SearchSearch

「女子フライ級王座決定トーナメント」決勝は池内紀子vs麻央。来年1月大会で【Krush】

2023.10.22 Vol.Web Original

「Krush.154」(10月21日、東京・後楽園ホール)で「第6代Krush女子フライ級王座決定トーナメント」の準決勝2試合が行われ、池内紀子(POWER OF DREAM)と麻央(K-1ジム心斎橋チームレパード)が勝利を収め、来年1月の後楽園ホール大会で行われる決勝に駒を進めた。

 今回のトーナメントは前王者・壽美(NEXT LEVEL渋谷)の引退に伴って行われた。

 池内は準決勝第1試合で真優(月心会チーム侍)と対戦した。

 1R、ともにオーソドックスの構え。真優が右ロー、右カーフ。池内は前蹴りとロー。真優はローから左ジャブ。池内は右ミドル。池内が前蹴りからパンチも真優はカウンターを合わせに行く。距離が詰まり真優が組み止める展開。池内の蹴りがローブローで中断。再開後、蹴りの池内に真優はパンチで迎撃。池内が圧をかけて右ミドルも真優はすぐに左ミドルを打ち返す。終盤はともにパンチを打ち合う。

秒殺KO勝ちで王座獲得の悠斗「KrushとK-1の両方獲るのが僕の夢」とK-1王座に照準【Krush】

2023.10.22 Vol.Web Original

「Krush.154」(10月21日、東京・後楽園ホール)のダブルメインイベント第1試合で行われた「Krushフライ級タイトルマッチ」で挑戦者の悠斗(HUNGRY GYM)が大鹿統毅(K-1ジム総本部チームペガサス)が1R、わずか47秒でKO勝ちを収め、王座を獲得した。悠斗は試合後のマイクでK-1王座獲りを宣言した。

 大鹿は今年5月に行われた「第2代Krushフライ級王座決定トーナメント」を制し、王座を獲得。今回が初防衛戦だった。

 悠斗はキックボクシングでニュージャパンキックボクシング連盟で上位ランカーとなるも、ボクシングに転向し日本ライトフライ級王座を獲得した。その後、コロナ禍で試合の延期が続き「モチベーションを維持することが難しい」とタイトルを返上し現役を引退。しかし2021年にKNOCK OUTでキックボクシングに復帰し、昨年9月には「BOM OUROBOROS 2022」でWMC日本ライトフライ級王座を獲得。今年7月から戦場をK-1グループに移し、いきなりKO勝ちを収め、今回のタイトル挑戦にこぎつけた。

篠塚辰樹が森坂陸に判定勝ちで初の王座獲得「ぶん投げようかと思ったけど、初のベルトはうれしい」【Krush】

2023.10.22 Vol.Web Original

「Krush.154」(10月21日、東京・後楽園ホール)のダブルメインイベント第2試合で行われた「Krushフェザー級タイトルマッチ」で挑戦者の篠塚辰樹(MASTER BRIDGE SOUND)が2-0の判定で王者・森坂陸(エスジム)を破り、K-1グループ参戦から2年7カ月にしてついに王座を獲得した。

 篠塚は2021年12月に当時王者だった新美貴士に挑戦するもKO負け。しかしその後、2連続KO勝ちを収め、今回の挑戦を実現させた。森坂は今年3月に玖村修平を破り王座を獲得。今回が初防衛戦だった。

 1R、センターを取った篠塚が左ジャブ。森坂は左ミドル、右ローで対抗。篠塚は切れのいい左ジャブからワンツー、左ボディーを的確に当てていく。森坂は蹴りから右ストレートもにやりと笑った篠塚はパンチの連打。森坂はガードし、ロー、ミドル。そしてバックスピンキックを放っていく。しかし篠塚は左ジャブからのワンツー、ヒザで森坂を追い込んでいく。森坂の蹴りがローブローとなり中断。再開後も左ジャブが冴える篠塚。森坂は左の蹴りを連打。篠塚はボディーをもらっても、ノーガードで“打って来い”と挑発。

