お笑いコンビ、NON STYLEの石田明が脚本・演出を手がける舞台『結 -MUSUBI-』が2022年2月に東京と大阪で上演されることが決まった。石田は本作で、“しゃべらないけどうるさい”感覚で観客を虜にするという。
伝説の横綱、雅ノ富士が立ち上げた相撲部屋の富士見部屋が舞台。部屋では、横綱の4人息子たちが日々鍛錬をしている。部屋には「私語」と「女性を土俵にあげる」ことは「してはいけないこと」というルールがあり、とくに女性を土俵にあげてしまうと、とんでもないことが起きると言われていた。 そのルールを守って稽古に勤しんでいたところ、部屋に不穏な空気が流れ始める。「笑い」を中心にストーリーが進行し、アクションやダンス、サプライズにド派手な舞台演出もあるという。
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草彅剛が再びシカゴのギャングに「積み上げてきたすべてを出せる集大成」 舞台『アルトゥロ・ウイの興隆』開幕
草彅剛の最新主演舞台『アルトゥロ・ウイの興隆』が14日、KAAT 神奈川芸術劇場で開幕する。初日を翌日に控えた13日に同所で公開通し稽古が行われた。
ドイツ演劇の巨匠ベルトルト・ブレヒトの大作を白井晃氏が演出したもの。白井氏が同劇場の芸術監督を務めていた2020年に上演されており、今回は再演となる。
原作は、ヒトラーが独裁者として上り詰めていく過程をシカゴのギャングの世界に置き換えて描いた問題作。白井がジェームス・ブラウンの楽曲を中心としたファンクミュージックを散りばめて、斬新な作品に仕立て上げている。
黒谷友香がIMPACTors基俊介の母親に 年明けに東京と大阪で最新舞台『あの子より、私。』
黒谷友香の最新主演舞台『あの子より、私。』が2022年の1月から東京と大阪で上演される。
大人たちのコメディで、あらゆる世界の成功者が別荘を構えるという人気エリアの“別荘地見学会”を舞台に、こじらせ女子たちが理想の物件をめぐる内見バトルを繰り広げる。
黒谷は、誰もがあこがれる理想的な家族の母親を演じる。黒谷は「生の舞台を観に来てくださる一人ひとりのお客様に、最高に楽んで感動していただける舞台、心に残る作品を創りたいと思っております。これまで舞台では、つかこうへい先生、宮本亞門先生 とご一緒して参りました。私にとって初となります才能ある女性演出家・岸本鮎佳さんとご一緒し、お仕事ができ る事を楽しみにしております。素晴らしい舞台をお客様にお届けできる様、共演の皆様と協力し合い、力を合わせて精一杯努めて参ります」と、意気込む。
首藤康之「自分の分身のように思えてきた」最新舞台で人生をダメにした男の再生描く
人生を踏み外した男のクリスマス・イブの物語を描く舞台『ダブリンキャロル』の上演が決まった。本作が日本で上演されるのは初。出演は、首藤康之、山下リオ、小日向星一。
アイルランドの作家、コナー・マクファーソンによる作品。酒浸りで浮気性で家族から離れ、葬儀屋で働く男ジョンのもとに、10年ぶりに娘メアリーが訪ねてくる。ジョンの妻が重い病気で、ジョンに会いたがっていて、迎えに来たのだという。ジョンは自分の過去と現在に向き合うことになって……。
ジョンを演じる首藤は、「読み進めてみるとこの「ジョン」という男が、自身の分身のように思えてきた」といい、「この仕事をしていると、自分が抱いている感情と表現しようとしている感情の間に本当の自分がいるような気がいつもしています。ジョンと自身の心の叫び声をエネルギーの源として、僕自身初めて体験する会話劇を、精魂を注いで演じたいと思います。今年50歳を迎えるこの時にジョンに出会ったのは何かしらの運命を感じています」と意気込む。
娘のメアリーを演じる山下は「台本を読みながら、他人の一日を覗き見しているような罪の意識を感じつつも、いつのまにか感情移入し、私自身の一日に影響を及ぼされる、不思議な感覚になりました。海外の戯曲は初めてなので、今から緊張していますが、一日一日の稽古を大切にお芝居できたらと思います」とコメントを寄せている。
小日向は、葬儀屋を手伝っている若者、マークを演じる。
「コナー・マクファーソンが書いた『ダブリンキャロル』の世界に飛び込んでいけること、とても光栄です。台本を読み、観てくださる方の希望になれるような戯曲だと思いました。座組みの皆様と一丸となって、舞台を作っていきたいと思います」と、燃えている。
下北沢の東演パラータで、12月3~9日に上演。
以下に、キャストのコメント全文。
草彅剛の『アルトゥロ・ウイの興隆』詳細が発表!
