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青木真也が爆弾発言「5年ぶりにさいたまスーパーアリーナで試合がしてえんだよ」【Road to ONE】

2020.09.11 Vol.Web Original

試合では江藤に何もさせず判定勝ち

 アジア最大級の格闘技団体「One Championship」の日本国内で開催される独自の大会「Road to ONE 3rd : TOKYO FIGHT NIGHT」(9月10日、東京・渋谷O-EAST)が開催され、メインで勝利を収めた青木真也(EVOLVE MMA)が試合後のマイクで爆弾発言を飛ばした。

 青木はABEMAの格闘技中継で解説を務める大沢ケンジ氏の秘蔵っ子、江藤公洋(和術慧舟會HEARTS)と対戦。レスリングモンスターの異名を持つ江藤をスタンドでもグラウンドでもほぼ何もさせず判定勝ちを収めた。

 試合終了のブザーが鳴ると青木は江藤のセコンドの大沢氏に近寄り何やら声をかけ、勝利者賞の贈呈のためケージに入ったOne Championship日本支社の秦アンディ英之社長にも険しい表情で何かまくし立てる。

猿田洋祐が激闘の末、悲願の内藤のび太越え【Road to ONE】

2020.09.11 Vol.Web Original

3-0の判定で猿田

 アジア最大級の格闘技団体「One Championship」の日本国内で開催される独自の大会「Road to ONE 3rd : TOKYO FIGHT NIGHT」(9月10日、東京・渋谷O-EAST)でストロー級注目の一戦「猿田洋祐 (和術慧舟會HEARTS)vs内藤のび太 (パラエストラ松戸)」が行われ、猿田が3-0の判定で勝利を収めた。

 ともに修斗でプロデビューし、ストロー級王座を獲得。ONEでもストロー級王座を獲得と酷似したキャリアの2人なのだが、常に内藤が前を歩き、猿田はその背中を負ってきた。「ONEと契約したのも内藤選手がいたから」と話すなど、猿田にとっては念願の対戦だった。

 試合は1R、ともに戦前「打撃がポイント」といった通り、組みの前の細かい打撃の攻防が続く。ラウンド終盤、猿田の飛びヒザをキャッチした内藤はそのまま離さず、猿田に尻もちをつかせると足をたたみテイクダウンを狙うが、猿田はケージを背にしのいでコツコツと鉄槌を放っていく。猿田はラウンド終了間際にはフロントチョークから体勢を入れ替え、上からパウンドを落としていく。

メインを務める青木真也「世の中からあぶれたり、うまくやれない人間の希望になりたい」【Road to ONE】

2020.09.09 Vol.Web Original

直前会見でピリピリムード

 アジア最大級の格闘技団体「One Championship」の日本国内で開催される独自の大会「Road to ONE 3rd : TOKYO FIGHT NIGHT」(9月10日、東京・渋谷O-EAST)の直前記者会見が9月8日、東京都内で開催された。

 会見にはメインに出場する青木真也(Evolve MMA)、ストロー級のワンマッチで対戦する猿田洋祐(和術慧舟會HEARTS)と内藤のび太(パラエストラ松戸)ら11選手に、大会特別ゲストの松井珠理奈(SKE48)が登壇した。

 メインで青木と対戦する江藤公洋(和術慧舟會HEARTS)は今大会に対する意気込み、心境を聞かれ「青木選手という強い選手とやらせてもらう。いい試合をするためではなく勝つために準備してきた。それを当日見せられれば」と語った。

 これを受け青木は「はい、よろしく! 終わり!」と一言。

 そして松井に今回の試合のテーマを聞かれると「遊びじゃないからさ。これで飯食って15年かな。おまえら、俺に何か言葉を発せられる奴がいるのかと思うわけ。偉そうに青木真也って名前出せる奴いるのか? 誰もいやしねえよ。勘違いするなよって感じかな」とピリピリムード。

 そして質疑応答で格闘技の世間一般への向き合い方を問われると「そもそも格闘技が世間一般に届いているかは首をかしげるところが多い。格闘技をメジャーにしたいと言う奴は全く信用していない。そもそもメジャーにはならない。サブカルチャーだから楽しかったり自分の表現したいことができるという側面が多分にあると思うので、そもそもメジャーにしたいという発想はない。格闘技を外に伝える時に何を伝えたいかというところに尽きると思うが、僕の場合は単純に“生きろ”というメッセージ。雑な言い方だけど“お前はどう生きるんだ? お前はどう、この世の中と組み合って、ケンカしてどう生きていくんだ?”というメッセージを伝えたい。そういう伝えたいものがない格闘技なんて、ただの運動が得意な人が取っ組み合っているだけ。そんなものに何の価値もない。自分がやっていることで、自分の主義主張、思想、信念を伝えたいとは思う」と話し「僕はヒーローになりたいとは思ってない。世の中の人って失敗したり、コミュニティーからあぶれたり、失敗することが多い。僕たちでいえば、ここにいる全員が強くはなくて、ただ強さに憧れて自分の弱さを認められない人間なわけ。そういう中で僕の場合は世の中からあぶれたり、うまくやれない人間の希望になりたいとは思っている。だから順風満帆の人は見なくていい」と続けた。

