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「200万総取りトーナメント」で準優勝に終わった木村“ケルベロス”颯太が「情けない試合をしてごめんなさい」とYA-MANに謝罪の言葉【RISE189】

2025.06.30 Vol.Web Original

「RISE189」(6月29日、東京・後楽園ホール)で行われた「200万総取りトーナメント GACHI!!」で準優勝に終わった木村“ケルベロス”颯太(心将塾)が試合後の会見で「情けない試合をしてごめんなさい」とYA-MANに対しての謝罪の言葉を口にした。

 木村は1回戦では山口裕人(道化倶楽部)と対戦。激しい打撃戦を展開し、3Rにダウンを奪い判定勝ちを収めた。

 1R、ともにオーソドックスの構え。木村が右ロー、左ジャブ。パンチで前に出る山口に木村はヒザを合わせる。山口は右ロー、左ボディージャブ。木村は右フック。山口は左フック。じりじり詰める山口に木村は左ジャブで迎撃。山口は圧をかけて、右炉、右インロー。パンチを放つ山口に木村はヒザをボディーに。山口のローに木村がパンチを合わせる。ともに右カーフ。前に出る山口に木村はカウンターでワンツー。山口も左右のフックを返す。

 2R、木村が飛びヒザを顔面に。ぐらつく山口に木村が襲い掛かるが山口も打ち返し、打ち合いに。山口の右フックが木村をとらえる。いったん落ち着く。山口はパンチのコンビネーション。そして右カーフ。木村はカウンターを狙う。山口は左右のフックを上下に打ち分け。木村はワンツー、ヒザ。

2度敗れている王者テッサ・デ・コムに挑戦の小林愛三「33戦目で名前の中に“三”も入っている。三度目の正直にする」【RISE189】

2025.06.28 Vol.Web Original

「RISE189」(6月29日、東京・後楽園ホール)の前日計量が6月28日、都内で開催された。メインイベントで行われる「RISE QUEENフライ級(-52kg)タイトルマッチ」で対戦する王者テッサ・デ・コム(オランダ/Fight team Vlaardingen)と挑戦者の小林愛三(NEXT LEVEL渋谷)はともに51.75kgで規定体重をクリアした。

 2人は今回が三度目の対戦。一度目は2022年12月の「RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022」で行われたRISEとGLORYの対抗戦で対戦し、テッサがダウンを奪ったうえでの判定勝ち。翌年5月には小林が自身が持っていたRISE QUEENフライ級のベルトをかけてリベンジマッチに臨むも判定負け。ここまでテッサの2戦2勝で小林は「三度目の正直」を期して今回の試合に臨む。

 会見で小林は「やっとこの日が来たなという気持ちでいっぱいです。テッサ選手を見るとしっかりすごく仕上がってきていて、やっぱり対面してみてすごく強くていい選手だなと感じました。だからこそ、このテッサ選手をしっかり超えて、自分に勝って自分に勝って勝ち切ってメインをしっかり締めくくって、私が最後、ベルトを持ち帰りたいと思います」とリベンジと王座奪還への強い決意を見せた。

 テッサは「本当に楽しみです。準備もたくさんしてきました。明日も良い戦いになるとうれしいです。このベルトは私のものです。明日は絶対に私が勝ってまたこのベルトを持って帰ります」と防衛への意欲を見せた。

「200万総取りトーナメント」出場の山口裕人が200万円を前に「このままもらえるんですか? はい、現ナマで200万円いただきます」【RISE189】

2025.06.28 Vol.Web Original

「RISE189」(6月29日、東京・後楽園ホール)の前日計量が6月28日、都内で開催された。賞金200万円をかけた4人制トーナメント「200万総取りトーナメント GACHI!!」に出場するリザーブファイトを含めた6選手全員が規定の-65kg(スーパーライト級)をクリアした。

 今回のトーナメントは「何者でもない者が一夜にして何者かになれる」をテーマに“ガチ面接”と題して一般から応募者を募り、賞金にかける思いや、格闘技に対する熱い想いをぶつけてもらい参戦する4名を決定した。

