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野杁正明へのリベンジ目指し安保瑠輝也が電撃参戦。対戦相手のグレゴリアンには「ウェイトカット、OK?」【ONE 173】

2025.09.12 Vol.Web Original

 ONE Championshipが9月11日、都内で「ONE 173」(11月16日、東京・有明アリーナ)の追加対戦カード発表会見を開催した。

 元K-1 WORLD GPスーパーライト級王者の安保瑠輝也(MFL team CLUB es)がONEに電撃参戦を果たし、K-1 WORLD GPスーパーウェルター級とGLORYライト級も元王者マラット・グレゴリアン(アルメニア/Hemmers Gym)と対戦する。

 安保は2023年2月にK-1を離脱後、RIZINに参戦。キックルールではブアカーオ・バンチャメークとドロー、宇佐美正パトリックに判定勝ち。MMAルールで久保優太に一本負け、パンチのみのスタンディング特別ルールでパッキャオとドロー、シナ・カリミアンに判定勝ちを収めている。今回は昨年大晦日のカリミアン戦以来の試合。

 昨年大晦日にはボクシングの元WBC世界ライト級暫定王者のライアン・ガルシアとの対戦が決まっていたのだが、ガルシアのケガで中止に。ガルシアとの戦いは延期とされていたが、結局は実現していない。

 ONE Championshipの創始者兼CEOのチャトリ・シットヨートン氏は「この試合の勝者がタイトルへの挑戦権を得るのではないかと思っている」と語った。

武尊が「次の負けは許されない」と背水の陣を敷いての出陣。ピューリックは奇策の存在におわす【ONE 173】

2025.09.12 Vol.Web Original

 ONE Championshipが9月11日、都内で「ONE 173」(11月16日、東京・有明アリーナ)の追加対戦カード発表会見を開催した。

 すでに対戦が発表されているK-1三階級制覇王者の武尊(team VASILEUS)とデニス・ピューリック(カナダ/ボスニア・ヘルツェゴビナ)も会見に登壇。

 武尊は今年3月にロッタン・ジットムアンノンに敗れて以来の再起戦に向け「次の負けは許されない状況」などと背水の陣を敷いて臨む気持ちを口にした。

 武尊はピューリックについて「アグレッシブな選手だし、ロッタン選手との試合でも3Rフルに殴り合いをして、すごいタフ選手でもあると思う。僕のファイトスタイルにすごい噛み合う選手だと思うし、試合もすごい盛り上がるかなと思う」と評し、激闘を約束。

 ピューリックはアウェーでの試合に「私は20年以上格闘技をやってきたが、ほぼ敵地での試合。その中で勝利を続けてきた。武尊選手は日本の中ではもちろん大変人気があって、そして彼が試合をするというのは大ニュースだということは分かっているが、みんなが武尊選手を応援すればするほど、自分の集中力が高まっていく。そして自分が彼を倒したいという思いの強さもより強くなっていく。もちろんKOする気でいる。彼の弱点はここ数試合の中で見えている。彼から光を奪いたい」とKO勝ちを宣言した。

吉成名高が新設のアトム級ムエタイ世界王者決定戦でONE5連勝中のヌンスリンと対戦。「この新しいアトム級ムエタイの象徴になりたい」【ONE 173】

2025.09.12 Vol.Web Original

 ONE Championshipが9月11日、都内で「ONE 173」(11月16日、東京・有明アリーナ)の追加対戦カード発表会見を開催した。

 ラジャダムナンスタジアム認定3階級覇者王者の吉成名高(エイワスポーツジム)がアトム級ムエタイ世界王者決定戦でヌンスリン・チョー・ケットウィナー(タイ)と対戦することが発表された。
 
 吉成は今年3月の日本大会でONE初参戦を果たすとラック・エラワンに3RでKO勝ち。5月にはONEと独占複数試合契約を締結し、その初戦となった6月のバンルーロック・シットワチャラチャイ戦では判定勝ち、8月のハマダ・アズマニ戦ではTKO勝ちを収め2連勝を飾った。

