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Beyond 2020 NEXT FORUMから生まれた「デジタルエンタテインメントコンソーシアム」のキックオフパーティー開催。衆議院議員の鈴木隼人氏、アソビシステムの中川悠介氏らが闊達な意見交換

2024.03.14 Vol.Web Original

 デジタル時代のエンターテインメントが抱える課題解決に向けたコンソーシアム「デジタルエンタテインメントコンソーシアム」のキックオフパーティーが3月13日、都内で開催された。

 現在、日本のエンタテインメントコンテンツはSNSをはじめとしたデジタル技術によって、テレビや雑誌などのマスメディアからSNSなどのプラットフォームに広がり、国内だけでなく世界中のコンテンツをより身近に楽しめるようになっている。しかしその一方で、管理や統率が難しくなっていることにより、リスクや課題も多く生まれているという。

 同コンソーシアムは社会が安心してコンテンツを消費でき、そして安全にコンテンツを創造できる環境づくりを目的としたもの。エンターテインメント業界の健全なコンテンツ環境の構築を通して、日本が持つエンターテインメントの力を引き上げ、業界及びその関連業界のさらなる発展を目指すという。

 設立にあたっては内閣府の「beyond2020プログラム」認証事業「BEYOND 2020 NEXT FORUM」の一環として、次世代エンターテインメント振興をテーマに実施された経済産業省のワーキングを経て、エンターテインメント事業に関わる領域の関係者が参画している。

 この日のキックオフパーティーでは冒頭にトークセッションが行われ、衆議院議員の鈴木隼人氏、経済産業省 商務情報政策局 コンテンツ産業課の堀達也氏、一般財団法人渋谷区観光協会代表理事の金山淳吾氏、そしてコンソーシアムの発起人の一人でもあるアソビシステム株式会社の代表取締役・中川悠介氏によるトークセッションが行われた。ファシリテーターを一般財団法人ピースコミュニケーション財団の代表理事・一木広治氏が務め「未来のエンターテインメントについて」というテーマで闊達な意見交換がなされた。

メタバースで生まれた新しい仕事や職業は?「5年以内に訪れる」未来像も

2023.09.02 Vol.web Original

BEYOND 2020 NEXT FORUM −メタバースの可能性−」が724日、都内にて開催された。2部構成のうち後編についてレポートする。

子どもたちの視点は社会課題解決の種「国連を支える世界こども未来会議」

2023.04.22 Vol.web original

 

 2020年以降の日本の活性化をテーマに世代や業界を越えて有識者らが集う「BEYOND 2020 NEXT FORUM」が「BEYOND 2020 NEXT FORUM −SDGsピースコミュニケーション−」を開催した。

「BEYOND 2020 NEXT FORUM」では、2020年以降の日本の活性化を目的に、ダイバーシティ、イノベーション、スタートアップ、エンターテインメントなどのテーマのもとで、各界、各世代で活躍中の有識者で構成されるメンバーが中心となって、2019年3月にスタート。その後、内閣府の「beyond2020プログラム」認証事業となり、2020年9月から外務省の後援、2022年8月より継続的な活動を目的に設立された一般財団法人ピースコミュニケーション財団と共催で、SDGsと次世代人材育成をテーマとする「SDGsピースコミュニケーション」を新たな主題として掲げ、さまざまなフォーラムを実施している。

 フォーラム第3部では「国連を支える世界こども未来会議」をテーマに、ファシリテーター・堀潤氏(ジャーナリスト)、パネラー・一木広治氏(一般財団法人ピースコミュニケーション財団代表理事)、西川なずな氏(早稲田大学社会科学部2年/ Beyond 2020 NEXT PROJECT 学生メンバー)がトークセッションを行った。