 1回戦第1試合は山口裕人(道化倶楽部)vs 木村“ケルベロス”颯太(心将塾)、第2試合はスアレック・TEPPEN GYM(TEAM TEPPEN)vs ケースケ(HIDE’S KICK)の組み合わせ。勝者がセミファイナルで行われる決勝で対戦する。リザーブファイトは野村太一(K’Bスポーツジム)vs 森本現暉(猛者連精華支部華一門)。

Melty輝が伊藤隆代表の顔が無数にプリントされた水着で計量をパス「伊藤隆への愛を伝えようと思って作ってきました(笑)」【RISE189】

2025.06.28 Vol.Web Original

「RISE189」(6月29日、東京・後楽園ホール)の前日計量と会見が6月28日、都内で開催された。元“最強キャバ嬢”Melty輝(team AKATSUKI)が奇抜なプリントの水着と恒例のオリシャンで話題をさらった。

 Meltyは第6試合のフライ級戦(-52kg)でYAYAウィラサクレック(WSRフェアテックス幕張)と対戦する。計量ではMeltyは51.30kg、YAYAは51.80kgでそれぞれ規定体重をクリアした。2人は2023年5月に対戦。RISE初参戦だったMeltyがダウンを奪った上で判定勝ちを収める番狂わせを起こした。

 計量で水着になったMelty。その水着はRISEの伊藤隆代表の顔が無数にプリントアウトされたもので会場にどよめきが起こった。

 会見でMeltyは「水着の製作費は8000円くらい。そんな高くはないんですけど盛り上げたいっていう気持ちがあって。あとは伊藤隆への愛を伝えようと思って作ってきました(笑)」とのこと。YAYAはこの水着については「直視できない感じのような雰囲気が目に映ったので、よく見ておりません。しっかり自分のことに集中したかったので、相手のほうをよく見ず、ちょっとぼやけた感じで見ておりました」と苦笑い。

玖村将史がリング上で公開練習「RISEに新しい刺激をぶちかますために来た」【RISE】

2025.06.21 Vol.Web Original

「RISE WORLD SERIES 2025 TOKYO」(8月2日、東京・大田区総合体育館)でRISEに初参戦する玖村将史(999)が「RISE WORLD SERIES 2025 YOKOHAMA」(6月21日、神奈川・横浜BUNTAI)のリング上で公開練習を行った。

 玖村は大田区大会ではいきなり志朗(BeWELLキックボクシングジム)の持つRISE世界バンタム級王座に挑戦する。

 玖村はこの日、2分間のミット打ちを行い、切れのいいワンツー、パンチのコンビネーションを秋元トレーナーの持つミットに打ち込み、好調な仕上がりっぷりを見せた。

 その後にマイクを握ると「RISEファンの皆さん、初めまして。玖村将史です。このRISE WORLD SERIESという素晴らしい舞台で戦えることを非常に楽しみにしています。初参戦でいきなり世界タイトルマッチをやらせていただけることに非常に感謝していますし、ファンの皆さんに認めてもらえるように玖村将史の強さをしっかり見せて勝ちたいと思っています。僕はこのRISEに新しい刺激をぶちかますために来ました。8月2日、大田区総合体育館にぜひ見に来てください」とアピールした。

約5年ぶりに復帰の裕樹が得意のローで北井智大を追い込むもカウンターの右でダウンを喫し無念の判定負け【RISE】

2025.06.21 Vol.Web Original

 RISE史上唯一、3階級制覇を成し遂げ「Mr.RISE」といわれた裕樹(ANCHOR GYM)が「RISE WORLD SERIES 2025 YOKOHAMA」(6月21日、神奈川・横浜BUNTAI)で約4年8カ月ぶりの復帰戦に臨み、北井智大(チームドラゴン)と対戦した。裕樹は2Rにカウンターでダウンを奪われ判定負けを喫し、復帰戦を白星で飾ることはできなかった。