 ヌンスリンは2023年3月の「ONE Friday Fights 8」からONEに参戦し、ここまで5戦5勝(2KO)の30歳のベテラン。

武尊を破ったスーパーレックと対戦の与座優貴が「絶対に勝つ。スーパーレッグ戦がゴールじゃない」【ONE 173】

2025.09.12 Vol.Web Original

 ONE Championshipが9月11日、都内で「ONE 173」(11月16日、東京・有明アリーナ)の追加対戦カード発表会見を開催した。

 すでに対戦が発表されているONEキックボクシング世界フライ級王者のスーパーレック・キアトモー9(タイ/Kiatmoo9 Gym)と与座優貴(team VASILEUS)も会見に登壇した。

 与座は今年5月からONEに参戦し、ここまでエルブルース・オスマノフ、ペッタノン・ペットフォーガスを相手に2連勝。スーパーレックは昨年1月の日本大会で武尊に判定勝ちを収めており、その敵討ちという側面もあるカードとなった。

 スーパーレックは武尊戦後、昨年9月にはジョナサン・ハガティーを破り、ONEムエタイ世界バンタム級王座を獲得しONE史上8人目の2階級制覇ならびに2種目制覇を達成。今年3月の日本大会でナビル・アナンを相手にムエタイ世界バンタム級王座の防衛戦を行う予定だったが、計量ミスで王座をはく奪され、試合も判定で敗れている。

 与座は会見で「(スーパーレックの)印象は特にないんですが、ONEで戦いたかった選手の一人なので、それはすごい楽しみです。自分も早くONEのチャンピオンになりたいので、次の挑戦者にふさわしい試合を見せたいと思っています。勝ってもまだ挑戦できないんだったら、残りのランカーを毎月自分に当ててほしい。全部ぶっ倒します」とスーパーレックを倒しての王座挑戦を狙う。

ONE史上初の3種目制覇王者スタンプと対戦のKANA「今は自分のストロングポイントを強化している。倒しに行きたい」【ONE 173】

2025.09.12 Vol.Web Original

 ONE Championshipが9月11日、都内で「ONE 173」(11月16日、東京・有明アリーナ)の追加対戦カード発表会見を開催した。

 今大会では元K-1 WORLD GP女子フライ級王者のKANA(Team Aftermath)がONEのアトム級キックボクシング、アトム級ムエタイ、アトム級MMAの元王者でONE史上初の3種目制覇王者であるスタンプ・フェアテックス(タイ/Fairtex Training Center)と対戦する。

 KANAは昨年12月からONEに参戦。初戦でかねてから熱望していたアニッサ・メクセンとの対戦を実現させるが、0-3の判定負け。今年1月のモア・カールソン戦で勝利を収め、3月の日本大会ではペッディージャー・ルッカオポーロントンの持つONE女子アトム級(−52.2kg)キックボクシング世界王座に挑戦するも0-3の判定負けを喫した。今回はそこからの再起戦となる。

 スタンプは2023年9月の「ONE Fight Night 14」で行われたONE世界女子アトム級王座決定戦でハム・ソヒを破り王座を獲得も、その後、半月板の断裂で長期欠場。今回は約2年2カ月ぶりの復帰戦となる。

 会見でスタンプは「不安というものは全くありません。逆に自分の体調がどのくらいまで戻っているかということを確認してみたいと思っています。11月16日はちょうど自分の誕生日でもありますので、絶対勝利したいと思っています」と語った。

初防衛戦の若松佑弥「過去最強を更新して会場に沸かせて盛り上げたい」と前回以上の勝利を誓う【ONE 173】

2025.09.12 Vol.Web Original

 ONE Championshipが9月11日、都内で「ONE 173」(11月16日、東京・有明アリーナ)の追加対戦カード発表会見を開催した。

 すでに初防衛戦の開催が発表されているONEフライ級MMA世界王者の若松佑弥(TRIBE TOKYO MMA)と挑戦者のジョシュア・パシオ(フィリピン/Lions Nation MMA)も会見に登壇した。

 若松は今年3月の日本大会でアドリアーノ・モラエスを1RでTKOで下し、悲願の王座獲得。今回は王者としての初戦となる。

 パシオは現ストロー級MMA世界王者。日本のファンには内藤のび太、猿田洋祐との一連の戦いでおなじみの選手で、昨年3月にジャレッド・ブルックスに反則勝ちを収め3度目の王座返り咲きを果たすと今年2月には暫定王者となっていたブルックスとの統一戦で勝利を収め、同時に初防衛に成功している。