YA-MANがオープンフィンガーグローブの新イベント「FIGHT CLUB」を立ち上げ。第1回大会は11月19日。PPVで配信

2023.10.19 Vol.Web Original

 初代RISE OFGM -65kg級王者のYA-MAN(TARGET SHIBUYA)が10月19日、都内で会見を開き、自らがプロデュースする新たな格闘技イベント「FIGHT CLUB」の立ち上げを発表した。

「FIGHT CLUB」は全試合オープンフィンガーグローブ(OFG)で3分3Rのキックボクシングルールで行われる。第1回大会は11月19日に開催。大会の模様は「ABEMA PPV ONLINE LIVE」で全試合独占生中継される。YA-MANはメインイベントに出場。対戦相手は後日発表される。

 YA-MANは会見で「8月26日にオープンフィンガーのタイトルマッチが終わって、この先どうしようと悩んだ時期があった。そこで、今、キックボクシングでは普通のグローブよりオープンフィンガーグローブのほうが面白いと思った。だから自分でオープンフィンガーだけの大会をやっちゃえばいいなと思った。11月19日にオープンフィンガーだけの大会を開催しようと思っています」と発表した。

 会見にはRISEのOFGM戦線で活躍する山口裕人と山口侑馬(ともに道化俱楽部)の山口兄弟も登壇。裕人は「おもろい企画。しかもオープンフィンガーでしょ。俺らを呼ばんと始まらないでしょう。すぐに出ると決めました」、侑馬は「評価されなくても2人で魅せる試合をやってきた。それが目に留まって、まずうれしい。声をかけてもらったんで、それに応えます」などと語った。

金子晃大の鈴木真彦との再戦アピールに宮田氏が「実現できるように動いていくつもり」【K-1】

2023.10.18 Vol.Web Original

 新生K-1第2章の第2弾大会となる「K-1 ReBIRTH2」(12月9日、大阪・エディオンアリーナ大阪)の第2弾カード発表会見が10月18日、都内で開催された。

 K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者の金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が改めてRISEバンタム級王者の鈴木真彦(フリー)との対戦をアピールした。

 金子はこの日、中国のラン・シャンテン(中国/深圳盛力人和/CFP)との対戦が発表され「自分自身が見据えている次の試合のためにも頑張りたい」とコメント。この見据えている試合については「リングでも言ったが、勝って鈴木選手とやりたいと思っている。(シャンテンは)アグレッシブでファイトスタイルも似ていると思うので、そこにしっかり勝ちたい」と“仮想鈴木”とシャンテンを見立てたうえで「大事な試合の前の試合は勝ち方が大事だし、王者として試合を盛り上げたいのでKOを狙っていきたい」とKOでの勝利を掲げた。

 金子は昨年行われた「THE MATCE 2022」で鈴木と対戦し0-2の判定で敗戦。その後、5連勝と勝ち星を重ねる中で鈴木へのリベンジマッチ実現をアピール。前戦となった9月の「ReBOOT~K-1 ReBIRTH~」で玖村将史を破って2度目の防衛に成功した際にもリング上と試合後の会見で鈴木戦をアピールしていた。

「完成形に近づきつつあるかなと思っている」と自信の金子晃大が中国からの刺客ラン・シャンテンと対戦【K-1】

2023.10.18 Vol.Web Original

 新生K-1第2章の第2弾大会となる「K-1 ReBIRTH2」(12月9日、大阪・エディオンアリーナ大阪)の第2弾カード発表会見が10月18日、都内で開催された。

 K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者の金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が中国のラン・シャンテン(中国/深圳盛力人和/CFP)と戦うスーパーファイトを含む6試合が発表された。

 9月に行われた「ReBOOT~K-1 ReBIRTH~」で金子は宿敵・玖村将史との3度目の対戦に勝利を収め、同時に2度目の防衛に成功。今回は中国からの刺客を迎え撃つ。

 そのシャンテンは19歳にして28戦21勝(5KO)7敗の戦績を誇るホープ。2020年にGLORY OF HEROES −57kgトーナメントを制し、翌年行われた武林風の−57.5kgトーナメントでは準優勝。今年は中国のキックボクシング選手権で−57.5kg級で3位に入っている。