 裕樹は2020年11月に那須川天心に引退試合でKO負けを喫して以来の試合だった。

 1R、ともにオーソドックスの構え。圧をかけるのは裕樹。回る北井。ガードを固める裕樹に北井は左右のフック。裕樹は右ローから左フック。北井もローを返す。裕樹は変わらずガードを固めて圧をかけて左右のローからパンチ。北井は左右のフックも裕樹はガード。裕樹はローからパンチにつなげる。裕樹は左ボディー、左フック。北井は下がりながらもワンツー。北井は右アッパー、左フック。なおも詰めて右ストレートから左フック。裕樹の腰が一瞬落ちる。裕樹も圧をかけ返し左インローからワンツー。

GLORY×RISEのフェザー級トーナメントでSBの笠原弘希が1回戦突破「このまま勝ち進んで世界一を目指したい」。伊藤澄哉は無念の判定負け【RISE】

2025.06.21 Vol.Web Original

 RISEのビッグマッチ「RISE WORLD SERIES 2025 YOKOHAMA」(6月21日、神奈川・横浜BUNTAI)で「GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(-65kg)STANDING TOURNAMENT」が開幕した。

 この日は1回戦4試合が行われ、日本からはシュートボクシングのSB日本ライト級王者・笠原弘希(シーザージム)と伊藤澄哉(戦ジム)が出場した。

 笠原はLOMPETCH(ロンペット)(タイ/W-BEAST GYM)と対戦した。2人は2022年9月に対戦し、その時は笠原が接戦の末、3-0で判定勝ちを収めている。この日は笠原がダウンを奪ったうえでの判定勝ちを収めた。

 1R、オーソドックスの笠原とサウスポーのロンペット。笠原の前蹴りがローブローとなり一時中断。笠原は左ジャブ、ロンペットは左ミドル。前手で距離を探りながら、互いにミドルとロー、左右のフック。笠原は左ジャブ、右ボディー。ロンペットは左ミドル、左ストレート。笠原は左フック。笠原が圧をかけてボディーと顔面を打ち分け、そしてヒザをボディーに。ロンペットは左ストレート。笠原は詰めて右アッパー、左フック。笠原はコーナーに詰めると右ストレート。ロンペットは回りながらジャブを突くが、笠原は右ストレートが効果的。

中村寛が笠原友希との激闘を制しトーナメント決勝進出。「生ぬるい試合をしていた中国人をぼこぼこにする」とエン・ペンジェーに宣戦布告【RISE】

2025.06.21 Vol.Web Original

 RISEのビッグマッチ「RISE WORLD SERIES 2025 YOKOHAMA」(6月21日、神奈川・横浜BUNTAI)で「RISE WORLD SERIES 2025 -61.5kg Tournament」の準決勝2試合が行われ、RISEライト級王者の中村寛(BK GYM)とエン・ペンジェー(中国/仏山温拿拳館)が勝利を収め、決勝に駒を進めた。

 中村はシュートボクシング(SB)の日本スーパーフェザー級王者・笠原友希(シーザージム)と対戦し、延長にもつれこむ激戦となったが、延長Rに2つのダウンを奪ってKO勝ちを収めた。

 1R、ともにサウスポーの構え。笠原が左ローを立て続け。中村が左カーフ。笠原は左ミドル。中村は左ロー。笠原は左ロー、左ミドル。笠原は左ローから右ボディー、左フックのコンビネーション。笠原は左ロー。笠原は左右のボディーから左ロー。中村は左ストレート。中村の左ハイに笠原も左ミドルを合わせると、これがローブローとなり一時中断。再開後、笠原は左右のパンチから左ローのコンビネーション。中村は左ミドル、左ハイ。終了間際に笠原が飛びヒザ。これで中村が右目上をカット。

那須川龍心が階級が上の王者を完封してISKA王座を獲得。試合後には王座を返上してのスーパーフライ級戦線への殴り込みを宣言【RISE】

2025.06.21 Vol.Web Original

 RISEフライ級王者の那須川龍心(TEAM TEPPEN)が「RISE WORLD SERIES 2025 YOKOHAMA」(6月21日、神奈川・横浜BUNTAI)で行われた「ISKA K-1ルール 世界ストロー級(-51.5kg)王座決定戦」で勝利を収め、2冠王となった。しかし試合後には王座を返上し、スーパーフライ級(–53kg)での戦いに打って出ることを宣言した。

