SearchSearch

“無我”西村修が“邪道”大仁田厚と合体し「ファイヤープロレス」4・30松江&5・1広島で電流爆破デスマッチに初挑戦

2022.04.21 Vol.Web Original

 異色タッグの誕生となった。大仁田厚率いるFMW-Eとファイヤープロレス(主催オフィスラディ)が4月21日、東京・巣鴨のプロレスショップ闘道館で合同記者会見を開き、ファイヤープロが開催する4月30日の島根・くにびきメッセ多目的ホール(松江市)、5月1日の広島産業会館東館(17時)の両大会で西村修が大仁田厚と合体し、電流爆破デスマッチに初挑戦することを発表した。

 対戦カード、試合形式は松江大会が大仁田、西村、HASEGAWA組 vs ミスター・ポーゴ、PSYCHO、ALLマイティ井上組(電流爆破バット3本+電流爆破テーブル6人タッグデスマッチ)、広島大会が大仁田、西村、岡田剛史組 vs ポーゴ、塚本拓海、デビルマジシャン組(電流爆破バット3本+電流爆破テーブル+電流爆破イス6人タッグデスマッチ)。

 西村は「1990年代は新日本プロレス、2000年からドリー(ファンクJr)さんの弟子になって、全日本プロレスで古きよき歴史と伝統をドリーさんなり、渕(正信)さんに教えていただいた。そんななかで一度も触れたことがない大仁田さんのイズムに触れてみたいと思いました」と話した。

 大仁田は「まさかこの人が電流爆破に入るわけないだろうという対極の人。あり得ないと思ってました。ホントにビックリしました」と驚きの表情。

 続けて、西村は「自分自身の思想、無我というスタイルがあります。今の時代に左右されない、中庸させるということですから。陰も陽も知っておかないと、幅広くないと中庸ってできない。大いなるチャレンジです。怖くてたまらないです。生きていく上で、これからも現役を続ける上で、なかなか行けない街っていうのがあります。久々に行ったことがないような、インドの奥地に行く心境です」と現在の胸中を表現。

大仁田厚が2021年の電流爆破集大成ロイヤルランブルで優勝し、A・小林に3冠王座奪取指令【FMW-E】

2021.12.19 Vol. Web Original

 FMW-Eの年内最終戦「CARNIVAL」が12月19日、神奈川・鶴見爆破アリーナ(鶴見青果市場)で開催され、メインイベントでは、史上初の“地獄の電流爆破ハードコアランブル”(20人参加)が行われ、大仁田厚が優勝した。

 試合形式は有刺鉄線電流爆破1面+有刺鉄線電流爆破バット+電流爆破テーブル+電流爆破イス+電流爆破ギター+有刺鉄線バリケードマット地雷爆破デスマッチ。7月4日、同所での旗揚げ以降、使用されてきた数々の爆破アイテムの集大成となり、前日のDDTプロレス・名古屋国際会議場イベントホールで初めて使われたギターも追加された。

 全20選手が1分半ごとに入場し、大仁田は17番目にリングインし、まずは電流爆破テーブル上でのパイルドライバーで佐藤光留を爆死させた。しかし、大仁田とミスター・ポーゴがエプロンで地雷ボードに落とし合っていると、アブドーラ・小林がスライディングキックを浴びせて同体で2人して転落。すかさず雷神矢口が電流爆破イスで小林をぶっ叩いて小林が失格。

大仁田厚が来春に米国各地を転戦し、テリー・ファンクと義兄弟タッグ結成か? FMW-E12・19鶴見は電流爆破の集大成に

2021.11.22 Vol.Web Original

“邪道”大仁田厚が来春に米国マットを転戦することが内定し、兄弟分のテリー・ファンクと夢のタッグを組むプランが急浮上した。

 現地時間10月31日(日本時間11月1日)、大仁田は米国のハードコア団体H2Oの米ニュージャー州トレントン・サンダー球場大会に参戦し、マット・トレモントと電流爆破デスマッチを敢行し成功を収めた。その米国遠征中に各地からオファーが殺到し、3月下旬にペンシルベニア州フィラデルフィア、テキサス州ダラス、カリフォルニア州ロサンゼルスを転戦することが内定した。大仁田はトレントン大会で、師匠格であり旧友のテリー・ファンクと再会し意気投合。テリーのコンディション次第だが、大仁田との夢の義兄弟タッグが結成される可能性が出てきた。大仁田とテリーといえば、全日本プロレスの東京ドームでの「ジャイアント馬場三回忌追悼興行」(2001年1月28日)でコンビを組んだが、夢のレジェンドタッグが再び実現するのか注目が集まる。

