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柴咲コウ「夢を見て曲ができたこともある」亀梨和也も驚き「覚えているんですか?」

2025.06.16 Vol.web original

 

 映画『でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男』(6月27日公開)のプレミアイベントが16日、都内にて行われ、俳優の綾野剛、柴咲コウ、亀梨和也らキャスト陣と三池崇史監督が登壇。映画にちなみ「信じているもの」を聞かれた柴咲の回答に一同が驚いた。

 福田ますみのルポルタージュ『でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相』を原作に、20年前、日本で初めて教師による児童へのいじめが認定された体罰事件に迫る。

 盛大なレッドカーペットや、完成した作品の感想や撮影エピソードトークで盛り上がった一同に、この日は作品にちなみ「信じていることは?」という質問。

 綾野は「現場ですかね。自分にとってすべてなので」と撮影現場への思いを熱く語り、亀梨は「湯船に浸かること。絶対に疲れがとれるんだと信じて。あと水を浴びること。でもこれから夏で水がぬるくなってくるんですよね」と笑いを誘い、子役の三浦綺羅は「寝てれば身長が伸びることを信じてます」とキュートな回答。

 その中で柴咲は「寝ているときに見る夢。人に100%伝えられないけど事実、自分は見ているわけで。そのメッセージなのか警告なのか過去の整理なのかもしれないけど、それがお芝居に役立ったりとか、曲ができたこともあるので」と回答。

 亀梨から「ちゃんと覚えているんですか」と聞かれると柴咲は「すごく覚えています。昨日も何個も見たな、とか」と夢を鮮明に覚えていると明かし、一同を驚かせていた。

 この日の登壇者は綾野剛、柴咲コウ、亀梨和也、大倉孝二、迫田孝也、三浦綺羅、木村文乃、光石研、北村一輝、小林薫、三池崇史監督。

柴咲コウ、子役から「こんなお母さんだったら怖い」と言われ苦笑 三池監督「目力という言葉では…」

2025.06.16 Vol.web original

 

 映画『でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男』(6月27日公開)のプレミアイベントが16日、都内にて行われ、俳優の綾野剛、柴咲コウ、亀梨和也らキャスト陣と三池崇史監督が登壇。柴咲の迫真の演技を共演陣が恐怖とともに振り返った。

 福田ますみのルポルタージュ『でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相』を原作に、20年前、日本で初めて教師による児童へのいじめが認定された体罰事件に迫る。

 大盛況のレッドカーペットでファンを楽しませた一同。三池監督は「特別な悲劇ではなく日常でいつ起きてもおかしくないこと。誰が善で悪でという物語ではなく登場人物一人ひとりの気持ちを理解できるはず」と言いつつ「柴咲さんへの共感率は低いかと思います。すっげぇ怖いので(笑)」。

 綾野が演じた主人公の小学校教諭・薮下を告発する保護者・室律子役の柴咲は「そうかぁ?」と首をかしげ観客も大笑い。

 対峙する綾野も「むちゃくちゃ怖かった」と断言。光石研も「本当に怖かった、あなたは!」。北村一輝は「あり得ないくらいNGを出してしまったんですけど、そのときのコウちゃんの目が一番怖かった」。

 息子役の三浦綺羅も「演技中の迫力がすごくて。こんなお母さんだったら怖いしどうしようと思いました」と振り返り、柴咲も苦笑。

 さらには三池監督も「目力という言葉では表せない。目を通して気持ちを見せるというより、逆に完全にシャッターを閉じていて、見つめ合っていてもなにも見せない怖さがある」と感服。

 一方で「目の玉に怖さがある。それは演技しようがない。多分、日常から怖いんだと思う。『着信アリ』(2003年)のときは怖がる役をやっていただいたんですけど。“はじめまして”と言ったら“はじめましてじゃないですけど”って怒られた」と暴露。

 覚えがないという柴咲は「ホントかなそれ。真実?」と首をかしげ、すかさず亀梨が「『でっちあげ』じゃない」とオチをつけ、会場は爆笑に包まれていた。

 この日の登壇者は綾野剛、柴咲コウ、亀梨和也、大倉孝二、迫田孝也、三浦綺羅、木村文乃、光石研、北村一輝、小林薫、三池崇史監督。

綾野剛「亀梨和也ここにあり」“嵐”を撮影現場に呼んだ?

