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“魔王”古村匡平とエースの久井大夢が対戦。勝者は内容次第で12月のビッグマッチでゴンナパーに挑戦へ【KNOCK OUT】

2025.09.16 Vol.Web Original

 KNOCK OUTが9月16日、都内で会見を開き「KNOCK OUT.58」(10月12日、東京・後楽園ホール)の追加対戦カードを発表した。

 現在、ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)が猛威を振るうライト級戦線で「ストップ・ザ・ゴンナパー」に直結する2カードが発表された。

 メインイベントでは古村匡平(FURUMURA-GYM)と久井大夢(TEAM TAIMU)が対戦する。

 古村は今年2月にKNOCK OUT初参戦となるゴンナパーを迎え撃つも無念の判定負け。それ以来の再起戦となった8月の後楽園大会ではプンルアン・バーンランバーを3RにKOで下し、復活とライト級の“魔王”となることを宣言。合わせてゴンナパーへのリベンジをアピールした。

 久井は6月の代々木でのビッグマッチのメインイベントで龍聖を相手にKNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級王座を防衛。試合後には階級を上げBLACKライト級王者の大沢文也とREDライト級王者のゴンナパーの持つ王座を狙う意思を表明した。そして保持していたBLACKとREDのスーパーフェザー級2冠を返上し、7月の後楽園大会でREDライト級でロムイーサン・TIGER REONと対戦。ロムイーサンとは昨年11月に福島・KNOCK OUTアリーナ常葉のこけら落とし大会で対戦し、延長の末、判定で敗れており、リベンジマッチでもあったこの試合でまさかのダウンを奪われたうえでの判定負けを喫した。

 試合後には「やってもうた」と肩を落とした久井だったが、9月5日に行われた「ONE Friday Fights」でONE Championship初参戦を果たすと中国のチャン・チンタオをテクニックで完封しての判定勝ちを収め、再起を果たしている。

チュームーシーフーが9・23大会をケガで欠場。内藤凌太が緊急参戦し古木誠也と王座決定戦【KNOCK OUT】

2025.09.16 Vol.Web Original

 KNOCK OUTが9月16日に会見を開き「KNOCK OUT.57」(9月23日、東京・後楽園ホール)で行われる「KNOCK OUT-BLACKフェザー級王座決定戦」に出場予定だったチュームーシーフー(中国/郭強ファイトクラブ/CFP)がケガのため欠場することを発表した。

 代わりにシュートボクシング(SB)の内藤凌太(BELLWOOD FIGHT TEAM)が出場し古木誠也(REX GYM)と対戦。予定通り王座決定戦は開催される。

 内藤は今年4月の後楽園大会でチュームーシーフーと対戦し判定で敗れはしたものの、強打のチュームーシーフー相手に粘り強いファイトを見せ、チュームーシーフーを追い詰めていた。
 
 山口元気代表は会見で「古木誠也選手のタイトルマッチの相手、チュームーシーフー選手が拳の骨折によって欠場となった。そこでチュームーシーフー選手とギリギリの戦いを繰り広げて、ほとんど遜色のない内容だった内藤凌太選手が代打で緊急出場でタイトルマッチということになった。代役で緊急参戦してくれた内藤選手とシュートボクシング協会さんに非常に感謝している」と語った。

WBCムエタイの日本王座決定戦で繁那と壱・センチャイジムが対戦。28歳になった壱が「大人のムエタイを見せる」【KNOCK OUT】

2025.09.09 Vol.Web Original

 KNOCK OUTが9月9日、都内で「KNOCK OUT.58」(10月12日、東京・後楽園ホール)の対戦カード発表会見を開催した。

 会見にはWBCムエタイバンコク本部役員でWBCムエタイジャパン事務局の山根千抄氏が出席し、今大会で「WBCムエタイ日本スーパーバンタム級王座決定戦」が行われることが発表された。