佐藤光留がFMW-E初参戦を白星で飾る。「次は全日本の名が付いた人を連れてくる」【FMW-E】

2021.11.22 Vol.Web Original

 全日本プロレスを主戦場とする佐藤光留(パンクラスMISSION)が11月21日、神奈川・鶴見爆破アリーナ(鶴見青果市場)で開催されたFMW-Eの大会に初参戦した。佐藤はロッキー川村2、前口太尊のハードヒット軍を率いて、HASEGAWA、力、外崎幸作組と激突。試合は一進一退の攻防となったが、佐藤が腕ひしぎ逆十字固めで外崎を絞め上げてギブアップを奪った。

 試合後、佐藤は「次は全日本の名が付いた人を連れてきたい。僕の知ってる全日本とFMW-Eは方向性が360度違うけど、もしかしたら奇跡が起きるかもしれない。大仁田厚も飽きてるんじゃないですか。全日本のでかさ、痛み、歴史がないと満足できないんじゃないか。もし本当に引退するといっても、死んじゃっても骨を掘り起こして爆破してやる。全日本のヤツらと組んで、大仁田厚とやってやる」と息巻いた。

12・19鶴見での「女子電流爆破プリンセス・トーナメント」決勝は鈴季すずvs藤田あかねに決定【FMW-E】

2021.11.22 Vol.Web Original

 FMW-E第5戦「WILD THING」(11月21日、神奈川・鶴見爆破アリーナ=鶴見青果市場)で「女子電流爆破プリンセス・トーナメント」準決勝が行われ、12月19日、同所での決勝にアイスリボンの鈴季すずと藤田あかねが勝ち上がった。

 まず、鈴季が“女版・大仁田”の異名を持つミス・モンゴルと対戦。電流爆破の経験値で勝るモンゴルが有刺鉄線バット攻撃で流血させ、セントーン、STM、ラリアット3連発でたたみかけるも、鈴季はカウント2で返す。鈴季はスリーパーで反撃も、レフェリーが巻き込まれて昏倒。そのすきに、セコンドの佐野直が乱入し、モンゴルが羽交い締めにした鈴季めがけて電流爆破バットをフルスイングするも、鈴季が逃げてモンゴルに誤爆。すかさず鈴季がカバーすると、息を吹き返したレフェリーが3カウントを叩き逆転勝利。

 鈴季は「自分でバットを振って仕留められなかったのは悔しいけど、勝ちは勝ち。モンゴルさんは強いし、重かった。決勝は先輩なので、どっちがきても、勝つ気はあります」とコメント。

 続いて、世羅りさと藤田がアイスリボン対決。世羅は有刺鉄線竹刀で猛攻するも、藤田はその竹刀の上にバックフリップを仕掛けるなどしてやり返す。最後はヘッドバットから爆破バット攻撃をたたき込んで3カウントを奪取。

 決勝進出を決めた藤田は「負け続けてきて悔しい思いをしてたんで一矢報いることができた。すずとはハードコアとか爆破で当たるのは初めて。7番勝負とかやって力つけてるのは分かるんで強敵。世羅を倒した自分なんで、自信をもって、すずも倒したい」と話した。

大仁田厚の凱旋試合は本邦初公開の蛍光灯電流爆破デスマッチ。会場内のどこでも爆破OKで大日本軍と本格開戦【11・21 FMW-E】

2021.11.08 Vol.Web Original

 FMW-E第5戦「WILD THING」(11月21日、神奈川・鶴見爆破アリーナ=鶴見青果市場)で本邦初の蛍光灯爆破バットが使用されることが決まった。この試合は現地時間10月31日(日本時間11月1日)、米ニュージャージー州トレントン・サンダー球場でのマット・トレモントとの電流爆破デスマッチを大成功で終えた大仁田厚の凱旋試合となる。

 蛍光灯爆破バットは束ねた蛍光灯に爆破装置を仕掛けたもので、トレモント戦で初めて使われた。その破壊力は絶大で会場に詰めかけた全米のファンのみならず、インターネット配信で視聴した全世界のファンの度肝を抜いた。その蛍光灯爆破バットが21日の鶴見大会にて日本で初めてベールを脱ぐ。

