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RENAがMMAで復帰戦。MIOは敗れたイム・ソヒへの雪辱誓う【7.6 SB】

2018.05.29 Vol.Web Original

MIOが初開催の48kg世界トーナメントで主役宣言
 シュートボクシング(SB)の「Girls S- cup 48kg世界トーナメント2018」(7月6日、東京・東京ドームシティホール)の会見が5月29日、都内で行われた。

 女子格闘技の祭典として2009年に始まって以来10回目となる今年は48kgの世界トーナメントが行われる。

 トーナメントにはSB女子ミニマム級王者のMIOをはじめ8人の選手が参加。この日は6人の選手が発表された。

 トーナメントの中心となることが予想されるMIOだが、4月の後楽園大会でMIOの連勝を20でストップした韓国ROAD FCのイム・ソヒも参戦と強敵が揃った。

 MIOはトーナメントについて「48kgの世界トーナメントは初めての開催。不安もあるんですが、それ以上にワクワクしています。誰が優勝してもおかしくないトーナメントですが、その中でしっかり優勝したい。主役になれるように頑張る。負けたイム・ソヒ選手と戦いたい」などと話した。

【収録現場に潜入】TOKYO MXの新サッカー番組『F.C.TOKYO COLORS』

2018.02.20 Vol.703

 サッカーJリーグの開幕が2月23日に迫ってきた。TOKYO MXでは今シーズンからFC東京を応援する新番組「F.C.TOKYO COLORS」(毎週金曜23時〜TOKYO MX2)を放送している。

 この番組は今年1月に新しいFC東京の応援番組としてスタートしたもので、トップチームの試合ハイライトや次戦の展望はもちろん、J3に参戦しているFC東京U-23やユースの試合も紹介していく。

 番組レギュラーには“FC東京初心者”の MIOとYAE の2人を起用。

 番組は基本的には2人がさまざまな場所にロケに赴くスタイルなのだが、この日はFC東京の太田宏介、林彰洋ら5選手がTOKYO MXを訪問。スタジオで対談が行われた。

 前半のフリートークでは、かしこまった場で選手たちと接するのは初めてのMIOとYAEをバラエティー番組などへの出演も多い太田選手が優しくフォロー。徐々に緊張がほぐれてきたMIOとYAEは後半のフリップトークではすっかり選手たちと打ち解け、時間を忘れて収録時間は大幅にオーバー。ここにはいない森重選手や長谷川監督の話題で大きく盛り上がった。

 最後に選手たちが今シーズンに向けての意気込みを語ったのだが、チームリーダーである太田選手は「タイトルを獲るだけ。こういう目標は口にしないと絶対にかなわないと思うので、強い思いを持って1年を戦いたい」と締めくくった。
 収録後にMIOとYAEに直撃。

 MIOは「MCは初めてなので、現在勉強中です。いつもはロケで、今日のように改まってのインタビューは初めてなので緊張しました」とこの日の収録を振り返った。

 そして2人は番組の視聴者に向け「FC東京のサポーターの方はもちろん、興味はあるんだけどまだ深くFC東京のことを知らない方、そしてそもそもサッカーをあまり知らない方にも楽しんでいただける番組にしていきたいし、この番組をきっかけにFC東京を好きになってもらえたらなって思います」とメッセージを送った。

MIOがMISAKIに判定勝ちで初防衛に成功【2・10 SB】

2018.02.11 Vol.Web Original

MISAKIがついにMIOのベルトに挑戦

 シュートボクシング(SB)の2018年第一弾大会となる『SHOOT BOXING 2018 act.1』(2月10日、東京・後楽園ホール)でSB日本女子ミニマム級王者のMIOが初防衛戦に臨み、5R2-0の判定でMISAKIを破り、初防衛に成功した。

 2人は2016年6月に一度対戦。その時はMIOが前年に行われた「Girls S-cup 48kg日本トーナメント」で優勝を果たし、東京に進出。すでにRENAに次ぐ存在として頭角を現していた時期。一方のMISAKIはデビュー3戦目でキャリアには雲泥の差があった。しかしそこでMISAKIが大健闘。今につながるアグレッシブなファイトでMIOを追い込む場面も演出し、判定で敗れたものの「MISAKI」という名前をファンに大きく印象付けた。

 その後、MIOはミニマム級のべルトを獲得。その活躍は知られるところだが、MISAKIも昨年、「J-GIRLSミニフライ級」のベルトを獲得するなど実績を重ね、今回の挑戦にこぎつけた。