 WBCムエタイは現在世界105カ国が加盟しているムエタイの組織。タイではムエタイのルールは国が管理しているのだが、WBCムエタイはそのルールを運用。いわゆる5Rでグローブ着用の純ムエタイルールで試合を行う。今年7月の組織改編で日本のキックボクシング界のレジェンド、藤原敏男氏が会長に就任した。

 会見でKNOCK OUTの山口元気代表は「このたびWBCムエタイの日本支部で大幅な改革があり、設立当初のすべての団体が参加できる組織に改革された。新しいランキングが発表されていたが、このやり方は非常に正しいこと。本当の“統一”になるのではないかと思う。例えばKNOCK OUTだけとかNJKFさんだけがWBCムエタイのランキング戦やタイトル戦ができるということではなく、日本中のプロモーター、そしてジムの会長さんがWBCのプロモーターライセンスを取ればWBCのタイトルマッチができる。実質的に日本のヒジありの競技、ムエタイというものが統一される可能性があるということで僕は山根さんの主旨に賛同して、KNOCK OUTとして協力、応援をさせていただきたいなということで、10月12日の大会に1試合だけWBCムエタイのタイトルマッチを入れさせてもらうことにしました」と今回のタイトル戦実現の経緯を説明。

ゴンナパーが下地奏人にKO勝ちで3連勝。“魔王”古村匡平が「ストップ・ザ・ゴンナパー」をアピール【KNOCK OUT】

2025.08.30 Vol.Web Original

 KNOCK OUT-REDライト級王者のゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)がKNOCK OUTの「KNOCK OUT.56 ~NEW BEGINNING~」(8月29日、東京・後楽園ホール)で下地奏人(フリー)にKO勝ちを収め、改めて「ムエタイ大魔神」っぷりを見せつけた。

 ゴンナパーは今年2月にKNOCK OUTに初参戦。初戦で古村匡平(FURUMURA-GYM)に判定勝ちを収めると、6月には重森陽太をKOで下し、REDライト級王座を獲得。この日の勝利で無敵の3連勝となり、KNOCK OUTのライト級では「ストップ・ザ・ゴンナパー」が急務となった。

 1R、オーソドックスの構えの下地とサウスポーのゴンナパー。下地の右ハイにゴンナパーは左ストレートを合わせる。下地は右インロー。ゴンナパーは左フック。下地の前蹴りに右フックを合わせるゴンナパー。圧をかけるゴンナパー。下地はカウンターで右ストレート。圧をかけるゴンナパーのボディーに右ストレートの下地。なおも圧をかけるゴンナパー。首相撲でのヒザの打ち合いからゴンナパーが左のショートフックでダウンを奪う。立ち上がった下地に圧をかけるゴンナパー。ゴンナパーは左ミドル。下地も右ミドルを返す。ゴンナパーは左ローから左ストレート。

ヒジありルール2戦目の軍司泰斗にムエタイの洗礼。“スーパーレックに勝った男”ゲーオガンワーンに左ヒジで1RKO負け【KNOCK OUT】

2025.08.30 Vol.Web Original

 前K-1 WORLD GPフェザー級王者の軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)が8月29日、ヒジありルールの2戦目に臨むも、まさかの1RKO負けを喫した。

 軍司はこの日、KNOCK OUTの「KNOCK OUT.56 ~NEW BEGINNING~」(東京・後楽園ホール)のメインイベントで元ルンピニースタジアムスーパーフェザー級王者のゲーオガンワーン・ソー.アムヌワイデッー(タイ)と対戦した。

 ゲーオガンワーンはムエタイでスーパーレック・キアトモー9にも勝利している強豪。日本でも大和哲也に勝利を収めている。

 軍司は6月の代々木でのビッグマッチ「THE KNOCK OUT」でKNOCK OUTに初参戦。初のヒジありでオープンフィンガーグローブ(OFG)を着用しての試合でペットルンルアン・ソーチャールワンに1RでKO勝ちを収めた。