 前大会(10月24日、鶴見)で大日本プロレス軍が大仁田にケンカを吹っかけたことから、今大会でFMWE軍vs大日本軍が本格開戦。メインイベントの対戦カードは大仁田、雷神矢口、リッキー・フジvsミスター・ポーゴ、アブドーラ・小林、神谷英慶で、試合形式は「エニウェアストリートファイト電流爆破バット+電流爆破イス+電流爆破テーブル+蛍光灯電流爆破バット6人タッグデスマッチ」となる。

 この試合は会場内のどこでも戦って爆破することが認められ、爆破バット3本、爆破イス2個、爆破テーブル1脚、蛍光灯爆破バット1個が用意される。蛍光灯爆破バットの火薬量は爆破バットの3倍になる。場外での爆破も可能であるため、リングサイドの観客には安全対策としてフェイスシールドを着用してもらう。

大仁田厚の「ホンモノの電流爆破」に米国のファンが熱狂。フロリダ、ロサンゼルスなど各地からオファー殺到

2021.11.01 Vol.Web Original

ハロウイン仕様の花火や爆破蛍光灯を初披露

“邪道”大仁田厚の長年の悲願がついに成就した。10月31日(日本時間11月1日)、米国のハードコア団体H20が主催したビッグマッチ「DESTINY」(米ニュージャージー州トレントン市トレントン・サンダー球場、協力=FMW-E)に大仁田が出場し、ハロウイン仕様の電流爆破で米国の大観衆を熱狂させた。

 2017年8月5日(現地時間)、大仁田は米CZWに遠征して電流爆破を行ったが、現地で用意された技術者が担当したため、爆破の破壊力は日本でのそれには遠く及ばず。今年3月7日(同)、AEWがフロリダ州でケニー・オメガvsジョン・モクスリーによるAEW世界選手権戦を有刺鉄線電流爆破で実施したが、これも迫力に欠け、大仁田のもとには米国の多くのファンから「オーニタのホンモノの電流爆破が見たい」とのメッセージが寄せられた。

11・21鶴見での「女子電流爆破プリンセス・トーナメント準決勝」はモンゴルvs鈴季、世羅vs藤田に決定【FMW-E】

2021.10.25 Vol.Web Original

 FMW-Eが10月24日、神奈川・鶴見爆破アリーナ(鶴見青果市場)で第4戦「SKY HIGH」を開催。この日、女子電流爆破プリンセス・トーナメント1回戦3試合が行われ、アイスリボンの鈴季すず、世羅りさ、藤田あかねの3人が勝ち上がり、すでに準決勝進出を決めていたミス・モンゴルを加え、4強が出揃った。

 まず、マドレーヌと対戦した鈴季は何度も爆破バットの起動スイッチを押すも、マドレーヌが逃げ回って阻止。マドレーヌはロープを利した逆十字固め、ダイビング・ボディーアタックなどで反撃するも、10分過ぎ、鈴季が投げ捨てジャーマン。再び鈴季が起動スイッチを押すと、マドレーヌが首固めなどで丸め込もうとするも、鈴季が切り返して、サイレンが鳴ったまま電光石火の3カウントを奪った。

 鈴季は「アイツ、爆破をやりたくないとか、試合形式が爆破だと知らなかったとかぬかしてたんで、爆破一発で秒殺してやろうって気持ちだったんですけど、ことごとく逃げられて。逃げられた揚げ句、気が付いたら終わってました。爆破マッチで爆破がないというのも新しくないですか? (次の)モンゴルさんは、爆破の経験で言ったら確実に多いんで。モンゴルさんを倒せたら自信になると思います」とコメントした。

停電のアクシデント発生も、大仁田厚が“令和版”4面爆破デスマッチでA小林に連勝し米遠征に弾み【FMW-E】

2021.10.25 Vol.Web Original

“邪道”大仁田厚が率いるFMW-Eが10月24日、神奈川・鶴見爆破アリーナ(鶴見青果市場)で第4戦「SKY HIGH」を開催。同31日(現地時間)、米ニュージャージー州トレントン・サンダー球場でのマット・トレモントとの電流爆破デスマッチを目前に控えた大仁田が、アブドーラ・小林に“連勝”して米遠征に弾みをつけた。

 この日、大仁田は高木三四郎と組み、ミスター・ポーゴ、小林組と「ノーロープ有刺鉄線4面電流爆破+邪道ロケット+コーナー地雷爆破+電流爆破バット+電流爆破イス・デスマッチ」で対戦。開始早々、大仁田がポーゴと小林にノーロープ有刺鉄線に振られて、いきなり被爆。