2025.06.16 Vol.web original

 

 映画『でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男』(6月27日公開)のプレミアイベントが16日、都内にて行われ、俳優の綾野剛、柴咲コウ、亀梨和也らキャスト陣と三池崇史監督が登壇。綾野と亀梨が重要なシーンの撮影で起きた“奇跡”を明かした。

 福田ますみのルポルタージュ『でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相』を原作に、20年前、日本で初めて教師による児童へのいじめが認定された体罰事件に迫る。

 レッドカーペットで大歓声を受けながらファンを楽しませた豪華キャストと三池監督。

 壇上に上がった主演・綾野は「皆さん、立ちっぱなしなので…気分が悪くなった方がいたら言ってください」と観客に気遣い。

 保護者からの告発に追い詰められていく小学校教諭・薮下誠一を演じた綾野は「体験したことがないような時間を提供できると思っています」と完成作に胸を張り、薮下を告発した保護者の氷室律子役・柴咲も「善悪や真実って何だろうと、今まで生きてきた自分の正しさは本当かなと問いかけられた」。週刊春報の記者・鳴海三千彦役の亀梨も「人間は一つの側面だけじゃないと考えさせられました」。

 劇中とは裏腹に和気あいあいとトークを繰り広げた一同。豪雨のシーンを振り返った綾野は「実際に嵐のような雨が降ってきて。亀梨和也ここにあり、だなと」と言うと、亀梨も「直系の先輩ということで。“嵐”が来てくださった(笑)」と、先輩グループ名を引き合いに観客を笑わせつつ「冗談抜きで実際の大雨が降ってきて。10分くらいで晴れたんです」。

 綾野も「見たら“雨降らせすぎだろ”とか“風吹かせすぎだろ”と思うかもしれないんですけど(笑)。映画の神様ってやっぱりいるんだなと思いました」と感慨深げに振り返っていた。

 この日の登壇者は綾野剛、柴咲コウ、亀梨和也、大倉孝二、迫田孝也、三浦綺羅、木村文乃、光石研、北村一輝、小林薫、三池崇史監督。

柴咲コウ “ファンデーションは使ってません” から25年「30代後半から “これはまずいぞ”」

2024.08.07 Vol.Web Original

 俳優の柴咲コウが8月7日、都内でエイジングケア美顔器「VI-OLA(ヴィオーラ)」販売1周年記念イベントに登壇した。

柴咲コウの英語力に黒沢清監督「こんなに上手いとは」日本外国特派員協会で会見「日本語も自分で言うべき…?」

2024.06.05 Vol.web original

 

 映画『蛇の道』(6月14日公開)の上映会と会見が5日、丸の内・日本外国特派員協会にて行われ、主演の柴咲コウ、と黒沢清監督が登壇。ほぼ全編フランス語台詞に挑戦した柴咲が、今後も外国語作品への挑戦に意欲を見せた。

 黒沢清監督が、98年に劇場公開された哀川翔主演の同名Vシネマを、フランスを舞台にセルフリメイクしたリベンジサスペンス。

 冒頭、柴咲は流ちょうな英語で挨拶。「偉大な黒沢監督とこの作品を撮ることができ、ここに来ることができてとても光栄です。本作はフランス映画なので、本当はフランス語でごあいさつしようと思ったのですが、フランス語が上手く話せないので…」と苦笑しつつ、通訳が日本語に訳した後に「日本語も自分で言うべきでしたよね、すみません(笑)」。

 柴咲の英語に、黒沢監督も「柴咲さんがこんなに英語が上手いと思わなかったのでびっくりです。僕は日本語でやらせてください(笑)」と笑いをさそった。

 黒沢監督は、フランスでのセルフリメイクについて「5年ほど前にフランスのプロデューサーから、あなたがこれまで日本で撮ってきた作品のどれかをフランスでリメイクしてみないかと言われ、とっさに、それなら『蛇の道』をやりたい、と思ったのがきっかけ」と明かし、オリジナルで哀川翔が演じた主人公を女性にした理由について「オリジナルの高橋洋(による脚本の)バージョンとは違う、僕ならではの『蛇の道』になるのではと思った」と語った。

 愛娘の復讐に燃えるフランス人に協力する謎多きヒロイン小夜子役に柴咲を起用した背景について、監督が「この役をできる日本の女優はいるのかと、まず大物から当たっていこうとダメ元で柴咲さんに声を掛けたらやってくれるというので、やった!と思いました」と言うと、柴咲も「黒沢監督とお仕事できるということ、フランスに行けるという不純な動機でこのお話を受けました(笑)」。

