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鈴木千裕がタイで合宿中の金原正徳に「会見には来いよ」と不満【RIZIN.46】

2024.03.12 Vol.Web Original

「RIZIN.46」(4月29日、東京・有明アリーナ)の追加カード発表会見が3月12日、都内で開催された。

 すでに金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)を挑戦者に迎えた初防衛戦が決まっているRIZINフェザー級王者の鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)が登壇するも金原は欠席。鈴木は「会見には来いよ」と不満げな表情を見せた。

 鈴木は会見の冒頭「自分らみたいな若い世代がベテランを、ストレートに言うと引退させないといけない。だから僕はそのきっかけを作らないといけない。時代を変えます。ツイッターで“腕十字を極める”とか言ってますが、なめんな、と。その前に粉砕してやるんで、覚悟していてください、金原さん」とベテラン狩りを宣言。

6・23代々木で五味隆典と鈴木千裕がボクシングルールで対戦。「20年前の五味隆典を千裕に見せてやろうかなと思っている」【KNOCK OUT】

2024.03.08 Vol. Web Original

4月5日スタートのリアリティ番組で2人がコーチに就任

 KNOCK OUTが3月8日、都内で会見を開き、4月5日から始まるKNOCK OUTのリアリティ番組「THE KNOCK OUT FIGHTER」(TOKYO MX1、TVer)のコーチとしてKNOCK OUT-BLACKスーパーライト級、RIZINフェザー級王者の鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)と初代PRIDEライト級王者の五味隆典(イーストリンカンラスカルジム)が就任することを発表した。また、合わせて対抗戦の大将戦として2人がボクシングルールで対戦することもサプライズ発表された。

 同番組はKNOCK OUTのリングに上がりたいという新たな人材を発掘すべく、オーディションやスカウトで選手を選出。コーチのもとトレーニングを積み、6月23日に行われる国立代々木競技場第二体育館でのビッグマッチで対抗戦を行う。その大将戦として鈴木が五味との対戦を熱望。2人の対戦が実現することとなった。

 会見でKNOCK OUTの山口元気代表が「KNOCK OUTの第一人者である鈴木千裕とその師匠である五味隆典選手にお願いした。面白い選手育成ができるのではないかと思っている」と2人のコーチ就任を発表。そして「千裕は五味君にファイトスタイルが似ていると思ったので、五味君の所に練習に行くことを勧めた。五味君は魂の練習というか、非常に大切なものを教えてくれる人。番組をやるにあたっては千裕がコーチをやることは決まっていたが、もう一人は“五味君だな”と思った。五味君にKNOCK OUTファイターに魂の部分を教えてもらいたいと思った。それでコーチをお願いした」とコーチ就任要請の経緯を説明。そして「その中でコーチの就任だけでなく“コーチ同士で最後に戦ってくれないか”という無茶なお願いもした。もともと千裕が“五味さんの引退試合をやらせてくれ”とすごくしつこく言っていて、なかなか実現できなかった中で“ここでどうかな?”と五味君に言った。これはOKなんでしょうか?」と五味に公開の場で返事を迫った。

RIZINは今年もフェザー級が熱い! 5月に鈴木千裕が初防衛戦。 朝倉未来vs平本蓮はいつ、どこで?

2024.01.09 Vol.757

 日本最大の格闘技フェデレーション「RIZIN」の2024年は初進出となる佐賀県のSAGAアリーナで行われる「RIZIN LANDMARK 8 in SAGA」(2月24日)からスタートする。

 RIZINの2023年はフェザー級でさまざまなドラマが起こったのだが、2024年もフェザー級は話題が満載だ。

 

5・6有明アリーナでフェザー級王者の鈴木千裕が初防衛戦。相手はクレベルを破った金原正徳【RIZIN.47】

2024.01.01 Vol.Web Original

 RIZINフェザー級王者の鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)が5月6日に東京・有明アリーナで開催される「RIZIN.47」で金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)を相手に初防衛戦に臨むことが12月31日に発表された。

 この日行われた「RIZIN.45」(埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で榊原信行CEOがリング上に鈴木を呼び出すと「鈴木千裕の次の試合、タイトルマッチ行きます。相手は金原。5月に有明アリーナを押さえましたので、ゴールデンウイークに有明アリーナに千裕の防衛戦を見に来てほしいと思います」と発表。

