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上野勇希が鈴木みのるとの死闘を制し、史上初のシングル2冠王に。「DDTの仲間、みんなで東京ドームに行きたい」【DDT】

2025.11.04 Vol.Web Original

 DDTプロレスが11月3日、東京・両国国技館で年間最大のビッグマッチ「Ultimate Party 2025」を開催した。KO-D無差別級王者・上野勇希がDDT UNIVERSAL王者・鈴木みのるとの史上初のダブルタイトル戦を制し、シングル2冠王座に輝いた。

 3・20後楽園で当時UNIVERSAL王者だった上野を鈴木が破り、同王座を戴冠。上野は8・31後楽園で平田一喜を下して、KO-D無差別級王座に返り咲き。「いつでもどこでも挑戦権」を行使した須見和馬の挑戦を退け初V。試合後、鈴木が現れ、両者ともにベルトをかけた対戦を希望し、団体史上初の2冠戦が実現することになった。

 序盤、レスリングの攻防からエルボーのラリーに。花道での戦いになると、鈴木は走り込んでサッカーボールキック、さらに鉄柱に投げつけた。リングに戻ると鈴木は左足攻め。エルボー、張り手の応酬となり、両者ダウン。その後、鈴木の地獄の攻めが待ち受けていた。左足にイス殴打、アキレス腱固めで締め上げた。それでも上野は場外でムーンサルトアタック、シャイニング・ウィザード。リングインするとブリザード・スープレックス、シットダウンひまわりボムと猛攻も、BMEはかわされた。すると鈴木はアキレス腱固め、ヒザ十字、クロス・ヒールホールド、アキレス腱固め、ヒールホールドで締め上げると、上野はギブアップ寸前でなんとかエスケープ。張り合いから、上野が人でなしドライバー、投げ捨てジャーマン。鈴木はドロップキック、スリーパーで反撃。上野のWR狙いは、鈴木が足を蹴って阻止。上野はカウンターでWRを決めるも、足の痛みでカバーが遅れる。鈴木のスリーパーを抜け出した上野はドロップキック、WRでダメージを与えると、フロッグスプラッシュを投下して執念で3カウントを奪取した。

MAO&KANONが3WAY戦で飯野&納谷、橋本&優宇を退けKO-Dタッグ王座初戴冠「いっぱいお客さん呼んで、チヤホヤされて、お金を稼ぎたい!」【DDT】

2025.11.04 Vol.Web Original

 DDTプロレスが11月3日、東京・両国国技館で年間最大のビッグマッチ「Ultimate Party 2025」を開催した。ストレンジ・ラブ・コネクション(S.L.C.)のMAO&KANONが王者・飯野雄貴&納谷幸男、チーム200キロ(橋本千紘&優宇)とのサバイバル3WAYマッチを制して、KO-Dタッグ王座初戴冠を果たした。

 サウナカミーナを脱退していたMAOが4・6後楽園でダムネーションT.Aから追放されたKANONと合体し、S.L.C.を結成。王者組のThe Apexは10・19後楽園で樋口和貞&石田有輝を破りV5。試合後、チーム200キロがビデオメッセージで、S.L.C.が直接挑戦を表明して、サバイバル3WAY戦によるタイトル戦が決まった。

 試合はノータッチルールとあって、6選手が目まぐるしく動き回る大乱戦に。橋本はMAO、KANON、飯野、納谷を立て続けにオブライトでぶん投げる圧倒的なパワーを見せた。チーム200キロは飯野にダブルで重爆ダイビング・ボディープレスを決めるもカット。過去に何かと縁があった飯野と橋本がバチバチの攻防を見せ、優宇が納谷に払い腰もカット。飯野はスピアーでチーム200キロを2人まとめて吹っ飛ばすと、優宇にラリアット、スピアーを叩き込んで3カウントを奪取。チーム200キロがまずは脱落した。

レフェリーが目隠しの5WAYマッチに変更のEXTREME戦は疑惑の1カウントでTo-yが防衛に成功。髙木三四郎が次期挑戦者に名乗り【DDT】

2025.11.03 Vol.Web Original

 DDTプロレスのビッグマッチ「Ultimate Party 2025」(11月3日、東京・両国国技館)で行われた「DDT EXTREME選手権」で王者To-yが疑惑の1カウントで平田一喜を破り、防衛を果たした。

