日本発のプロダンスリーグ「D.LEAGUE」の24-25シーズンのROUND.11が4月3日、江東区の東京ガーデンシアターで行われ、シーズン2連覇の王者 KADOKAWA DREAMS(KD)がCyberAgent Legit( Legit)に4ー2で勝利し、首位に立った。
KDとLeitの直接対決は間違いなくこの日一番の盛り上がりをみせた。首位を走るLegitと、シーズン2連覇中の王者KDの対戦に客席はもれなく前のめりになった。
日本発のプロダンスリーグ「D.LEAGUE」の24-25シーズンのROUND.11が4月3日、江東区の東京ガーデンシアターで行われ、シーズン2連覇の王者 KADOKAWA DREAMS(KD)がCyberAgent Legit( Legit)に4ー2で勝利し、首位に立った。
KDとLeitの直接対決は間違いなくこの日一番の盛り上がりをみせた。首位を走るLegitと、シーズン2連覇中の王者KDの対戦に客席はもれなく前のめりになった。
日本発のプロダンスリーグ「D.LEAGUE」24-25シーズンのROUND.4が12月5日、江東区の東京ガーデンシアターで行われ、dip BATTLES(以下、バトルス)がBenefit One MONOLIZ(以下、モノリス)を5-1で破り、トップに躍り出た。また、昨シーズンの王者のKADOKAWA DREAMS(KD) は対avex ROYALBRATS(aRB)でジャッジとオーディエンスからポイントを総取りするSWEEP勝利し、ランクを一気に7つあげ2位に駆け上った。
ダイナミックに順位が入れ替わるラウンドだった。
開幕から着実に結果を残しているバトルスは4番目のマッチに登場。硬軟、緩急のバランスを生かしたショーケースで約2分間、オーディエンスの視線をひきつけたまま離さなかった。対するモノリスはヴォーグなどチームの強みに加えてサルサなどラテンの要素やペアダンスを取り入れた作品で臨んだが結果は5-1でバトルスが勝利した。
結果を受け、KENSEIは「僕らは去年最下位を経験して死ぬほど頑張りました。まだ負けていませんが、今シーズン必ず優勝を勝ち取るためにクソ努力して上を目指します」とコメント。すべてのマッチが終わると、ランクをひとつあげて、ランキングの一番高いところに立った。
ROUND終了後の取材で、改めて首位に立ったことについて聞かれると、「(見える景色は今までと)変わらないです。勝ちたいという気持ちで動いてきて、勝った先に何があるか分からずに突っ走ってきました。それを先日チームで話して、自分たちが目指しているのは優勝だよねって。まだ4ラウンドで、これからどうなるか分からない。そういう状況だから誰一人として(首位に立ったことは)うれしいだけの気持ちではありません。常に危機感を持って練習に挑むスタンスでいます」と慎重だった。
日本発のプロダンスリーグ「第一生命 D.LEAGUE 23-24 」(以下、Dリーグ)レギュラーシーズンのROUND.12が4月8日、江東区の東京ガーデンシアターで行われた。レギュラーシーズンも残すところ2ラウンドとなり、チャンピオンシップ(CS)への出場権を獲得に向けて、各チームが勝ちへの意識をむき出しにした作品で火花を散らした。
シーズンも佳境を迎えるなか、ファンを高揚させる対戦カードが並び、前のめりになり続けるラウンドだった。
なかでも、どよめきと大歓声、そして静寂が入り混じったのが、この日の4試合目のSEPTENI RAPTURES(RAPTURES)とFULLCAST RAISERZ(RAISERZ)の“パジャマ対決”だ。
日本発のプロダンスリーグ「第一生命 D.LEAGUE 23-24 」(以下、Dリーグ)レギュラーシーズンのROUND.10が3月10日、江東区の東京ガーデンシアターで行われた。この日行われた全6マッチのうち5つがひとつのチームがオーディエンスとジャッジからの票のすべてを獲得するSWEEPでの勝利という派手なROUNDで、シーズンのトップを走り続けるCyberAgent Legit(以下、Legit)もSWEEPで勝った。勝利チームそれぞれ順位をあげてCS進出に一歩近づいた。
ROUND.10で、MVD(Most Valuable Dancer)に輝いたのは、dip BATTLESのディレクターでダンサーのKENSEIだった。チームは、SPダンサー3人を招へいし、Benefit one MONOLIZを、オーディエンスとジャッジの票すべてを総取りするSWEEPで破り、待ち望んでいたシーズン初勝利をてにした。
勝利した直後は思いが言葉にならなかったKENSEIだったが、マッチ終了後の取材で、感想を聞かれると「I本当に、ようやく」とやわらかい笑顔。