甘党の西島秀俊「3カ月現場で甘いものを食べてない」舞台挨拶で食べたいスイーツ羅列「ドーナツ、ケーキ、プリン…」

2024.05.20 Vol.web original

 

 映画『蛇の道』(6月14日公開)の完成披露イベントが20日、都内にて行われ、俳優の柴咲コウ、西島秀俊、青木崇高と黒沢清監督が登壇。役作りの減量のため3カ月、甘いものを食べていなかったという西島が「食べたいスイーツ」の話で笑いをさそった。

 黒沢清監督が、98年に劇場公開された哀川翔主演の同名Vシネマをフランスを舞台にセルフリメイクしたリベンジサスペンス。

 フランス映画として、フランスチームとオールフランスロケを行った本作。黒沢組5度目という西島が「フランスでも日本と同じように尊敬されていて、現場に入っても、黒沢組特有の、監督がどんな演出をするんだろう、何を言い出すんだろうとワクワクしている雰囲気が満ちあふれていた」と振り返ると、黒沢監督は「けっこう皆さん、俳優の方もスタッフも文句を言わずやってくれてうれしいな、と(笑)」と苦笑。

 この日は、物語にちなみ「リベンジしたいことは?」という質問。謎めいたヒロインをほぼ全編フランス語セリフで演じきった柴咲が「昔の自分に対してバカって思うことが多い。でも乗り越えていくしかない。大人になって作法を学ぶとか。そいうことの繰り返し」と自戒すると、西島は「今の良い話の後に恐縮なんですけど…」と切り出し「今回の役が、体重を落とさないといけない役で3カ月くらい現場で全然甘いものを食べていなくて。現場で“甘いもの食べないんですね”と言われてくやしい思いをして。あと1日で終わるので、ドーナツとかケーキとか、いろんなものを食べようと。何から食べようかなと」と甘いものをリベンジしたいと語り、会場も大笑い。さらに一番食べたものはと聞かれると「悩んでるんですよね。プリンもいいですし、みたらし団子…マカロンもいいですね」と羅列し、甘党ぶりで笑いをさそっていた。

柴咲コウに西島秀俊「フランス語を話せる方だと思っていた」、青木崇高は「何年もパリに住んでいるたたずまい」

2024.05.20 Vol.web original

 

 映画『蛇の道』(6月14日公開)の完成披露イベントが20日、都内にて行われ、俳優の柴咲コウ、西島秀俊、青木崇高と黒沢清監督が登壇。柴咲が全編ほぼフランス語で演じた新境地を振り返った。

 黒沢清監督が、98年に劇場公開された哀川翔主演の同名Vシネマを、フランスを舞台にセルフリメイクしたリベンジサスペンス。

 黒沢監督も「有名な日本の俳優さんがそろっていますがフランス映画です」と言う通り、全編フランスロケで、ほぼフランス語となる本作。3人の日本人キャストも「黒沢監督へのリスペクトがあふれる温かい現場だった」とフランス人チームとの撮影を振り返り、青木は「日本人として誇らしい気持ちになりました」。

 愛娘の復讐に燃えるアルベールに協力する謎多きヒロイン小夜子を演じた柴咲。黒沢監督は「柴咲さんの動きがすごい。獰猛というか。『バトル・ロワイアル』を超えたんじゃないか」と2000年公開の柴咲の出演作を引き合いに笑いをさそうと、柴咲も「蛇のような、しなやかな。シャシャシャ~、パクッって感じですかね(笑)」。

 劇中のセリフはほぼフランス語の柴咲に、西島は「最初から、スタッフの方とフランス語で話されていて。フランス語を話せる方なんだなと思っていたら、この作品のために勉強されたと聞いて」と感嘆しきり。

 すると柴咲はタジタジとなり「かなりハードル上がって、私、フランス語を話せる人みたいになっちゃってるけど…話せないです。クランクアップから1年経って忘れちゃってるし」と苦笑しつつ「フランス映画として取り組む作品なので、そこで、この日本人のフランス語、聞き心地悪いね、と言われるのが嫌だった」と撮影3カ月前からの猛特訓を振り返った。

 そこに青木からも「何年もパリで生活している女性のたたずまいだった。しばらく前から(パリに)入られて実際に生活されていたとか」と言われ、柴咲は「付け焼刃感が出るのが嫌で。さらに1カ月前から入ってアパートを借りて、マルシェで野菜を買ってトボトボ歩いて玄関を開け、キッチンで料理して…ということを毎日やって2カ月かけてなじんでいきました」と明かし観客を驚かせた。