大仁田厚が佐藤光留にFMW-E 11・21鶴見への参戦を公開オファー「全日本でもパンクラスでも好きなヤツを連れてこい!」

2021.10.24 Vol.Web Original

 FMW-Eを率いる大仁田厚が10月23日、東京・巣鴨のプロレスショップ闘道館で、全日本プロレスにレギュラー参戦し、ハードヒットも主宰する異能派戦士・佐藤光留(パンクラスMISSION)と、「邪道VS変態~究極の異次元トーク」と題したトークショーを行い、11月21日、神奈川・鶴見爆破アリーナ(鶴見青果市場)大会へ参戦オファーした。

 中学生時代、大仁田の熱狂的なファンだった佐藤はプロレスラーになることを志願して、1995年にはFMWに履歴書を送ったものの、書類選考で落とされた経緯がある。その後、パンクラスでデビューを果たし、プロレスマットにも進出。2010年からは全日本を主戦場とし、2016年~2017年にはアジアタッグ王座(当時のパートナーは故青木篤志さん)を巡って、大仁田(パートナーは渕正信)と抗争を繰り広げた。2017年4月には青木さんと組んで、超戦闘プロレスFMWの弘前、青森大会に乗り込み、電流爆破デスマッチで大仁田と相まみえた。今年8月22日には佐藤が富士通スタジアム川崎で開催した自主興行に大仁田が2年連続で参戦し電流爆破デスマッチを敢行。その際、佐藤は「『青木さんは、また電流爆破をやりたい』って言ってたんです。上げてください」と大仁田に直訴したが、2人はそれ以来の再会となった。

10・24鶴見のメインの試合形式がさらに過激に変更。大仁田厚「電流爆破の原点に回帰じゃ!」【FMW-E】

2021.10.07 Vol.Web Original

 FMW-E旗揚げ第4戦「SKY HIGH」(10月24日、神奈川・鶴見爆破アリーナ=鶴見青果市場)のメインイベントで行われる、大仁田厚、高木三四郎組vsミスター・ポーゴ、アブドーラ・小林組の試合形式がさらに過激に変更されることが決まった。

 当初、この一戦は「ノーロープ有刺鉄線4面電流爆破+邪道ロケット+コーナー地雷爆破デスマッチ」として実施されると発表されていたが、「これじゃ生ぬるい。ポーゴも小林も、二度と電流爆破のリングに上がりたくないようにしてやるから」(大仁田)との意向で、さらに電流爆破バットが2本、電流爆破イスが2脚追加され、試合形式は「ノーロープ有刺鉄線4面電流爆破+邪道ロケット+コーナー地雷爆破+電流爆破バット+電流爆破イス・デスマッチ」となった。

 そして、大仁田が何よりもこだわりをもっているのが、電流爆破の“原点”である「ノーロープ有刺鉄線電流爆破デスマッチ」への回帰だ。1990年8月4日、FMWの東京・レールシティ汐留大会で、大仁田とターザン後藤との間で「ノーロープ有刺鉄線電流爆破デスマッチ」が世界で初めて行われた。その後、この試合形式はFMWのみならず、新日本プロレスなどのメジャー団体でも実施されてきたが、近年では後に開発された電流爆破バットデスマッチが主流になっていた。しかし、大仁田は今回、原点に立ち返り「ノーロープ有刺鉄線電流爆破デスマッチ」に臨む。この試合形式が行われるのは、2018年10月に大仁田が7度目の復帰を果たして以降では初で、そのほかにもさまざまなアイテムがプラスされた“令和版・4面爆破”となる。

 また、セミファイナルに組まれている、雷神矢口、リッキー・フジ、ザ・シューター組vs神谷英慶、星野勘九郎、兵頭彰組による、FMW軍対大日本プロレス軍選抜対決(エニウェア電流爆破バット6人タッグデスマッチ)も注目されるところ。

 FMW軍の矢口、リッキーは電流爆破、デスマッチの経験も豊富。一方の大日本軍は3人とも電流爆破初体験。神谷はBJW認定世界ストロングヘビー級王座を戴冠したこともある本格派だが、今年に入って本格的にデスマッチ戦線に進出。ベテランの星野は元BJW認定デスマッチ・ヘビー級王者で、その星野と「G★SHOCK1010(セントーン)」を結成した兵頭は今年からハードコア路線に参入した。チームとして、デスマッチの経験値では、FMW軍が上だが、大日本軍はしっかりした実力を兼ね備え、未知なる可能性を秘めているだけに、勝負の行方は戦ってみなければ分からないだろう。

Copyrighted Image