「去年のメンバーだった時と、ディレクターになった自分。今シーズンは責任感が違いすぎて。自分が(チームを)勝たせなきゃいけないっていうのがあって、気持ちよく踊れてなかったんです。(踊っている)2分15 秒、ぶちかます前に頭が働いていて。どれだけ練習しても体力がついてこなくなって最後とかは体が動かなくて、カマせてないかもしれないみたいな。どんどん気持ちがロウになって、いつもラウンドを終えていました」
日本発のプロダンスリーグ「第一生命 D.LEAGUE 23-24 」(以下、Dリーグ)レギュラーシーズンのROUND.10が3月10日、江東区の東京ガーデンシアターで行われた。この日行われた全6マッチのうち5つがひとつのチームがオーディエンスとジャッジからの票のすべてを獲得するSWEEPでの勝利という派手なROUNDで、シーズンのトップを走り続けるCyberAgent Legit(以下、Legit)もSWEEPで勝った。勝利チームそれぞれ順位をあげてCS進出に一歩近づいた。
試合の結果発表があるたびに歓声で会場が揺れるようだった。
ROUND.10は、首位を狙う昨シーズンの王者であるKADOKAWA DREAMS(KD)とようやく調子が上がってきた強豪、SEGA SAMMY LUX(以下、LUX)との対決でスタートした。偶然にも同じヒップホップをテーマにした作品で、それぞれのチームの色や工夫を凝らしたショーケースをぶつけ合ったが、会場をより巻き込んだLUXがオーディエンスとジャッジのポイントを総取りした。
セカンドマッチは、KOSÉ 8ROCKS(以下、8ROCKS)とSEPTENI RAPTURES(以下、RAPTURES)の対戦。8ROCKSはダンスを見せることに特化したショーケースで、照明を活用した演出を駆使したり、ダイナミックながらもシームレスにつながっていく胸が空くようなパフォーマンスで会場を魅了。その一方で、RAPTURESはお寺を舞台にした前代未聞の「雑巾パフォーマンス」。前身を使った雑巾がけダンスで客席を沸かせただけでなく、4ポイントを奪取。ステージもピカピカにした。
サードマッチは、dip BATTLES(BATTLES)とド派手なステージでオーディエンスを驚かせ続ける Benefit One MONOLIZ(以下、MONOLIZ)。今シーズンまだ勝ちがなく勝利を渇望していたBATTLESはSPダンサーを3人投入してのパフォーマンスでSWEEP勝利。結果が出てディレクターでダンサーのKENSEIがマイクを手にするも声にならなかった。KENSEIはこの日のMVD(Most Valuable Dancer)にも選ばれた。
後半は、首位をひた走るLegitと強豪のFULLCAST RAISERZ(以下、RAISERZ)が相対する注目のカード。両チームともコミカルな作品で勝てるチームで、Legitはそれぞれの個性を生かした楽しさが伝わる作品を披露すると、RAISERZはボクシングを取り入れたコミカルな作品をぶつけた。ステージの上も下も笑顔が途切れない時間だったが、結果はLegitがSWEEPで勝利した。
ラスト前のマッチは、毎ラウンドごと唯一無二のショーを見せてくれるLIFULL ALT-THYTHM(以下、アルトリ)とDYM MESSENGERS(以下、MESSENGERS)が初顔合わせ。アルトリは神事を思わせる祭りの雰囲気を醸し出す和テイストの作品でオーディエンスを前のめりにさせた。一方、MESSENGERSは世界観のアルトリに対して、これまで見せたことがなかった物語性があり、テーブルなどの小道具や衣装などを取り入れた作品をぶつけ、SWEEP勝利した。
最後は、Medical Concierge I’moon(以下、I’moon)とぐんぐんと調子をあげているValuence INFINITIES(以下、INFINITIES)による対戦。I’moonはトロピカルな森林のなかを自由に飛び回る原色の鳥たちかのようなパフォーマンスでオーディエンスの目を開かせたが、「ヒップホップ・オーケストラ」と題してメンバーそれぞれの個性と得意技で攻めるINFINITIESには及ばなかった。は、INFINITIESのSWEEP勝利だった。
本ラウンドの様子は、D.LEAGUEの公式YouTubeチャンネルなどでアーカイブ配信している。
ROUND.11は3月21日開催。
以下に、勝利チームのコメント。
写真は(c)D.LEAGUE 23-24