猿田の準備万端っぷりにのび太「不安になってきました」【Road to ONE】

2020.09.09 Vol.Web Original

ストロー級注目の一戦「猿田vs内藤」がついに実現

 アジア最大級の格闘技団体「One Championship」の日本国内で開催される独自の大会「Road to ONE 3rd : TOKYO FIGHT NIGHT」(9月10日、東京・渋谷O-EAST)の直前記者会見が9月8日、東京都内で開催された。

 会見には所要のため欠席したKING強介以外の出場11選手と大会特別ゲストの松井珠理奈(SKE48)が登壇した。

 今大会ではストロー級の注目カード「猿田洋祐(和術慧舟會HEARTS)vs 内藤のび太(パラエストラ松戸)」の一戦が行われる。

 猿田は前王者(第6代)で現在世界ランク1位、内藤は第2&第4代王者で現在世界ランク2位でONEストロー級の次期挑戦者決定戦といっても過言ではない好カードで、松井も一押し。

 会見で内藤は「自分と戦いたいと言ってくれたみたいなので、うれしいです。頑張ります」と淡々。

 猿田は「自分が長い間望んでいた試合がやっと実現できて、ファンの皆さんにも松井さんも注目してくれてうれしい。どんな試合展開になっても、苦しくて激しい削り合いになると思う。最後に自分が削り勝って、日本人で初めてのび太選手に勝つ選手になろうと思っている。自分たちのことを知らないファンの方もいると思うが、世界で活躍するストロー級の日本人がいることを知ってほしい」と長年望んでいた試合への意気込みを見せた。

大会特別ゲストの松井珠理奈の注目カードは猿田洋祐vs内藤のび太【Road to ONE】

2020.09.08 Vol.Web Original

佐藤将光の父「KOHSHIN SATOH」のドレスで登場

 アジア最大級の格闘技団体「One Championship」の日本国内で開催される独自の大会「Road to ONE 3rd : TOKYO FIGHT NIGHT」(9月10日、東京・渋谷O-EAST)の直前記者会見が9月8日、東京都内で開催された。

 会見にはメインに出場する青木真也(Evolve MMA)、ストロー級のワンマッチで対戦する猿田洋祐(和術慧舟會HEARTS)と内藤のび太(パラエストラ松戸)ら11選手に交じり、大会特別ゲストの松井珠理奈(SKE48)が登壇した。

 松井は黒のカクテルドレスで登場したのだが、これは「ONEでも活躍している佐藤将光選手のお父様がデザインしている服」とのこと。佐藤将光の父は日本のメンズ・デザイナーの第一人者として知られるKOHSHIN SATOH。

 松井は「ピリピリしている感じが伝わってきて自分がここにいていいのかなって思います」と笑顔を見せつつも自らも緊張は隠しきれない様子。

 大会当日は「ABEMA」格闘チャンネルでの生中継にも出演するのだが「全試合楽しみなんですが、中でも猿田選手とのび太選手の試合がすごく楽しみ。2人が修斗の時代から猿田選手がのび太選手のことを追いかけていたと思うので、その2人がやっと交わるというのがすごく楽しみ。それに勝ったほうがチャンピオンのパシオ選手と戦うかもしれないというのがワクワクします」と猿田vs内藤戦を注目カードとして挙げた。

ONEチャンピオンシップが初のランキング発表。青木真也はライト級5位に

2020.04.27 Vol.Web Original

ストロー級は王者経験者の猿田と内藤が揃って上位にランクイン

 アジア最大級の格闘技団体である「ONEチャンピオンシップ」(ONE)が4月27日、団体初となる公式ランキングを発表した。

 ランキングはリッチ・フランクリン、ミーシャ・テイトといった元格闘家やメディア関係者といった18人の公式アスリートランキング審査員によるもの。ONEで行われている「総合格闘技」「ムエタイ」「キックボクシング」の3競技の各階級を対象とし、今回発表されなかった階級については後日発表の予定となっている。

