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稲垣吾郎と新垣結衣「見たことがない自分の表情」映画『正欲』完成作に感動

2023.11.11 Vol.web original

 

 公開中の映画『正欲』の舞台挨拶が11日、都内にて行われ、俳優の稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香と岸善幸監督が登壇。完成作を見た感動を熱く語り合った。

 作家・朝井リョウによる第34回柴田錬三郎賞受賞作を原作に、さまざまに異なる背景を持つ人々を通して人が生きるための推進力とは何かを問う衝撃作。

 お互いに本作が初共演。映画祭や取材などで初めてそろったといい、稲垣は「うれしかったですよ、撮影中なかなかお会いできない方もいましたし、現場でお会いしても皆さん役として生きていたので。皆さん、僕を見る目の光り方が今と違う」と言い、それぞれと対峙するシーンについて「皆さんすごい集中力で。僕は内心、びくびくしていました(笑)」と振り返った。

 完成作を見て全貌を知ったというキャストたち。稲垣と新垣は、佐藤と東野の緊迫のシーンを「本当に素晴らしかった」「見て心が震えました」とファンさながらの熱弁で絶賛し、佐藤と東野も恐縮しきり。

 稲垣は新垣についても「“ガッキー”ではない目の光り方をしていた」と感嘆。岸監督が奥行きのある俳優たちの芝居に「編集作業で見入ってしまうほどだった」と振り返り「見ていただく表情は僕の中でベストショット。特に稲垣さんと対峙する皆さんがどういう表情になるか」。

 稲垣が「自分でも見たことのない表情がありましたね」と言うと新垣も「ありましたね。今回、自分がどう映っているかを全く考えてなくて(完成作を見て)あ、こういう顔をしていたんだと思うこともありました」と感嘆。

 最後の締めの挨拶では、急きょ一番最後にコメントすることになり、あわてる新垣を稲垣がフォロー。新垣は「優しい!(笑)」と稲垣に感謝しつつ「映画の登場人物たちのような気持ちを抱えて生きている人は今もどこかにいる。それがどういうことかを考え続けていきたいと改めて思うきっかけをくれた作品」と出会いに感謝していた。

稲垣吾郎、初共演の新垣結衣に「今までのイメージを覆された」新境地を絶賛

2023.10.25 Vol.web original

 

 映画『正欲』のワールドプレミア舞台挨拶が25日、都内で開催中の第36回東京国際映画祭にて行われ、俳優の稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香と岸善幸監督が登壇。稲垣と新垣が初共演を振り返った。

 作家・朝井リョウによる第34回柴田錬三郎賞受賞作を原作に、さまざまに異なる背景を持つ人々を通して人が生きるための推進力とは何かを問う衝撃作。

 今年の東京国際映画祭コンペティション出品の注目作。同映画祭では主演作が2度、観客賞を受賞している稲垣は「またこの場所に帰って来れて光栄。東京国際映画祭は映画を愛する者みんなにとっての特別な場所なので」と映画祭でのプレミアを喜んだ。

「皆さん、とにかく大きな覚悟を必要とする役どころ」と言う稲垣は初共演となった共演陣を絶賛。中でも新垣について「新垣さんの今までの作品やコマーシャルを見て、それぞれ描くイメージがあるじゃないですか。僕もそれを覆されました。最初に現場で会ったときは、イメージする新垣さんと全く違っていて僕もビックリしました」と目を丸くした。

 一方、新垣も「稲垣さんとご一緒できたシーンは濃密なシーンだったので濃い時間をともに過ごして、一緒に力を作ることができて光栄でした」。

 磯村は「稲垣さんとのシーンはわずかだったんですけど忘れられないくらいの緊張感でした。稲垣さんが演じる寺井が本当に僕は怖かった(笑)」と稲垣の迫真の演技に感謝。

 原作をもともと読んでおり、オーディションで役を得たという佐藤も「原作の衝撃もあっていろいろ考えたんですが、いろいろやることがあって緊張している時間がなかった」と役を楽しんだ様子。

 最後に新垣は「何か皆さんの心に届くものであればうれしい」、稲垣は「人それぞれの個性を認め合うことの大切さ、それを発見することの喜びを感じていただける作品」とアピールした。

 映画『正欲』は11月10日公開。

関ジャニ∞安田章大、ゴッホ演じる主演舞台が初日「気が付けばタイムトリップ」

2021.07.10 Vol.Web Original

 

 関ジャニ∞の安田章大が主演する舞台『リボルバー~誰が【ゴッホ】を撃ち抜いたんだ?~』が10日、渋谷区のPARCO劇場で初日を迎えた。

 原田マハが自身の小説『リボルバー』を自ら戯曲化した作品。フィンセント・ファン・ゴッホの死をめぐる謎に現代のオークショニストが迫るアートミステリーで、舞台版は小説版とは異なりゴッホが生きた19世紀当時を物語の主軸とし、謎に満ちたゴッホとゴーギャンの愛憎入り混じる関係に光ををあてる

 初日を迎えるにあたり、ゴッホを演じる安田は、「僕自身の役柄的見どころといえば、神格化されていない人間・ゴッホが、現代口語を使って会話している所かもしれませんね。作品全体の魅力は19世紀の人々、21世紀の人々を演じる役者8人が絶妙に絡み合う事で物語が加速していき、気がつけば知らない時空に、誰もが当事者としてタイムトリップしていくと思います」と話し、「あなたが"視て、聴いて、感じた確かなモノ"を"人生の糧の種を"を手に入れるチャンスかもしれません。リボルバーに翻弄され過ぎませんように」と、アピール。

安田章大がゴッホ演じる舞台『リボルバー』が全キャスト発表! ひまわりをリボルバーにみたてたビジュアルも公開

2021.05.28 Vol.Web Original

 安田章大(関ジャニ∞)が孤高のアーティストであるゴッホを演じる舞台『リボルバー~誰が【ゴッホ】を撃ち抜いたんだ?~』の全キャストが28日発表、同時にビジュアルも公開された。

 ゴッホのライバルで共に創作活動もしていたゴーギャンを池内博之、画商としてゴッホを献身的に支える弟テオを大鶴佐助が演じる。

 そのほか、ゴッホとゴーギャンの謎に迫るオークショニストに北乃きい、共に謎を解き明かす社長に相島一之、同僚のJPに細田善彦。金子岳憲、東野絢香も出演する。

 本作は、原田マハの小説『リボルバー』(幻冬舎刊)を、原田が自ら新しい物語として立ち上げるもの。小説はフィンセント・ファン・ゴッホの死をめぐる謎に現代のオークショニストが迫るアートミステリだが、舞台版はゴッホが実際に活躍した19世紀当時を物語の舞台として、謎に満ちたゴッホとゴーギャンの愛憎入り混じる関係にフォーカスしていく。

 パリの小規模なオークション会社に勤めるオークショニストのもとに古びた拳銃が持ち込まれる。ゴッホの自殺に使われたものだという。ゴッホとゴーギャンの謎に満ちた関係の調査を進めていくうちに、誰も知らない歴史上の真実を掘り当てて…。

 演出は行定勲。

 東京公演は、PARCO劇場で、7月10日~8月1日。大阪公演は、8月6~15日に東大阪市文化創造館 Dream House 大ホールで。

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