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小林愛理奈が後の五輪金メダリストからダウンを奪った女・宮本芽依を相手に初防衛戦。ともに「女子の枠を超えた破壊力」でKO決着は必至【RISE】

2025.03.12 Vol. Web Original

 RISEが3月12日、都内で会見を開き初の名古屋大会となる「RISE Fire Ball NAGOYA(ライズ ファイヤーボール ナゴヤ)」(5月11日、愛知・ポートメッセなごや 第三展示館)の第1弾カードを発表した。

 RISE QUEENミニフライ級王者の小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM)が同級1位の宮本芽依(KRAZY BEE)を相手に初防衛戦に臨む。

 小林は前戦では2階級制覇を目指し1階級上のRISE QUEENフライ級王者テッサ・デ・コムに挑むも判定負け。今回は再起戦でもある。宮本はアマチュアボクシングで培ったテクニックを武器にデビュー以来、5戦5勝でタイトル挑戦にこぎつけた。

 会見で宮本は「地元が三重県で“東京は遠いから応援ができない”と言っていた三重県の人たちから名古屋でできると聞いて、早速“楽しみ”という声もたくさんいただいている。ベルトをかけた試合、私もこの日を待っていた。熱い戦いとなる」、小林は「初防衛戦になるが、再起戦という思いもある。一番は自分に負けられないと思う試合。試合に関しては宮本選手は勢いもあって無敗でランキングも1位で挑戦者にふさわしいと思っているが、1位と王者の差がこんなにもあるのかとみんなが驚くような差で勝ちたい」とそれぞれこの試合にかける思いを口にした。

技能賞の金子晃大に石井和義氏がRIZIN、RISEへの出撃指令「K-1の強さを見せつけてほしい」【K-1 AWARDS】

2025.02.27 Vol. Web Original

 K-1グループの年間表彰式「K-1 AWARDS 2024」が2月26日、都内で開催され、K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者の金子晃大(K-1ジム自由ヶ丘/FROG GYM)とスーパー・ライト級王者のヨードクンポン・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)が技能賞を獲得した。

 金子は2024年、まずはRISEに乗り込み、2022年の「THE MATCH 2022」で敗れた鈴木真彦へのリベンジを達成。7月から始まったK-1の「-55kg世界最強決定トーナメント」では1回戦でカン・メンホンにKO勝ちを収め、9月に行われたトーナメントの決勝ラウンドでは準決勝で璃明武、決勝で大久保琉唯を破り優勝。12月の代々木第一体育館大会ではアスランベック・ジクレーブに判定勝ちを収めた。年が明けて今年2月の代々木第二体育館大会にも参戦し、マノリス・カリスティスに判定勝ちを収め、盤石の強さを見せつけた。

 ヨードクンポンは昨年9月に行われた「第7代スーパー・ライト級王座決定トーナメント」でK-1初参戦を果たすとカン・ビナール、イヌオット・ポパ、稲垣柊を破り王座を獲得。今年2月の代々木第二体育館大会では鈴木勇人を破り初防衛に成功している。

フェザー級に階級アップの有井渚海の「RISEは何か足りない。自分が王者になったら」に元王者の梅井泰成「彼はそれを言える立場ではない」【RISE187】

2025.02.24 Vol.Web Original

 RISEが2月24日、都内で「RISE187」(4月19日、東京・後楽園ホール)のカード発表会見を開催した。

 元RISEフェザー級王者の梅井泰成(Mouton)と今回から階級を上げる有井渚海(team VASILEUS)とのサバイバルマッチともいえる一戦が発表された。

 梅井は2022年に王座決定戦で平野凌我を破り第4代王座に就くも、初防衛戦で門口佳佑に敗れ王座から陥落。以降、ここまで5戦し、1勝3敗1ノーコンテストと戦績は振るわないものの、どの試合も接戦でその実力はいまだに国内フェザー級のトップクラスといっても過言ではない。

 対する有井は今回が約1年4カ月ぶりの再起戦。2022年12月の「RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022」ではSBの山田虎矢太にKO負けを喫し、昨年3月の「RISE ELDORADO 2024」では松下武蔵との対戦が予定されていたが体調不良で欠場。結果的に1年のブランクが空いた昨年12月の「RISE174」では加藤有吾に判定負けを喫し2連敗中。今年から武尊率いる「team VASILEUS」に移籍し、階級も一つ上げての再スタートとなる。

