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REDバンタム級王座決定戦開催。響波の「次は絶対に勝てる」に安達「ノックアウトで仕留めたい」【9・25 KNOCK OUT】

2021.08.12 Vol.Web Original

昨年12月の対戦は安達が判定勝ち

 KNOCK OUTが8月11日、東京都内で「KNOCK OUT 2021 vol.4」(9月25日、東京・後楽園ホール)のカード発表会見を開催した。

 今大会では「初代KNOCK OUT-REDバンタム級王座決定戦」で安達浩平(team AKATSUKI)と響波(Y’s glow)が対戦する。

 REDバンタム級は昨年から6選手参加の王座決定リーグ戦をスタートしたのだが、折からの新型コロナウイルスの影響で大会の延期が続き、その中で選手の引退や階級アップという事態が起こってしまった。今年4月に最後の公式戦が終わり安達と響波によって王座決定戦を行うことが決まったのだが、今年もコロナ禍で大会日程の変更を余儀なくされたことから、決定戦も延び延びとなり、今回の9月大会での開催となった。

 2人はトーナメントでは昨年12月に対戦。安達が判定勝ちを収めている。

KNOCK OUT王者の鈴木千裕が“二刀流”目指し早くもスタート【RIZIN.30】

2021.08.11 Vol.Web Original

元パンクラスライト級王者・昇侍と対戦

「RIZIN.30」(9月19日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の第2弾カード発表会見が8月11日、東京都内で開催された。

 KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級初代王者の鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)がRIZIN初参戦を果たし、昇侍(KIBAマーシャルアーツクラブ)と対戦する。

 鈴木は7月18日の王座を獲得した試合後にキックボクシングとMMAの二刀流挑戦を宣言しており、RIZINという大舞台で早くも実現することとなった。

 昇侍は元パンクラスライト級王者で現在DEEPを主戦場に戦うストライカー。RIZINでは昨年9月に朝倉海と対戦し1RTKO負けを喫しており、それ以来の参戦となる。

 鈴木は現在5連続KO勝利中で、王座を獲得した試合でも1R37秒の秒殺決着を見せたのだがこの日も「ぶん殴って1R目からKOします。以上」と1RKOを宣言。

KNOCK OUT王者のぱんちゃん璃奈が初参戦で元ミネルヴァ王者の百花と対戦【RIZIN.30】

2021.08.11 Vol.Web Original

団体の垣根を越えたカードが実現

「RIZIN.30」(9月19日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の第2弾カード発表会見が8月11日、東京都内で開催された。

 KNOCK OUT-BLACK女子アトム級王者のぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)がRIZIN初参戦を果たし、元NJKFミネルヴァ日本アトム級王者の百花(魁塾)と対戦する。

 ぱんちゃんは2020年8月に行われたREBELS BLACK(現在はKNOCK OUT-BLACK)女子46kg級初代王座決定戦でMISAKIと対戦し、3-0の判定勝ちを収め王座戴冠。今年7月にはミネルヴァ・ライトフライ級王者のsasoriにも判定勝ちを収め、現在プロ戦績11戦11勝(2KO)と無敗を誇る。

 対する百花は“浪速のいてまえクイーン”の異名を持つハードパンチャーで2010年のデビュー以来、40戦20勝17敗3分(1KO)の戦績を誇る。最近はRISEを主戦場に戦い、昨年秋に行われた「RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020」では準決勝に進出している。

榊原CEOがMMA挑戦を表明したKNOCK OUT王者・鈴木千裕に「むちゃくちゃ興味がある」【RIZIN】

2021.07.20 Vol.Web Original

「スタジオRIZIN」「RIZINチャレンジ」といった大会の開催も視野

 RIZINが7月20日、都内で「RIZIN.30」(9月19日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の第1弾カード発表会見を行った。

 会見とその後の囲み取材で榊原信行CEOは下半期のRIZINの大会開催について、9月大会以降、10~11月に地方で2大会、大晦日にさいたまスーパーアリーナ大会の計3回のナンバーシリーズを開催する予定であることを明かした。これは「新型コロナウイルスのワクチン接種などが進み、観客を入れることを政府や行政機関が認めないことにはどうにもならないから、あえて7~8月に予定していた大会をスライドした」という理由から。

 またかねてから口にしている「スタジオRIZIN」(仮称)についても秋にはスタートしたい意向を示した。こちらは観客の上限が制限される緊急事態宣言等の発出に左右されないイベントとなる。これとは別に「RIZINチャレンジ」ともいうべき大会の開催も9月大会以降、コロナ禍が落ち着いたところでスタートを目指す。この2つは外国人選手の入国が完全に緩和される見通しが立たない中、“まだ見ぬ強豪”といった、埋もれている人材の発掘・育成を目指すもの。主軸のナンバーシリーズに加えこの2つのラインの大会を開催していく。