 そんな柴咲は作品にちなみ「リベンジしたいこと」を聞かれると「昔の自分に対して“バカ!”って思うことが多いので。なんであんなに失礼なことを言ったんだろう、とか。それは学んで乗り越えていくしかない。そういうことの繰り返し。私はそんな人間なんです(笑)」。

 一方、黒沢監督が「パリには何度も行っているんですけど大抵、仕事なのでめぼしい観光地に行っていない」と言うと柴咲も「同じですよ。次は監督と遊びに行きたいです」と笑顔を見せていた。

キンプリ髙橋海人「芸能界ってまだこんなに素敵なところが」吉岡秀隆からの“バトン”に感激

2022.12.16 Vol.web original

 

 映画『Dr.コトー診療所』の初日舞台挨拶が16日、都内にて行われ、吉岡秀隆、柴咲コウら豪華キャスト陣と中江功監督が登壇。16年ぶりにDr.コトーを演じた吉岡が新米医師役の髙橋海人(King & Prince)に、作品への思いを託した。
 
 山田貴敏の同名漫画を元に2003年にドラマ化し、国民的人気を博した名作ドラマ待望の映画化。僻地の離島に赴任してきた外科医“Dr.コトー”こと五島健助と、島の人々との交流を通して命の尊さを描く。

 ついに劇場版の公開を迎えた気持ちを聞かれた主演・吉岡は「僕の気持ちなんかより皆さんの気持ちが大事です」と観客を見渡し「僕が五島健助として白衣を着るのはこれが最後なので、こうして皆さんに見ていただいて幸せです」と晴れやかな笑顔。

 吉岡はDr.コトーとの“別れ”を明言しつつ、新米医師・織田判斗役でシリーズに初参加した髙橋海人に「僕は次は海人くんに任せて『Dr.ハント』を、一お客さんとして見たいなと思ってます」と夢を膨らませた。

 吉岡からの“バトン”に髙橋も「今は荷が重いなという感覚ですけど“継承”ということで、頂いたたすきを堂々と掲げて作品のトップに立てるような俳優さんになりたいと思っているのでこれからも頑張りたいです」と頼もしい言葉。

 さらに髙橋の演技について、吉岡が「判斗先生のシャウトで涙があふれました。本当に素晴らしかった。あとはお任せします(笑)」と言えば、ドラマシリーズから演出を手掛ける中江監督も「変に皆さんに印象を与えても…と思って一切触れてなかったんですけど、素晴らしかったです。海人ブラボー! 髙橋海人じゃないと織田判斗はできなかった」と手放しでたたえた。

 髙橋は「え、ドッキリとかじゃないですよね(笑)」と戸惑いつつ「アイドルをずっとやってきて、やっと映像作品に出させていただけて。芸能界ってまだこんなに素敵なところがあるんだと知れて、そこから頑張ってやっていきたいと思ったので。その言葉を頂けて手が震えるかぎりです」と大感激。「生きててよかった。この作品に出れたことだけでも幸せなのに」と感無量の髙橋に、会場もほっこりしていた。

 この日の登壇者は吉岡秀隆、柴咲コウ、大塚寧々、髙橋海人(King & Prince)、生田絵梨花、富岡涼、泉谷しげる、筧利夫、小林薫、中江功監督。

 映画『Dr.コトー診療所』は公開中。

 

“秘密”は女優を美しくする!前世の記憶をテーマに彩られる純愛ストーリー『月の満ち欠け』【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

2022.12.07 Vol.web Original

 こんにちは、黒田勇樹です。

 先週も告知させていただいていた、来年2月に上演する、三栄町LIVE×黒田勇樹プロデュースvol.13 『シン・デレラ』の出演者オーディションを先週、開催させていただきました。

 多くの方に来ていただきまして、貴重な出会いがたくさんありました。この場を借りて、お礼申し上げます。

 こういうのって「縁」という要素も大きいので、今回出会えた方はもちろんなんですが、今回ご一緒できなかった方も、別の機会で縁が生まれることもあると思いますので、その時はぜひ!

