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武尊「今までの外国人選手の中でもトップクラス」とピュータス警戒

2018.08.29 Vol.Web Original

9・24「K-1」でダニエル・ピュータスと対戦
「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~初代クルーザー級王座決定トーナメント~」(9月24日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)に出場するK-1スーパー・フェザー級王者の武尊が8月29日、公開練習を行った。

 この日は2分間のミット打ちを披露。パワフルな打撃を繰り出しながらも、軽快な動きを見せた。

 3月の「K’FESTA.1」で3階級制覇を達成以来、約半年ぶりのリングとなる武尊。対戦相手がルカ・クルソビンからダニエル・ピュータスに変更とちょっとしたアクシデントはあったものの、「いつもワンマッチの時は1カ月半前から追い込みの練習を始めるのだが、今回はワンデートーナメントと同じように2カ月前から追い込みを始めた。追い込み期間が長ければ長いほど疲れも溜まるが、いい練習ができている」と仕上がりは順調のよう。

 もっとも相手のピュータスはスーパー・ライト級(-65kg)でも実績を残しているファイターで、スーパー・フェザー級(-60.0kg)に階級を上げたばかりの武尊にとっては実質2階級上のフィジカルを持つ相手と言っても過言ではない。

金子晃大「チャンピオンの肩書をナンパに使われるのは困ります」

2018.08.22 Vol.709

 色白で細身、俳優の坂口健太郎似の金子晃大。格闘家には見えないイマドキの男子だが、デビュー以来、無敗でKrushバンタム級チャンピオンに駆け上がったスゴイ選手なのだ。しかし当の本人は…「よく分かんないですよね。6戦しかやってないので、どのくらいでチャンピオンになるのが普通なのか、平均が分からない。大体こんなもんじゃないんですか?」と涼しい顔。会見や勝利者インタビューでもとぼけた発言が目立つが、普段からいわゆる“天然”キャラらしい。

「天然っていうか、よく怒られるんです。この前もジムの先輩の左右田さんの試合で、左右田さんが持ってきたおにぎりを食べたんですよ。食べてもいいって言うから。そしたらちょうど食べている最中に、左右田さんと大宮司代表が入ってきて、すごい変な雰囲気になって…あれっ?って。そしたら案の定、次の日めっちゃ切れられました。左右田さんに。タイミングが悪かったのかな…。もしかして、後から食べようと思って楽しみにしていたのかも。だったら悪い事しちゃったな」

 先輩に対してもこの態度。しかし、その物怖じしないところが可愛がられているようで…。
 
「僕、おねだりはよくしますよ。ジムでも皇治さんや城戸さんがカッコいい練習着とか着てると、“それ下さい”って言ってもらっちゃう。大体みんなくれます。そんなに高いものとかねだらないのがコツです。そこそこぐらいで(笑)。多分すごいおねだり上手です」

K-1王者・武尊が爆弾発言!?【JAPAN MOVE UP!】

2018.08.11 Vol.709

『JAPAN MOVE UP supported by TOKYO HEADLINE』
「日本を元気に」を合言葉に毎週土曜日午後9時30分からTOKYO FMで放送中。

篠原悠人がスーパー・ライト級王座獲得【8・5 Krush.91】

2018.08.05 Vol.Web Original

2-1の際どい判定も中澤にリベンジ
「Krush.91」(8月5日、東京・後楽園ホール)でダブルメインイベントとして2つのタイトルマッチが行われた。

 第1試合で行われた「Krushスーパー・ライト級タイトルマッチ」は挑戦者の篠原悠人が王者・中澤純を2-1の判定で破り第6代王者に輝いた。

 2人は2017年2月に「第5代王座決定トーナメント」の準決勝で対戦し、中澤がKOで篠原を破っている。

 試合は1Rから中澤がプレッシャーをかけ前に出るものの、篠原は足を使って攻撃をかわしては左のジャブをガードの隙間からねじ込み右ストレート、右アッパーにつなげるなど巧みな攻めを見せる。

 2Rも1R同様、中澤がプレッシャーをかけ前へ出るが篠原は左のジャブで牽制。中澤の右ローが当たり始めるも、篠原は巧みなさばきで連打を許さない。逆に左フックで中澤をぐらつかせる場面も。

木村ミノルが初戴冠。そして公開プロポーズにも成功【8・5 Krush.91】

2018.08.05 Vol.Web Original

1Rに3つのダウンを奪い塚越にKO勝ち
「Krush.91」(8月5日、東京・後楽園ホール)でダブルメインイベントとして2つのタイトルマッチが行われた。

 第2試合で行われた「Krushウェルター級タイトルマッチ」は挑戦者の木村“フィリップ”ミノルが1R1分45秒、王者・塚越仁志をKOで破り第6代王者に輝いた。木村は4年前に山崎秀晃の持つKrushライト級王座に挑戦して敗れており、今回はいわば「青春の忘れ物」を手に入れるべく臨んだタイトル戦。長く“無冠の帝王”と言われ続けた木村にとっては初めてのベルトとなった。