 判定基準は勝敗、最近の試合結果、パフォーマンス、対戦相手ののレベルなどの要素が考慮され、今後、各大会ごとに更新される。ランキングは、ONE公式サイトとONE公式アプリにて公開される。

 元ライト級王者の青木真也は5位、元ストロー級前王者の猿田洋祐と元王者の内藤禎貴はそれぞれ1位と2位にランクされている。

 今回の発表について、ONE 会長兼CEOのチャトリ・シットヨートンは「ONEチャンピオンシップの公式ランキングを今回初めて発表できることを大変うれしく思っています。公式ランキング設立の目的は、ONEアスリートに対してより明確で透明性のある評価を設けること。それはワールドチャンピオンに向けて夢を追いかけるアスリートたちの活力となるでしょう。ファンの方々にとっては、応援するアスリートのランキング変動をチェックすることで、より身近にアスリートを追いかけ応援することができます」などとコメントしている。

ライトヘビー級王者ンサンがヘビー級王者ベラを2RKOで下し王座を防衛【10・13 ONE】

2019.10.14 Vol.Web Original

パワーの差をテクニックと根性で凌駕

「ONE: CENTURY 世紀」(10月13日、東京・両国国技館)のメーンで行われた「ライトヘビー級タイトルマッチ」で王者アウンラ・ンサンにヘビー級王者のブランドン・ベラが挑戦。ンサンが2RKO勝ちで王座を防衛した。

 1Rからベラが重い左ミドルと首相撲からのヒザでンサンを追い込んでいくが、ンサンはローで下から崩しに行く。

 パンチの打ち合いになっても一歩も引かないンサン。ベラの連打にヒヤリとする場面もあったが、パンチを打ち返し、ペースは握らせない。

 2Rにはンサンがバランスを崩し倒れた場面もあったが、ベラは追わず、スタンドでの決着を要求する。

フェルナンデスがベリンゴン破りバンタム級王座防衛【10・13 ONE】

2019.10.14 Vol.Web Original

スリーパーホールドで一本勝ち

「ONE: CENTURY 世紀」(10月13日、東京・両国国技館)で行われた「ONEバンタム級タイトルマッチ」でビビアーノ・フェルナンデスがケビン・ベリンゴンを破り防衛を果たした。

 フェルナンデスとベリンゴンは4度目の対決となる。1勝1敗で迎えた今年3月の対戦はベリンゴンの後頭部へのヒジ打ちによる反則裁定。今回は決着戦ともいえる一戦となった。

 1R、フェルナンデスがパンチのフェイントから鮮やかなタックルを決めテイクダウンに成功。ケージ際で上を取ってハーフガードからこつこつとパンチを当てていく。

 2Rもフェルナンデスが片足タックルでケージにベリンゴンを押し付け、引き倒してテイクダウンに成功。ハーフポジションを取る。

 ここからバックを取って背に乗ると4の字ロックをがっちりと極め体を裏返し、スリーパーの体勢に。一気に絞め上げるとベリンゴンはたまらずタップ。

 フェルナンデスが王座防衛を果たした。

修斗vsパンクラス 王者同士の対抗戦は2勝2敗【10・13 ONE】

2019.10.14 Vol.Web Original

ライト級の久米が判定勝ちでパンクラス先勝

 ONE Championshipの2回目の日本大会「ONE: CENTURY 世紀」(10月13日、東京・両国国技館)で「修斗vsパンクラス 全面対抗戦」が行われ、4階級の王者対決が実現した。

 今回行われたのはライト級の松本光史vs久米鷹介、ウェルター級のエルナニ・ペルペトゥオvs手塚裕之、バンタム級の佐藤将光vsハファエル・シウバ、ストロー級の猿田洋祐Vvs北方大地。

 ライト級ではパンクラスの久米が松本を判定で下した。

 試合はグラウンドでの攻防がメインとなる。1Rは終盤にグラウンドで久米がバックを制してスリーパーを狙うが、松本は腕を取って防御。久米は続いて左腕を取って腕十字を狙うがここも松本がしのいでゴング。

 2Rになると松本が反撃。バックを奪い、逆にスリーパーを狙う。久米はしのぎながら、背中越しのパンチで反撃を見せる。

 松本がペースを取り返したかに思えたが、久米は3Rはタックルからテイクダウンに成功するとヒザを松本の顔面に打ち込んでいく。松本は下から首を抱え防御するが背中を向けてしまい久米がバックを取ってスリーパーを狙う。松本はわきに腕抱えガードも、久米はバックからパンチをコツコツと当て、ヒジも打ち込んでいく。松本が亀になったところで久米が背中に乗る。落とそうとする松本だったが久米は落ちず首を狙いに行く。ここも松本がしのぎ切り、試合終了のゴング。