 シャンテンはK-1を通じて「国家のために私のプライドを賭けて全力で挑みます!」などとコメント。これを受け金子も「自分自身が見据えている次の試合のためにも、国家のためにも今回も頑張りたい」とこの試合に向けての意気込みを口にした。

宇佐美秀メイソンがK-1初参戦で海斗と対戦。「最終的には野杁選手クラスとやりたい」【K-1】

2023.10.18 Vol.Web Original

 新生K-1第2章の第2弾大会となる「K-1 ReBIRTH2」(12月9日、大阪・エディオンアリーナ大阪)の第2弾カード発表会見が10月18日、都内で開催された。

 現在、KNOCK OUTを主戦場に戦う宇佐美秀メイソン(Battle Box)がK-1初参戦を果たし、ウェルター級のワンマッチで海斗(LEGEND GYM)と対戦する。

 宇佐美は昨年12月の「INOKI BOM-BA-YE ×巌流島」でキックボクサーとしてのプロデビュー戦でK-1 WORLD MAXのレジェンドであるアルバート・クラウスから判定勝ちを収めると3月にはKNOCK OUTに参戦し杉原新也に判定勝ち。9月にはジャマル・ワヒィムに1RKO勝ちを収め、プロ3戦目にしてISKAインターコンチネンタル暫定王座を獲得した。

 海斗は2017年10月からK-1グループに参戦。高いKO率を誇り、Krushのウェルター級戦線で活躍。前戦となった9月のKrushではBigbangウェルター級王者の大輝を1RKOで下している。

 宇佐美は「地元・大阪の試合なので、しっかり倒して盛り上げていこうと思っている」、海斗は「僕は滋賀県で(大阪には)1時間くらいで来れる。たくさん応援に来てくれると思うので、僕も必ず倒して勝ちます」とともにKO勝ちを予告した。

王座戦線を占う西元也史vs松山勇汰戦が決定。「原点回帰」の西元に松山は「勝たないと先に進めない」【Krush】

2023.10.13 Vol.Web Original

「Krush.155」(11月25日、東京・後楽園ホール)の第2弾カード発表会見が10月13日、都内で開催された。

 今後のスーパー・フェザー級の王座戦線を占うといっても過言ではない西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と松山勇汰(TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)の一戦がマッチメイクされた。

 西元はスーパー・フェザー級のトップ戦線で戦い、昨年12月にはKrushスーパー・フェザー級王者の中島千博に挑戦も判定負け。今年7月には髙橋直輝に判定負けを喫したのだが、髙橋は次戦で中島を破り王座を獲得している。

 松山は「K-1甲子園2020」の-60kg王者で2020年12月のデビューからここまで7戦6勝(5KO)1敗の戦績を誇る19歳のホープ。現在3連続KO勝ちで中にはタイトル挑戦経験のある岡嶋形徒からの勝利も含まれる。

 ともに王座挑戦に向け格好のアピールとなる相手との対戦となった。

 松山は「自分がいよいよKrushのベルトへの挑戦が見えるトップ戦線に上がってきたんだなという思いもあるので、今まで以上に気合が入っている。(西元は)KO率が高いので、試合中は一瞬も気が抜けない選手」、西元は「この試合のテーマは原点に返ってしっかり壊しに行くことなんで楽しみにしていてください。(松山は)会場でもすれちがったこともない。顔が小さく、身長が高く、足も長くて分けてほしいと思うくらいの見た目」などとそれぞれ語った。

K-1グループ2度目の参戦の心直が因縁の宮田充Pに宣戦布告「確実に坊主にさせる。12月に皇治を出すのはなしで」【Krush】

2023.10.13 Vol.Web Original

「Krush.155」(11月25日、東京・後楽園ホール)の第2弾カード発表会見が10月13日、都内で開催された。

 K-1グループへは2度目の参戦となる前KNOCK OUT-REDスーパーフライ級王者の心直(REON Fighting sports GYM)がKrushの宮田充プロデューサーに不敵な宣戦布告を放った。

 心直は9月の「K-1 ReBIRTH」でK-1初参戦を果たし、Krushバンタム級王者の池田幸司と対戦するも2RでKO負け。今回は池田の前の王者である壬生狼一輝(力道場静岡)と対戦する。