UNLIMITEDルールで初参戦のMMAファイター松嶋こよみが判定勝ちも反省の弁【KNOCK OUT】

2025.08.30 Vol.Web Original

 MMAファイターの松嶋こよみ(IDEA ASAKUSA)が「KNOCK OUT.56 ~NEW BEGINNING~」(8月29日、東京・後楽園ホール)でKNOCK OUT初参戦を果たし、UNLIMITEDルールで勝利を収めた。

 松嶋は修斗、パンクラスなどを経てONE Championshipにも参戦。2019年にはONE世界フェザー級王座にも挑戦している。その後、「Road to UFC」、日本のDEEPを経て、昨年1月には「TOP BRIGHTS」に参戦もカルシャガ・ダウトベックにTKO負け。しかし7月にはGLADIATORでソドノムドルジ・プレブドルジにKO勝ちを収め、復活を果たした。9月にはLFAと契約したことが発表されたのだが、ここまで試合は組まれておらず、そんな中でのKNOCK OUTからのUNLIMITEDルールでのオファーだった。

「あと1年で引退」のぱんちゃん璃奈が引退ロード初戦でKO勝ち「アンチの人を悔しがらせたいという思いもあって倒せたかなと思う」【KNOCK OUT】

2025.08.30 Vol.Web Original

 KNOCK OUT-BLACKの女子ミニマム級と女子アトム級の元王者・ぱんちゃん璃奈(フリー)が8月29日、引退ロードの初戦でKO勝ちを収めた。

 ぱんちゃんはKNOCK OUTの「KNOCK OUT.56 ~NEW BEGINNING~」(東京・後楽園ホール)でアム・ザ・ロケット(タイ/Elite Fight Club)とBLACK女子ライトフライ級戦で対戦した。アムはかつてWMC女子ミニフライ級、WPMF女子ミニフライ級王座を獲得。現在はMMAファイターとしてRIZINやDEEPに参戦している。

 7月22日に行われたカード発表会見では「ラスト1年で引退します」と宣言。この日は引退ロードの初戦だった。

野杁正明を破ったシッティチャイと複数試合契約。山口代表は「海人選手にふさわしい相手」と海人に防衛戦を要望【KNOCK OUT】

2025.08.30 Vol.Web Original

 KNOCK OUTの山口元気代表が8月29日、東京・後楽園ホールで行われた「KNOCK OUT.56 ~NEW BEGINNING~」の第8試合後に、8月にONE Championshipを離れたばかりのシッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)と複数試合契約を結んだことを発表した。

 シッティチャイの「僕はKNOCK OUTと契約しました。KNOCK OUTのリングで日本の皆さんに会えることを楽しみにしています」というビデオメッセージが流され、これを受けた山口代表は「元GLORYフェザー級チャンピオンのシッティチャイ・シッソンピーノン選手と複数試合契約をしました。正真正銘の70kgの世界のトップファイターですね。今、70kgのKNOCK OUTの王者は海人選手。海人選手にふさわしい相手はシッティチャイじゃないかなと思って、ぜひ見たいと思っています。海人選手、ぜひ防衛戦をやってほしいです」とKNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級王者の海人(TEAM FOD)との防衛戦をアピール。

K-1の玖村修平が2年ぶりの参戦「覚悟を決めてここにやってきた」。雅治を破りタイトル戦線殴り込みに意欲【KNOCK OUT】

2025.08.12 Vol.Web Original

 KNOCK OUTが8月12日、都内で「KNOCK OUT.57」(9月23日、東京・後楽園ホール)の追加カード発表会見を開催した。

 K-1グループの元Krushフェザー級王者・玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス)の2年ぶりの参戦が発表された。玖村はKNOCK OUT-BLACKフェザー級で雅治(レンジャージム)と対戦する。