 有井は「1年ぶりの試合。試合がなかった時も格闘技に対しての生活とかは誰よりも考えて生活していた。だから今の自分はめちゃくちゃ強いと思う。4月19日は自分の生き方とか気持ちのこもった試合を見せられると思う」、ジム移籍の理由については「もっと自分のいいところを出せるかなと。環境を変えて。前のジムでも強くしてもらったし感謝しているが、もっと自分のいいところを出せるかなと考えていて。VASILEUSというジムに所属することも迷って。ずっと迷った結果、試合をできないこともあった。それで今、練習してみて、めちゃくちゃ自分に合っていたので、さらに強いところを見せられるかなと思っている」、階級を上げたことについては「55でも余裕だと思うが、フルパワーでやってみたいと思った」などと語った。

鈴木真彦の「もっと試合で魅せてほしい」「魂がこもっていない奴も多い」に大森隆之介が「いつまで王者ぶってんねん」【RISE187】

2025.02.24 Vol.Web Original

 RISEが2月24日、都内で「RISE187」(4月19日、東京・後楽園ホール)のカード発表会見を開催した。

 前RISEバンタム級王者の鈴木真彦(TEAM 寿)が約1年半ぶりに後楽園ホールに凱旋し、大森隆之介(EX ARES)と対戦する異色のカードが発表された。

 鈴木は2023年12月に大﨑孔稀に敗れ、約5年保持していた王座を手放すと昨年3月に行われた「RISE ELDORADO 2024」では「THE MATCE 2022」で勝利を収めたK-1王者の金子晃大にリベンジを許すなど2連敗とどん底に。しかし12月の千葉・幕張メッセでのビッグマッチでジェイミー・ゲイマン(フィリピン/WCCS Philippines)を相手に1Rで2度のダウンを奪いKO勝ちを収め、大﨑からの王座奪還へ向けて再スタートを切った。

 大森は昨年3月の「RISE ELDORADO 2024」で約1年3カ月ぶりとなる復帰戦に臨み、シュートボクシング(SB)の日本スーパーバンタム級王者でプロデビュー以来13戦全勝だった山田虎矢太を1Rにバックハンドブローで沈める番狂わせを起こした。その勢いを駆って8月の「RISE181」で大﨑の持つ王座に挑戦するも判定負け。今年1月の再起戦では1階級上のフェザー級で上位ランカーの平野凌我と対戦し、判定勝ちを収めている。

前王者・数島大陸が那須川龍心戦敗北からの復活勝利「挑戦者にふさわしいとみんなが思うところまでしっかり勝っていく」【RISE186】

2025.02.24 Vol.Web Original
「RISE186 -RISE 22th Memorial event-」(2月23日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで前RISEフライ級王者で現在、同級1位の数島大陸(及川道場)と同級2位の松本天志(TARGET SHIBUYA)が対戦した。試合は数島が1Rに2度のダウンを奪った上で判定勝ちを収めた。
 
 RISEのフライ級は初代王者の田丸辰の王座返上に伴う王座決定戦で2023年10月に数島が松本を破り王座を獲得。数島はその後、ムエタイの強豪相手に2連勝し、昨年11月に那須川龍心を相手に初防衛戦に臨むも、1RでKO負けを喫し、王座から陥落した。今回はそこからの再起戦となる。
 
 松本は数島に敗れた後に那須川にも敗れ、プロ初の連敗となるもそこから3連勝(2KO)と復活。今回、数島へのリベンジのチャンスを得た。

武尊率いるVASILEUSの島田知佳が3連勝。伊藤代表「将来的にアトム級の次期挑戦者になって来るんじゃないかと思った」【RISE186】

2025.02.24 Vol.Web Original
「RISE186 -RISE 22th Memorial event-」(2月23日、東京・後楽園ホール)で武尊率いるteam VASILEUSに所属する島田知佳が岩永唯伽(OISHI GYM)と対戦し、2つのダウンを奪った上での判定勝ちを収めた。
 