 普段は相手の攻撃を見ることの多い塚越がこの日はいきなり打ち合いに出る。木村はガードを固めてしのぐと塚越のヒザにカウンターで左フックを合わせ最初のダウンを奪う。立ち上がった塚越に木村がラッシュ。塚越が左フックを出したところにまたも左フックを合わせて2度目のダウンを奪う。

 こういった場面から何度も逆転で勝利をもぎ取ってきた塚越は当然ながら立ち上がる。しかし木村は無慈悲なパンチの連打。最後も左フックでなぎ倒し、3度目のダウンを奪い、KO勝ちを収めた。

皇治の弱点発覚「サウスポーとカラオケはマジ無理」

2018.08.02 Vol.Web Original

東京で初のトークライブ開催
 K-1ファイターの皇治が7月31日、東京・新宿の新宿ゴールデン街劇場でトークライブを開催した。

 皇治が東京でこういったイベントを開催するのは初めて。発売当日にチケットはソールドアウトし、急きょ増設した客席には満員のファンが詰めかけた。

 記者会見でのトラッシュトークでおなじみの皇治だが、この日は宮田充K-1プロデューサーが隣にいない治外法権のトークライブとあって、いつも以上にその舌鋒は冴えわたる。

 開演前に入場者からあらかじめ書いてもらった質問に答える形でトークは進行したのだが、もっとも多かった質問は「K-1選手の中で誰が一番嫌いか?」というもの。これには「K-1の選手はええ奴ばっかり。みんな必死こいて舞台に上がってきているから悪い奴はおれへん。ミノル君とか、めっちゃいい奴。小澤君もめっちゃいい奴」と言いながらも某選手については「〇〇〇だけは分からへん(笑)」と苦笑い。

 そして尊敬する人については「あまりいない。でも魔裟斗さんとかタケポンとかいろいろなことを背負って頑張ってる人は好き。結局タケポンのことは好きなのかもしれない(笑)」と12月の大阪大会での対戦をアピールする武尊について語る場面もあった。

左右田泰臣が中国人マスクマン養成計画を逆提案【7・22 Krush.90】

2018.07.23 Vol.Web Original

試合は貫禄の2RKO勝ち
「Krush.90」(7月22日、東京・後楽園ホール)の一夜明け会見が7月23日、東京都内で行われ、高木健太を除く「日本vs中国・7対7全面対抗戦」に出場した13選手が登壇した。高木は骨折の疑いがあり会見を欠席した。

 カード発表会見、前日会見と髪切りマッチネタで大会を煽った左右田泰臣は前日の試合ではモン・グォドン相手に2RKO勝ち。試合については「前日の記者会見の件があってモチベーションを上げるのがきつかったが、勝ててホッとしている。師匠の大宮司さんと作戦を立てて、KOするなら左ボディーと決めていたが、その形になって良かった。2RにGOサインが出た時に荒くなって固くなったのが課題。相手の左ミドルはもらっても倒れることはないのでそこは無視して進めた」などと話した。

 試合後に同門のKrushウェルター級王者・塚越仁志にむちゃぶりで締めを任せたことについては「去年の12月に“棒読み事件”があったと思うんですが、そういう感じで終わるのかなと改めて家で映像を見て確認したら、“左右田さんが髪を守ったので僕はベルトを守ります”ってなにうまいこと言ってんだって。まあベルトは彼を成長させていると思います」と話した。

卜部弘嵩 復活勝利の陰に高橋ユウの内助の功【7・22 Krush.90】

2018.07.23 Vol.Web Original

初めての58.5kgでの戦いにも手応え
「Krush.90」(7月22日、東京・後楽園ホール)の一夜明け会見が7月23日、東京都内で行われた。

「日本vs中国・7対7全面対抗戦」の大将戦に出場し、勝利を収めた卜部弘嵩は「相手はタフでいいファイターだった。その中でしっかり最低限の仕事ができたかなと思っている。今はホッとしている」と試合を振り返った。初めての58.5kgでの戦いについては「実際に戦ってみてスピードが落ちることもスタミナが落ちることもなかった。まだまだ出し切っていないところもあったし、同時に改善点もあった。いろいろなことが見えた試合だったと思う」と話した。

「最後は気持ちで戦った」村越優汰さん(K-1フェザー級王者)

2018.07.21 Vol.708

「日本を元気に」を合言葉に毎週土曜日午後9時30分からTOKYO FMで放送中の『JAPAN MOVE UP supported by TOKYO HEADLINE』。今回のゲストは村越優汰さん(K-1フェザー級王者)。

「K-1甲子園2018」開幕!近藤魁成の前人未踏の2連覇なるか!?