 心直はKrushの宮田充プロデューサーがKNOCK OUTプロデューサーだった時に、前日会見中におかゆを食べて怒られるという前代未聞の事態が発生。それ以来、宮田氏がXで心直をブロックするなど遺恨が生まれていた。

 前回、そして今回とバンタム級トップ戦線の選手とのマッチメイクは期待の表れとも“心直潰し”とも取れるのだが心直は「シンプルに金になると思っているからじゃないですか。好きとか嫌いとかではなくビジネスですよ。BreakingDownだってビジネス。俺は嫌いだけど(悪口を)言えば盛り上がるし数字が取れるから言っている。本当は俺は悪口とか言いたくないし好きじゃない。本当は街のゴミとか拾いたいくらい綺麗な心を持った、BTSになりたい22歳の少年なんですけど」と自らの会見でのトラッシュトーク等を宮田氏が観客動員につなげたいためだと分析。

前Krush王者の壬生狼一輝と前KNOCK OUT王者の心直が対戦。心直の「Krushは二軍の舞台」に壬生狼「試合で分かる」【Krush】

2023.10.13 Vol.Web Original

「Krush.155」(11月25日、東京・後楽園ホール)の第2弾カード発表会見が10月13日、都内で開催された。

 前Krushバンタム級王者の壬生狼一輝(力道場静岡)と前KNOCK OUT-REDスーパーフライ級王者の心直(REON Fighting sports GYM)によるバンタム級の一戦が発表された。

 壬生狼は昨年12月に行われたK-1の「初代バンタム級王座決定トーナメント」の準決勝で、それまで2連敗を喫していた黒田斗真に三度敗れるという苦境に立つも、今年6月には元KNOCK OUT-REDスーパーフライ級王者の白幡裕星にダウンを奪った上での判定勝ちを収めバンタム級トップ戦線に踏みとどまる。前戦となった「Krush.152」(8月27日、東京・後楽園ホール)での「日本vs韓国・3対3」対抗戦ではパク・ヒョンウ相手にK-1グループ参戦後、初のKO勝ちを収め復活の狼煙を上げた。

 心直は2022年12月に乙津陸を破って第2代KNOCK OUT-REDスーパーフライ級王座を獲得。今年8月には同王座を返上したうえで2階級制覇を狙い「KNOCK OUT-REDバンタム級王座決定戦」で再び乙津と対戦も判定で敗れ無冠に。9月の「K-1 ReBIRTH」でK-1初参戦を果たし、Krushバンタム級王者の池田幸司と対戦するも2RでKO負けを喫し、今回は捲土重来を期してのKrush参戦となる。

王者・和島大海がカルロス菊田Pに「旅行がてらいい感じの」ヨーロッパ遠征を要望【K-1】

2023.10.11 Vol.Web Original

 新生K-1第2章の第2弾大会となる「K-1 ReBIRTH2」(12月9日、大阪・エディオンアリーナ大阪)の第1弾カード発表会見が10月11日、都内で開催された。この日は3つのタイトル戦とスーパーファイト1試合が発表された。

 K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者の和島大海(月心会チーム侍)が初参戦となるオウヤン・フェン(中国/天津阿福ファイトクラブ/CFP)を相手に3度目の防衛戦に臨む。

 和島は2021年12月の大阪大会で木村“フィリップ”ミノルを破り王座を獲得。これまでジョムトーン・ストライカージム、ジョーダン・ピケオーという強豪を相手にいずれもKOで2度の防衛を果たしている。昨年行われた「THE MATCH 2022」では第2代RISEウェルター級王者の“ブラックパンサー”ベイノアにKO勝ちを収めるなど、現在、2020年9月から8連勝でうち7KO勝ちと盤石の強さを見せている。

 フェンはWLF武林風 -70Kg級世界王者で中国70kg最強の呼び声も高いファイター。9月に行われた「K-1 30周年記念無差別級トーナメント」では中国・武林風の推薦選手であるリュウ・ツァー(唐山文旅驍騎ファイトクラブ/CFP)が優勝したのだが、フェンについても武林風から強い推薦があり、今回の挑戦が実現した。またかつて和島にSNSで対戦要求したこともあるという。

Copyrighted Image