草彅剛が主演し、11月から上演される舞台『アルトゥロ・ウイの興隆』の詳細が発表された。舞台は、神奈川、京都、東京の3都市で11月から翌年1月まで行われる。
2020年1月にKAAT神奈川芸術劇場で上演された舞台の再演。ヒトラーが独裁者として登り詰めていく過程をシカゴのギャングの世界に置き換えて描いた問題作を、ファンクミュージックを散りばめて描く。草彅はギャング団のボスを演じる。
共演は、神保悟志、渡部豪太、松尾諭、小林勝也といった続投メンバーに、榎木孝明、七瀬なつみが加わる。
演出は白井晃、音楽はオーサカ=モノレール。
公演は、神奈川のKAAT神奈川芸術劇場で11月14日~12月3日、京都・ロームシアター京都メインホールで12月18~26日、東京・豊洲PITで2022年1月9~16日。
チケットの一般発売は10月23日~。
キンプリ神宮寺が三島由紀夫の代表作に挑戦「神宮寺勇太を大放出したい」
キンプリことKing & Princeの神宮寺勇太が11月から上演される舞台『葵上』『弱法師』に主演、ストレートプレイに初挑戦する。また、神宮寺は本作が舞台単独初主演となる。
三島由紀夫の全八篇の短編戯曲からなる代表作「近代能楽集」の二編を連続して上演する。『葵上』は、「源氏物語」を原典に、嫉妬や欲望、情念など、心の内に秘められた闇を描く。『弱法師』は終末観に腰を据えた青年が主人公で、現実的なもの全てに対する敗北を表す最後の台詞が印象的な作品だ。
「初めて単独での主演舞台をやらせて頂く事を聞いた時、心臓のビクン!とする音が聞こえました」と、神宮寺。「主演として舞台に立たせていただける喜びと、自分にどこまで出来るのかな?という思いが同時に駆け巡りました。ストレートプレイに挑戦させて頂くのも初めてですし、色んなことが初めてづくしな作品になります。」
『葵上』では美貌の青年・若林光役を、『弱法師』では戦火で視力を失った二十歳の青年・俊徳役を演じる。
「2作品の役を演じる事は、決して簡単ではないと思いますが、この2つの作品を演じ切ることができた後に演じる事の楽しさや、表現の幅が広がっているように、全身全霊で稽古に臨みたいと思います! 来ていただけるお客様に今まで見た事のない、神宮寺勇太を大放出したいと思います」
共演は、中山美穂ら。中山は『葵上』では光のかつての恋人・六条康子を、『弱法師』では俊徳を救おうとする調停委員・桜間級子を演じる。
中山は「長い芸能生活の中で、お芝居の舞台というのは1度しか経験が無く、正直不安でいっぱいです。古典文学から近代劇にされた三島作品2作ですから、尚更歴史の重みを感じています」としたうえで、「人間の奥深い感情を、ストレートに演じることになると思うのですが、演出の宮田さん、キャストの皆さんと丁寧に思いを込めて演らせて頂きます。何より、足を運んで下さるお客様に満足頂ける『葵上』、『弱法師』をお届け出来るよう、努めて参ります」と、コメントを寄せている。
演出は宮田慶子。
11月に東京グローブ座、12月に梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティで上演。
桐山照史「こんなセクシーなことあります?」稽古中に松島聡からのセクシーローズのプレゼント!舞台『赤シャツ』が開幕
桐山照史(ジャニーズWEST)が主演する舞台『赤シャツ』が5日、豊島区の東京建物 Brillia HALLで開幕した。初日公演前に取材会が行われ、桐山、赤シャツの弟を演じる松島聡(Sexy Zone)、そして下女役の高橋ひとみが出席し、意気込みを語った。
夏目漱石による名作『坊ちゃん』に敵役として登場する赤シャツを主人公に、劇作家のマキノノゾミが書き下ろしたもの。誤解が誤解を生み、赤シャツは翻弄されて……。マキノといくつもの作品でタッグを組んできた宮田慶子が演出を手掛けている。
桐山は「『坊ちゃん』のストーリー、夏目漱石のファンの方にも楽しんでもらえると思いますし、『坊ちゃん』を読んだことがない人にも楽しんでもらえる作品になっていると思います。令和と違う空気感、『坊ちゃん』のサブストーリーとして、実はこうなってた、赤シャツは本当はいい奴だったんじゃないかとか、謎解きみたいな感じで楽しんでいただけたら」。