 これを受けて鈴木は「金原選手は格闘技の大先輩ですが、だからこそ言わせてもらいます。先輩、超えさせてもらいます。絶対にKOしてやるから。やりましょう。5月、よろしくお願いします」と早くも初防衛に向けての意気込みを語った。

 フェザー級王座は6月の「RIZIN.43」で当時RIZINフェザー級王者だったクレベル・コイケに鈴木が挑戦も、前日計量でクレベルが契約体重を超過したため王座をはく奪。鈴木が勝てば王者に認定されるという条件のもと試合が行われたがクレベルが勝利を収め、王座は空位に。この王座をめぐり7月に朝倉未来とヴガール・ケラモフの間で王座決定戦が行われ、ケラモフが王座を獲得。11月にアゼルヴァイジャンで鈴木を挑戦者に迎え初防衛戦を行うも、鈴木が下からの蹴り上げでケラモフにKO勝ちを収め、王座を獲得した。

 金原は9月にクレベルに判定勝ちを収め、次期挑戦者候補の筆頭に躍り出ていた。

クレベルが斎藤裕に一本勝ちでご難続きの2023年を締めくくる。「最後にあなたが負けるのは私です」と鈴木千裕にアピールも【RIZIN.45】

2023.12.31 Vol.Web Original

「RIZIN.45」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)でクレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)と斎藤裕(パラエストラ小岩)による元RIZINフェザー級王者同士の対戦が実現した。2人の間には斎藤が王者だった2021年秋に対戦の機運が高まったのだがクレベルのケガで実現しなかったという経緯があり、今回は2年越しの対戦実現だった。

 クレベルは6月の札幌大会で鈴木千裕を相手に初防衛戦に臨むも、前日計量で400gオーバーと規定体重をクリアできず王座はく奪。再起戦となった9月の金原正徳戦でも判定負けと現在2連敗中。斎藤は2020年に朝倉未来との王座決定戦に勝利を収め初代王座に就くも昨年4月に牛久絢太郎に敗れ王座陥落。4月に1年ぶりの再起戦に臨み、平本蓮に2-1で判定勝ちを収めて以来の試合となる。

 1R、ともにオーソドックスの構え。ローを飛ばすクレベル。スイッチしてからの左インローがローブローとなり一時中断。再開後もローとフェイントの探り合い。クレベルの前蹴りをキャッチした斎藤が右ストレートを連打。その後の打ち合いでクレベルの右ローがまたもローブローとなり再び中断。クレベルに警告が出る。再開後、斎藤の右カーフが当たり始める。クレベルもロー。距離が遠くなかなか攻撃が当たらない両者。一気に距離を詰めたクレベルがパンチから蹴りを放つが蹴り足をつかんだ斎藤が軸足を狩ってテイクダウン。猪木アリ状態からブレイクとなりスタンドになると互いの右ストレートが交錯。なおも圧をかけて距離をつぶすにかかるクレベル。斎藤の右フックがヒットも、クレベルは右カーフ。

朝倉未来がケラモフを破った鈴木千裕を「すごい」と認めつつも「戦っても全然負けるとは思っていない」

2023.11.09 Vol.Web Original

 総合格闘家の朝倉未来(JAPAN TOP TEAM)が11月9日、「RIZIN LANDMARK 7 in Azerbaijan」(11月4日、アゼルバイジャン・バクー ナショナルジムナスティックアリーナ)でフェザー級王者となった鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)について「すごいなと思いました」と語りつつも「戦っても全然負けるとは思っていない」と続けた。

 朝倉は初代RISE OFGM -65kg級王者のYA-MAN(TARGET SHIBUYA)がプロデュースする新たな格闘技イベント「FIGHT CLUB」(11月19日、会場非公開)に出場。この日は公開練習を行った。

 その後の会見で鈴木が王者ヴガール・ケラモフを破った試合について問われると「すごいなと思いました。結局、試合に勝つ奴が強いんで。彼は結果を出している」とその実力を認めた。一時、鈴木のことを「中堅」と評していたのだが「トップファイターじゃないですか。僕の中でというより、世間的に見ても明らかにトップファイター。試合で勝って実績を残している。それ以外何もない」と評価しつつも「ただ戦っても全然負けるとは思っていない」とも続けた。

