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クンクメールとの対抗戦に森岡悠樹が参戦「自分は賞金のかかった試合は強い」【KNOCK OUT】

2025.10.22 Vol.Web Original

 KNOCK OUTが10月22日、都内で会見を開き「KNOCK OUT×Kun Khmer 2025」(11月8日、福島・KNOCK OUT常葉アリーナ)の対戦カードを発表した。

 同大会では大会名の通り、KNOCK OUT×Kun Khmer(クンクメール)の5対5の対抗戦を開催する。KNOCK OUT側の大将として、スーパーバンタム級のREDとBLACKの統一王者・森岡悠樹(北流会君津ジム)が出場する。

 森岡は9月の後楽園大会で福田拓海との「KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級王座決定戦」でKO勝ちを収め2冠王となったばかり。今大会ではサン・ラデット(タイ)と対戦する。ラデットはプロ戦績95戦85勝(35KO)8敗2分の戦績を誇る32歳。

 会見の冒頭、山口元気代表から今回の対抗戦は勝ったチームに賞金100万円が贈られることが発表された。

 これを受け森岡は「何回かクンクメールとは対抗戦をやっているが、まだ勝ち越したことがない。本当に強敵だと思っているんですが、自分は賞金がかかった大会は強いんで、絶対にチームで勝ちたいと思う」と大将として対クンクメール初の勝ち越しを誓った。

 相手については「前にガンガン出てくるファイターでいかにもクンクメールらしい。自分と噛み合うんじゃないかなと思う」と評し「自分も負けずに前に出るしかないと思っている。相手がどれだけ圧力かけてこようが自分がそれ以上の圧力かけて、ひねりつぶすような試合をしたいと思っています」と語った。

前回、初KO負けの軍司泰斗がリベンジ目指し早くも再起戦。「1RKOで勝って12月にゲーオガンワーンとやりたい」【KNOCK OUT】

2025.10.22 Vol.Web Original

 KNOCK OUTが10月22日、都内で会見を開き「KNOCK OUT.59」(11月15日、東京・後楽園ホール)の追加対戦カードを発表した。

 前K-1 WORLD GPフェザー級王者の軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)がKNOCK OUT-REDルール3戦目でセーンサックグン・オー.カムイン(タイ)と対戦する。

 軍司は6月の代々木でのビッグマッチ「THE KNOCK OUT」でKNOCK OUTに初参戦。初のヒジありでオープンフィンガーグローブ(OFG)を着用しての試合でペットルンルアン・ソーチャールワンに1RでKO勝ちを収めた。8月の後楽園ホール大会でヒジありルール2戦目に臨むも元ルンピニースタジアムスーパーフェザー級王者のゲーオガンワーン・ソー.アムヌワイデッー(タイ)に強烈なヒジ打ちを食らい、キャリア初のKO負けを喫し、今回は再起戦となる。

 セーンサックグンは21歳にして120戦95勝(45KO)22敗3分という驚異のキャリアを誇り、ムエサヤーム中部チャンピオン、カラバーオ・トーナメント優勝という実績があるファイター。ゲーオガンワーンと同じサウスポーで、これは「打倒ゲーオガンワーン」を目指す軍司の希望によるもの。また山口元気代表は当初は12月30日の代々木大会での再起戦を考えていたものの、軍司自身の希望で11月大会への参戦となったという。

 会見で軍司は「8月に初のKO負けをしてしまったんですが、僕はもう年内にやり返したいと思っているので、ここをしっかりケガなくKOで勝って、12月30日にゲーオガンワーンとやりたいなと思っています」と今回の試合で勝利を収めた後のリベンジマッチをも見据えた。

“NEXT GOAT”をテーマとした3カードを発表。SBの片山魁とKNOCK OUTの渡部蕾が対戦【GOAT】

2025.10.14 Vol.Web Original

 キックボクシングの新イベント「キックボクシングフェス『GOAT』」の追加対戦カードが10月14日に発表された。

 GOATは9月29日に会見が行われ開催が発表された大会で“団体”ではなく、あくまで“イベント”という位置づけ。会見では各団体やジムと協力関係を築いたうえで選手を招聘し大会を開催するという説明があったのだが、その言葉通り、この日発表された“NEXT GOAT”をテーマとした3カードにはシュートボクシング(SB)、KNOCK OUT、RISEなど国内のさまざまな団体で戦う選手が名を連ねている。