 島田のセコンドは渡辺雅和トレーナーに武尊、松倉信太郎という豪華な顔ぶれ。
 
 1R、サウスポーの島田とオーソドックスの岩永。岩永のサイドキックで島田が吹っ飛ばされる。島田はパンチの打ち合いに持ち込むが岩永はヒザ。飛び込んでパンチの島田にサイドキックを合わせる岩永。それでも島田は距離を詰めてワンツー。島田は左インローからワンツー。岩永はヒザで迎撃。岩永はサイドキック。島田はパンチの連打を上下に打ち分け。

小林愛三がKOKOZに完勝で再起を果たすも倒せず反省。テッサとのリベンジマッチ年内実現に意欲【RISE186】

2025.02.24 Vol.Web Original
「RISE186 -RISE 22th Memorial event-」(2月23日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで前RISE QUEENフライ級王者の小林愛三(NEXT LEVEL渋谷)がKOKOZ(TRY HARD GYM)を相手に昨年5月以来の再起戦に臨んだ。試合は終始主導権を握った小林が判定ながら完勝した。
 
 小林は2022年12月に行われたGLORYとの対抗戦でテッサ・デ・コム(オランダ/Fightteam Vlaardingen)に判定負けを喫し、2023年5月には自らが持つベルトをかけてリベンジマッチに臨むも連敗。王座から陥落した。8月にはMelty輝に勝利を収め再起を果たすも、昨年5月にはRISE QUEENミニフライ級王者の小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM)と−50kg契約でオープンフィンガーグローブマッチで対戦し0-3の判定で敗れている。
 
 KOKOZはスック・ワンキントーンで女子ミニフライ級とスーパーフライ級王座を獲得。RISE、NJKF、ムエローク、KROSS×OVERといったさまざまな団体でキャリアを積み、「ONE Friday Fights」では1勝1敗の戦績を残している。RISEでは2022年2月には現RISE QUEENバンタム級王者の聖愛に判定勝ち、昨年12月の幕張大会ではYAYAウィラサクレックと激闘の末、2-1の判定勝ちを収めている。

松下武蔵が前王者・門口佳佑に判定負けのオートーにKO勝ちし「そろそろ上の選手と組んでもらっても」とアピール【RISE186】

2025.02.24 Vol.Web Original
「RISE186 -RISE 22th Memorial event-」(2月23日、東京・後楽園ホール)で行われたバンタム級戦で同級8位の松下武蔵(GOD SIDE GYM)が元ラジャダムナンスタジアムの同級上位ランカーのオートー・ノーナクシン(タイ/ノーナクシンジム)に延長になる激闘の末、試合終了まで残り1秒でKO勝ちを収めた。。
 
 松下は2023年10月から主戦場をRISEに移し、彪司に判定勝ちを収めると2戦目となった12月の両国でのビッグマッチではKrushバンタム級王者の池田幸司と対戦し、0-2の判定負け。昨年は伊東龍也、若原聖を相手に連勝し、9月の横浜BUNTAIでのビッグマッチでは上位ランカーの加藤有吾と対戦し、0-2の接戦の末、敗退。しかし12月の幕張大会では塚本望夢の欠場を受けて、2週間前のオファーながらフィリピンの期待の新鋭ジャンジャン・シー・ラバヤンをKOで下した。

那須川龍心、白鳥大珠、GUMPが両国大会に向け相撲特訓。倍近い力士とのぶつかり稽古は「壁だった。本気でやっているのに全然動かない」【RISE】

2025.02.17 Vol.Web Original

「RISE ELDORADO 2025」(3月29日、東京・両国国技館)に出場するTEAM TEPPENの那須川龍心、白鳥大珠、GUMPが2月17日、大相撲の荒汐部屋で相撲稽古を体験した。

 相撲の稽古は基本的に早朝。3人とTEAM TEPPENの那須川弘幸会長はまずは午前8時から力士たちの稽古を見学。1時間半ほど、その激しい稽古を目の当たりにした語に回しをつけていよいよ稽古スタート。関脇・若隆景、関脇・若元春らの指導の下、基礎中の基礎である四股、すり足からスタート。最後は倍近くある力士を相手にしたぶつかり稽古で汗を流した。

 キックボクシングとは足の位置、体重のかけ方などが全く違うため最初は戸惑いが見えた3人だが、四股も徐々に様になっていく。最初は「もうちょっとヒザを伸ばして」などとアドバイスを受けるも、回数をこなすうちに「いいぞ!」と関取から声がかかる。

