、2人で出かけることは今もよくあるんですか?
後藤拓磨:そうですね。以前は、それこそ年下組でってのが多かったです。今、壱馬さんが寮時代の話をしていたけど、僕らも寮の時はもうずっと同じ部屋だった。
長谷川慎:……濃かったね。
後藤拓磨:2段ベッドなんですけど、僕が睡魔に勝てなくて下の段の慎のベッドで寝落ちしてて、それにいたずらされてみたいな。
ーー以前から応援している方々のなかには、組み合わせからも寮時代のエピソードをふんわりと思い出す方も多そうですね。ファンの方たち、寮時代のお話が大好きですし。
陣:……擦りすぎているところはある
長谷川慎:でもまだ出る!