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王座決定トーナメント出場のGUMPが追加計量で規定体重をクリア。対戦相手の常陸飛雄馬は「自分の戦いをすれば自ずと最高の試合になる」【RISE192】

2025.10.18 Vol.Web Original

「RISE192」(10月19日、東京・後楽園ホール)の前日計量が10月18日、都内で開催された。

 前王者・大雅のMMA転向による王座返上に伴い行われる「第7代RISEスーパーフェザー級(-60kg)王座決定トーナメント」一回戦の第1試合に出場するパヌワット・TGT(タイ/TARGET)は59.85kg、細越竜之介(日本/team AKATSUKI)は59.95kg、第2試合に出場する常陸飛雄馬(TARGET SHIBUYA)は59.90kgで規定体重をクリアした。

 常陸の対戦相手であるGUMP(TEAM TEPPEN)は14時の公式計量では60.15kgで150gオーバー。計量後の会見を欠席し減量に努めた。2時間後の再計量では60.05kgで50gオーバー。さらに2時間以内に設けられた追加計量で60kgジャストで計量をクリアした。

 RISEの公式計量のルールでは公式計量をオーバーし、2時間後の再計量をパスできなかった場合は追加計量を2時間後に実施。ただし公式計量の時点で2kgオーバーは失格となる。追加計量を通過できた場合は減点1、ファイトマネーの一部没収となる。GUMPの場合は明日は減点1からのスタートとなる。

宮本芽依が戴冠後の初戦に「ワクワク」も対戦相手が計量オーバーで試合消滅の危機【RISE192】

2025.10.18 Vol.Web Original

「RISE192」(10月19日、東京・後楽園ホール)の前日計量が10月18日、都内で開催された。

 王者としての初戦に臨むRISE QUEENミニフライ級王者・宮本芽依(KRAZY BEE)は48.85kgで規定体重の-49kgをクリアしたものの、対戦相手のコ・ユナ(韓国/BodyKick GYM)は50.20kgでクリアできなかった。

 ユナは2時間以内に設けられた追加計量もオーバーし、この日は計量をパスすることができなかった。ユナは明日14時に当日計量を実施して戻し体重(51.45kg)を確認したうえで試合を行うかどうかを判断することとなった。

 RISEの公式計量のルールでは公式計量をオーバーし、2時間後の再計量をパスできなかった場合は追加計量を2時間後に実施する。ただし公式計量の時点で2kgオーバーは失格となる。追加計量を通過できた場合は減点1、ファイトマネーの一部没収での試合開催となる。

 今回のユナは追加計量を通過できなかったため、減点2、ファイトマネーの30%没収、グローブハンデ(クリアしている選手が実施の決定権を持つ)、当日計量を大会開始3時間前に実施し、前日計量をオーバーした選手の大幅な体重戻しを禁止するため、契約体重の5%以内の体重に留めることとする――といったルールを適用したうえでの試合開催となる。試合が行われた際は計量をパスした選手が勝った場合のみ、その結果を公式記録とし、それ以外の結果についてはノーコンテストとなる。

会見をかき回した大森隆之介が「自分が安本に挑まなければならない」と最後は決意のコメント。元王者の梅井泰成は王座返り咲きに執念【RISE192】

2025.10.18 Vol.Web Original

「RISE192」(10月19日、東京・後楽園ホール)の前日計量が10月18日、都内で開催された。

 今大会ではフェザー級王者・安本晴翔(橋本道場)への次期挑戦者の座をかけた4選手によるトーナメントを開催。トーナメント第1試合で対戦する大森隆之介(EX ARES)は57.45kg、翔(REVOLT)は57.4kg、第2試合で対戦する梅井泰成(Mouton)は57.50kg、吉田晄成(TEAM TEPPEN)は57.25kgで全選手が規定体重の-57.5kgをクリアした。ここで勝ち上がった2選手は早ければ年内、遅くとも年始には行われる決勝に駒を進める。