 ぶつかり稽古では最初はついつい腕だけで押しがちになってしまい「まだまだ」と声がかかるが「頭と腕で真っ直ぐ押し込む」「すり足で押す!」といった的確なアドバイスで土俵際まで力士を押し込むことに成功。しかしここからが本番とでも言わんばかりに力士はなかなか土俵を割ってくれず、逆に土俵中央まで押し返され、一からやり直し。見ているほうも思わず声が漏れそうな厳しい時間が続く。それでも龍心などは小柄ながらもいい音を立ててぶつかると若隆景も「いい音してる」と檄を飛ばす。

対戦するイケメンファイターの「少しは女にモテるようになったか?」「もっとお前の顔をキモくしてやるよ」にYA-MAN「むかつく」連発【RISE】

2025.02.13 Vol.Web Original
 RISEが2月13日、都内で「RISE ELDORADO 2025」(3月29日、東京・両国国技館)のカード発表会見を行った。オープンフィンガーグローブマッチ(OFGM)でミゲール・トリンダーデ(ポルトガル/Mamba Fight Club)との対戦が発表されたRISE OFGM -65kg級王者YA-MAN(TARGET SHIBUYA)がトリンダーデのコメントと態度に「むかつく」を連発した。
 
 トリンダーデは会見にはリモートで参加。最初のコメントの最後に「ヘイ、YA-MAN、少しは女にモテるようになったか?」と付け加えた。
 
 これは前回の参戦発表会見に参加したYA-MANが白鳥大珠を挑発した際に逆に「モテるようになったのかよ?」とカウンターで食らった捨て台詞。これにはYA-MANも「大阪でフラれて、名古屋でもフラれて、そのまま六本木に帰って来て六本木でもフラれてで…。女の子にはKOされています」と苦笑い。
 
 YA-MANの「イケメンなのですごくむかつく。ボコボコにして、その顔面をイケメンじゃなくしてやります」というコメントにトリンダーデは「かかってこいよ! もっとお前の顔をキモくしてやるよ」とまさかのカウンター。ちなみにトリンダーデは母国ポルトガルで雑誌「GQ」の表紙に起用されたこともあるイケメンだ。

YA-MANが原口健飛に1RKO勝ちのミゲール・トリンダーデとオープンフィンガーで対戦。「間違いなく強い選手ではあるが、相性はいい」と自信【RISE】

2025.02.13 Vol.Web Original
 RISEが2月13日、都内で「RISE ELDORADO 2025」(3月29日、東京・両国国技館)のカード発表会見を行った。
 
 参戦が発表されていたRISE OFGM -65kg級王者YA-MAN(TARGET SHIBUYA)がミゲール・トリンダーデ(ポルトガル/Mamba Fight Club)とオープンフィンガーグローブマッチ(OFGM)で対戦することが発表された。
 
 トリンダーデは昨年12月に行われた「GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX」では決勝でペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ/Kiatmoo9)に敗れ優勝こそ逃したものの1回戦で原口健飛、準決勝ではチャド・コリンズにともに1RKO勝ちを収め強烈なインパクトを残した。
 
 YA-MANは2023年8月の「RISE WORLD SERIES 2023 2nd Round」以来の参戦。同大会で山口裕人を破り初代OFGM王座を獲得。11月には「FIGHT CLUB」で朝倉未来に1Rで戦慄の失神KO勝ちを収めた。2023年大晦日以降はMMAに専念。RIZINで鈴木博昭には1RKO勝ちも平本蓮とカルシャガ・ダウトベックには判定負けを喫している。
 
 会見でYA-MANは「今回、チャド(・コリンズ)、ペッチ(ペットパノムルン・キャットムーカオ)、ミゲール選手といった強豪の選手とやりたいとRISE側に相談していた。この前のRIZINのダウトベックとの試合で、僕の打撃が世界で通用することが分かったと思う。よりどのレベルまで通用するかということをみんな気になっていると思う。そこでこの前の試合で原口選手を1RでKOしたミゲール選手とやりたいと思った。でもこの前の試合はグローブ。確かに格闘技としてはハイレベルな選手だと思うが、僕はストリートファイト。リングの中でストリートファイトをやるので、今までの相手とは違った常識が通用しないような展開になると思っている。俺もオープンフィンガーの王者なので、俺が挑戦を受ける立場でやろうと思っているので“かかって来い”という感じ」と今回の試合を受けた理由を明かす。

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