 冒頭、一木氏は〈世界こども未来会議〉について「我々はこれまで〈こども未来国連会議〉という名称で、世界の子どもたちが集まり、SDGsを軸として平和で豊かな世界について表現し語り合う“ピースコミュニケーションの場”を広げる活動を行ってきました。そして昨年、NYの国連本部を訪問時、レターを提出しリーガルチェックを経て新たに〈The Children’s Conference of the Future In Supported the United Nations(世界こども未来会議)〉という名称で、行っていくことになりました」と解説。

 堀氏は「“こどもが国連を支える”という意味合いであることが素晴らしいですね」と言うと、一木氏も「子どもが主役の活動であるということが伝わる名称となったと思います」。

 世界こども未来会議は今後も各地で開催予定。一木氏は「2025年にはSDGsが大きなテーマの一つとなる大阪・関西万博で、こども達が夏休みの8月に開催を検討中です。日本の8月は広島・長崎に原爆が投下された月でもあります。そこで世界のこども達がピースコミュニケーションの発信をしてもらいます。また、今年は、プロジェクトのボードメンバーでもあるアーティストのMIYAVIさんにテーマソングの製作を依頼し、それをNYの国連本部で発表できたらと外務省や国際連合日本政府代表部と協議をして計画を進めています」と語った。

 過去の同イベントにサポートとして参加した西川氏も「子どもたちは大人が普段気づかないような視点で、社会を変えていくための改善の種をたくさん提示してくれると感じました」と“主役”となったときの子どもたちが見せる力に未来を感じていた。

 また、実際にNYで国連の担当者と会談した西川氏は「その方も、国連が身近なものととらえられていないことに危機感を持っていらっしゃった。その中で、世代を超えて世界を変える力は小さな声にもある、それがこの会議の良さだということをおっしゃっており、私も国連を支えるイベントとして意義のある活動だと改めて感じました」と語っていた。

 

【TOKYO HEADLINE《ACADEMY》チャンネル】

https://youtu.be/G5trrDkOIok

 

doingではなくbeingであり続けるには!? 「SDGsとWell- being」をテーマにトークセッション

2023.03.19 Vol.Web Original

「BEYOND 2020 NEXT FORUM −SDGsピースコミュニケーション−」

 2020年以降の日本の活性化をテーマに世代や業界を越えて有識者らが集う「BEYOND 2020 NEXT FORUM」が「BEYOND 2020 NEXT FORUM −SDGsピースコミュニケーション−」を開催した。

「BEYOND 2020 NEXT FORUM」では、2020年以降の日本の活性化を目的に、ダイバーシティ、イノベーション、スタートアップ、エンターテインメントなどのテーマのもとで、各界、各世代で活躍中の有識者で構成されるメンバーが中心となって、2019年3月にスタート。その後、内閣府の「beyond2020プログラム」認証事業となり、2020年9月から外務省の後援、2022年8月より継続的な活動を目的に設立された一般財団法人ピースコミュニケーション財団と共催で、SDGsと次世代人材育成をテーマとする「SDGsピースコミュニケーション」を新たな主題として掲げ、さまざまなフォーラムを実施している。

誹謗中傷やフェイク動画… デジタル時代のタレントを守るコンソーシアムが本格始動

2023.01.21 Vol.web original

 

 デジタル時代のエンターテインメントが抱える課題解決に向けたコンソーシアム「デジタルエンタテインメントプロジェクト」が20日、衆議院議員会館・国際会議室(永田町)にて行われ、タレントマネジメント会社など関連事業社13社が参加。エンターテインメント業界がデジタル領域において直面しているさまざまな問題解決に向けた取り組みがスタートした。

 日本の活性化を目的とした、内閣府の「beyond2020プログラム」認証事業「BEYOND 2020 NEXT FORUM」の一環として、次世代エンターテインメント振興をテーマに実施された経済産業省のワーキングから発展した活動。インターネット上のプラットフォームやSNSなどで活躍するタレントやコンテンツのマネジメント会社などが参加し、課題の共有や解決に向けたコンソーシアム作りを目指す。

