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MAOが6・25後楽園でのDDT EXTREME王座決定戦に意気込み「チャンピオンになったら、徹底的に挑戦者を困らせてやろうかな」

2023.06.23 Vol.Web Original

 DDTプロレスのユニット・サウナカミーナの“ハイフライヤー”MAOが6月25日の東京・後楽園ホール大会に並々ならぬ決意で臨む。MAOは同大会でKO-Dタッグ王座の防衛戦を行う予定だったが、パートナーでDDT EXTREME王座も保持していた勝俣瞬馬が5月21日、後楽園での岡谷英樹との防衛戦で右足首を粉砕骨折し、しばらくの間欠場に。そのため、勝俣はKO-Dタッグ、DDT EXTREME両王座を返上。この事態にMAOが勝俣の無念の思いを受け継ぐべく、DDT EXTREME王座決定戦に名乗りを挙げ、6・25後楽園で平田一喜と同王座を争うことになっていた。ところが、6月13日の東京・花やしき内浅草花劇場でハプニングが発生。平田とのタッグマッチでの前哨戦(MAO&上野勇希vsヨシヒコ&平田)で、ヨシヒコが勝利し、3WAYでのEXTREME王座戦を要求。その結果、MAOvs平田のシングル戦が、MAOvs平田vsヨシヒコのサバイバル3WAYダンスでのタイトル戦に急きょ変更された。そのMAOにパートナーへの思い、EXTREME王座決定戦への意気込みを聞いた。

ーーパートナーの勝俣選手がケガで長期離脱になると聞いた時、最初はどういう思いでした?
「元々KO-Dタッグは(樋口和貞&吉村直巳の)返上からの王座決定戦で奪取してやってきたんですけど、瞬馬のケガでKO-Dタッグを手放すことになったし、瞬馬はEXTREMEも返上だし、この流れでMAOがいかなかったらウソだろうって! 一緒にずっとやってきたパートナーがケガして、ベルトを落として、自分以外の人にいかれても自分が納得しないし、(王座決定戦の)相手が誰であれ自分がいくしかないという気持ちでした。僕が一番理由があるじゃないですか。これで自分以外だったら、お客さんも瞬馬も自分も納得しない。KO-Dタッグの防衛ロードが途絶えてしまって、そこにケリをつける意味ではMAOが行くしかないと…」
 
ーー勝俣選手が5・3横浜武道館でEXTREME王座に返り咲いて、新たな歴史をつくりそうな雰囲気でケガをしてしまったんですが、EXTREME王座はハードコアっぽいイメージがありますよね?
「それは払しょくしたいとずっと思ってて。一時EXTREME王座がハードコアのベルトっぽいイメージになっていて。瞬馬が獲って、瞬馬には瞬馬の色がある。結局ハードコア、デスマッチのベルトになっていくのかなと予感はしてたし、そこはガラッと変えたいですね」
 
ーーDDTのエクストリームといえば、MAO選手か勝俣選手のイメージですが、そこにこだわらないですか?
「エクストリームのイメージを持ってくれてる人が多いんですけど、僕はEXTREMEのタイトルじゃなくてもエクストリームな試合が多い。もともと入りは路上プロレスからだったんですけど。路上って実質ハードコアマッチ。僕がやってるハードコアマッチは路上の延長みたいなところが強くて。こだわりはあるんですけど、できるだけ挑戦していきたいんで、普段から変な試合が多くなる。そこでエクストリームのイメージを持ってくれてる人がいる。去年の3月20日、両国でDDT UNIVERSAL王座を初戴冠した時、“EXTREMEのベルト、おめでとう”ってすごい言われた。その時のルールがハードコア3WAYマッチだったというのもあって、EXTREMEのベルトを獲ったって思ってた人も多くて。そういうイメージを持ってくれてるのは大歓迎。普段からエクストリームなイメージを作り上げてきた証拠でもあるし、悪いことじゃないから。瞬馬とはタッグタイトルがエクストリームなルールが多くて、バーレスク東京でやったり、後楽園の全面使用でエニウェアフォールがあったり。ただ僕のなかでは一番エクストリームなのは瞬馬だと思ってるんで、僕はその次にエクストリームな男だと思います。瞬馬は人生エクストリームですから(笑)」

6・25後楽園でのMAO vs 平田一喜のEXTREME王座決定戦はヨシヒコを加えた3WAY戦によもやの変更【DDT】

2023.06.14 Vol.Web Original

 DDTプロレスが6月13日、東京・花やしき内浅草花劇場で「What are you doing 2023 TOUR in ASAKUSA」を開催した。25日の東京・後楽園ホールで行われるDDT EXTREME王座決定戦(MAO vs 平田一喜)は、ヨシヒコを加えたサバイバル3WAYダンスに急きょ変更されることとなった。