 計量後に行われた会見では大森が対戦相手の翔ばかりか梅井をも翻弄した。

 翔が「明日は自分のキャリアの中で最強の選手である大森選手と試合をするんですけど、今までのキャリアを全部出して、全力でぶつかって絶対に勝ちたいと思います」と語ると大森は「翔選手の対戦相手の中では、僕が過去最強と思ってもらってるみたいなんですけど。俺が過去最強らしいよ(笑)」と昨年6月に翔と対戦している梅井に振ったうえで「最強らしい戦い方を見せようと思います」と続けた。その試合では梅井が翔に判定勝ちを収めている。

キックボクシングの新イベント「GOAT」が10月30日に開催。RISEの那須川龍心、KNOCK OUTの龍聖、元K-1の松倉信太郎の各団体の元王者が参戦

2025.09.29 Vol.Web Original

 キックボクシングの新しいイベント「キックボクシングフェス『GOAT』」の開催発表会見が9月29日、都内で開催された。

 この「GOAT」というのはスポーツ界において史上最高の選手にのみ贈られる称号である「Greatest Of All Time」の略語。そして「GOAT」は“団体”ではなく、あくまで“イベント”という位置づけで、各団体やジムと協力関係を築いたうえで選手を招聘し大会を開催する。特定の主催者や代表者、プロデューサーと言った役職を設けず実行委員会形式でイベントを主催。また「キックボクシングフェス」という冠は所属事務所の枠を超えてアーティストが一堂に会して行われる音楽フェスをイメージしたもの。

 大会は10月30日に東京・後楽園ホールで開催。2日後の11月1日にはテレビ東京系全国6局ネットにて地上波放送される。放送時間は16時~17時45分。TVerでも1カ月間、無料で見逃し配信もされるという。

 この日は出場3選手が発表されたのだが、その3人というのは前RISEフライ級王者の那須川龍心(TEAM TEPPEN)、元KNOCK OUT-BLACKフェザー級王者の龍聖(BRAID)、前K-1 WORLD GPミドル級、元KNOCK OUT-BLACKスーパーミドル級王者の松倉信太郎(TEAM VASILEUS)という国内メジャー団体でベルトを巻いたトップ選手たち。

世界王者・志朗への挑戦狙う大﨑孔稀が判定勝ちに「言動と行動が伴うように結果で見せていく」と反省の弁【RISE191】

2025.08.31 Vol.Web Original

「RISE191」(8月30日、東京・後楽園ホール)のメインイベントでRISEバンタム級王者の大﨑孔稀(OISHI GYM)がSuperFight!でISKAフリースタイル世界フェザー級王者のジラリー・キャルービー(フランス/CARCHARIAS GYM)と対戦した。試合は大﨑が内容では圧倒するも、仕留めきれず判定勝ちに終わった。

 キャルービーは昨年3月にRISEに初参戦し、孔稀の兄・一貴とISKAオリエンタルルール世界フライ級タイトルマッチで対戦するも、ジャッジ3者とも50-45の大差で敗れている。しかしその後は10戦10勝(5KO)と覚醒しての再来日。

 大﨑はここまで45戦のキャリアがあるものの、ヨーロッパ系の選手との対戦はこの日が初めて。現在8連勝中で、最後に敗れた試合は2022年10月の志朗戦までさかのぼる。RISE世界バンタム級王座に君臨する志朗への挑戦をアピールしている大﨑にとっては落とせない試合だった。

アトム級王座決定トーナメント決勝で対戦の島田知佳に平岡琴の琴節炸裂「ぽっと出の新人に私の夢を邪魔されるわけにはいかない」【RISE191】

2025.08.31 Vol.Web Original

「RISE191」(8月30日、東京・後楽園ホール)で行われた「第3代RISE QUEENアトム級(-46kg)王座決定トーナメント」準決勝第2試合で島田知佳(team VASILEUS/同級3位)と風羽(龍生塾ファントム道場/同級5位)が対戦した。試合は島田が判定勝ちを収め、決勝に駒を進めた。

