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兄・天心の檄も及ばず。那須川龍心はトーナメント初戦で塚本望夢に判定負け【RISE166】

2023.02.24 Vol.Web Original

 RISEの20周年記念大会となる「RISE166 -RISE 20th Memorial event-」(2月23日、東京・後楽園ホール)で行われた「RISE NEW WARRIORS フライ級(-51.5kg)トーナメント」に出場した那須川龍心(TEAM TEPPEN)は初戦の準決勝で塚本望夢(team Bonds)に判定負けを喫した。

 トーナメントは次代のRISEを背負うであろう10代の4選手によって行われ、決勝で塚本にKO勝ちした松本天志(HAWK GYM)が優勝した。

 那須川と塚本はアマチュア時代に対戦経験があり、その時は塚本が判定勝ちを収めている。那須川にとってはリベンジマッチでもあった。

 リングサイドの関係者席に龍心の兄・那須川天心が陣取る中、試合がスタート。

小林愛理奈がダウンを奪いSB王者MISAKIに判定勝ち。試合後に外国人選手とのOFGマッチをアピール【RISE166】

2023.02.24 Vol.Web Original

 RISEの20周年記念大会となる「RISE166 -RISE 20th Memorial event-」(2月23日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで女子アトム級1位の小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM)とシュートボクシング(SB)日本女子アトム級王者のMISAKI(TEAM FOREST)が対戦し、小林が判定勝ちを収めた。

 MISAKIは昨年12月25日に行われたRISEとSBの対抗戦で宮﨑小雪と対戦するも0-2の判定負け。宮﨑との再戦実現に向け、RISEに乗り込んできた格好だ。

 対する小林は宮﨑に3連敗を喫してはしまったが、階級を上げて臨んだ昨年11月の試合では宮﨑の姉・宮﨑若菜に勝利を収め、12月には宮﨑の同門、平岡琴と女子初のオープンフィンガーグローブ(PFG)マッチに臨み、ダウンを奪ったうえで判定勝ちを収めている。試合後のマイクで「階級を上げて逃げたとか言われているが、何年経っても小雪選手を倒す」と宣言していた。

壮絶KO勝利のリカルド・ブラボがイ・ソンヒョンvs海人の勝者への挑戦をアピール。OFGマッチにも名乗り【RISE166】

2023.02.24 Vol.Web Original

 RISEの20周年記念大会となる「RISE166 -RISE 20th Memorial event-」(2月23日、東京・後楽園ホール)でRISE参戦2戦目となるリカルド・ブラボ(アルゼンチン/WSRフェアテックス)がサーシャ・タダヨニ(イラン/TEAM OTA)に2RKO勝ちを収め、ミドル級王座への挑戦とオープンフィンガーグローブ(OFG)マッチでの試合をアピールした。

 ブラボはアルゼンチンからのキック留学生で17歳の時に来日し現在23歳。初代M-1世界スーパーウェルター級、新日本キックボクシング協会ウェルター級の王座を獲得し、戦績は26戦22勝(17KO)2敗2分の戦績を誇る強豪。昨年12月にRISEに初参戦を果たし、今年2月での引退が決まっていた緑川創のRISEラストマッチの相手を務め、延長にもつれ込む熱戦の末、ドローに終わっていた。

 1R、ゴングと同時にいきなりダッシュし歩み寄るタダヨニ。まだロープにもたれていたブラボがガードを固めると打ち合いに。タダヨニがブラボをコーナーに詰めるが、体勢を立て直したブラボが左フックでダウンを奪う。それでも圧をかけるタダヨニ。ブラボは左右のフックを連打。タダヨニはガードを固めパンチを返す。ブラボの左フック、右ストレート右フックがジャストミートもタダヨニは立ち続ける。

小林愛三が昨年敗れたテッサ・デ・コムとのリベンジマッチが決定。「勝って“戦いたい日本人選手”の名前を言う」【RISE168】

2023.02.24 Vol.Web Original

「RISE168」(5月28日、東京・後楽園ホール)の一部対戦カードが2月23日発表された。RISE QUEENフライ級(-52kg)王者の小林愛三(NEXT LEVEL渋谷)がランキング1位でEnfusionストロー級王者のテッサ・デ・コム(オランダ /Fightteam Vlaardingen)を相手に初防衛戦に臨むこととなった。

 2人は昨年12月25日の「RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022」(東京・両国国技館)で行われたRISEとGLORYの対抗戦「RIVALS RISE×GLORY」で対戦し、コムが1Rにダウンを奪ったうえで判定勝ちを収めている。小林にとっては早くもリベンジの機会が与えられた。

 小林ははこの日行われたRISEの20周年記念大会「RISE166 -RISE 20th Memorial event-」のリングに登場。マイクを握ると「リベンジが決まりました。とにかくすごく悔しい、数日…どころかへこんでいたんですが、そんなへこんでいる時間はないので、このリマッチで絶対に勝って“愛三ってやっぱり強かったな”と皆さんに思わせたいと思います。そういう試合をします」とコムへのリベンジを誓った。そして「あと、今年中に戦いたい日本人選手がいます。対抗戦も始まっていて、すごく熱い時期だと思うので、リング上でその戦いたい選手の名前を言えるように、まずこの試合をしっかり勝ちたいと思います」と意中の日本人選手がいることと、その選手との今年中の対戦についても言及した。