ケラモフを破り王座獲得の鈴木千裕「不良やヤンキーが格闘技の質を下げている」と日本格闘技界の世直しを宣言【RIZIN】

2023.11.05 Vol.Web Original

 RIZIN初の海外での開催となる「RIZIN LANDMARK 7 in Azerbaijan」(11月4日、アゼルバイジャン・バクー ナショナルジムナスティックアリーナ)のメインイベントで行われた「RIZINフェザー級タイトルマッチ」で王者ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)を破り、新王者となった鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)が格闘技界の世直しを目標に掲げた。

 鈴木は1R序盤にテイクダウンを許すも「前回、朝倉未来選手にやった首を抱えてのヒジとかパウンドが来ると思った。ケラモフ選手がパウンドを打ってきたのでフェイクの三角絞めを狙った。三角を取るふりをすると嫌だから上体を上げてくれる。そうするとパウンドを打ってくる。この上から下の動きに、下から上の動きをかかとでドンピシャで合わせようと思った。相手がパウンドを打ってくる瞬間に蹴り上げを合わせて、そこでダウンが取れたので、後は息が戻る前に決めてやろうと思ってラッシュでKOですね」と非常に珍しい、下のポジションからのKO勝ちを解説した。

 鈴木は王座奪取については「やっと夢を一つ叶えることができた。格闘技界の二刀流になるのが夢だった。今、俺は現役のキックボクシングのKNOCK OUTの王者で現役のMMAのRIZIN王者になることができた。キックボクシング王者とMMA王者、この2つを現役で取ることに意味がある。この夢をかなえることができてすごくうれしい」と笑顔を見せた。

 そして今後の目標として「やっとRIZINの看板を背負うことができたので、RIZINに恩返しをしていく」と語る。また「子どもたちに未来を見せたい。今の日本の格闘技は不良が輝く時代になっちゃっていて、ヤンキーとかそういう人たちが表舞台に出て、格闘技の質を下げている。そうではなくて、本物が本当に格闘技をちゃんとやって、遊びも断ち切って真面目にやっている人たちが報われる格闘技業界を作りたい。そういうものを子どもたちに見せたい。真剣に真面目に格闘技をやって夢をかなえる。それを格闘技を通じて見せていきたい」といわば「格闘技界の世直し」を掲げた。

鈴木千裕がテイクダウンされながらも下からのパンチの連打でKO勝ち。KNOCK OUT王座と合わせ真の二刀流達成【RIZIN】

2023.11.05 Vol.Web Original

 RIZIN初の海外での開催となる「RIZIN LANDMARK 7 in Azerbaijan」(11月4日、アゼルバイジャン・バクー ナショナルジムナスティックアリーナ)のメインイベントで行われた「RIZINフェザー級タイトルマッチ」で挑戦者の鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)が王者ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)を1RでKOで下し、悲願のRIZIN王座獲得を果たした。

 タイトル戦ということで両国の国歌斉唱が行われ、榊原信行CEOがタイトルマッチ認定宣言。リングサイドにはセミファイナルで武田光司を破ったばかりのトフィック・ムサエフの姿も。鈴木がコールされるとブーイング。ケラモフには大歓声が送られる。

 1R、ともにオーソドックスの構え。ケラモフが左ローを飛ばす。ケラモフが右ストレート。そして左足にタックルからテイクダウン。上を取る。ケラモフが体を起こしパウンドを狙う。ここで鈴木の蹴り上げがケラモフの顔面にヒット。そして鈴木はケラモフをガードに入れると下からパンチを連打。強烈なパンチで上のポジションのケラモフの意識が飛ぶというまさかの展開に。レフェリーが試合を止め、鈴木のTKO勝ちとなった。

鈴木千裕「みんなが見たいのは男同士の殴り合い。ケラモフ選手もそれを望んでいると思う」【RIZIN】

2023.11.02 Vol.Web Original

 RIZIN初の海外での開催となる「RIZIN LANDMARK 7 in Azerbaijan」(11月4日、アゼルバイジャン・バクー ナショナルジムナスティックアリーナ)の前々日インタビューがアゼルバイジャンで開催された。

 メインイベントで行われる「RIZINフェザー級タイトルマッチ」で王者ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)に挑戦する鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)が「みんなが見たいのは男同士の殴り合い。ケラモフ選手もそれを望んでいると思う」と語った。