 今回のタイトル戦は王者To-yに対し彰人、スーパー・ササダンゴ・マシン、平田、アントーニオ本多の4人が挑戦者の5WAYマッチで行われた。

 本来、同王座戦のルールは王者が指定できるのだが、10月30日に行われた会見でTo-yがサイコロ3個と茶碗を用いるチンチロで勝った者がルールを決めると言い出し、その結果、勝者となったササダンゴが提案した“目隠しデスマッチ”で雌雄を決することとなった。しかし試合前に試しに目隠ししてみたところ、何も見えないことが分かり、5選手ともに目隠しを嫌がるという想定外の事態に。試合は急きょ松井幸則レフェリーが目隠しをする“目隠しデスマッチ”に変更という前代未聞の展開となった。

 試合は5人が入り乱れての乱戦となったが、レフェリーは全く戦況が見えていないため、3カウントも数えられず、マットを叩いてタップしても気づかないという混とんとした状況に。そしてコーナーに仕掛けられたワナに松井レフェリーがかかってしまいダウンするとリング上は選手もレフェリーも全員ダウンのわけのわからない状況に。

本格復帰戦で髙木三四郎が葛西陽向にギブアップ勝ち。実はプロレスデビュー30周年も「俺の30周年、誰も覚えてないじゃん!」【DDT】

2025.11.03 Vol.Web Original

 プロレス活動を無期限休業していたDDTプロレスの髙木三四郎が同団体のビッグマッチ「Ultimate Party 2025」(11月3日、東京・両国国技館)で“デスマッチのカリスマ”葛西純の息子、葛西陽向を相手に本格復帰を果たした。試合は粘る葛西を相手に苦戦する場面もあったが、最後はテキサス・クローバー・ホールドでギブアップ勝ちした。

 髙木は体調不良と経営面に専念するため、昨年7月21日の両国国技館大会をもって休業に入っていたのだが、体調面もよくなってきたこともあり、今年8月19日の超日本プロレス上野大会で年内復帰を表明。同31日のDDT後楽園大会でこの両国大会での復帰を宣言し、同時に葛西を復帰戦の相手に指名していた。

 おなじみの入場テーマ曲が流れ、花道に髙木が現れると観客は大きな声援で出迎えた。髙木はパワーとベテランならではのえぐい攻めで葛西を翻弄。ブレーンバスターで投げ捨て、フィニッシュを狙いロープに走ると葛西にかわされ続け、延々とロープワークをさせられるはめに。ガス欠の髙木に葛西がラリアットを叩き込み形勢逆転。葛西のブルドッキングヘッドロック、ミサイルキックに息も絶え絶えの髙木。しかし再度トップロープに上ろうとした葛西に髙木はドロップキックを突き上げ阻止。そしてセカンドロープからのぶっこ抜きの雪崩式ブレーンバスター。とどめのスタナーこそ不発も、最後はテキサス・クローズドライン、デスバレーボム、そしてマッケンローで足を刈ってからのテキサス・クローバー・ホールドをがっちり。葛西がタップしないとみるや、なおも絞り上げタップを奪って勝利を収めた。

武知海青が「いつか戦いたいと思った」とTAKESHITAとの握手を拒否。TAKESHITAは「それは武知海青がプロレスラーになったから」【DDT】

2025.11.03 Vol.Web Original

 LDH JAPANのダンス&ボーカルグループ「THE RAMPAGE」のメンバーでDDTプロレス所属のプロレスラーでもある武知海青が11月3日に東京・両国国技館で行われたDDTプロレスのビッグマッチ「Ultimate Party 2025」に出場した。

 武知はリスペクトする存在であった現IWGP世界ヘビー級王者で今年の「G1 CLIMAX」を制したKONOSUKE TAKESHITAとドリームタッグを結成し樋口和貞、正田壮史組と対戦。試合は20分を越える激闘となり、最後はTAKESHITAが正田をレイジングファイヤーからの片エビ固めで勝利を収めた。

 武知はフィジカルで勝る樋口、正田相手に一歩も引かないファイトを展開。またTAKESHITAの頭上を飛び越えての飛びつきフランケンシュタイナーといった豪快な技も見せるなど、勝利に貢献した。