 KNOCK-OUT BLACKルールではSBを主戦場とする17歳の片山魁(TEAM FOREST)とKNOCKOUTを主戦場とする18歳の渡部蕾(KNOCK OUT クロスポイント大泉)が対戦する。

 片山はアマチュアSB、RISE NOVAなどアマで数々のタイトルを獲得。昨年10月にSBでプロデビューし5連勝。6戦目でRISEの上位ランカーである長谷川海翔に判定負けを喫するも、10月11日のSBでは1RでTKO勝ちを収めている。プロ戦績は7戦6勝(2KO)1敗で“天才”のキャッチコピーがつけられる期待の星だ。

 渡部はKNOCK OUTのアマチュアで優勝を重ね、昨年9月にKNOCK OUTでプロデビュー。5連勝と連勝街道をばく進し、今年8月にはK-1グループの「第5代Krushフライ級王座決定トーナメント」に参戦。1回戦で優勝候補の安尾瑠輝と対戦し、トリッキーな動きで安尾を翻弄する場面もあったが、3RでKO負けを喫し、今回が再起戦となる。。

 RISEルールでは龍太郎(VALIENTE)と相沢晟(TARGET)が対戦する。龍太郎はプロ戦績19戦7勝(2KO)10敗2分の24歳。2023年12月には今大会に出場する那須川龍心と対戦し、TKO負けを喫している。相沢はRISEを主戦場にする20歳。プロ戦績は10戦5勝(2KO)3敗2分で、こちらも2023年6月に那須川と対戦し、判定で敗れている。

 同じくRISEルールでSAIGO(TARGET SHIBUYA)と歩希(team VASILEUS)が対戦。SAIGOは2022年にRISE EVOLでデビューしStand up、KROSS×OVER、STRIKE NEXUSなどさまざまな団体に参戦。今年5月にはベトナムで開催された「HEAT56 in VIETNAM」でベトナム人ファイターに勝利を収めている。戦績は10戦6勝(2KO)3敗1分の28歳。歩希は武尊率いるteam VASILEUSの所属でプロ戦績3戦2勝1敗の24歳。アマでは「JAPAN CUP 2023」の-60kgで優勝している。

久井大夢が古村匡平に壮絶KO勝ち。12・30代々木でのゴンナパーへの挑戦に山口代表が事実上のGOサイン【KNOCK OUT】

2025.10.13 Vol.Web Original

 KNOCK OUTスーパーフェザー級のBLACKとREDの前王者・久井大夢(TEAM TAIMU)が「KNOCK OUT.58」(10月12日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで古村匡平(FURUMURA-GYM)から計3つのダウンを奪ってKO勝ちを収めた。

 久井はこの勝利で12月30日に行われる代々木大会で、REDライト級王者のゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)への挑戦をほぼ確実なものとした。

 1R、オーソドックスの構えの古村とサウスポーの久井。いきなり前蹴りで飛び込む久井。久井は右ジャブ、左ミドル、左インカーフ。古村はパンチで前に。久井は右ジャブ、左インカーフ。久井の右ジャブで古村のあごが跳ねる。古村がワンツーも久井はガード。久井のジャブで早くも古村の左目付近がはれ始める。古村のパンチをかわしてパンチを返す久井。しかし久井の左インカーフに古村が右ストレートを合わせ先生のダウンを奪う。立ち上がった久井に襲い掛かる古村。しかし久井は組み止め、連打を許さず。そしてヒジ打ちの動き。

KO勝ちで再起の重森陽太「いつでも再戦できる準備ができている」とゴンナパーへのリベンジに手応え【KNOCK OUT】

2025.10.13 Vol.Web Original

「KNOCK OUT.58」(10月12日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで前KNOCK OUT-REDライト級王者の重森陽太(KNOCK OUT クロスポイント吉祥寺)が小林司(Sports 24)にKO勝ちを収め、再起を果たした。