初防衛戦のMIO「SBのベルトの重さをしっかりと見せつける」【2・10 SB】

2018.02.09 Vol.Web Original

MISAKIは「明日は必ず人生を変えてみせます」
 シュートボクシング(SB)の2018年第一弾大会となる「SHOOT BOXING 2018 act.1」(2月10日、東京・後楽園ホール)でSB日本女子ミニマム級王者のMIOが初防衛戦に臨む。挑戦者は同級1位のMISAKI。前日計量が9日、都内で行われ、2人はともにが1回でパス。順調な仕上がりを見せた。

 この2人は2016年6月の浅草花やしき大会で対戦しMIOが判定勝利を収めているが、当時まだデビュー間もないMISAKIの健闘が光った試合だった。その後、MISAKIはJ-GIRLSミニフライ級王座を獲得するなど急成長を遂げている。

 計量後に行われた会見でMIOは「MISAKI選手とは一度戦っているが、その時とは別人と思っている。すごく勢いがあって注目もされている。でも差は縮まるどころか広がっている。SBのベルトの重さをしっかりと見せつけられたら。守る側のプレッシャーはあるが緊張していても意味がない。明日は思い切り楽しみたい。今年は勝負の年。しっかり変わった姿を見せられたら」と話すとMISAKIは「ずっとMIOちゃんとやりたいと言ってきた。そのために頑張ってきたと言っても過言ではない。シュートボクサーなので、シュートボクシングのベルトを巻いて、これからさらに上を目指していきたい。明日は必ず人生を変えてみせます。ずっと追ってきた背中が目の前にある。すごくうれしい気持ちになっている。(MIOの差は開いているという発言には)全力で追いかけられるように練習は積んできたと思う。明日、その差は分かると思う。リングの上で見てもらえたら」と力強く話した。

ヘビー級王者・清水が三浦にKO勝ち 【11・22 SB】

2017.11.23 Vol.Web Original

清水が強烈なヒザとパンチで2つのダウンを奪う
 シュートボクシング(SB)のビッグマッチ『-SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT-GROUND ZERO TOKYO 2017』(11月22日、東京・東京ドームシティホール)では「SB日本スーパーライト級王座決定トーナメント」が軸となったが、ワンマッチには4人の現王者が出場と豪華なカードが並んだ。

 2年ぶりのSB参戦となった初代ヘビー級王者の清水賢吾は三浦広光と対戦。2R1分40秒、KOで勝利を収めた。

 1R、序盤は清水が重い右ローで試合を組み立てるが、三浦は中盤以降、左右のボディーブローの連打で清水を追い込む。コーナーへ詰めフックの連打であわやの場面も演出するが、清水はヒザで反撃。2Rも序盤から激しく打ち合う2人だったが、体重で勝る清水のローが徐々に効き始める。それでも三浦はパンチの連打を繰り出すが、清水はヒザ蹴りの連打で1回目のダウンを奪う。なんとか立ち上がった三浦だったが、清水はなおもヒザで追撃。ロープに詰め左フックでふらつかせると、なおも追いかけ最後は左フックで2度目のダウンを奪いKOでド迫力の打撃戦を制した。

SBの新エース海人がV宣言「次は世界とS-cup」【11・22 GROUND ZERO】

2017.11.21 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)のビッグマッチ『-SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT-GROUND ZERO TOKYO 2017』(11月22日、東京・東京ドームシティホール)の前日計量と記者会見が21日、都内で開催された。

 計量は出場全選手がパスし、翌日の大会へ順調な仕上がりぶりを見せた。

“新エース”海人がKO宣言「自分が“真のエース”になるための第一戦」【9・16 SB】

2017.09.15 Vol.Web Original

宮越は「SBに戦いたい相手がいる」
 シュートボクシング(SB)の「SHOOT BOXING 2017 act.4」(9月16日、東京・後楽園ホール)の前日計量が15日、都内で行われ、全選手が計量をクリアした。

 計量後、メーンに出場する海人ら8選手が会見を行った。

 前戦で現SB世界スーパーライト級王者の鈴木博昭を破り、売り出し中の海人は「明日は自分が“真のエース”になるための第一戦。11月にもビッグマッチがあるかもしれないと聞いているので、明日はしっかり盛り上げて、11月に自分がまたメーンを張れるようにしっかり勝ちます」と挨拶。2大タイトルマッチを押しのけメーンでの試合となるが「SBを背負っていかなければいけないと思ってやっているので、キックボクシングから来た敵をポンと上がらせるわけにはいかない。しっかり倒しにいって、これからもKNOCK OUTやK-1に負けないくらいの試合をしていって、自分がSBを盛り上げていきたい」とエースとしての自覚を見せた。