 しかし試合後のリングで武知はTAKESHITAが差し出した右手を払い、握手を拒否。2人はしばしにらみ合いを展開した。

武知海青があっと言わせるハイアングルの飛びつきフランケンシュタイナー。試合後はタッグを組んだTAKESHITAとの握手を拒否【DDT】

2025.11.03 Vol.Web Original

 LDH JAPANのダンス&ボーカルグループ「THE RAMPAGE」のメンバーでDDTプロレス所属のプロレスラーでもある武知海青がDDTプロレスのビッグマッチ「Ultimate Party 2025」(11月3日、東京・両国国技館)で現IWGP世界ヘビー級王者で今年の「G1 CLIMAX」を制したKONOSUKE TAKESHITAとドリームタッグを結成しセミファイナルに登場した。

 武知は樋口和貞、正田壮史組を相手にパワーで押されるところもあったが、下がり続けることなく押し返す場面も見せた。また試合前にほとんどTAKESHITAと話す機会がない中、息の合った動きを見せ、最後はTAKESHITAが正田から3カウントを奪い勝利を収めた。

 武知は6月にDDTとエージェント契約を結び、所属となったことを発表。7月の後楽園大会で入団後の初試合に臨み、ダムネーションT.Aとバチバチのファイトを展開。9月の後楽園大会では上野勇希、To-yとのトリオで「KO-D6人タッグ王座決定戦」に臨み、初の自力での勝利を挙げ王座を獲得した。その二夜明け会見では果敢にも次期挑戦者として鈴木みのるを指名。10月の後楽園大会では鈴木、HARASHIMA、高鹿佑也組を破って初防衛に成功した。

10カ月ぶりに里帰り参戦の遠藤哲哉が元バーニング対決で敗退しNOAH継続参戦を表明【DDT】

2025.11.03 Vol.Web Original

 DDTプロレスが11月3日、東京・両国国技館で年間最大のビッグマッチ「Ultimate Party 2025」を開催した。今年1月からプロレスリング・ノアに定期参戦している遠藤哲哉が1・5板橋グリーンホール大会以来、10カ月ぶりに里帰り参戦を果たしたが、元バーニング対決で敗れ、NOAH継続参戦を口にした。

 昨年12・28両国国技館で遠藤は弟分の高鹿佑也と組み、MAO&To-yとKO-Dタッグ王座決定戦に臨み敗退。試合後「高鹿の成長とか見てきて、もう俺がついてる必要はない」として、バーニング解散を発表。今年1・3後楽園で遠藤と高鹿はケジメの一騎打ちを行い、高鹿は「遠藤さん以上に大きくなって、次こそ勝ちたいと思います」と誓っていた。

 遠藤はNOAHのHAYATA、宮脇純太と組み、秋山準&青木真也&高鹿と激突。先発した遠藤と高鹿はレスリングの攻防で渡り合った。青木と宮脇はフォールの奪い合いに。場外戦で秋山が宮脇にボディースラム、鉄柱攻撃と厳しい攻め。高鹿と宮脇は激しいエルボーのラリーで火花を散らした。遠藤が秋山にハンドスプリング・スクリューキックを決めれば、秋山はエクスプロイダー。遠藤も同じ技で返した。遠藤組が秋山にトレイン攻撃。青木が宮脇をスリーパーで捕獲すると、秋山がニーリフトを叩き込む連係。高鹿は遠藤に元バーニングの岡田佑介(引退)から受け継いだインターセプトを繰り出した。青木がトペ発射で遠藤、HAYATAを完全排除。秋山は宮脇にニーリフト、エクスプロイダーもカウント2。ならばと秋山は再度ニーリフト、エクスプロイダーを繰り出して3カウントを奪取した。

11・3両国でKONOSUKE TAKESHITAとタッグ結成の武知海青「僕が両国という会場を感動の場にして、いろいろな方にプロレスの熱を伝えていければ」【DDT】

2025.11.01 Vol.Web Original

 LDH JAPANのダンス&ボーカルグループ「THE RAMPAGE」のパフォーマーとプロレス団体「DDTプロレスリング」のプロレスラーという2つの全く異なるステージで活躍する武知海青。11月3日の東京・両国国技館大会ではKONOSUKE TAKESHITAと組んでスペシャルタッグマッチに出場する。6月にDDTとエージェント契約を結び所属になって以降、想像を超えるスピードで進化する武知にここまでのこと、そしてビッグマッチを控えた心境を聞いた。