2018.07.20 Vol.708

「K-1甲子園2018 〜高校生日本一決定トーナメント〜」の開幕戦が7月29日、東京・新宿FACEで開催される。

 K-1甲子園は2014年にK-1が新体制になってから再スタートし、今年で5年連続5回目の開催となる。

 これまで優勝者からは西京春馬、軍司泰斗の2人のKrush王者が誕生。そのほかにも平本蓮、篠原悠人、椿原龍矢といったトップ戦線で活躍する選手も輩出し、文字通り高校生最強を決定する大会となっている。

 今年も男子−55kg、−60kg、−65kgの3階級でトーナメントを開催。−70kgと+70kgではワンマッチが行われる。

 中でも注目は−65kgトーナメントに出場する近藤魁成。近藤は昨年、高校1年生にして−65kgトーナメントで優勝。今年は2連覇がかかっている。
 旧体制にさかのぼってもK-1甲子園において連覇を成し遂げた選手はいない。現K-1 WORLD GPスーパーライト級王者の野杁正明も1年生で優勝し、連覇が期待された2年生の時はまさかの2回戦敗退と、文字通り甲子園には魔物が棲んでいるようだ。

 近藤は今年3月に行われた「K’FESTA.1」で破格のプロデビューを果たし、1R1分23秒、KOでデビューを飾った逸材。

 K-1甲子園2連覇は前人未到の記録ではある。しかし近藤は「去年、僕は高校1年生の時にK-1甲子園で優勝したのですが、まだK-1甲子園を連覇した選手はいないんです。だから自分が誰も成し遂げていないことを達成したいと思って、今年もK-1甲子園出場を決めました。目標はK-1甲子園3連覇です」と話しており、来年の3連覇に向けて今年は単なる通過点でしかないのかもしれない。

 ただ「K-1甲子園はアマチュアの大会なのですが、プロの選手たちもたくさん出るので、すごくレベルが高い大会。プロは事前に対戦相手が決まっていて対策練習ができるのですが、K-1甲子園はトーナメントなので、一回戦以外は試合当日までに誰と戦うかが分からないです。だから対策ではなく自分自身が強くなるための練習をして、やってきたものをぶつけて勝たないといけないので、プロとは違う意味で厳しさがあります。今年は前回の優勝者として出場するので、他の選手にマークされて対策も立てられると思います。でも僕は周りに対策されても問題ないように自分のレベルを上げたいと思います。去年は準決勝・決勝でKO勝利して優勝したのですが、今年は去年を超えるKOを見せたいと思います」とスキはないようだ。

 また近藤は一昨年に平本蓮が出演し大きな話題を呼んだ「太陽とオオカミくんには騙されない」(AbemaTVで7月29日スタート)への出演も決定。これについても「今まで以上に注目されるなかでの試合になると思います。でも僕はあまり緊張しないタイプで、注目してもらえたほうがいつも以上に力を発揮できるタイプ。なので周りの注目はプレッシャーではなく、力に変えて戦いたいと思います。今はK-1甲子園=平本蓮選手だと思うのですが、僕がK-1甲子園3連覇を達成して、K-1甲子園=近藤魁成にしたいと思います!」と自信のコメントを残した。

 また今年は新たなカテゴリーとして “女子ワンマッチ”も開催されることとなった。階級は−45kg、−50kg、−55kgの3階級となる。

 トーナメントは開幕戦では準決勝まで行われ、決勝戦は9月24日のK-1さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ大会で行われる。

小澤海斗と芦澤竜誠の遺恨マッチが実現。会見では乱闘寸前【9・24 K-1】

2018.06.27 Vol.Web Original

6月大会前からくすぶる因縁
「K-1 WORLD GP」(9月24日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)のカード発表会見が6月26日、都内で開催された。

 小澤海斗と芦澤竜誠の遺恨マッチがいきなり実現することとなった。

 この2人、6月大会で行われた「第2代フェザー級王座決定トーナメント」のカード発表会見からから火種がくすぶり、芦澤が挑発、小澤が無視という構図が続いていた。トーナメントでは優勝候補にあげられながら小澤はまさかの1回戦敗退。一方、芦澤は1回戦でKO勝ちを収め、準決勝でも西京春馬相手に好試合を繰り広げ、有言実行で一気にフェザー級におけるポジションを上げた。

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