桐谷健太「ギンギンに感じて」舞台『醉いどれ天使』が開幕
舞台『醉いどれ天使』が5日、中央区の明治座で初日を迎えた。
黒澤明と三船敏郎がタッグを組んだ名作映画を舞台化。戦後の混沌とした時代に、明日に向かって歩みを進めようとする人々の姿を生き生きと描く。
新型コロナウイルス感染症の影響で、2日遅れての開幕。
闇市の顔役・松永を演じる桐谷健太は「戦後の闇市で、明日も見えない中、必死で今を生きる人たちの姿は、きっと観る人の心を揺さぶる何かがあると信じています。全員でエネルギーや波動を惜しみなく出していきますので、ぜひ劇場でギンギンに感じていただきたい」と、アピール。
町医者の真田を演じる高橋克典は「戦後の焼け野原の中から力強く立ち上がり必死に生きる全ての登場人物たち。その生き様に心打たれます。僕が演じる真田は、幾重にも挫折を重ね、医者としての真っ当な心を持ちながらも酒に溺れる街の医者です。昔確かにいた、街ののんだくれの頑固オヤジですね。桐谷健太さん演じる松永と出会い、ぶつかり合いながらも共に生きる中でどう変わって行くのか、ぜひご覧になっていただきたいと思います」と、コメントしている。
演出は、三池崇史監督。脚本は蓬莱竜太が担当。他出演に、佐々木希、田畑智子、篠田麻里子、髙嶋政宏ら。
20日まで同所で。その後大阪でも公演もある。
THE RAMPAGE RIKU 陣 岩谷翔吾 藤原樹 長谷川慎 鈴木昂秀が語る『ETERNAL』ーー月刊EXILE
緊急事態宣言発令にともない一度は中止となったREAL RPG STAGE『ETERNAL』の上演が決定した。ゲームが原作となっている本作は、音楽やダンス、バトルなどを交え、仲間と家族の愛を描いた冒険ファンタジー。出演するTHE RAMPAGE のRIKU、陣、岩谷翔吾、藤原樹、長谷川慎、鈴木昂秀の6人に、本作に対する想いを中心に語ってもらった。
岡本健一・圭人親子が舞台上でつかみあい! 舞台『Le Fils 息子』が初日
岡本健一と岡本圭人の親子が、父と息子を演じることで話題の舞台『Le Fils(ル・フィス) 息子』のフォトコールと取材会が30日、豊島区の東京芸術劇場であり、健一と圭人、母親を演じる若村麻由美、そして演出のラディスラス・ショラー氏が登壇した。
以前から、健一と舞台で共演したいと話していた圭人は、「もう少しで夢がかなうという感じです。お客様が入った劇場でできるというのが夢だったので、今すごくドキドキしています。まず、初日を迎えられたということが奇跡的なことでいろんな方にも感謝しています」
親子共演が実現したことについて、健一は「基本的には来た仕事はありがたく何でも受ける姿勢で来ているので、ある種、奇跡的なこと。圭人はパパと一緒に舞台をすることが夢みたいなことを何年も前から聞いていたので、もう早く叶えちゃったほうがいいんじゃないかなって。夢はどんどん消化していったほうがいいと思う」
主演舞台『検察側の証人』開幕を前に小瀧望「今はエンタメを届ける必要があると思っています」と決意
世田谷パブリックシアターで8月28日開幕
今年2月に行われた「第28回読売演劇大賞」で杉村春子賞と優秀男優賞を受賞した小瀧望(ジャニーズWEST)が主演を務める舞台『検察側の証人』が8月28日、東京・三軒茶屋の世田谷パブリックシアターで初日の幕を開けた。
同作は「ミステリーの女王」として知られるアガサ・クリスティによって書かれた法廷を舞台としたミステリー劇。独り身の資産家婦人の殺害容疑で起訴された容姿端麗な青年・レナードは無罪を主張するが、状況証拠は不利なものばかり。逮捕され、彼をさばく法廷が開かれるが、唯一のアリバイを証言するはずの妻・ローマインはなぜか検察側の証人として現れ、「彼から『婦人を殺した』と告白された」と証言する。法廷を舞台に緊迫感あふれる応酬が展開され、最後はまさかの急展開を迎える。クリスティ自身も自伝の中で「これは私が描いた戯曲の中でも、お気に入りの一つであった」と語る作品が読売演劇大賞優秀演出家賞など数々の演劇賞を受賞するなど注目を集める演出家、小川絵梨子の新翻訳、新演出で上演される。
この日はフォトコールが行われた後にレナードを演じる小瀧、妻・ローマインを演じる瀬奈じゅん、そして法廷でレナードを追い詰める敏腕検事マイアーズを演じる成河が取材会を行った。