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墨田区、衣料品等のリユース及びリサイクルで4者協定締結 ブックオフなどの「R-LOOP」を活用、社会福祉法人も参加し新規雇用も創出

2025.05.29 Vol.Web Original

 墨田区はリユース・小売業のブックオフコーポレーション株式会社、 繊維製品の循環リサイクルを行う株式会社BPLab 、社会福祉法人墨田さんさん会と「衣料品等のリユース及びリサイクルによる協定」を4者で締結、5月28日、墨田区役所で締結式を行った。循環型社会の実現を目指すもので、自治体が「R-LOOP」を活用した連携協定を結ぶのは23区で初、社会福祉法人を加えた4者での取組みは日本初となる。

 ブックオフとBPLabが展開する不用品回収サービスを活用し、区民に「捨てない選択」を提案することで、廃棄物の減量と資源有効利用の促進を図る。

 墨田区の山本亨区長は「『R-LOOP』によるリユース・リサイクルのシステム、墨田さんさん会さんという墨田区の地域の力が加わり、資源の廃棄を最小限にしつつ付加価値を高めることを目指す社会経済システム、サーキュラーエコノミーへの移行に向けて、本区にとっても大きな第一歩」とコメント。そして、「衣料品リサイクルという区民の皆さんにも分かりやすい身近な分野での連携。皆様と共に発信していくことで、区民の皆さまとも共有し、循環型社会の形成への道筋になる」、また「3者の皆様には本協定機に墨田区の持続可能な地域づくりに、それぞれの立場で力を発揮していただきたい」と期待を寄せた。

 30日に、立川リサイクルストックヤード、すみだリサイクルセンター、喜楽里すみだ工房、墨田さんさんプラザの4カ所に「R-LOOP」回収ボックスを設置し回収をスタートする。回収できるものは、衣料品を始め、ファッション雑貨、生活用品、おもちゃで、分別されたのち、リユースできるものは再商品化して販売、リユースできないものは繊維リサイクルされて、資源となる。

 回収ボックスからの不用品の回収や管理は、社会福祉法人墨田さんさん会が行う。これによって新たな雇用も創出する。

 回収ボックスは4カ所からスタートするが、「ゆくゆくは墨田区のあらゆるところに設置させていただきたい」(ブックコーポレーション株式会社)とした。

江戸川区、LDH JAPAN、W TOKYOとエンタメで「にぎわい」創出へ 3者で包括連携協定

2024.08.27 Vol.Web Original

 江戸川区と株式会社LDH JAPAN、東京ガールズコレクションなどを展開する株式会社W TOKYOが包括連携協定を結ぶことになり、8月27日、江戸川区役所で締結式を行った。協定により、3者は、誰もが安心して自分らしく暮らせる共生社会の実現や経済の発展に向けて連携・協力し、エンターテイメントの力を活用して、江戸川区で「にぎわい」を創出していくという。

 斉藤猛区長は、協定締結について、「区民の福祉の向上、またこれからの高齢化社会を考える時にエンターテイメントの力は必ず必要になってくる」とした上で、同区がW TOKYOと組んで行ってきた「SDGs FES in EDOGAWA supported by TGC」にLDHの所属のアーティストが出演した際の経験に触れ「お子さんから高齢者までみんなで体を動かして一体になってやってたのを目の前で見て、この力は大変すごいんだなと思いました。連携協定を結んで、エンターテイメントの力で江戸川区を変えていきたいと思った」と説明。また、「江戸川区が、子どもから高齢者まで、障がいの有無に関わらず、外国人も含めて、69万の区民ひとりひとりが自分らしく暮らせる街を目指している」とし、「この実現に向けて、卓越した力を区内で発揮をしていただければ」と期待を寄せた。

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