 会見でフィリピン初の2階級制覇MMA王者を狙うパシオはアウェーでの戦いについて「私はこのONEチャンピオンシップに参加してからずっとフィリピンの人たちのために、またフィリピンの人たちと一緒に戦ってきたと思います。11月16日、この二つ目の階級を制覇するということでフィリピンの若い人たちのお手本になるような、彼らが自分たちの目指す道においてチャンピオンとなれる、そういったお手本になれるようにしていきたいと思っています」とフィリピンMMA界の第一人者としての決意を語った。

武尊に心強い妻・川口葵のサポート。「練習もはかどるし、メンタル的にもすごい支えられている」【ONE】

2025.09.08 Vol.Web Original

 ONE Championshipの日本大会「ONE 173」(11月16日、東京・有明アリーナ)に出場する武尊が9月8日、東京・新橋にある鳥取県のアンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」で行われた「鳥取県『ベストペア(=梨)』任命式」に、7月に結婚を発表したタレントの川口葵とともにゲストとして出演した。

 鳥取県米子市出身の武尊は「とっとりふるさと大使」を務めており、この日は鳥取県の名産品の梨と現在同所で開催中の「とっとり梨フェア」をPRした。

 武尊は「ONE 173」ではデニス・ピューリック(カナダ/ボスニア・ヘルツェゴビナ)と対戦するということもあり、新婚生活については「僕が試合前なので、あまり新婚っぽい生活はできてない。結婚発表と同時にアメリカ合宿に行っちゃったりしたので、今のところはあまり甘くない」と甘~い新婚生活はお預けのよう。

 とはいえ「減量に入っていて、夜ごはんを食べるのが5時過ぎだったりと早めなので夜は9~10時くらいになるとちょっとお腹が空いてくる。そういう時に梨をむいてくれる。梨はヘルシーなので」と川口がむいた梨を食べているとのこと。

ONE暫定世界王者の野杁正明が左フックとカーフキックを直接指導するセミナーを開催

2025.06.24 Vol.Web Original

 ONE Championship暫定フェザー級キックボクシング世界王者の野杁正明(team VASILEUS)が格闘技経験者を対象に自身の実戦テクニックを直接伝授するスペシャルセミナーを開催することが6月24日に発表された。

 今回のセミナーでは野杁が試合で実際に使用し、勝利を手繰り寄せた「タワンチャイからダウンを奪った左フック」と「一撃で相手の足を破壊した旋律のカーフキック」の2つの技術にフォーカス。この2つのテクニックを選手目線で丁寧かつ実戦的に指導する予定となっている。

 当日の進行および運営は、これまで多くの王者を育成してきたVASILEUS GYMの渡辺雅和会長が全面的にサポート。国内トップレベルの育成実績を誇る渡辺会長のもと、質の高いセミナーが提供される。
 
 開催は7月21日13時から東京・用賀のVASILEUS GYMで。参加は事前決済制となっており、定員に達し次第締切となる。詳細や申し込みはVASILEUS GYMの公式サイト( https://vasileus-gym.com/943/ )から。なおVASILEUS GYMでは今後も、選手の技術向上を目的としたセミナーを継続的に開催していく予定という。

野杁正明がスーパーボンと王座統一戦。「次に勝たないと胸を張ってチャンピオンと言えないので挑戦していくだけ」【ONE173】

2025.06.23 Vol. Web Original

 ONE Championshipが6月23日、都内で「ONE173」(11月16日、東京・有明アリーナ)の対戦カード発表会見を開催した。

 ONEフェザー級キックボクシングの世界王者スーパーボン(タイ/Superbon Training Camp)と暫定世界王者の野杁正明(team VASILEUS)による統一戦の開催が発表された。

 スーパーボンは2021年10月にジョルジオ・ペトロシアンを破り王座を獲得。その後、チンギス・アラゾフに敗れ陥落も、昨年4月にマラット・グレゴリアンを破り暫定王座に就くとその後、正規王者に認定された。

