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両目の網膜剥離から復帰の愛鷹亮「ぶん殴り合っても大丈夫」と医師が太鼓判で「ファイトスタイルは変えない」【3・28 K-1】

2021.02.17 Vol.Web Original

「K’FESTA.4 Day.2」でANIMAL☆KOJIと対戦
「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.2~」(3月28日、東京・日本武道館)に出場する愛鷹亮(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が神奈川県にある所属ジムで公開練習を行った。

 愛鷹は2019年8月の大阪大会でクルーザー級王者シナ・カリミアンとノンタイトル戦で対戦し、KO勝ちの大番狂わせを起こし、昨年3月の「K’FESTA.3」ではカリミアンの持つ王座への挑戦にこぎつけた。試合はともにダウンを奪い合う激闘の末、判定負けを喫し、悲願の王座獲得はならず。この試合で愛鷹は両目の網膜剥離を患い、長期欠場。今回が約1年ぶりの復帰戦で、ANIMAL☆KOJI(LEGION TOP TEAM)と対戦する。

 この日、愛鷹は1分間のミット打ちを披露。パワフルな打撃を高萩トレーナーの持つミットに打ち込み、仕上がりの良さをうかがわせた。

 練習後に行われた会見では「ケガから復帰して、今は追い込みでいい練習ができているので、調子はいい」と話した。網膜剥離については「3月のタイトルマッチの試合後に控室に戻ったときには、(視界に)ちょっと影が出ていた。2軒くらい眼科に行ったが、異常なしと言われた。それでもだんだん視野が欠けてきたので“これはやばいな”と思って紹介された眼科に行ったら、両目の網膜剥離だった。すぐに手術しなければいけないということで6月に手術をした。おかしいとは思っていたが医者が“異常なし”と言うならそうなんだろうなと思った。セカンドオピニオンやサードオピニオンの大切さを学んだ」と当時を振り返った。その後、昨年末の復帰を目指し練習中に右足の筋断裂を起こし、今回の復帰となった。

“達人”野杁正明「会場が静まり返るようなKO」を宣言【3・28 K-1】

2021.02.16 Vol.Web Original

タイのプライチュンポン・ソーシーソムポンと対戦
「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.2~」(3月28日、東京・日本武道館)に出場する野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が2月16日、神奈川県にある所属ジムで公開練習を行った。

 野杁は1分間のパンチのミット打ちを披露。練習後に行われた会見では「特に変わらず、いつも通り。いい感じで追い込めてきている。ここからどんどん仕上げていく」と好調をアピール。大会が2カ月延期されたことについても「全然影響はない。1月のつもりで仕上げていたし、3月になったからといって別に影響はなかった」と泰然自若。

 今回、野杁はタイのプライチュンポン・ソーシーソムポン(GTジム)と対戦する。プライチュンポンは97戦 60勝(20KO)35敗2分の戦績を誇り、2019年11月に初来日。「KNOCK OUT」で“ムエタイゴリラ”の異名を持つT-98を判定で破っている強豪。

 野杁はプライチュンポンについては「対策はばっちり。(映像を見た試合では)5R制の試合をしているので、3Rでどう戦ってくるのかはやってみないと分からないところはあるが、あまり変わらないと思う。戦い方は想像している」などと対策はすでにできているよう。

メインで河北光生が格上の梨緒弥に逆転KO勝ち【Krush-EX】

2021.02.14 Vol.Web Original

壬生狼一輝らを輩出した「Krush-EX」が2021年第1弾

「Krush-EX 2021 vol.1」が2月13日、東京・GENスポーツパレスで開催された。

「Krush-EX」は武尊ら後のK-1、Krush王者らが若き日に研鑽を積んだ大会で昨年8月に5年8カ月ぶりに復活。昨年は3大会が行われ「Krush.123」(3月27日、東京・後楽園ホール)でバンタム級タイトルマッチに出場する壬生狼一輝(力道場静岡)や、その才能を認められ「Krush.122」(2月27日、東京・後楽園ホール)で早くも本戦出場を果たす、女子アトム級のNOZOMI(TAD)といったホープを輩出している。