 新たな人材という意味で、榊原氏は7月18日のKNOCK OUTで「初代KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王者」に就いた鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)について「むちゃくちゃ興味があります。先週末の試合も、一方的な試合だった。ファイトスタイルとしてはもってこい。総合格闘技でぜひチャレンジしてほしい。早ければ年内にでもタイミングが合えば。宮田(充KNOCK OUT)プロデューサーと話して出てもらうような機会を作れたらいいなと思う。面構えもいいし興味があります」と語った。

松倉信太郎「たくさんチャンピオンがいると分かりにくいし応援しにくい」【KNOCK OUT】

2021.07.19 Vol.Web Original

田村聖を破り初代BLACK スーパーミドル級王座獲得

「KNOCK OUT 2021 vol.3」(7月18日、東京・後楽園ホール)の一夜明け会見が7月19日、東京都内で開催された。

 第7試合で行われた「初代KNOCK OUT-BLACK スーパーミドル級王座決定トーナメント」決勝で田村聖(拳心館)に3-0の判定勝ちを収め初代王者に輝いた松倉信太郎(TRY HARD GYM)が自ら理想とする王座像について語った。

 松倉は前日の試合では4つのダウンを奪って大差をつけて判定勝ちを収めたのだが「本当にすごく相手が強くて、僕自身も結構やられて、どっちに転ぶか分からない試合になってしまった。KOすると言っていたのでそれを守れなかったのが心に残っているが、全力で9分間最後まで倒そうと思ってやってきた。そこは申し訳ないという気持ちと、こうしてベルトを獲ったんで、いろいろとやりたいことをやって、KNOCK OUTを変えていこうと思っている」と反省の弁と今後に向けての決意を述べた。

BLACK スーパーライト級初代王者の鈴木千裕が改めて「格闘技界の大谷翔平になる」【KNOCK OUT】

2021.07.19 Vol.Web Original

キックとMMAの二刀流挑戦を宣言

「KNOCK OUT 2021 vol.3」(7月18日、東京・後楽園ホール)の一夜明け会見が7月19日、東京都内で開催された。

 第8試合で行われた「初代KNOCK OUT-BLACK スーパーライト級王座決定トーナメント」決勝で宮越慶二郎(拳粋会宮越道場)に秒殺KO勝ちを収めた鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)が改めてMMAとの二刀流に言及した。

 鈴木は1R開始直後、一気に距離を詰め右フックを繰り出し、宮越を大きく下がらせると追撃のフックの連打で先制のダウンを奪う。そして立ち上がった宮越にパンチのラッシュを浴びせ1R43秒でKO勝ちを収めた。

 鈴木は悲願の王座獲得に「チャンピオンになったなという感じ。今まで自分がKNOCK OUTを背負うとか変えるとか言っていてもただの選手がイキっているだけと思われていたと思うが、自分の言葉に説得力と重みがついたかなと思って安心している」とベルトを眺めながら語った。

 多くの選手がベルトを肩にかけて会見場に現れる中、鈴木は腰に巻いて登場。ベルトについては「めちゃくちゃ重かったが、まだ軽いなと思った。重さ云々ではなくベルト自体の価値はまだ軽いんだなと思っていて、これから自分がKNOCK OUTを背負って価値を上げて重くしていくものなんだなと思っている」と話した。

ぱんちゃん璃奈の次戦は防衛戦? 宮田プロデューサーは今後の他団体への出撃にも含み【KNOCK OUT】

2021.07.19 Vol.Web Original

難敵sasori戦の勝因は「負けられない理由が私のほうがたくさんあった」

「KNOCK OUT 2021 vol.3」(7月18日、東京・後楽園ホール)の一夜明け会見が7月19日、東京都内で開催された。

 KNOCK OUT-BLACK女子アトム級王者のぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)がNJKFミネルヴァ・ライトフライ級王者sasori(テツジム/PRIMA GOLD)との一戦について「負けられない理由が私のほうがたくさんあった」などと激闘を振り返った。

 sasoriとの試合は序盤こそぱんちゃんのペースだったが、2R中盤以降、sasoriが本領を発揮。際どい判定となったが2-0でぱんちゃんが勝利を収めた。

 ぱんちゃんは「素直にほっとしているというのが一番。1R目は自分が取って、2R目は取られてしまい、3R目は気持ちだけで勝てたと思っている。負けられない理由が私のほうがたくさんあった。その差なのかなと思っている。実力的には今でもsasori選手のほうが強いと思っているが、負けられない理由があったから最後まで勝つことしか考えずに行けたのかなと思っている。いろいろ課題はあるが、今回も自分を褒められる試合ができたかなと思っている。僅差でも今回はうれしい」と激闘を振り返った。

