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手塚裕之にTKO負けの青木真也が「最高のプロレスができた」と胸を張り「俺が何を言っているかよく考えて」と謎かけ【ONE】

2025.11.16 Vol.Web Original

 総合格闘家でプロレスラーの青木真也(BAMF)が「ONE173」(11月16日、東京・有明アリーナ)で手塚裕之(Yamada Dojo-TGFC)と対戦し、2RでTKO負けを喫した。

 青木は今年3月の「ONE172:TAKERU VS RODTANG」でエドゥアルド・フォラヤンと4度目の対戦を行い、1R53秒で一本勝ちを収めた。この試合がONEでのラストマッチと思われていたのだが、6月に行われた今大会のカード発表会見でONE Championshipの創始者兼CEOのチャトリ・シットヨートン氏が同大会への青木真也の出場について「絶対に出ます」と明言。その後、青木と手塚がSNS上でやりとり。手塚との対戦や別の大会に出場するという噂が飛び交う中、大会20日前の10月27日にこのカードが正式発表された。

 1R、サウスポーの青木とオーソドックスの手塚。いきなりタックルの青木。手塚が切るが、青木は追ってタックル。引き込むが手塚は立ち上がる。青木が離れ際にヒザ。青木は圧をかけてヒジ。青木はタックルからバックを取る。グラウンドに引き込んでツイスターを狙う青木。しのぐ手塚。青木は上を取って次の展開を探る。パス狙いの青木。手塚は足を使って距離を作りに行くが、青木はマウントを取る。手塚は足を使ってマウントから脱出。しかし青木は上をキープ。やや疲れが見える青木。

青木真也が「見せたいものがない。やる意味もない」とばっさり。手塚裕之は「俺が青木真也劇場を終わらせる」【ONE 173】

2025.11.12 Vol.Web Original

 ONE Championshipの今年2回目の日本大会となる「ONE173」(11月16日、東京・有明アリーナ)の記者会見が11月12日、都内で開催された。

 大会20日前の10月27日に参戦が正式に発表された青木真也(BAMF)が「見せたいものがない。やる意味もない」などと不穏な空気を漂わせた。

 青木は手塚裕之(Yamada Dojo-TGFC)と第3試合でライト級総合格闘技で対戦する。

 会見で青木は「前回で終わりかと思ったONEでの物語がまた続くことになったが、今回の試合で見せたいものは?」と問われると「終わりたかったんだけどね。続いちゃいましたね。何を見せたいか…。見せたいものがないです。やりたいこともないです。やる意味もないと思います。そういうものをちゃんと表現できたらなと思います。そうすればいいものになるんじゃないかなとも思います」と手塚との試合について語った。

 会見後のフェイスオフでは前掛かりの手塚をいなすように距離を取った青木。会見後の囲み取材でも「やることは変わらない」とさらり。この囲み取材は青木、吉成名高、安保瑠輝也という異質な組み合わせで行われたのだが、こういった若い選手のONE参戦について、長くONEで戦ってきた者としての感慨深さのようなものについても「何もない」とそっけない。そして安保に「キャンピングカーはどうしたの? 支払ったのか。知らなかった」と質問するなど、その場を幻惑。

“農耕民族”手塚裕之が“戦闘民族”トンガのイシ・フィティケフと対戦。タイトル戦アピールへ「判定でもいい。勝ちに徹する」

2024.09.06 Vol.Web Original

「ONE 168: Denver」(9月6日=日本時間7日、米コロラド州デンバー/Ball Arena)に出場する手塚裕之(ハイブリッドレスリング山田道場/TGFC)の試合を前にしたコメントが大会を配信するU-NEXTを通じて届いた。“ジャパニーズ・ビースト”の異名を持つ手塚は現在、ONEで5連勝中。アメリカでの大会には初出場となる。ここ3戦はタイのルンピニースタジアムのリングを舞台に戦ってきたが、今回は慣れ親しんだケージでの試合。タイトルショットを目指すうえでの負けられない一戦となる今回、ニュージーランドで生まれ、オーストラリアで育ったトンガ人であるイシ・フィティケフ(オーストラリア/トンガ)と対戦する。

修斗vsパンクラス 王者同士の対抗戦は2勝2敗【10・13 ONE】

2019.10.14 Vol.Web Original

ライト級の久米が判定勝ちでパンクラス先勝

 ONE Championshipの2回目の日本大会「ONE: CENTURY 世紀」(10月13日、東京・両国国技館)で「修斗vsパンクラス 全面対抗戦」が行われ、4階級の王者対決が実現した。

 今回行われたのはライト級の松本光史vs久米鷹介、ウェルター級のエルナニ・ペルペトゥオvs手塚裕之、バンタム級の佐藤将光vsハファエル・シウバ、ストロー級の猿田洋祐Vvs北方大地。

 ライト級ではパンクラスの久米が松本を判定で下した。

 試合はグラウンドでの攻防がメインとなる。1Rは終盤にグラウンドで久米がバックを制してスリーパーを狙うが、松本は腕を取って防御。久米は続いて左腕を取って腕十字を狙うがここも松本がしのいでゴング。

 2Rになると松本が反撃。バックを奪い、逆にスリーパーを狙う。久米はしのぎながら、背中越しのパンチで反撃を見せる。

 松本がペースを取り返したかに思えたが、久米は3Rはタックルからテイクダウンに成功するとヒザを松本の顔面に打ち込んでいく。松本は下から首を抱え防御するが背中を向けてしまい久米がバックを取ってスリーパーを狙う。松本はわきに腕抱えガードも、久米はバックからパンチをコツコツと当て、ヒジも打ち込んでいく。松本が亀になったところで久米が背中に乗る。落とそうとする松本だったが久米は落ちず首を狙いに行く。ここも松本がしのぎ切り、試合終了のゴング。

 判定となったが1、3Rを有利に進めた久米が3-0で勝利を収め、パンクラスが先勝した。

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