 今回のトーナメントは宮﨑小雪の王座返上に伴い行われるもの。島田は5月に行われた1回戦で奥村琉奈と対戦し、1RでKO勝ちを収め準決勝に進出。風羽はシードでこの準決勝から登場。シュートボクシング(SB)では日本女子アトム級1位にランク。SB以外にもさまざまな団体でキャリアを積む。昨年11月にはONE Championshipの「ONE Friday Fights」にも参戦している。

200万総取りトーナメントで優勝した棚澤大空がフライ級王座決定トーナメントの数島大陸の対戦相手に名乗り。数島もOKで出場即決【RISE191】

2025.08.31 Vol.Web Original

「RISE191」(8月30日、東京・後楽園ホール)で行われた「200万総取りトーナメント GACHI!!スーパーフライ級」で棚澤大空(TEAM TEPPEN)が決勝で麗也(team AKATSUKI)を破り、優勝した。試合後のマイクで「RISE WORLD SERIES 2025 FINAL」(11月2日、東京・両国国技館)で開催される「第4代RISEフライ級(-51.5kg)王座決定トーナメント」での数島大陸(及川道場)の対戦相手に名乗りを上げ、ビッグチャンスをつかみ取った。

 このトーナメントは「何者でもないものが一夜にして何者かになれる」をテーマに行われるもの。出場者は一般公募で募集し面接などを経て決定する。6月にはスーパーライト級で開催され、スアレック・TEPPEN GYMが優勝し200万円を獲得した。スアレックはこの実績が認められ、次戦ではデニス・ウォシクに敗れはしたものの「GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(-65kg)STANDING TOURNAMENT」の1回戦に出場するというチャンスを得ている。

 1回戦で棚澤は酒寄珠璃(TRY HARD GYM)に、麗也はJIN(楠誠会館)にともに判定勝ちで決勝に進出した。

王者・安本晴翔への次期挑戦者の座をかけたトーナメント開催。元王者の梅井泰成が王座奪還への熱い思いを吐露【RISE192】

2025.08.21 Vol.Web Original

 RISEが8月21日、都内で「RISE192」(10月19日、東京・後楽園ホール)の対戦カード発表会見を開催した。

 現在、安本晴翔(橋本道場)が王者として君臨するフェザー級の次期挑戦者の座をかけた4選手によるトーナメントの開催が発表された。今大会では大森隆之介(EX ARES)vs 翔(REVOLT)と梅井泰成(Mouton)vs 吉田晄成(TEAM TEPPEN)の1回戦2試合が行われ、早ければ年内、遅くとも年始には決勝が行われる。

 会見で翔は「同世代でリスペクトしている選手であるし、彼の試合以外の姿勢や試合もそうですが、すごく強い選手で一本筋の通ったカッコいい選手だなと思うので、そういう選手に真っ向から挑んで勝ちたい」と語る。

 大森は「今回は自分の本来の階級から1個上の階級でやらせてもらうんですが、いきなりトーナメントに出られてすごくうれしい。翔選手とはちょっと前から喋る機会があって。会見で喋っているところを見ていて、僕がYouTubeのコメント欄で“お前はヒゲ脱毛に行ったほうがいい”と書いた。DEEP KICKの計量の時に会ったんですが“あれからヒゲ脱毛に行くようになった”と言われた(笑)」と明かすと翔は「脱毛はもともとちょっとやっていたが、あれからはまっていて足もやっている。大森選手のお陰で毎月の支払いが増えている」、これに大森が「という仲なので面白い組み合わせ。気持ちのいい試合ができると思っている」と息の合った掛け合いを展開。

大雅が返上のベルトをめぐり4選手でトーナメント。対戦相手の常陸に「ノーダメージです」と言い張るGUMPの大ダメージネタを細越が暴露【RISE192】

2025.08.21 Vol.Web Original

 RISEが8月21日、都内で「RISE192」(10月19日、東京・後楽園ホール)の対戦カード発表会見を開催した。

 前王者・大雅のMMA転向による返上で空位となったスーパーフェザー級の王座決定トーナメントの開催が発表された。今大会では常陸飛雄馬(TARGET SHIBUYA)vs GUMP(TEAM TEPPEN)とパヌワット・TGT(タイ/TARGET)vs 細越竜之介(team AKATSUKI)の1回戦2試合が行われ、後日、その勝者が第7代王座をかけて対戦する。