 今大会では9試合が行われ、メインではライト級戦で梨緒弥(若獅子会館 MATSUBARA)と河北光生(K-1ジム五反田チームキングス)が対戦した。

格闘技界を席巻する「カーフキック」で山脇と愛瑠斗がKO勝ち【Krush-EX】

2021.02.14 Vol.Web Original

山脇は祐嘉に2RKO勝ち

「Krush-EX 2021 vol.1」(2月13日、東京・GENスポーツパレス)で昨今の格闘技界を席巻する「カーフキック」が猛威を振るった。

「Krush-EX」は武尊ら後のK-1、Krush王者らが若き日に研鑽を積んだ大会で昨年8月に5年8カ月ぶりに復活。昨年は3大会を行い、「Krush.123」(3月27日、東京・後楽園ホール)でバンタム級タイトルマッチに出場する壬生狼一輝(力道場静岡)や、その才能を認められ「Krush.122」(2月27日、東京・後楽園ホール)で早くも本戦出場を果たす、女子アトム級のNOZOMI(TAD)といったホープを輩出している。

 この日のセミファイナルではバンタム級戦で山脇飛翼(K-1ジム心斎橋チームレパード)と祐嘉(K-1ジム五反田チームキングス)が対戦し、山脇が2RでKO勝ちを収めた。

王者に勝った椿原龍矢と壽美が揃って殊勲賞。Krush王座獲得の菅原美優が新人賞【K-1 AWARDS】

2021.02.11 Vol.Web Original

魔裟斗氏「江川選手に勝つとは正直思っていなかった」

 K-1 JAPAN GROUPの年間表彰式「K-1 AWARDS 2020」が2月10日、東京都内で開催され、次代を担うファイターたちが各賞を受賞した。

 昨年9月の大阪大会でK-1 WORLD GPフェザー級王者・江川優生を判定で破った椿原龍矢(月心会チーム侍)と昨年11月のK-1福岡大会でK-1 WORLD GP女子フライ級王者のKANAを破った壽美(NEXT LEVEL渋谷)が揃って殊勲賞を獲得した。

 椿原は「殊勲賞というすごい賞までいただけてうれしく思います。3月に試合が決まっているので、その試合で勝てるように頑張って、次回は賞をもらう+チャンピオンとして、こういう会に出席できるように頑張りたいと思います。2021年の椿原龍矢、よろしくお願いします」と挨拶した。

 椿原は「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.1~」(3月21日、東京・東京ガーデンシアター)で江川の持つ「K-1 WORLD GPフェザー級王座」に挑戦する。

 この日の表彰式でプレゼンターを務めた魔裟斗氏は椿原について「椿原選手が江川選手に勝つとは正直思っていなかった。テクニックはあると思っていたが、以前はそこまで力強さを感じていなかった。最近はすごく力強さを増して、貫禄も出てきた。江川選手との試合が楽しみ」と評した。

「安保瑠輝也vs山崎秀晃」が2度目のベストバウト。2年前とは立場が逆転【K-1】

2021.02.11 Vol.Web Original

大阪大会のタイトル戦。山崎がタイトル奪取

 K-1 JAPAN GROUPの年間表彰式「K-1 AWARDS 2020」が2月10日、東京都内で開催され、最高試合賞(ベストバウト)に昨年9月22日のK-1大阪大会で行われた「K-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチ」安保瑠輝也(team ALL-WIN)vs山崎秀晃(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)戦が選ばれた。

 2人は2018年12月の新生K-1初の大阪大会で対戦し、延長にもつれ込む熱戦の末、安保がKO勝ち。その試合は2019年のK-1 AWARDSでベストバウトに選ばれていた。

 今回は前戦と一変、山崎が1R開始から怒涛のラッシュをかけ圧勝のKO勝ちを収めた。

 先にマイクを握った安保は「この試合に関してはぶっ倒されただけなので、賞をいただくのは気まずいんですけど。山崎選手とは2018年に試合をした時に同じ賞をいただいていて、今回は負けてもらった。次から階級を上げることになって、その復帰戦が3月に決まったんですが、手を手術することにして、試合が延期になってしまった。上げた階級でしっかりチャンピオンになって、山崎選手と3度目の対戦を、ベストバウトを取れるような試合を、最終決戦させていただければと思っています」とリベンジを誓った。