 判定となったが1、3Rを有利に進めた久米が3-0で勝利を収め、パンクラスが先勝した。

青木真也が約5か月ぶりの復帰戦で秒殺一本勝ち【10・13 ONE】

2019.10.14 Vol.Web Original

相手に何もさせずダースチョークで一本勝ち

「ONE: CENTURY 世紀」(10月13日、東京・両国国技館)で前フェザー級王者の青木真也が約5カ月ぶりの再起戦に臨んだ。

 青木は今年3月の日本大会でエドワルド・フォラヤンを破り王座に返り咲いたものの、5月の防衛戦でクリスチャン・リーに敗れ、王座陥落。それ以来の試合となった。

 対戦相手はフェザー級から階級を上げてきたホノリオ・バナリオ。かつて日本の大石幸史ともタイトルをかけて戦ったことがある選手。

 1Rのゴングが鳴ると青木がすぐに組み付き、ケージに押し込むと足技でテイクダウンにいくがバナリオはケージを背に耐え、テイクダウンを許さない。しかし青木はなおもすくい投げ気味にバナリオのバランスを崩しテイクダウンに成功するとダースチョークで1R54秒、秒殺勝ちした。

ONE初勝利を目指し「覚悟は決まった。真っ向勝負」の岡見に秋山が「怪我はしないで」と親心

2019.09.12 Vol.Web Original

「格闘技とeスポーツのフュージョン(融合)」がテーマのトークイベントに揃って出演
 ONEチャンピオンシップ(ONE)に参戦中の秋山成勲と岡見勇信が9月11日、都内で開催されたトークイベント『OFFICE DE TALK LIVE』に揃って参加した。

 同イベントはONEが10月5、6日に開催する「ONEマーシャルアーツ・ファン・フェス」に先駆けて「格闘技とeスポーツのフュージョン(融合)」をテーマに掲げた実験的なトークイベント。

 2人の他に秦アンディ英之ONE Championship日本代表、かつて松本晃市郎のリングネームでDEEPフェザー級王者に君臨し、現在はプロゲーマーとして活躍するジョビン、プロフィギュアスケーターでスポーツコメンテーターの八木沼純子、そして「格闘王誕生!ONE Championship」の実況&ナレーションを務めるフリーアナウンサーの赤平大が司会を務め約1時間にわたって、格闘技とeスポーツの親和性やONEが目指す格闘技とeスポーツの融合について、さまざまな角度から意見を交換した。

 この一見、不可思議な組み合わせについてはスポーツビジネスの中で世界的に注目されているのがeスポーツ、日本のスポーツビジネスで急激に注目を集め、日本のマーケティング学会で一番最初に成功事例として挙げられたのがONEチャンピオンシップ、そして日本のスポーツビジネスで長く成功しているのがフィギュアスケートといった多角的な観点から集められた面々。

 秦氏は格闘技とeスポーツには類似する部分があるということを前提とし、ONEがこれまで蓄積してきた知識、経験、ノウハウ、発信力といったものを駆使してeスポーツの選手たちをヒーロー化して世に出していこうというONEの戦略について説明した。

 秋山はまずONEの成功について「世界とONEの違いは、観客の選手に対する目線が違う。アメリカで試合をして感じた目線はいい意味で玄人目線。いまアジアでONEを見ている人たちの目を見ると、これから期待しているんだなという目で僕たちを見ている。格闘技をすごく知っている人は少ない気がする。格闘技とはなんなんだろうという人たちの分母がものすごく多いと感じた。それがUFCとONEの違いなのではないかと思う」

 岡見も「自分も欧米を中心に試合をしてきて一番違うと思うのは、地元の、東南アジアを中心としたヒーローをしっかり作り上げているなということ。スタッフ、ファン、お客さんのすべてがそのヒーローを作っていく。それは欧米にはないスタイル。試合を見て感じたのはお客さん一人一人がすごく熱狂的。ONEから生まれるヒーローが、UFCや他の団体と違って、ONEだけの世界観で作られていく。そこで作られたヒーローはONEのヒーローであり、東南アジアやその地元でのヒーロー。それをみんなが応援する。熱狂の種類が違うということを試合をしてみて感じた。日本や他の国でもひとつひとつヒーローを作っていくとUFCと対抗する新しい独特のものができるのではないかと感じた」などとそれぞれ格闘家の視点から分析した。

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