 会見でGUMPは「トーナメントに選ばれたということは今まで自分がやってきたことが評価されているということもあると思うが、選ばれただけではダメ。しっかりと優勝してベルトを巻く」、常陸は「圧倒的に勝って必ず自分がベルトを巻く」、細越は「この中で一番勢いがあるのは自分だが、RISEのベルトは勢いだけでは獲れない。しっかりとパヌワット選手を倒して実力を見せる」、パヌワットは「ケガをして休んでいて、辛い時期を越えてきました。今回、王者決定戦に出られることをうれしく思う。この決定戦は僕にとって人生を変える非常に大切な試合だと思っている。ケガを乗り越えて絶対に勝ち取ります」とそれぞれ王座獲得への意欲を語った。

宮本芽依が「先輩の思いを背負って、このベルトと一緒に戦っていく」と決意の出陣。8日に亡くなったプロボクサー神足茂利さんと親交【RISE192】

2025.08.21 Vol.Web Original

 RISEが8月21日、都内で「RISE192」(10月19日、東京・後楽園ホール)の対戦カード発表会見を開催した。

 5月の名古屋大会で小林愛理奈を破り王座を獲得したRISE QUEENミニフライ級王者の宮本芽依(KRAZY BEE)が王者としての初戦でWBKFアジア女子ミニフライ級王者のコ・ユナ(韓国/BodyKick GYM)と対戦する。

 ユナはキックボクシングとMMAの二刀流ファイター。キックでの戦績は2戦2勝。

 会見には宮本のみが出席した。宮本は「コ・ユナ選手と戦えることを光栄に思う。ベルトを持つ王者としていろいろな思いがあり、それはユナ選手も一緒だと思う。私も負けられないし、RISEのベルトはこのような価値があるんだと戦って身にしみて感じてもらえればと思う。先日、私のボクシングの先輩が亡くなりました。タイトルマッチを終えて亡くなりました。先輩の思いを背負って、私はこのベルトと一緒に戦っていく。その思いも強いので試合を楽しみにしていてください」と言葉を詰まらせながらも決意のコメント。

 宮本は2019年全日本女子ボクシング選手権大会シニアの部バンタム級優勝の実績を持ち、2023年5月にプロデビュー。その先輩というのは今月2日に行われたボクシングの東洋太平洋スーパーフェザー級タイトルマッチ後に意識を失い、急性硬膜下血腫で開頭手術を受け、経過観察中の8日に亡くなった神足茂利選手のこと。

RISE王者の安本晴翔がSBルール4戦目にして初白星。「11月には3試合するつもり。しっかり仕上げて優勝する」と11月のS-cup優勝を宣言【SB】

2025.08.10 Vol.Web Original

 RISEフェザー級王者の安本晴翔(橋本道場)が「SHOOT BOXING 2025 act.4」(8月9日、東京・後楽園ホール)で6年6カ月ぶりのシュートボクシング(SB)参戦を果たし、ペットフアヒン・ジットムアンノン(タイ)と対戦した。試合は安本が判定でで勝利を収め、SBルールでの初勝利を挙げた。

 試合後の会見では11月に開催されるS-cup世界トーナメント出場をアピールした。

 安本は2019年にSBに参戦し植山征紀に判定負け。そしてRISE参戦後、SBとの対抗戦で2022年には川上叶、2023年には魁斗にも敗れ、SBルールでは3連敗。今回はやっとリベンジを果たした形となった。

 ペットフアヒンは名前の通り、元ONEムエタイ世界フライ級王者のロッタン・ジットムアンノンと同じジムに所属する選手で、戦績は81戦60勝18敗3分。ONE Friday Fightsでも3戦2勝1敗の戦績を残している。

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