 那須川はISKA K-1ルール 世界フェザー級の現役王者でもあるハマダ・アズマニ(モロッコ/アルティメットファイトスクール)と対戦した。

 1R、ともにオーソドックスの構え。ハマダは長い脚でミドル、ローを飛ばす。那須川のパンチにカウンターを合わせるハマダ。那須川も右ハイ。那須川はハマダのミドルをさばいて左ボディー。那須川は前に出て右ストレート。那須川はコーナーを背負わせ左ボディー。前に出るハマダに左アッパーを合わせる。ハマダはサウスポーにスイッチして左ミドル。那須川は圧をかけてワンツー。ハマダは変則的なキックを飛ばすが見切る那須川。左ミドルのハマダに那須川が右ストレートを打ち抜く。

中村寛の「勘違いしている。腹が立っている。つぶしに行く」に笠原友希は「向かい合って怖さも感じなかった」とさらり【RISE】

2025.06.20 Vol.Web Original

 RISEのビッグマッチ「RISE WORLD SERIES 2025 YOKOHAMA」(6月21日、神奈川・横浜BUNTAI)の前日計量が6月20日、神奈川・横浜市内で開催された。

「RISE WORLD SERIES 2025 -61.5kg Tournament」の準決勝に出場する中村寛(日本/BK GYM/第8代ライト級王者)は61.30kg、笠原友希(日本/シーザージム/シュートボクシング日本スーパーフェザー級王者)は61.45kg、常陸飛雄馬(日本/TARGET SHIBUYA/スーパーフェザー級3位)は61.35kg、エン・ペンジェー(中国/仏山温拿拳館)は61.45kgで揃って規定体重をクリアした。

 セミファイナル(第13試合)では中村と笠原が対戦。3月29日に行われた1回戦で中村はチャンヒョン・リーに判定勝ち、笠原はパヌワット・TGTに2RでKO勝ちを収めている。

 計量後に行われた会見で笠原は「相手も調子が良さそうで向かい合ってさらに楽しみになりました。明日はしっかり準決勝に勝って僕が主人公になるんで楽しみにしていてください」と勝利への自信を見せた。

ISKA王座決定戦に臨む那須川龍心「自分勝手にやっている格闘技で少しでも恩を返せたら」と王座獲得に意欲【RISE】

2025.06.20 Vol.Web Original

 RISEのビッグマッチ「RISE WORLD SERIES 2025 YOKOHAMA」(6月21日、神奈川・横浜BUNTAI)の前日計量が6月20日、神奈川・横浜市内で開催された。

 メインイベントで行われる「ISKA K-1ルール 世界ストロー級(-51.5kg)王座決定戦」で対戦する那須川龍心(日本/TEAM TEPPEN/第3代RISEフライ級王者)は51.45kg、ハマダ・アズマニ(モロッコ/アルティメットファイトスクール/ISKA K-1ルール 世界フェザー級王者)は51.4kgでともに規定体重をクリアした。

 那須川は昨年11月に数島大陸を1RKOで破り、RISEフライ級王座を獲得。今年2月に行われた年間表彰式「RISE’s PRIZE」ではMVPに輝き、3月のビッグマッチ「RISE ELDORADO 2025」では兄・天心が判定勝ちに終わり、RISE世界バンタム級王者の志朗が判定負けを喫しているクマンドーイ・ペッティンディーアカデミーにKO勝ちを収めている。

 アズマニはプロ戦績は32戦23勝(3KO)8敗1分のISKA K-1ルール 世界フェザー級の現役王者。

 計量後の会見で那須川は「すごくいい練習ができて、整った状態でここまで来れました。自分のためにやっている格闘技を皆さんがすごい応援してくれて、自分はすごい幸せだなと思います。自分勝手にやっている格闘技で、少しでも恩を返せたらと思っているので、皆さん明日はしっかり那須川龍心の全てを見せるので応援よろしく願いします」と語った。

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