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【第31回東京国際映画祭】今年の映画祭アンバサダーは松岡茉優

2018.10.19 Vol.711

 1985年、日本ではじめて大規模な映画の祭典として誕生した東京国際映画祭(以下 TIFF)が今年もいよいよ開幕。第31回を迎える今年も、日本のみならず近年ますます映画熱高まるアジア、そして世界各国から優れた作品が集結!

『第30回東京国際映画祭』閉幕 ダイバーシティーあふれたTIFF 2017

2017.11.19 Vol.700

11月3日のクロージングセレモニーにて閉幕©2017 TIFF

レッドカーペットセレモニーでひときわ華やさを演出した『銀幕のミューズたち』の蒼井優、安藤サクラ、宮﨑あおい、満島ひかり。

原住民の一族に生まれたトランスジェンダーの青年を描いた『アリフ、ザ・プリン(セ)ス』一行。劇中衣装の主演俳優が注目の的に!

最初にレッドカーペットに降り立ったのは映画祭アンバサダーの橋本環奈。

日中共同製作映画『空海 -KU-KAI-』の染谷将太、阿部寛、松坂慶子。

『パンとバスと2度目のハツコイ』の元乃木坂46 深川麻衣と三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE 山下健二郎ら。

 

グランプリはトルコ発の近未来SF!

グランプリ・東京都知事賞に輝いたカプランオール監督と小池東京都知事 ©2017 TIFF

レッドカーペットや超話題作の上映で幕を開けた東京国際映画祭(以下:TIFF)が3日、授賞式およびクロージングセレモニーをもって閉幕。

トミー・リー・ジョーンズを審査員長に迎えたコンペティションで栄えあるグランプリに輝いたのは、近未来のディストピアを舞台としたトルコの巨匠セミフ・カプランオール監督作『グレイン』。カプランオール監督は「多くの問題を抱える現代の世界に生きる我々はどこへ向かうのかを模索した。私の映画を理解していただけると希望を持っていました」と喜びを語った。今回1作品を鑑賞するごとに審査する形をとったジョーンズ審査委員長は「審査員それぞれの作品への第一印象を大切にしたかった。それが有効に働いたと思う」と振り返り達成感を見せた。

コンペティション審査委員を務めたトミー・リー・ジョーンズ ©2017 TIFF

期間中は必見のイベントを毎日開催

「SAMURAI(サムライ)賞」に輝いた坂本龍一。©2017 TIFF

今年の映画祭も、そうそうたる映画人がトークイベントや舞台挨拶、ティーチインなどに連日登場。11月1日には坂本龍一が『Ryuichi Sakamoto: CODA』舞台挨拶に登壇。ステージ上で授与されたSAMURAI賞の刀型トロフィーを振り回すお茶目な一面で会場を沸かせた。毎年恒例の人気セミナー、マスタークラスでは河瀬直美監督が最新作『光』の劇中映画「その砂の行方」を特別上映。自身の撮影現場の様子から俳優たちとの関係性までを語った。『不都合な真実2』舞台挨拶に登壇した元米副大統領アル・ゴア氏は「クロージング作品に選んでもらえて光栄、本作を見て危機解決の一員となってほしい」と訴えた。10年前の第1作公開時に環境大臣を務めていた小池百合子東京都知事もゴア氏の姿勢を称えた。

河瀨直美監督によるマスタークラスも開講 ©2017 TIFF

【第30回東京国際映画祭】映画の祭りをとことん楽しむ人気企画

2017.10.27 Vol.699

今年は30回目のアニバーサリー! 10月25日(水)〜11月3日(金)
世界各国の映画と映画人が集結する祭典・東京国際映画祭(以下・TIFF)が今年、記念すべき30回目の開催を迎える。アニバーサリーイヤーとあって例年以上に豪華で濃密な映画体験ができる作品上映やイベントが目白押し!

【第30回東京国際映画祭】TIFF厳選映画でもっと映画を好きになる

2017.10.26 Vol.699

今年は30回目のアニバーサリー! 10月25日(水)〜11月3日(金)
世界各国の映画と映画人が集結する祭典・東京国際映画祭(以下・TIFF)が今年、記念すべき30回目の開催を迎える。アニバーサリーイヤーとあって例年以上に豪華で濃密な映画体験ができる作品上映やイベントが目白押し!

【第30回東京国際映画祭】世界中の最新話題作が東京に集結!

2017.10.25 Vol.699

今年は30回目のアニバーサリー! 10月25日(水)〜11月3日(金)
世界各国の映画と映画人が集結する祭典・東京国際映画祭(以下・TIFF)が今年、記念すべき30回目の開催を迎える。アニバーサリーイヤーとあって例年以上に豪華で濃密な映画体験ができる作品上映やイベントが目白押し!