 本来、同王座は王者が希望のルールを指定できるが、空位であるため、この日の前哨戦(上野勇希&MAO vs ヨシヒコ&平田)で、MAOか平田のどちらか勝ったほうにルールを決める権利が発生することになっていた。

 ベルト獲りに意欲を見せる平田は積極果敢に攻め込み、MAOはヨシヒコと激しくやり合った。そんななか、ヨシヒコはバルコニーに上がり、スーパーダイブを敢行するも平田に誤爆。ヨシヒコはMAOに輪廻転生を見舞うも、上野がカット。すると、ヨシヒコはパートナーの平田にジャーマンを一閃。さらにヨシヒコはMAOと平田を抱えると、2人まとめて輪廻転生を繰り出して3カウントを奪取した(平田はパートナーのため、MAOが負け)。

秋山準がキャリア初のTLCマッチでジャネラを制し、EXTREME王座初戴冠。12・29TDCホールでササダンゴが挑戦へ【DDT】

2022.12.05 Vol.Web Original

 DDTプロレスが12月4日、東京・後楽園ホールで「D王 GRAND PRIX 2022 the FINAL」を開催。デビュー30周年を迎えた秋山準が自身初のTLC(テーブル、ラダー、チェア)マッチでDDT EXTREME王者のジョーイ・ジャネラを制し、同王座を初戴冠。29日にTOKYO DOME CITY HALL(TDCホール)でスーパー・ササダンゴ・マシンが挑戦することが決定した。
 
 開始早々、秋山はコーナーから場外のイスの城めがけて、ジャネラを投げ捨てれば、エルボー合戦からジャネラがコーナーに置いたテーブルに秋山を2回投げつける。秋山はラダーめがけてエクスプロイダーを投下。しかし、立てたテーブルに寝かせられると、ジャネラがラダーからダイビング・エルボーを見舞って秋山は悶絶。さらに、ジャネラはテーブルに寝かせてトップロープからの攻撃を狙うも、蘇生した秋山が雪崩式エクスプロイダーを一閃。続けて、リストクラッチ式エクスプロイダーを繰り出して3カウントを奪取した。

飯野がセクシームービースタールールでAKIRAを下し、EXTREME王座V2【DDT】

2022.06.02 Vol.Web Original

 DDTプロレスが6月1日、東京・後楽園ホールで「What are you doing 2022」を開催。飯野“セクシー”雄貴がセクシームービースタールールで、元IWGPジュニア・ヘビー級王者のAKIRAを下し、DDT EXTREME王座のV2に成功した。

 同王座は王者がルールを指定でき、飯野陣営がセクシームービースタールールを希望。これはマック羽鳥監督が試合前に提示した“お題”をクリアすると“フォール権”が与えられ、その上でフォールを奪えば勝利となる難解なもの。

 両者ともに、さまざまなお題が出され、それぞれクリアした上で、フォールにいくも失敗。飯野は「ロッキーのように生卵を飲むシーン」をクリアし、フォール権を奪取。AKIRAには「白雪姫のように熱いキッスで目覚めさせるシーン」とのお題が出され、AKIRAがキスして、ムササビプレスを見舞ってレフェリーが3カウントを叩くも、羽鳥監督のOKが出ておらず無効に。羽鳥監督は「ディープだ!」と要求し、AKIRAがお題をクリアするも、飯野が首固めで丸め込んで逆転で3カウントを奪い、王座戦を制した。

飯野が“ヌルヌルマッチ”で青木を破りEXTREME王座を奪取。3・27後楽園で嫌がる勝俣瞬馬と初防衛戦へ【DDT】

2022.02.15 Vol. Web Original

 DDTプロレスが2月14日、東京・新宿FACEで「DDT FREE -February- Ultimate Tag League 2022 in SHINJUKU!!」を開催。フェロモンズの飯野“セクシー”雄貴がトルコレスリングルールで青木真也を破り、DDT EXTREME王座を奪取。新王者に勝俣瞬馬が3月27日、後楽園ホール大会で挑戦することが決まった。

 同王座は王者がルールを指定できるが、なぜか青木は身体にオイルを塗った状態で試合を実施するトルコレスリングルールを希望。オイルが切れたときに補給するセコンドとして、青木には堀田祐美子、飯野には男色“ダンディ”ディーノと今成“ファンタスティック”夢人が就いた。

 飯野は必要以上に体にオイルを塗り、まさにヌルヌル。青木は得意の関節技にいくも、滑ってまるで決まらず。場外戦に転じると、フェロモンズは堀田をセクシーシーソーのえじきに。場外カウントが進むなか、青木は床に落ちたオイルで足を滑らせ、なかなかリングに戻れず。飯野はカウント19で生還して、まんまとリングアウト勝ちを収め、王座が移動した。

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