 会の冒頭、鈴木隼人衆議院議員がビデオメッセージで「私も皆さんと一緒になってエンターテインメント業界を盛り上げていきたいと思っております」とコメントを寄せ、アドバイザリーを務めるBEYOND 2020 NEXT FORUM代表理事の一木広治氏も「BEYOND 2020 NEXT FORUMでは日本の次世代エンターテインメントをどう盛り上げていくか、2017年から各界の有識者や経産省とともに取り組んできた。その中で喫緊の課題として浮かび上がったデジタルエンターテインメントに関わる課題について皆さんとともに取り組み、日本のエンタメ業界を活性化していきたい」とあいさつ。

 この日は、デジタルエンターテインメントの領域を中心に活躍するタレントやインフルエンサー、クリエイターなどを擁するマネジメント会社やプロダクションの代表らが参加。各社からは喫緊の課題が多数伝えられた。

 中でも多く聞かれたのは、主にネット上での所属タレントらへの誹謗中傷などに苦慮する現場の声。

 他にも、SNSのアカウント乗っ取りや、著作権侵害、タレントらの肖像を不正に使用したフェイク動画・画像が流布されるケースが近年、さらに増えているといい「警告を出すにしてもきりがなく、一社では手に負えない状況になりつつある。当人はもちろん、家族やファンへの負担は非常に大きい」、「誹謗中傷がSNSから飛び出してくることもある。SNSとリアルを行き来する誹謗中傷は本当に怖い。現実的に身を守ることも意識しなければならなくなる」という声が上がり、看過できない状況が浮かび上がった。

 一般からの中傷や権利侵害のほか、事実ではないメディアの記事についても「裁判を起こして勝訴しても費用や労力のほうが大きい」といい「当事者であるマネジメント会社のサイトで表明しても“言い訳”と受け止められがちだが、行政や弁護士とも連携している団体を作り、公式の事実を伝えるサイトを作れたら客観的なメディアが正しく伝えてくれるのでは」という声も。

 また、これからのマネジメント会社には、タレントらの活動の場となるプラットフォームと交渉できる能力も求められるといい「突然、プラットフォームのサービスが停止されたり、タレントのアカウントが理由も分からず停止され、活動の機会を失うケースもある。懸命に頑張ってそのプラットフォームを盛り上げてきた配信者はどうなるのか。タレントやクリエイターを守る立場にある我々にも、どうにもできない。最低でも1年前にサービス終了を通知するなどの要請も、個社の声では届かないかもしれないが、そういった団体から表明できたら」。「プラットフォームを活動の場とするタレントや所属事務所が、適正利潤を得られる環境づくりも必要だと思う」。「デジタル上でのさまざまなトラブルへの対応や、プラットフォームとの交渉ができる組織ができれば、そこに参加する会社に所属するメリットを、タレントやクリエイターらも感じることができるはず」。「誹謗中傷を重ねるIPのブラックリストを、団体とプラットフォームが共有しアカウントを作れなくするなどの仕組みができたら」と、課題対応に実行力を持つ組織作りを望む声が多く上がった。

 きゃりーぱみゅぱみゅなど、ネットを介し国内外で活躍するタレントが多数所属するアソビシステム株式会社の中川悠介代表は「個社で訴えても難しい問題も、組織であれば変えていける可能性がある」と同コンソーシアムの今後の発展に期待を寄せた。

「デジタルエンタテインメントプロジェクト」第3回コンソーシアム参加企業…GROVE 株式会社、アソビシステム株式会社、株式会社エイチジェイ、株式会社 TWIN PLANET、株式会社 LVS、株式会社 TRUSTAR、株式会社 N.D.Promotion、株式会社 For you、株式会社 スターレイプロダクション、株式会社 LUV、株式会社 フレイブ エンターテインメント/アドバイザリー・一木広治(早稲田大学研究院客員教授、『BEYOND 2020 NEXT FORUM』代表幹事)、株式会社 JST ※順不同