 重森は6月に行われた国立代々木競技場 第二体育館でのビッグマッチでゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)を相手に初防衛戦に臨むも、KO負けを喫し王座から陥落。この日はそれ以来の試合だった。

 1R、オーソドックスの構えの重森とサウスポーの小林。圧をかけるのは小林。重森が右ハイ、右インロー、右ストレート。小林は左インロー、左ストレート。重森は右ハイを飛ばす。今度は重森が圧をかけて前蹴り。小林は左ミドル。重森は距離を詰めて右ヒジ。距離を詰める小林に重森はカウンターでパンチを放つ。重森は距離が空くと右ハイ、距離が詰まるとヒジ。

壱・センチャイジムが悲願のWBCムエタイ日本王座獲得。「世界のベルトまで巻くのが目標」と世界に照準【KNOCK OUT】

2025.10.13 Vol.Web Original

 前KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王者の壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム)が「KNOCK OUT.58」(10月12日、東京・後楽園ホール)で行われた「WBCムエタイ日本スーパーバンタム級王座決定戦」でNJKFスーパーバンタム級王者の繁那(R.S-GYM)に判定勝ちを収め、悲願のWBCムエタイ王座獲得を成し遂げた。

 WBCムエタイは現在世界105カ国が加盟しているムエタイの組織。タイではムエタイのルールは国が管理しているのだが、WBCムエタイはそのルールを運用。いわゆる5Rでグローブ着用の純ムエタイルールで試合を行う。

 1R、ともにサウスポーの構え。繁那が右インロー。壱は左ロー。繁那がローからワンツー。壱は圧をかけて左ロー。壱は左ミドル。踏み込んだ壱に繁那が左フックを合わせる。壱の右ミドルに繁那が右ローを返す。壱の左ミドルをキャッチしてパンチの繁那。繁那は終了間際にワンツー。

中島玲が小川悠太に競り勝ち復活。12・30代々木でのユリアンとのリベンジ戦をアピール【KNOCK OUT】

2025.10.13 Vol.Web Original

 KNOCK OUT-BLACKウェルター級王者の中島玲(KNOCK OUT クロスポイント渋谷/ハイブリッドアカデミー)が「KNOCK OUT.58」(10月12日、東京・後楽園ホール)で小川悠太(誠真会館所沢道場)を相手に再起戦に臨んだ。試合は接戦となったが、中島が2-0の判定で勝利を収め、12月30日に行われる代々木大会でのユリアン・ポズドニアコフ(ウクライナ)とのリベンジマッチをアピールした。

 中島は昨年12月30日に渡部太基を破り王座を獲得。今年4月の王座戴冠後の初戦でユリアンに判定負けを喫し、6月にはダイレクトリマッチでの初防衛戦が組まれるも、ケガで欠場と不運が続いた。今回の再起戦にあたり、中島は東京に拠点を移し、KNOCK OUT クロスポイント渋谷に所属となっている。

海人が進化を感じさせる内容で連敗を2で止め「世界最強」への道を再スタート。40周年記念大会では強敵との対戦を希望【SB】

2025.10.12 Vol.Web Original

 SB世界スーパーウェルター級王者の海人(TEAM F.O.D)がシュートボクシング(SB)の今年最後の後楽園ホール大会「SHOOT BOXING 2025 act.5」(10月11日、東京・後楽園ホール)のメインイベントでペットマイ・スィアダム.ムーパーラー(タイ)を相手に再起戦に臨んだ。試合は海人が進化を感じさせる内容での判定勝ちで連敗を2で止め「世界最強」への道を再スタートさせた。

 海人は5月の「ONE Friday Fights」でモハメド・シアサラニに判定負け、6月にはGLORY世界ライト級1位エンリコ・ケールに判定負けとキャリア初の2連敗を喫していた。

 対戦相手のペットマイは100戦近いキャリアを持ち、現在はRWS(ラジャダムナン・ワールド・シリーズ)を主戦場にする26歳。元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級1位という強豪。