 対する宮越慶二郎はWBCムエタイ・インターナショナル・ライト級王者の強豪。「SB初出場なんですが、それにもかかわらず、メーンに抜擢していただいて感謝している。結果だけではなく内容にこだわりたい。SBに戦いたい相手がいるので、この試合に勝って対戦を表明したい」とこちらは海人のその先を見越している様子。初めてのSBルールについては「投げとか締めの練習をさせてもらって、SBルールは奥深い面白いルールだと思った。自分がいつもやっている首相撲とかの間合いでも、ちょっと頭を使っていかないといけないと思った。ただ自分はなんにでも適応できる選手なので問題ないと思う」と話した。

 この一戦についてシーザー武志日本シュートボクシング協会会長は「海人は前戦で鈴木を秒殺した。実力は高いものがあると思う。キャリアでは宮越選手が上なので、海人がどんなチャレンジをするか非常に楽しみ。この試合は個人としても見てみたい試合」と話した。

シュートボクシング『Girls S-cup』でRENA、MIOが強豪を返り討ち

2017.07.08 Vol.693

 女子格闘技の祭典、シュートボクシング(SB)の『Girls S-cup 2017』(7日、東京・TDCホール)のメーンでSBの絶対女王RENAが2015年大晦日の総合格闘技(MMA)デビュー戦で勝利を収めたイリアーナ・ヴァレンティーノとSBルールで再戦。2Rに一本背負いでシュートポイント(1点)を奪ったRENAが3-0の判定で勝利を収めた。

 ヴァレンティーノももともと立ち技が得意な選手。1Rからよく伸びる左ストレートに時折繰り出すトリッキーなバックブローで攻勢に出るが、RENAはラウンド終盤に右フックを交わすとそのまま組み付きスタンディングの肩固めを仕掛けるなどヴァレンティーノの動きをしっかり見切る。RENA は2Rには踏み込んでの左ボディーブローにヒザ蹴りで攻め込み、一本背負いでシュートポイント(1点)を獲得。3Rは開始早々にパンチの連打でペースを握ると強烈なボディーブローで攻め立てる。ボディーが効いてきたヴァレンティーノが組み付いてくると、逆にバックに回ってバックドロップを狙うRENAだったが、これはヴァレンティーノがなんとか防御。その後も最後まで打ち合う2人だったが、互いに相手を倒すまでには至らなかった。

 試合は判定となったが、2RのシュートポイントがものをいいRENAが3-0の判定で勝利を収めた。

 RENAは試合後のマイクで「イリアーナ選手は本当に強い。MMAでストレートをもらって、今回警戒し過ぎた部分がありました。イリアーナは心がきれいで本当に好きな選手です。ありがとう」とヴァレンティーノを称えた。そしてKOできなかったことについて「期待にこたえ切れなくて申し訳ない。私はまだまだ成長過程。シュートボクサーはMIOとかMISAKIとかたくさんいて頑張っていますが、この座を若手に譲るつもりはない」と今後もエースとしてSBを引っ張っていくことを宣言した。

 また試合後の会見では「総合でストレートをもらっていた印象が強くて、警戒し過ぎて、逆に今回は見えすぎたせいか、攻めきれなかった。今は試合だと冷静で、逆に冷静になり過ぎるのが反省点」と改めて反省の弁。そして10月から始まるRIZINのトーナメントについては「すべてをレベルアップしないと勝てない。だからまだ優勝しますとは言えない。10月の試合に勝って“優勝します”と言えるようにしたい」と気を引き締めた。

7・7SB「Girls S-cup 2017」でRENAがMMAデビュー戦の相手と再戦

2017.06.13 Vol.692

 日本シュートボクシング(SB)協会が6月13日、都内で会見を開き「Girls S-cup 2017」(7月7日、東京・TDCホール)の第1弾となる対戦カードが発表された。

 これまで同大会はトーナメントが軸となっていたのだが今回はワンマッチでの開催となる。

 SBの絶対女王RENAは2015年大晦日のRIZINで総合格闘技(MMA)デビューした際の相手であるイリアーナ・ヴァレンティーノとSBルールで対戦する。RENAの妹分でSB日本女子ミニマム級王者のMIOはハンナ・タイソンと対戦。こちらは昨年大晦日にRENAとMMAルールで戦った相手。