 

アソビシステム株式会社中川悠介代表

 

鈴木隼人衆議院議員

 

医療DXにスマートウェルネスシティ。QOL向上のためのキーワードとは〈BEYOND 2020 NEXT FORUM〉

2023.01.13 Vol.Web original

「BEYOND 2020 NEXT FORUM −QOL向上を考える−」が2022年12月26日、都内にて開催された。3部構成のうちの第1部についてレポートする。

堀潤、三遊亭鬼丸ら次世代がん検査を語る「BEYOND 2020 NEXT FORUM」番外編

2022.11.26 Vol.Web Original

 2020年以降の日本の活性化を目的に、さまざまなテーマのもとで各界の有識者が意見交換を行う「BEYOND 2020 NEXT FORUM」。テーマのひとつである「次世代ライフサイエンス」について、ジャーナリストの堀潤が線虫がん検査「N-NOSE(エヌノーズ)」を開発・販売するHIROTSUバイオサイエンスの広津崇亮代表取締役と、6月に前立腺がんステージ2を公表した落語家の三遊亭鬼丸に話を聞いた。

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元キャスター若林理紗「やる気のある子どもたちが自由に挑戦できる場が必要」SDGs教育の課題について議論

2022.11.11 Vol.Web Original

「BEYOND 2020 NEXT FORUM −SDGsピースコミュニケーションプロジェクト−」が10月21日、東京・新宿区の早稲田大学リサーチイノベーションセンターにて開催された。3部構成のうちの第3部についてレポートする。

二拠点生活の黒谷友香らが語る「自分らしさとは何か?」初登場の「BEYOND 2020 NEXT FORUM」で

2022.11.04 Vol.Web Original

「BEYOND 2020 NEXT FORUM −SDGsピースコミュニケーションプロジェクト−」が10月21日、東京・新宿区の早稲田大学リサーチイノベーションセンターにて開催された。

小橋賢児、黒谷友香らがSDGsについてディスカッション「BEYOND 2020 NEXT FORUM」配信スタート

2022.10.26 Vol.Web Original

 2020年以降の日本の活性化をテーマに世代や業界を越えて有識者らが集う「BEYOND 2020 NEXT FORUM」が20日、都内で「BEYOND 2020 NEXT FORUM −SDGsピースコミュニケーションプロジェクト−」を開催した。

SDGsピースコミュニケーションprojectがNY国連本部訪問。毎年開催する「こども未来国連会議」及び2025年関西・大阪万博での連携開催の会談

2022.07.25 Vol.Web Original

 2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」について「コミュニケーションの力」でSDGsのテーマを達成しようという「SDGsピースコミュニケーションproject」の代表幹事を務める一木広治氏がプロジェクトメンバーでもある星野俊也前国連大使と共に7月にニューヨークにある国連本部にMaherNasser氏(Director of Outreach Division,Department of Global Communications)を訪問した。

 今回の訪問ではSDGsピースコミュニケーションproject における各活動について国連との連携を申し入れ、担当部署メンバーと意見交換をした。

 同projectは2019年東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 東京2020参画プログラム公認事業としてスタートした「BEYOND 2020 NEXT FORUM」の中で“次世代人材育成”において、現在、国内外で起こるさまざまな課題について“コミュニケーションによる平和的な解決を目指そう”というFORUMから生まれたもので、2020年に外務省が後援に加わり、活動が本格的にスタート。その年に産官学言の各有識者をパネラーに迎えたフォーラムを開催し、2021年3月には、世界の子どもたちが集まりSDGsをテーマに平和で豊かな世界について表現し、語り合う“ピースコミュニケーション”の場として「こども未来国連会議」の第1回を開催した。このこども未来国連会議はここまで年1回の開催を継続。2025年の大阪・関西万博での開催を目指している。

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