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5連勝で王座決定戦出場のKiho「まだKNOCK OUT=ぱんちゃんだと思うので、ベルトを獲って切り替えたい」とぱんちゃん璃奈超えを誓う【KNOCK OUT】

2025.07.29 Vol.Web Original

 KNOCK OUTが7月29日、都内で「KNOCK OUT.57」(9月23日、東京・後楽園ホール)の対戦カード発表会見を開催した。今大会ではBLACK フェザー級、BLACK スーパーバンタム級、BLACK 女子アトム級の3階級で王座決定戦が行われる。

 BLACK 女子アトム級は山田真子(GROOVY)とKiho(KNOCK OUT GYM 調布)の間で争われる。同王座はぱんちゃん璃奈が2021年12月に返上してから長く空位となっていた。

 山田は2010年5月にキックボクサーとしてプロデビューし、16歳でJ-GIRLSの王座を獲得。無敗のままプロボクシングに転向し2014年2月にWBO王座を獲得した。一時、格闘技から離れるも2019年11月のKrushからK-1グループに参戦。2023年4月のKrush女子大会を最後にリングを離れていた。そして今年2月からKNOCK OUTに参戦。初戦でぱんちゃん璃奈と自身の適正体重ではない−47.5kg契約で対戦し、延長の末、ドロー。7月大会では菊地美乃里に判定勝ちを収め、2連勝。

 Kihoも2021年からK-1グループを主戦場に戦うも9戦5敗4分と低迷。ジムを移籍し昨年4月からKNOCK OUTに戦場を移すとKAI、MIYU、菊池美乃里を相手にいずれも判定で3連勝。「最低でもダウンは取りたい」と意気込んで臨んだ今年5月の後楽園大会ではミネルヴァ アトム級王者のNaoをKOで破る番狂わせを起こした。7月の後楽園大会ではかつてK-1グループで戦ったことのある森川侑凜にダウンを奪った上での判定勝ちを収め、KNOCKOUTで5戦5勝(1KO)と覚醒。今回のタイトル戦を勝ち取った。

Kihoがダウンを奪って森川侑凜に判定勝ち。5連勝でベルトが狙える位置に来るも「しっかり強くなってからベルトを獲りたい」【KNOCK OUT】

2025.07.21 Vol.Web Original

「KNOCK OUT.55」(7月20日、東京・後楽園ホール)で行われたBLACK女子アトム級戦でKiho(KNOCK OUT GYM 調布)と森川侑凜(J-KRANG)が対戦した。試合はKihoがダウンを奪った上での判定勝ちを収めた。

 2人はともにK-1グループで戦っていた時期があり2021年2月に対戦し、ドローに終わっており、今回は4年5カ月ぶりの決着戦だった。

 KihoはK-1グループでは9戦5敗4分と低迷。しかしジムを移籍し昨年4月からKNOCK OUTに戦場を移すとKAI、MIYU、菊池美乃里を相手に判定で3連勝。5月大会ではミネルヴァ アトム級王者のNao(AXGYM)をKOで破る番狂わせを起こし、現在4連勝中。このNao戦は大会のベストKO賞に選ばれた。

 森川はK-1グループでは2020年に「KHAOS.11」で行われた「優勝者は夢をかなえることができる」というトーナメントで優勝し、後日、夢である「一日ラウンドガール」を務めた。その後は上位陣との対戦が続いたこともあり、10戦3勝5敗2分とこちらも戦績は振るわず。妊娠・出産のため休養に入り、今年5月には戦場をKNOCK OUTに移し約3年ぶりに復帰するとBONNIEと激闘を繰り広げ、ダウンを奪った上での判定勝ちを収め、復活を果たした。この試合はベストバウト賞に選ばれている。

Kihoがミネルヴァ王者のNaoをKOで破る番狂わせ。「母vs女王様」対決は母・森川侑凜がダウンを奪って判定勝ち【KNOCK OUT】

2025.05.19 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2025 vol.3」(5月18日、東京・後楽園ホール)でKNOCK OUT参戦後3連勝のKiho(KNOCK OUT GYM 調布)がミネルヴァ アトム級王者のNao(AXGYM)をKOで破る番狂わせを演じて見せた。

 Kihoは2021年からK-1グループを主戦場に戦うも9戦5敗4分と低迷。ジムを移籍し昨年4月からKNOCK OUTに戦場を移すとKAI、MIYU、菊池美乃里を相手に3連勝。いずれも判定での勝利に「勝ててはいるものの内容は反省だらけ。最低でもダウンは取りたい」と意気込んで臨んだ一戦だった。

 Naoは今回が初参戦。2023年8月にミネルヴァ アトム級王座を獲得。昨年12月には紗依茄をKOで破り初防衛に成功している。プロ戦績は10戦8勝(3KO)1敗1分で、その1敗は昨年6月のフランス遠征でのもので国内では無敗の強豪だった。

チャン・リーが新鋭・紗依茄に2-1の判定勝ち。女子アトム級で復活の狼煙【Krush-EX】

2021.06.06 Vol.Web Original

菅原、優、MOE、NOZOMIに敗れ崖っぷち

「Krush-EX 2021 vol.3」(6月5日、東京・GENスポーツパレス)のセミファイナルで行われた女子アトム級の一戦でチャン・リー(K-1ジム五反田チームキングス)が2-1の判定で紗依茄(月心会チーム侍)を破り、復活の狼煙を上げた。

 現在、K-1ジャパングループの女子アトム級は昨年行われた「第3代Krush女子アトム級王座決定トーナメント」を制覇した菅原美優がKrush王座に君臨。トーナメントでは優、MOEを破り、今年3月の「K’FESTA.4 Day.1」では新鋭のNOZOMIを返り討ちにし、その座を盤石にした。5月30日のK-1横浜大会でMIOに敗れたものの、ことKrushにおいては他の追随を許さない。

 リーは2019年に菅原と優に判定負け。王座決定トーナメントでは準決勝でMOEに判定負け。今年2月にはNOZOMIにも判定で敗れた。いずれも紙一重の差ではあったが負けは負け。「K-1の舞台に立つ」という目標のためにはこれ以上、新世代の踏み台になるわけにはいかない。

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