 鈴木はケラモフについては「全部の局面でバランスよく強いイメージ」と評価しつつも「でもその動きの中で弱点はたくさんあった。1Rの中で5回チャンスを作って、トータル15回倒すチャンスを作ろうと思っている」と豪語。

 試合展開については「やっぱりアゼルバイジャンの人たちも見たがっているのは男同士の殴り合いだと思う。それは日本の人も。みんなそれを望んでいると思う。ケラモフ選手もそれを望んでいると思う。僕はそういう試合をする。あとはケラモフ選手次第」と語った。

 公開練習時に鈴木は「ケラモフは臆病だからテイクダウンに来る」と語ったのだが、この日、鈴木の前にインタビューを行ったケラモフは「ノックダウンで勝ちたい」といったコメントも残した。それを踏まえ「今もケラモフはテイクダウン狙いで来ると思っているか?」と問われると鈴木は「総合格闘技なので僕もテイクダウンを狙いに行く。そういう展開は必ず起きると思う。立って殴り合いにもっていくのが僕のスタイルなので結果的にスタンドの攻防になる」とテイクダウンの攻防は覚悟しつつも最後はスタンドでのKO決着を予告した。

ケラモフが鈴木千裕の挑発に「怒らない」と言いつつも「激しい戦いを見せる。ノックダウンで勝ちたい」【RIZIN】

2023.11.02 Vol.Web Original

 RIZIN初の海外での開催となる「RIZIN LANDMARK 7 in Azerbaijan」(11月4日、アゼルバイジャン・バクー ナショナルジムナスティックアリーナ)の前々日インタビューがアゼルバイジャンで開催された。

 メインイベントで行われる「RIZINフェザー級タイトルマッチ」で初防衛戦に臨む王者ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)が「早めに終わらせたい。ノックダウンで勝ちたい」と打撃での決着を口にした。ケラモフは鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)と対戦する。
 
 ケラモフは「練習は終わっていて、必要な準備も終わっている。今のところ体重を減らす準備をやっている。2~3キロ減らす必要があるので、その準備をしている」と現在の心境を語った。この「あと2~3キロ」というのは日本で試合をする際とほぼ同じコンディションとのこと。

 鈴木については「もちろん強いと思っているが、自分の強さを信じているし、勝つと思っている。立ったままでもテイクダウンでもレスリングでも、どの状態でもあらゆる面で自分を信じているし自分が勝つと思っている。それを明後日、証明する」と強さは認めつつも自らの勝利への自信を見せた。

鈴木千裕が「彼はテイクダウンに来る。臆病だから」と王者ケラモフを挑発。リカバリーは「あるものを食えばいい」【RIZIN】

2023.10.18 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 7 in Azerbaijan」(11月4日、アゼルバイジャン・バクー ナショナルジムナスティックアリーナ)に出場するKNOCK OUT BLACKスーパーライト級王者の鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)が10月18日、都内にある所属ジムで公開練習を行った。

 鈴木はフェザー級タイトルマッチで王者ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)に挑戦する。

 この日は2分のシャドーと2分半のミット打ちを行い、得意のパンチはもちろん、ヒザ、ヒジ、そしてハイキック、三日月蹴りと多彩な打撃を披露した。

 鈴木はカード発表会見で現地を訪れたのだが「いい国。空港も綺麗。人も温かいしご飯も美味しい。海外特有の陽気な感じがあって、すごく好きになった」とアゼルバイジャンを絶賛。

 会見では机の上に立ち上がるなど大立ち回りでケラモフを挑発したのだが「選手たちは殺気立っていた。会見でそれはすごく感じた」と語った。この会見での挑発については「それはケラモフ選手の本気が見たいから。日本に来る時はスカした顔で来て、ぱっと勝ってスカした顔で帰る。そんななめた感じで来られたらムカつくんで。僕の時くらいは気持ちを上げて、マジでやってやろうかなという殺気を最大限に引き上げたかった。気分が乗らなかったとかコンディションが悪かったとか言い訳させたくない。過去最高に仕上がって過去最高に怒って過去最高に強いケラモフ選手に勝ちたい。本気を見たいんで、どんどん挑発する。僕が体調不良だったら失礼でしょ。ケラモフ選手も試合当日に普段よりマイナス寄りのコンディションだったら僕に対しても失礼。僕も万全で行くから万全でこいよということ」と真意を明かした。

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