 野杁は今年3月の日本大会「ONE172」でタワンチャイ・PK・センチャイとの暫定王者決定戦を制して暫定王座を獲得した。

 会見で野杁は「スーパーボン選手は本当に強いだけではなくて上手いチャンピオンですし、タワンチャイ選手以上にパーフェクトなチャンピオンだなという印象があります」とスーパーボンを評した。そして「前回、タワンチャイ選手との試合が決まって、ずっと戦っている最中もワクワクしていた。今回はそれ以上のワクワク感というか。本当にスーパーボン選手は僕がONEを目指してからずっと出ている選手ですし、ずっと見ていた選手だったので、そういった選手と統一戦をできることをすごいうれしく思いますし、その舞台をこんな素晴らしいイベントで用意してくれて感謝しています。そういった意味でも前回以上の衝撃を皆さんに与えないといけないと思っているので、ワクワクしています」と語った。

武尊がロッタンとの再戦について「受けてくれるならオープンフィンガーグローブでもベアナックルでも」【ONE173】

2025.06.23 Vol. Web Original

 ONE Championshipが6月23日、都内で「ONE173」(11月16日、東京・有明アリーナ)の対戦カード発表会見を開催した。

 K-1 3階級制覇王者の武尊(team VASILEUS)がロッタン・ジットムアンノン(タイ/Jitmuangnon Gym)との再戦について「オープンフィンガーグローブでもベアナックルでも」などと語った。

 武尊は今年3月の日本大会「ONE172」で1年前に行われる予定だったロッタンとの対戦をついに実現させるが、大会前に肋骨などを骨折していた影響もあり、1RでKO負けを喫していた。

 この日の会見では同門の野杁正明と正規王者スーパーボンとの王座統一戦が発表された。武尊と与座優貴はゲストという形で会見に参加。

 武尊は「またこうやって日本大会が行われることがすごくうれしいし、僕もそこにまた出場したいなと思っている。現役続行するきっかけにもなった大会なので、ロッタン選手にリベンジするためにこの大会では絶対に勝ちたいと思います」と出場をアピール。

 ロッタンとの再戦については「僕はもう、すぐにでもやりたいんですけど、向こうの都合もあるし、リマッチというのも前回負けてるんで、僕からは言えない。でも今日、ロッタン選手もSNSで“リマッチの準備ができてる”っていうことをあげてくれていたし、ONEの関係者からも“ロッタンもぜひと言っている”というのも聞いていて。ロッタン選手からは“ボクシングルールでやるのはどうか。殴り合いをするために”っていう案も来てたので、僕は受けてもらえるならどんなルールでも。どうせボクシングルールでやるならオープンフィンガーかノーグローブでやりたいなと思っている」とまさかの提案。

チャトリ氏が青木真也の出場を明言「彼のほうから“11月の大会にぜひ出たい”という連絡があった」【ONE173】

2025.06.23 Vol.Web Original

 ONE Championshipが6月23日、都内で「ONE173」(11月16日、東京・有明アリーナ)の対戦カード発表会見を開催した。

 ONE Championshipの創始者兼CEOのチャトリ・シットヨートン氏が同大会への青木真也の出場について「絶対に出ます」と明言した。

 この日の会見では暫定王者・野杁正明と正規王者・スーパーボンとの「ONEフェザー級キックボクシング世界王座統一戦」と王者オマール・ケインにアナトリー・マリキンが挑戦する「ONEヘビー級総合格闘技世界タイトルマッチ」の2試合が発表された。また武尊、与座優貴、若松佑弥がゲストとして参加した。

 チャトリ氏は会見の冒頭「MMA、ムエタイを始め、すべての格闘技をお送りする。さいたまスーパーアリーナを超える熱闘を楽しみにしていてください。日本を代表するスーパースター。武尊選手、野杁選手、若松選手、名高選手といった選手たちの素晴らしい戦いを見てもらいたい」などと武尊、若松、吉成名高の出場を示唆。

 会見の最後には「みんな、日本人選手を応援してください。日本人が世界に行くから! 武尊、佑弥、与座、そしていろいろな素晴らしい日本人選手が出る。名高も絶対に出る。彩佳も出る。そしてレジェンドの青木真也も出る」と青木の参戦も発表した。

 青木については今年3月の日本大会をもってONEでの戦いに一区切りがつけられたと思われているのだが、チャトリ氏は会見後の囲み取材で「MMAで試合を組みたい。真也が私たちのチームに電話をしてきた。彼のほうから“この11月の大会にぜひ出たい”という連絡があった。私は真也にすごく感謝している。そして大好きだから絶対に出ます。すごいレジェンド」と語っているのだが、果たして青木の参戦はあるのか…。

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