 RENAは前回の対戦では鮮やかな飛びつき腕十字で勝利を収めているのだが、今回の対戦について「1回やった相手にはあまり興味はわかないんですが、今回はSBルールということで前回とは違ったところを見せられると思う。前回は注目度の高い試合だったのでイリアーナ選手のことは一般の方も知っていると思う。知らない選手とやるよりみんなが知っている選手とやるほうがはるかに注目度が高くなる。そういう素晴らしい選手とGirls S-cupという注目度の高い試合で対戦させていただけるのは、シュートボクシングを広めたい私にとってはありがたい機会をいただけたと思う」と話した。

 MIOは「去年の年末にRENAちゃんと戦ったハンナ選手と戦えるということですごくワクワクしています。打撃がしっかりしている選手なので100%打ち合いになると思う。血が飛び交うような激しい試合をするので注目してほしい。(RENAは)三日月蹴りできれいに倒していたので、それ以上の勝ち方を目指して頑張りたい」と話した。

 今回のGirls S-cupは「女子格闘技を盛り上げたい」という目標のもとシュートボクシングとRIZINががっちり協力態勢を敷いて開催されるとあって、会見には榊原信行RIZIN実行委員長も登壇。榊原氏は「女子だけで興行を組むというのはRIZINにとってもいつの日か実現させたい夢ではあるが、それを9回も開催していることに敬意を表したい。RENA選手に代表される女子格闘技のさらなる未来のためにRIZINもなにか協力ができることがあればということで、今回の話となった」と経緯を話した。

 そのRIZINへの参戦についてはMIOは「ここでしっかりいい勝ち方をしてアピールしたい。私も女子格闘技を盛り上げていきたい」と話した。

 またRIZINで活躍中のギャビ・ガルシアがSB初参戦を果たすことも合わせて発表された。

シュートボクシングの『Girls S-cup2017』が7月7日に開催

2017.05.30 Vol.691

 女子格闘技の祭典として毎年夏に開催されている『Girls S-cup』が、今年は7月7日(金)に東京・TDCホールで開催される。日本シュートボクシング協会が30日、発表した。

 今大会では、SB世界女子フライ級王者RENA(シーザージム)がメインイベントに出場するほか、SB日本女子ミニマム級王者MIO(シーザージム)、海外三冠王Union朱里(GSB名古屋)が国際戦に挑み、2014年9月以来のSBのリング復帰となる“東北の剛腕美女”未奈(秀晃道場)が参戦。

 さらに、5月28日にJ-GIRLSミニフライ級王座決定トーナメント1回戦で女子キック界を牽引してきたベテランファイター、紅絹を破る大金星を挙げたばかりのMISAKI(GSB名古屋)が出場する。

 昨年のGirls S-cupではRENAが世界タイトル初防衛戦でポーランドの強豪クラウディア・パウィカを3RTKOで下し、MIOが朱里との4Rにわたる激闘を制し「Girls S-cup48kgアジアトーナメント」制覇を果たした。今年の真夏の祭典ではどのようなドラマが生まれるのだろうか。

4・8シュートボクシング  “ヒジ”で復活KO勝ち鈴木がKNOCK OUT参戦アピール

2017.04.09 Vol.687

 シュートボクシング(SB)「SHOOT BOXING 2017 act.2」が4月8日、東京・後楽園ホールで開催された。

 昨秋の「S-cup2016」以来の復帰戦となるSB世界スーパーライト級王者・鈴木博昭はWBCムエタイ日本&INNOVATIONスーパーライト級王者・山口裕人とヒジ打ちありの“真SBルール”で対戦。5R2分29秒、左ヒジでKO勝ちを収めた。

 鈴木はS-cup1回戦でHidekiに勝利を収めたものの、左目眼窩底骨折の疑いでドクターストップがかかり棄権。それ以来の試合とあって、うっ憤を晴らすがごとく躍動感のある動きを見せる。

 1Rからスピードのある左ミドルに左ハイで山口を翻弄。山口もパンチを返すが、鈴木はしっかりガード。ラウンド終盤にはヒザでダウンを奪う。鈴木は2Rにも左フックでダウンを奪い、試合は完全に鈴木ペース。3Rに入ると山口はヒジを多用し始めるが鈴木はしっかりガードし、決定打は食らわない。4Rは後がない山口がパンチの連打を見せるも鈴木もカウンターで迎撃。山口はここまでの攻防ですでに大きなダメージを受けてはいたが、5Rは前に出て打ち合いに挑む。鈴木も応え、激しい攻防となったが、ふらふらとなり下がった山口に鈴木が左ヒジ一閃! 壮絶なKO勝ちを収めた。

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