 では今週も始めましょう。

吉岡秀隆“16年ぶり”柴咲コウの印象は「目を見開いた観音様」映画『Dr.コトー』で夫婦役

2022.10.26 Vol.web original

 映画『Dr.コトー診療所』製作報告会見が26日、都内にて行われ、吉岡秀隆をはじめ柴咲コウら豪華ゲストと中江功監督が登壇。夫婦となったコトーと看護師・彩佳を演じた吉岡と柴咲が16年ぶりの続編で再会した互いの印象を語った。

 山田貴敏の同名漫画を元に2003年にドラマ化し、国民的人気を博した名作ドラマ待望の映画化。僻地の離島に赴任してきた外科医“Dr.コトー”こと五島健助と、島の人々との交流を通して命の尊さを描く。

 主人公・コトーを16年ぶりに演じる吉岡秀隆は「また(コトー役を)やろうという気持ちがずっと心の中にあったのか」と聞かれると「ありません」とにべない回答で会場を笑わせつつ「ただ中江監督と会うたびに“コトーは今どうしてるだろうね”という話をしてくるので、監督の中では火が消えてなかったんだな、と。僕の火も焚きつけてくれた」と語り、中江監督も本作はシリーズの「集大成でもあり完結編。僕の中では最初で最後の続編だと思う」と胸を張った。

 一方、16年ぶりの続編に柴咲は「そこに対する不安はなかったですね。自分自身は久しぶりなんだけど、あの島は本当にどこかに存在していて、彩佳さんもずっと島にいて自然とコトー先生と一緒になったんだろうなと思えた」。

 本作では夫婦役として再会した吉岡と柴咲。吉岡は「柴咲さんはまったく変わってないと思います。凛としていて何というか、観音様みたいな優しさもあるんだけど…目を見開いた観音様みたいなちょっと怖い感じもあって」と独特な表現。柴咲も「ということは、最初のころは20代でしたけど、ふてぶてしかったでしょうね」と苦笑していた。

 この日の登壇者は吉岡秀隆、柴咲コウ、大塚寧々、髙橋海人(King & Prince)、生田絵梨花、泉谷しげる、筧利夫、小林薫、中江功監督。

 映画『Dr.コトー診療所』は12月16日より全国東宝系にて公開。

キンプリ髙橋海人 泉谷しげるに「NG出してもお前が悪いんじゃない」と助けられるも「逆にブーメランとなって僕に」

2022.10.26 Vol.web original

 映画『Dr.コトー診療所』製作報告会見が26日、都内にて行われ、16年ぶりにコトーを演じる主演・吉岡秀隆をはじめ柴咲コウら豪華ゲストと中江功監督が登壇。新米医師役の髙橋海人(King & Prince)が泉谷しげるから“助けられた”エピソードを笑い満載で語った。

 山田貴敏の同名漫画を元に2003年にドラマ化し、国民的人気を博した名作ドラマ待望の映画化。僻地の離島に赴任してきた外科医“Dr.コトー”こと五島健助と、島の人々との交流を通して命の尊さを描く。

 コトー役の吉岡秀隆、その妻となった看護師・五島彩佳役の柴咲コウをはじめ、大塚寧々、泉谷しげる、筧利夫、小林薫も16年ぶりの続編出演に感慨深げ。大塚は「親戚が集まったみたいだった(笑)」と笑顔で再会を振り返った。

 新キャストとなる、新米医師役の髙橋海人は「自分の至らなさに打ちのめされて明日こそはと準備してまた打ちのめされてを繰り返しました。僕の中で限界を超えて120%頑張ったと感じています」。彩佳の後輩看護師役の生田絵梨花も「改めてすごい場所に入らせていただいたと感じて身震いしました」とベテラン陣とともに人気シリーズに挑んだプレッシャーを振り返った。

「全シーン大変だった」と振り返った髙橋は、司会の軽部真一アナウンサーから「30テイク近くやったシーンもあったとか」と聞かれると「バレてますか(笑)」と苦笑し、ベテラン陣と一緒のシーンで何回もテイク重ねたことに「神たちに見守られている感じでしたが生きた心地がしなかったです」。

 すると泉谷が髙橋に「お前ちゃんと言えよ。オレ助けただろ」と言い「何回も30ページのシーンをやるわけよ、そりゃ間違うよ。それはNG出してもお前が悪いんじゃない、台本と監督が悪いんだと、スタッフ全員謝れ!と、言って、謝らせたの。その恩義を忘れて…ちゃんと言えよ」。

 ぼやく泉谷に、髙橋は「うれしかったんですよ、助けていただいて。でもスタッフに謝れとか…その言葉が逆にブーメランとなった僕に帰ってくるという…」と恐縮しつつ本音を吐露し、会場も爆笑していた。

 この日の登壇者は吉岡秀隆、柴咲コウ、大塚寧々、髙橋海人、生田絵梨花、泉谷しげる、筧利夫、小林薫、中江功監督。

 映画『Dr.コトー診療所』は12月16日より全国東宝系にて公開。

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