日本発のプロダンスリーグ「第一生命D.LEAGUE 21-22シーズン」(以下、Dリーグ)のROUND.4が24日、有明の東京ガーデンシアターで行われ、 FULLCAST RAISERZ(以下、RAISERZ)がトップとなり、2ラウンド連続での勝利となった。2位は、KADOKAWA DREAMS、3位はdip BATTLESだった
RAISERZがこの日用意したのは、昨シーズン披露して熱狂を巻き起こしたショーケース「RAISERZ学園」の第2弾。予告通り、えりなっちを助っ人にあたるSPダンサーとして投入し、好きな女子に告白をするというシチュエーションで沸かせた。ショーケースは第1弾と同様に、RAISERZならではの強靭な肉体を生かしたスタイルで着席している状況でスタート。ユニークな動きもふんだんに取り入れたパフォーマンスで、ジャッジポイントは70ポイントで、KADOKAWA DREAMS(75ポイント)に続く2位、オーディエンスポイントで20ポイントを得て逆転、トータル90ポイントでラウンドを制した。
7月に開幕シーズンを終えた日本発のプロダンスリーグ「D.LEAGUE(ディー・リーグ)」。2年目のスタートを11月14日に控え、リーグ周辺がザワザワしてきた。初代王者のavex ROYALBRATSはチームディレクターを含めてメンバーが総入れ替えとなり新体制に、そのほかのチームにおいても退団や加入があって動きがある。なによりも新たに2チームが加わって全11チームがぶつかり合うことになり、新シーズンはパワーアップすることは間違いない。 株式会社Dリーグの神田勘太朗COOに聞く。
2021年1月10日に開幕した「D.LEAGUE」。参加した9チームが、約半年のシーズンで12ラウンド、毎回の新たなショーケースでぶつかり、avex ROYALBRATSが最初の王者に輝いた。
「1年目が終わってみて、安堵感とか、達成感とかはまったくありません。それよりも、やらなければならないことが浮き彫りになったので、反省したり、どう改善すればいいだろうとか、ずっと考えています。シーズンが終わってもみんなで乾杯はできない状況ではありますが、自宅でしっぽり一人で浸りながら飲むなんてこともできていません。今も、オフシーズンとは言いながらもチームも僕らも休みなくやっているので、ずっとトップスピードで走り続けている感じで、まだ生みの苦しみのほうを存分に味わっています」と、神田氏は現在進行形で語る。
開幕シーズンは、コロナ禍で、無観客かつ無料生配信でのスタート。12のラウンドもほとんどが無観客で行われ、スタート前に思い描いていた開幕シーズンにはならなかった。神田氏は「集客については当然コロナが理由ですが、コロナで苦しんだのは僕たちだけじゃない。みんな一緒じゃないですか。だから、僕の中では理由にはなっていない」と言う。
課題はリーグをより広く浸透させることだという。それも「若い子たち」に。少し意外な答えだ。
「社会人や経営者層だったり、大人の方々にはリーグの存在を知っていただいた感覚があるんですけど、若い子たち、ダンサーではない子たちにもっと見てもらえるようにしたいなと思うんです。もちろん反響は徐々に出てきていて、高校のダンス部だったり、ダンスをやっているお子さんがいる家庭で朝ごはんの食卓で話題に上がってるなんて話も聞きますが、それをさらに広げていくためにも、見られる環境をもっと拡大したほうがいいのか、逆に入口を狭めていくというのもあるのかもしれないとか、2年目は答え合わせをしていかないといけないなと思っています」
神田氏には、バスケットボールならジョーダン、サッカーならメッシとロナウド、メジャーリーグなら大谷というように「ダンサーのスーパースターを作りたい」という強い思いがある。D.LEAGUEで踊るDリーガーがそうしたスーパースターになれるよう、ひとつのやり方として、国内外で人気を集めるオーディション番組を意識している。
「オーディション番組は番組そのものの人気ですが、参加者それぞれにファンがつきます。まずは番組で盛り上がって何らかのタイミングで加速して一般に広がっていきますが、1年目のD.LEAGUEはそういう作りにはなっていなかった」
そうは言っても、昨シーズンはラウンドを重ねるたびに、D.LEAGUEへの熱が上昇していくのが見ていてわかった。例えばSNS。ライブ配信をTwitterの「#Dリーグ」を追いながら視聴していると、コメントは倍増・倍速の勢いで増えていき、最終ラウンドでは最初から追いつくことは諦めた。
「こちらから見かたを提示するのではなくて、いろいろな見方、自分ならではの楽しみ方で見てほしいとも思っていました。最初こそ見方が分からないという声もありましたけど、チーム推しする人もいれば、特定のDリーガーのファンになる人も出てきて。D.LEAGUEを箱推ししてくれる人もいます」