「K-1 AWARDS 2020」10連続KO勝利中の木村ミノルがMVP獲得【K-1】

2021.02.10 Vol.Web Original

王座決定トーナメントでは3試合連続1RKO勝ち

 K-1ジャパングループの年間表彰式「K-1 AWARDS 2020」が2月10日、東京都内で開催され、木村“フィリップ”ミノル(PURGE TOKYO)が最優秀選手賞(MVP)を獲得した。

 木村は昨年3月「K’FESTA.3」で行われた「K-1 WORLD GP第3代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント」で3試合連続1RKO勝ちで王座を獲得。12月にはアビラル・ヒマラヤン・チーターにTKO勝ちを収め2020年は4戦4勝4KOと圧倒的な強さを見せつけた。また2019年3月からの連続KO勝利を「10」に伸ばし、継続中でもある。
 
「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.2~」(3月28日、東京・日本武道館)ではMIKE JOE(BATTLE FIELD/TEAM J.S.A)と対戦する。

 木村は「MVPに選んでいただきすごく光栄に思います。これからはこの競技をもっともっと追求して、格闘技の面白さをどんどんたくさんの人に広めていけるような活動をしていきたいと思います」と挨拶した。

武尊がリングでは「完全燃焼」プライベートでは「婚活、頑張ります」【K-1】

2021.02.10 Vol.Web Original

天心戦について飛び交う報道には「僕や天心選手が言う言葉だけを信じて」

 K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者の武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が2月10日、2021年の目標として「結婚」を掲げた。

 武尊はこの日、東京都内で開催されたK-1ジャパングループの年間表彰式「K-1 AWARDS 2020」で「ベストKO賞」を受賞した。

 表彰式では「去年は1試合しかできなくて、ケガもあり、コロナの影響で試合ができなかったりという満足のできない1年だったが、賞をいただけたのは本当にうれしいこと。またMVPを取れるように今年1年突っ走っていきたい。今年はたくさん試合をして、最高の試合を皆さんに見てもらえたらいいなと思っている」と受賞の挨拶。

 表彰式後の囲み会見では昨年の大晦日に一気に対戦機運が盛り上がった那須川天心戦についても「大晦日に言ったことがすべて。今はそれ以上もそれ以下もない。目の前の3月28日のタイトル戦に勝たないとその次の試合はないと思っているので、目の前の試合に集中している状態。その試合が終わって、いろいろなことが決まったら、僕の口からしっかり皆さんに伝えると思うので、3月の試合に注目してもらえたらうれしい」と語り、大晦日以降、さまざまな報道が飛び交っている状況に「僕や天心選手が言う言葉だけを信じてほしい」と訴えた。

 武尊は3月28日の「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.2~」でレオナ・ぺタスとの防衛戦が控えている。

 そして今年のテーマとしてリングの上については「今年で辞めるわけではないが、自分が満足できる格闘技人生だったと思えるような1年にしたいと思っている。今年1年完全燃焼して、また来年もさらにいろいろな挑戦をしていきたい」と話し、プライベートでは「結婚したい(笑)。今年30歳なんで。いい相手を探したい」と続けた。意中の相手については「それが今、いないので(笑)。今年はそれも一つの戦いかなと思っています。婚活、頑張ります(笑)」とまさかの婚活宣言が飛び出した。

武尊が改めて天心戦について言及「僕や天心選手が言う言葉だけを信じてほしい」【K-1】

2021.02.10 Vol.Web Original

「K-1 AWARDS 2020」で「ベストKO賞」を受賞

 K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者の武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が2月10日に東京都内で開催されたK-1ジャパングループの年間表彰式「K-1 AWARDS 2020」で「ベストKO賞」を受賞した。

 武尊はこれまでK-1 AWARDSでは初回の2017ではビクトー・サラビアとの試合でベストバウト、2018はMVP、2019はヨーキッサダー・ユッタチョンブリーとの試合でベストバウトを獲得している。

 2020の対象となる昨年は3月22日の「K’FESTA.3」でのペッダム・ペットギャットペット戦の1試合のみの出場となったが、2Rにペッダムがしばらく立ち上がれないほどの猛攻を見せ、KO勝ちを収めた。