重森陽太がスアレックにリベンジ果たしRED ライト級王座獲得【KNOCK OUT】

2021.07.19 Vol.Web Original

昨年9月、トーナメント決勝で対戦

「KNOCK OUT 2021 vol.3」(7月18日、東京・後楽園ホール)で行われた「KNOCK OUT-RED ライト級タイトルマッチ」で王者スアレック・ルークカムイ(STURGIS新宿)にWKBA世界ライト級王者の重森陽太(伊原道場稲城支部)が挑戦し、重森が3-0の判定勝ちを収め王座を獲得した。

 スアレックは昨年9月に行われたワンデイトーナメントで王座を獲得したのだが、その決勝で対戦したのが重森。重森にとっては約10カ月ぶりのリベンジマッチでもあった。

 スアレックは今年2月にシュートボクシング(SB)に参戦したものの笠原弘希の強烈なボディーブローの前に2RでKO負けを喫し、今回が再起戦。

 対する重森は今年2月の「REBELS~The FINAL」に参戦し潘隆成に判定勝ち。ホームの新日本キックでは4月にリュウイチに、6月には健太に判定勝ちと3連勝と絶好調でこの試合に臨んだ。

松倉信太郎が4つのダウンを奪い判定勝ち。BLACK スーパーミドル級初代王座獲得【KNOCK OUT】

2021.07.19 Vol.Web Original

田村聖に3-0の判定勝ち

「KNOCK OUT 2021 vol.3」(7月18日、東京・後楽園ホール)で行われた「初代KNOCK OUT-BLACK スーパーミドル級王座決定トーナメント」決勝で松倉信太郎(TRY HARD GYM)が田村聖(拳心館)に3-0の判定勝ちを収め、初代王者に輝いた。

 松倉は1Rから右ローにカーフ、そして右フックをカウンターで当てていく。田村は松倉の右ローに右ストレートを合わせていく。そして田村の右ローには松倉が左フックを合わせるなど、序盤から激しい打ち合いを展開する。松倉のカーフで左足を効かされた田村だったが、逆に一気にコーナーに詰めてパンチの連打。右左とパンチが松倉の顔面をとらえるが、松倉は狙いずました右ストレートを打ち抜き先制のダウンを奪う。

ぱんちゃん璃奈がsasoriとの激闘制し「怖かったー」【KNOCK OUT】

2021.07.19 Vol.Web Original

終盤、sasoriが追い上げ判定は2-0

「KNOCK OUT 2021 vol.3」(7月18日、東京・後楽園ホール)でKNOCK OUT-BLACK女子アトム級王者のぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)がNJKFミネルヴァ・ライトフライ級王者のsasori(テツジム/PRIMA GOLD)とスーパーファイトで対戦し、2-0の判定で勝利を収めた。

 1R開始早々、ぱんちゃんが右ハイキック。ぱんちゃんはなおも右ミドル、前蹴りと遠い距離をキープ。sasoriは左ローも届かない。ぱんちゃんはワンツー、そしてハンドスピードの高い右ストレートで攻め込んでいく。sasoriの右ローには右ストレートを合わせる。sasoriは左ミドルから打ち合いに持ち込むがぱんちゃんもひるまず打ち返す。sasoriがプレッシャーをかけるとぱんちゃんは前蹴り。そしてワンツーにつなげ、右ストレートとぱんちゃんが手数で圧倒する。

鈴木千裕が1R43秒で秒殺KO勝ち。初代BLACK スーパーライト級王座獲得【KNOCK OUT】

2021.07.18 Vol.Web Original

宮越慶二郎を粉砕

「KNOCK OUT 2021 vol.3」(7月18日、東京・後楽園ホール)の第8試合で行われた「初代KNOCK OUT-BLACK スーパーライト級王座決定トーナメント」決勝で鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)が宮越慶二郎(拳粋会宮越道場)を1R43秒で秒殺KOし、初代王者に輝いた。

 今大会についてKNOCK OUTは「全8カードが本来であればメインイベント、セミファイナルとなるべき試合」ということで、あえて「メインイベント」という表記はしていないのだが、この日、最後の試合を鈴木がド迫力のKOで締めくくった。

 試合は1R開始早々、距離を詰めた鈴木が右フック一閃。大きく後退した宮越を追った鈴木は右フックから返しの左フックでいきなりダウンを奪う。これで決まってもおかしくないような強烈な一撃だったが、なんとか立ち上がった宮越。鈴木はラッシュをかけて宮越をコーナーに詰めるとパンチの連打。最後は右フックで2度目のダウンを奪う。宮越も王座への執念から、ここもなんとか立ち上がるがダメージが深いと判断したレフェリーが試合を止めた。

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