「WBCムエタイ日本王座決定戦」は孫悟空vsアンパンマン? 繁那の「孫悟空をイメージ」に壱・センチャイジムは「アンパンチを決めたい」【KNOCK OUT】

2025.10.11 Vol.Web Original

「KNOCK OUT.58」(10月12日、東京・後楽園ホール)の前日計量が10月11日、都内で開催された。

「WBCムエタイ日本スーパーバンタム級王座決定戦」で対戦する繁那(R.S-GYM)は55.30kg、壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム)は55.10kgで規定体重をクリアした。

 WBCムエタイは現在世界105カ国が加盟しているムエタイの組織。タイではムエタイのルールは国が管理しているのだが、WBCムエタイはそのルールを運用。いわゆる5Rでグローブ着用の純ムエタイルールで試合を行う。
 
 計量後に行われた会見で壱は「明日はWBCという、現役中に絶対挑戦したいと思っていたベルトのチャンスをいただいたので、必ずこのチャンスを逃さず勝ち取ります」と王座獲りを誓う。目の前のベルトを見て「とても権威のあるベルトですし、僕はWBC JAPANではなく、もっとインターナショナル、ワールドチャンピオンに向けて練習を積み上げていきたいので、ここで満足せず一戦一戦大事にしていきます」と日本王座の先に世界王座を見据えた。

ゴンナパー戦実現へ久井大夢「倒して勝って年末にベルトを獲りたい」、古村匡平「ゴンナパーに勝つには失神させるしかない。それは俺しかできない」【KNOCK OUT】

2025.10.11 Vol.Web Original

「KNOCK OUT.58」(10月12日、東京・後楽園ホール)の前日計量が10月11日、都内で開催された。

 現在、KNOCK OUTではゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)がREDライト級王者として君臨。今大会ではメインとセミで「ストップ・ザ・ゴンナパー」に直結する2カードが組まれている。

 メインでは古村匡平(FURUMURA-GYM)と久井大夢(TEAM TAIMU)が対戦。ともに62.45kgで規定体重の−62.5kgをクリアした。

 セミでは重森陽太(KNOCK OUT クロスポイント吉祥寺)と小林司(Sports 24)が対戦。重森は62.45kg、小林は62.50kgで規定体重をクリアした。

 計量後には4人揃って会見に臨んだ。

 久井は「今日までバッチリ仕上げてきたので、明日は絶対勝ちます」、この日、計量の際に対峙した古村については「別に変わらないですね。古村選手も調子が良さそうなので、明日楽しみです」と語るにとどめた。

 古村は「明日はこの中で俺が最強ということを証明する。圧倒的な破壊力を見せます。楽しみにしていてください」、久井については「若いながらもやっぱりしっかりと華がある選手だし、スター選手だと思うんですが、明日はしっかり俺が倒してKNOCK OUTの顔になります」と久井を倒して一気にライト級に主役に躍り出る意欲を見せた。

SB初参戦の古村光「KNOCK OUTから来たのでしっかり倒して、魅せる。S-cup出場は倒せれば自然と見えてくる」【SB】

2025.10.10 Vol.Web Original

 シュートボクシングの「SHOOT BOXING 2025 act.5」(10月11日、東京・後楽園ホール)の前日計量が10月10日、都内で行われた。

 S-cup最終査定試合となる一戦で対戦する元KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王者の古村光(FURUMURA-GYM)は57.25kg、サタントン・チョー.ハーパヤック(タイ/プロムエタイ協会スーパーフェザー級王者)は57.5kgでともに規定体重の−57.5kgをクリアした。

 古村は今回がSB初参戦。昨年12月にKNOCK OUTで行われたKICKBOXING JAPAN CUP スーパーバンタム級トーナメント準決勝で森岡悠樹に判定負け、今年4月にカンボジアで行われたクンクメールとの対抗戦にも敗れ連敗となったが、ONEデビュー戦となった5月の「ONE Friday Fights 107」でカイス・モハメッドに1R秒殺KO勝ち。ONE2戦目となった9月の「ONE Friday Fights 124」でもソンサイ・ラオラネサンに2RでKO勝ちを収め、乗りに乗った中での参戦となる。

 サタントンはラジャダムナンとプロムエタイ協会の2つのタイトルを保持する強豪。

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