MAO&KANONが飯野雄貴&納谷幸男からKO-Dタッグ王座奪取宣言「このベルト獲ってDDT盛り上げようぜ!」【DDT】

2025.10.31 Vol.Web Original

 DDTプロレスが10月30日、都内で年間最大のビッグマッチ「Ultimate Party 2025」(11月3日、東京・両国国技館)に向けて公開記者会見を行った。サバイバル3WAYマッチ形式でThe Apex(飯野雄貴&納谷幸男)の持つKO-Dタッグ王座に挑む、ストレンジ・ラブ・コネクション(S.L.C.)のMAOとKANONが王座奪取を宣言した。

 The Apexは10・19後楽園でハリマオの樋口和貞&石田有輝を破り、V5に成功。チーム200キロ(橋本千紘&優宇)がビデオメッセージで、S.L.C.が直接挑戦を表明し、3WAYでの王座戦が決まった。

 会見冒頭では、スケジュールの都合で欠席したチーム200キロからのコメントが代読された。その内容は「うわぁぁぁぁあああ! 橋本千紘100キロ、優宇100キロ。チーム200キロが両国国技館で初場所だぁぁ! おい! 飯野、橋本千紘が昔みたいにおまえのことぶん投げてやる。ついでに、納谷もだ。そこに優宇が空から飛んできてぺしゃんこだ。MAOとKANONにチャンスは渡さない。チーム200キロがKO-Dタッグタイトルをイタダキマス!」というもの。

鈴木みのるがKO-D無差別級&UNIVERSALの2冠戦を前に上野勇希の左足を公開破壊「上野君、遊びましょ!」【DDT】

2025.10.31 Vol.Web Original

 DDTプロレスが10月30日、都内で年間最大のビッグマッチ「Ultimate Party 2025」(11月3日、東京・両国国技館)に向けて、公開記者会見を行った。自身が保持するDDT UNIVERSAL王座をかけて、団体史上初の2冠戦に臨む“プロレス王”鈴木みのるがKO-D無差別級王者・上野勇希の左足をファンの眼前で公開破壊する暴挙に出た。
 
 鈴木は3・20後楽園で上野を破り、UNIVERSAL王座を奪取し、5度の防衛に成功。上野は9・28後楽園でKO-D無差別級王座の奪還を果たすと、鈴木との2冠戦が決まった。
 
 ピリピリムードのなかで両者が調印書にサインした後、重い口を開いた鈴木は「やっとDDTの最高峰KO-Dまでたどり着いたという気持ちと、これが終わりではなく、新しい始まりだと思って楽しみたい」とコメント。
 
 上野は「このプロレス界で一番強い人は自分の好きに生きてる奴だと思っていて、僕のなかで一番好きに生きてるのは鈴木みのるだと…。僕ももっと自由に生きていきたいと思うなかで、鈴木さんの持つUNIVERSALが欲しい。それを思って進めていけば、KO-D無差別は守られる。両国のメインイベントで勝ち名乗りを受け、DDTでさらに夢に向けて進んでいくことができる。鈴木みのるに勝って、ベルト2本持って帰りたいと思います」と2冠王宣言。

11・3両国でのDDT EXTREME選手権5WAYマッチの試合形式は“目隠しデスマッチ”【DDT】

2025.10.31 Vol.Web Original

 DDTプロレスが10月30日、都内で年間最大のビッグマッチ「Ultimate Party 2025」(11月3日、東京・両国国技館)に向けて公開記者会見を行った。DDT EXTREME選手権5WAYマッチ(王者=To-yvs挑戦者=彰人vs挑戦者=スーパー・ササダンゴ・マシンvs挑戦者=平田一喜vs挑戦者=アントーニオ本多)の試合形式が“目隠しデスマッチ”に決定した。
 
 王者のTo-yは9・14札幌でイルシオンを下し、V3に成功すると「両国でEXTREMEを象徴してきた人と戦いたい」と宣言。すると彰人を始め、4人の歴代王者が名乗りを挙げ、5WAYマッチで王座が争われることになった。
 
 本来、同王座戦のルールは王者が指定できるが、すっかり“DDTのギャンブル狂”のイメージが定着したTo-yはサイコロ3個と茶碗を用いるチンチロで勝った者がルールを決めると言い出して、その結果、ササダンゴが勝者となった。
 
 ササダンゴは「チンチロはやらないんですが、目を出すというのはプロレスでは重要。勝負師にとって大事なのは目だから、目隠しルールで勝負したい。ふだん練習してることが全く役に立たないと思う。ふだん全く練習してない私と差が縮まると思うんで」と断。

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