【第30回東京国際映画祭】未来のヒットメーカーが今年も誕生なるか

2017.10.24 Vol.699

世界各国の映画と映画人が集結する祭典・東京国際映画祭(以下・TFF)が今年、記念スべき30回目の開催を迎える。アニバーサリーイヤーとあって例年以上に豪華で濃密な映画体験ができる先品上映やイベントが目白押し!

審査委員長:トミー・リー・ジョーンズ、審査員:マルタン・プロヴォ、レザ・ミルキャリミ、ヴィッキー・チャオ、永瀬正敏

[コンペティション]

『アケラット−ロヒンギャの祈り』©Pocket Music, Greenlight Pictures

『ペット安楽死請負人』©It’s Alive Films
『勝手にふるえてろ』©2017映画「勝手にふるえてろ」製作委員会

これまで世界的な話題作も数多く輩出してきたTIFFのコンペティション。期間中は、2017年1月以降に完成した長編映画を対象に、世界各国・地域の応募作品の中から、厳正な予備審査を経た15本の作品を上映。88の国と地域から応募された1538本のなかから選ばれた1本に最高賞として東京グランプリが授与されるほか、審査員特別賞、最優秀監督賞、最優秀女優/男優賞、最優秀芸術貢献賞、最優秀脚本賞、そして観客の投票による観客賞が選ばれる。審査委員長には名優にして監督としても評価の高いトミー・リー・ジョーンズを迎え、ヴィッキー・チャオや永瀬正敏ら人気俳優も審査員を務める。この華やかな顔ぶれが、レッドカーペットにそろう姿も大いに楽しみだ。

ラインアップ発表会では、久松猛朗フェスティバル・ディレクターが「映画を見る喜びの共有として誰もが参加したくなる映画祭、映画人たちの交流、若いクリエイターの育成、未来の映画ファンの開拓を目指す」と宣言。充実のプログラムでそれを実感しよう。

 

[アジアの未来]

『アリフ、ザ・プリン(セ)ス』

長編映画3本目までのアジアの新鋭監督の作品を上映。最優秀作品にはアジアの未来 作品賞が、今後が期待される監督には国際交流基金アジアセンター特別賞が贈られる。審査員を務めるのは行定勲監督ら。作品の監督やキャストらアジアの映画人との交流も楽しもう。

 

[日本映画スプラッシュ]

『アイスと雨音』 ©「アイスと雨音」実行委員会

しぶきを上げて海外に飛び出すような映画を応援! 日本のインディペンデント映画の中から、独創的でチャレンジ精神に満ちた作品を上映。最優秀作品に日本映画スプラッシュ作品賞が授与される。今年は『カミュなんて知らない』の柳町光男監督らが審査員を務める。

 

東京が映画に浸った10日間! 『第29回東京国際映画祭』リポート

2016.11.12 Vol.678

 10月25日に開幕した映画の祭典『第29回東京国際映画祭』が11月3日に閉幕。六本木を中心に、東京が“映画の街”になった10日間。華やかなレッドカーペットからグランプリ発表までを振り返る!

 

2013.09.20 Vol.600

 第26回東京国際映画祭の第2回記者会見が17日、都内にて行われ、コンペティション出品作などが発表された。

 東京の秋の風物詩となっている同映画祭。今年は10月17日から25日まで開催。コンペティション部門では、93カ国からエントリーされた1463本の中から選ばれた15本を上映。コンペティション国際審査委員長を映画監督のチェン・カイコーが、同審査員を女優の寺島しのぶや映画監督のクリス・ワイツらが務める。また、オープニング作品にトム・ハンクス主演の『キャプテン・フィリップス』、クロージング作品に三谷幸喜監督の最新作『清須会議』など豪華な招待作品の上映も決定しており、恒例の”グリーンカーペット”にも注目が集まりそうだ。

 この日は、ゲストとしてコンペティション出品作『ほとりの朔子』の深田晃司監督と女優の二階堂ふみ、『捨てがたき人々』より榊英雄監督、第26回東京国際映画祭のフェスティバル・ミューズに就任した栗山千明が登壇。栗山は「日本と世界を結ぶ映画祭のお手伝いをさせていただけることをとても光栄に思っています。日本の文化を広めることももちろん大切ですが、さまざまなイベントを通じてより日本を知って体感してもらえればと思います」と”ミューズ”としての意気込みを新たに語った。

 また質疑応答で、昨年の開催時に”日中問題”の影響で中国ゲストの不参加などが発生したことに絡めて今年の状況を質問されると、コンペティション部門プログラミング・ディレクターの矢田部吉彦氏は「今年はまったく問題なく、出品プロセスも順調で、ゲストの来日も前向きに検討してもらえている」と回答した。

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