12・19鶴見での「女子電流爆破プリンセス・トーナメント」決勝は鈴季すずvs藤田あかねに決定【FMW-E】

握手を交わす藤田あかねと鈴季すず

 FMW-E第5戦「WILD THING」(11月21日、神奈川・鶴見爆破アリーナ=鶴見青果市場)で「女子電流爆破プリンセス・トーナメント」準決勝が行われ、12月19日、同所での決勝にアイスリボンの鈴季すずと藤田あかねが勝ち上がった。

 まず、鈴季が“女版・大仁田”の異名を持つミス・モンゴルと対戦。電流爆破の経験値で勝るモンゴルが有刺鉄線バット攻撃で流血させ、セントーン、STM、ラリアット3連発でたたみかけるも、鈴季はカウント2で返す。鈴季はスリーパーで反撃も、レフェリーが巻き込まれて昏倒。そのすきに、セコンドの佐野直が乱入し、モンゴルが羽交い締めにした鈴季めがけて電流爆破バットをフルスイングするも、鈴季が逃げてモンゴルに誤爆。すかさず鈴季がカバーすると、息を吹き返したレフェリーが3カウントを叩き逆転勝利。

 鈴季は「自分でバットを振って仕留められなかったのは悔しいけど、勝ちは勝ち。モンゴルさんは強いし、重かった。決勝は先輩なので、どっちがきても、勝つ気はあります」とコメント。

 続いて、世羅りさと藤田がアイスリボン対決。世羅は有刺鉄線竹刀で猛攻するも、藤田はその竹刀の上にバックフリップを仕掛けるなどしてやり返す。最後はヘッドバットから爆破バット攻撃をたたき込んで3カウントを奪取。

 決勝進出を決めた藤田は「負け続けてきて悔しい思いをしてたんで一矢報いることができた。すずとはハードコアとか爆破で当たるのは初めて。7番勝負とかやって力つけてるのは分かるんで強敵。世羅を倒した自分なんで、自信をもって、すずも倒したい」と話した。

FMW-E「WILD THING」(11月21日、神奈川・鶴見爆破アリーナ=鶴見青果市場) 
◆第1試合 日本初上陸?蛍光灯電流爆破バット“風”マッチ 30分1本勝負
○谷口裕一(8分29秒、エビ固め)太仁田ブ厚●
※蛍光灯電流爆破バット“風”攻撃

◆第2試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
○モンスターレザー、木更津Kid、ロングホーン尾崎(6分21秒、片エビ固め)佐野直、仁●、Theよっちゃん
※ギロチンドロップ

◆第3試合 女子電流爆破プリンセス・トーナメント準決勝 無制限1本勝負
○鈴季すず(10分44秒、片エビ固め)ミス・モンゴル●
※セコンド佐野直の電流爆破バット攻撃がモンゴルに誤爆

◆第4試合 女子電流爆破プリンセス・トーナメント準決勝 無制限1本勝負
○藤田あかね(10分14秒、片エビ固め)世羅りさ●
※爆破バット攻撃

◆第5試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
○佐藤光留、ロッキー川村2、前口太尊(19分38秒、腕ひしぎ逆十字固め)HASEGAWA、力、外崎幸作●

◆第6試合 エニウェアストリートファイト電流爆破バット+電流爆破テーブル+電流爆破イス+蛍光灯電流爆破バット6人タッグデスマッチ 無制限1本勝負
○ミスター・ポーゴ、アブドーラ・小林、神谷英慶(10分13秒、体固め)大仁田厚●、雷神矢口、リッキー・フジ
※蛍光灯電流爆破バット攻撃