 玖村は2019年6月にK-1で行われた「スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント」で3位に輝く。その後、網膜剥離での長期欠場などもあったが、復帰後の2020年9月からは階級をフェザー級に上げ、2022年5月には新美貴士を破り、Krush王座を獲得。同年8月には「K-1フェザー級世界最強決定トーナメント」に参戦し、1回戦はKO勝ちを収めるも、準決勝で優勝した軍司泰斗にKO負けを喫した。2023年3月には森坂陸に敗れKrush王座から陥落。再起を期して9月にKNOCK OUTに参戦するも栗秋祥梧に1RKO負けを喫した。昨年6月にKrushで桝本翔也にKO勝ちを収め再起を果たすと10月には元K-1王者の椿原龍矢に判定勝ちを収め、完全復活を感じさせたが、今年2月のK-1代々木大会で兼田将暉にKO負けを喫し、今回はそれ以来の試合となる。

 雅治は2022年12月にKNOCK OUTに初参戦し2連続TKO勝ちを収めるも、以降3連敗。今年5月の後楽園大会で11か月ぶりのリングに上がり、森本直哉に判定勝ちを収め、再起を果たした。ここまでプロ戦績9戦5勝(4KO)4敗の21歳(試合時は22歳)。

 現在、KNOCK OUT-BLACKのフェザー級は王座が空位で、この9月大会で古木誠也とチュームーシーフーの間で王座決定戦が行われる。

スーパーバンタム級統一を目指し福田拓海と対戦のRED王者・森岡悠樹「何度も悔しい思いをしてきた。10戦そこらの選手には負けない」【KNOCK OUT】

2025.07.29 Vol.Web Original

 KNOCK OUTが7月29日、都内で「KNOCK OUT.57」(9月23日、東京・後楽園ホール)の対戦カード発表会見を開催した。今大会ではBLACK フェザー級、BLACK スーパーバンタム級、BLACK 女子アトム級の3階級で王座決定戦が行われる。

 BLACK スーパーバンタム級王座は昨年12月に前王者・古木誠也(REX GYM)が王座を返上したことに伴い行われるもの。現RED スーパーバンタム級王者の森岡悠樹(北流会君津ジム)と福田拓海(KNOCK OUT クロスポイント大泉)の間で争われる。

 森岡はBLACKとREDのスーパーバンタム級統一を目指す。福田はプロ初のタイトル戦となる。

 福田は「格闘技を始めて5年目。やっとタイトルマッチまで来た。まあ、俺のほうがいろいろな方に夢や希望を与えられると思っているので、ここは俺が勝ってベルトを巻いて大泉に帰りたいと思います」、森岡は「このREDのベルトを獲って、その初戦がBLACKのタイトルということで本当に光栄に思っています。自分はKNOCK OUTらしい試合が一番できると思っているので、次も守りに入らず、攻めて攻めて倒してベルトを獲りたいと思います」とそれぞれ語った。

9月大会でチュームーシーフーと王座決定戦の古木誠也「どっちかが倒れる試合になる。自分は倒せる自信がある」【KNOCK OUT】

2025.07.29 Vol.Web Original

 KNOCK OUTが7月29日、都内で「KNOCK OUT.57」(9月23日、東京・後楽園ホール)の対戦カード発表会見を開催した。今大会ではBLACK フェザー級、BLACK スーパーバンタム級、BLACK 女子アトム級の3階級で王座決定戦が行われる。

 BLACK フェザー級は前王者の栗秋祥梧がUNLIMITEDルールに専念するために王座を返上し空位となっていた。その王座を古木誠也(REX GYM)とチュームーシーフー(中国/郭強ファイトクラブ/CFP)が争う。

 古木は今回がフェザー級転向3戦目。元BLACK スーパーバンタム級王者で2階級制覇を狙う。チュームーシーフーは昨年10月の後楽園大会で栗秋と王座決定戦で戦い延長の末、判定で敗れている。

 会見には古木のみが出席。古木は「フリーからREX GYMの所属になりました。9月はベルトを取ります」と静かに闘志を燃やす。

 チュームーシーフーについては「パワーもあって、勢いもあるし、全てのことに警戒している」、試合については「相性はすごい合うと思うし、攻撃のタイプも似ているので、どっちかが倒れる試合になると思う。自分は倒せる自信があるので、倒します」などと語り、KO勝ちへの自信を見せた。

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