 武尊は「授賞させてもらったのはすごくうれしいが、去年は1試合しかできなくて、ケガもあり、コロナの影響で試合ができなかったりという1年だった。僕自身は満足できていないが、賞をいただけたのは本当にうれしいこと。またMVPを取れるように今年1年突っ走っていきたい。今年はたくさん試合をして、最高の試合を皆さんに見てもらえたらいいなと思っている」と受賞の挨拶。

村越優汰と芦澤竜誠の再戦はイデオロギー闘争の様相【3・21 K-1】

2021.02.10 Vol.Web Original

芦澤のリベンジ予告に村越は返り討ち宣言

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K’FESTA.4 Day.1~」(3月21日、東京・東京ガーデンシアター)の追加カード発表会見が2月9日、東京都内で開催された。

 スーパー・フェザー級のスーパーファイトで村越優汰(湘南格闘クラブ)と芦澤竜誠が対戦する。2人は村越のK-1ジャパングループ初参戦となった2017年12月のK-1後楽園大会で対戦。判定で村越が勝利を収めている。

 村越はその後、「第2代フェザー級王座決定トーナメント」を制しK-1王座を獲得。卜部弘嵩を相手に防衛を果たした後に、武尊との対戦を目指し、階級アップ。2019年12月の横浜大会で武尊と対戦したものの、判定負け。昨年3月の「K’FESTA.3」ではKrushスーパー・フェザー級王者のレオナ・ぺタスにKO負けと両王者に2連敗と一気にトップ戦線から後退したものの、12月に山本直樹に判定勝ちを収め、復活した。

 芦澤は2019年6月に大岩龍矢に敗れ、引退を表明したものの、昨年9月のK-1 DX「芦澤竜誠を殴りたいやつ、大募集」で現役復帰を宣言。12月のK-1両国大会で島野浩太朗にKO勝ちを収め、華々しく復活した。

 会見の冒頭、芦澤は「前の試合を見てくれた人は分かると思うけれど、びっくりしたじゃないですか。強くなっていて、レベルが上がっていて。あれよりも次の試合はびっくりすると思う。それくらい毎日、自分と戦っている。毎日、やりたくないことをやって、やりたいことをやらずに頑張っているので、3月21日は俺が思っている通りの結果になると思う」とリベンジを予告すれば、村越は「そんな簡単に変わらないと思うので同じ結果にします」と返り討ちを宣言。

前戦で惨敗のRUIがK-Jee流の檄で復活。ベルトを目指しもう一度リングへ【3・21 K-1】

2021.02.09 Vol.Web Original

スーパーファイトで谷川聖哉と対戦

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K’FESTA.4 Day.2~」(3月21日、東京・東京ガーデンシアター)の追加カード発表会見が2月9日、東京都内で開催された。

 クルーザー級のスーパーファイトでRUI(K-1ジム福岡チームbeginning)と谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が対戦する。

 RUIは2019年に行われたKrushの初代クルーザー級王座決定トーナメントの決勝で、現K-1クルーザー級王者のK-Jeeと王座を争うなどK-1ジャパングループのクルーザー級のトップ戦線で活躍してきたのだが、昨年11月に行われたK-1福岡大会で初参戦の総合格闘家・ANIMAL☆KOJIにまさかのKO負けを喫し、今回は再起戦となる。

 RUIは「11月に(星を)落としてしまった自分にチャンスをいただきありがとうございます。対戦相手の谷川選手は以前、組まれていたカードでもある。死に物狂いで勝ちに行く。それだけです」と挨拶。

 RUIはKOJIに敗戦後、福岡に拠点を戻し今回からK-Jeeと同じK-1ジム福岡チームbeginning所属となっている。「前回、福岡大会をああいう形で落としてしまい、格闘家としてどうなのかと考える部分があった。当時所属していたPURGE TOKYO、矢口先生やチームメイトのみんなと考えていて、その環境にいると自分は弱さが出て甘えるんだろうなという考えに至った。その時にK-Jeeが“会おう”と言って、僕の前にチャンピオンベルトを持ってきた。“クソ野郎だな”と思いながら、でもそのチャンピオンベルトに触ったら“このチャンピオンベルトが欲しい。絶対に巻いてやろう”という気持ちになって、心機一転、移籍を決めた」とその経緯を語った。

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