魁斗が前王者の梅井泰成を破り門口佳佑の持つ王座への挑戦をアピール【RISE165】

2023.02.23 Vol.Web Original

 RISEの20周年記念大会となる「RISE165 -RISE 20th Memorial event-」(2月23日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで前フェザー級王者の梅井泰成(Mouton)が魁斗(立志會館)を相手に再起戦に臨むも、0-2の判定で敗れ2連敗となった。現在ランキング3位の魁斗は試合後のマイクで王座挑戦をアピールした。

 梅井は昨年3月に行われた「第4代フェザー級(-57.5kg)王座決定戦」で平野凌我に勝利を収め王座を獲得も、8月の初防衛戦で門口佳佑に敗れ王座を明け渡していた。

 対する魁斗は“西の天才”と評されるテクニシャンで2021年7月には現王者の門口にも勝利を収めており、今後のタイトル戦線を占う一戦でもあった。

大﨑孔稀vs寺山遼冴の次代のホープ対決は大﨑のローブローで寺山が試合続行不可能となりドロー【RISE165】

2023.02.23 Vol.Web Original

 RISEの20周年記念大会となる「RISE165 -RISE 20th Memorial event-」(2月23日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで大﨑孔稀(OISHI GYM)と寺山遼冴(フリー)が対戦した。大﨑は23歳、寺山は19歳と今後のRISEを背負うであろう2人の対戦だったが、大﨑のローブローを受けた寺山が試合続行不可能となり、そこまでの判定が行われたうえでドローとなった。

 大﨑は2019年からRISEに参戦。初戦こそ政所仁に判定負けを喫したものの、その後、着実に白星を重ね、2021年に行われた「DEAD OR ALIVE−53kgトーナメント」ではリザーブマッチからの繰り上がりながら準決勝出場の権利を得る。志朗と対戦予定だったのだが規定体重をクリアできず失格。復帰にあたり階級を上げ、3連勝と再起を果たし昨年10月には“幻の準決勝”志朗戦を実現させるも返り討ちに。12月には当時SB日本スーパーバンタム級王者だった植山征紀を破っている。

王者・直樹に中村寛が挑戦。イス投げ挑戦アピールで遺恨発生の2人の対戦がついに実現【RISE167】

2023.02.23 Vol.Web Original

「RISE167」(4月21日、東京・後楽園ホール)の一部対戦カードが2月23日発表された。ライト級(−63kg)王者の直樹(BRING IT ONパラエストラAKK)が同級3位の中村寛(BK GYM)を相手に初防衛戦に臨む。

 直樹は2021年1月に行われた「第7代ライト級王座決定戦」で秀樹を破り王座を獲得。その後、白鳥大珠との再戦や海外の強豪との再戦、階級が上の山田洸誓との対戦といったカードが続いていたことからなかなか防衛戦を行うことができない状況となっていた。

 直樹が王座獲得後の初戦となった2021年9月の「RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA」(神奈川・ぴあアリーナMM)の白鳥戦後にマイクを握り他団体への出撃をアピールしていたところに、中村がリング下からイスを投げ入れたうえでリングに上がり王座挑戦をアピールするという暴挙をはたらき、2人の間に遺恨が発生していた。

 当時、中村はRISEのリングで結果が出ておらずランキングも下位だったことから、タイトル戦もワンマッチでの対戦も実現せず。しかしその後、結果を残しランキングも上位に押し上げ今回のタイトル戦を実現させた。

 2人はこの日行われたRISEの20周年記念大会「RISE165 -RISE 20th Memorial event-」のリングに登場。

 中村は「意気込みは何もない。試合が決まったんでやるだけ」、直樹は「今日は過去の王者やレジェンドがたくさん来ているが王者としてこのリングに立てることを誇りに思っている。必ず防衛する」とそれぞれコメント。

 その後のフォトセッションでは直樹より前に立とうとする中村に直樹が怪訝そうな表情を見せた。

KO勝ちの数島大陸が「誰がタイトルマッチにふさわしいかしっかり考えてほしい」と王者・田丸辰への挑戦をアピール【RISE165】

2023.02.23 Vol.Web Original

 RISEの20周年記念大会となる「RISE165 -RISE 20th Memorial event-」(2月23日、東京・後楽園ホール)で数島大陸(及川道場)がPRANDAM BRAVELY(BRAVELY GYM)を2RKOで破り再起を果たした。返す刀でフライ級王座挑戦をアピールした。

 数島は昨年10月に行われた「初代RISEフライ級(-51.5kg)王座決定戦」で田丸辰(TRY HARD GYM)と対戦するも0-3の判定で敗れ、王座奪取を逃していた。今回はそれ以来の再起戦で大分在住のタイ人ファイター、PRANDAMと初の外国人選手との対戦となった。

 1R、数島はサウスポー、PRANDAMはオーソドックス。PRANDAMは右ミドル、右ロー。数島は左ミドル、前蹴りを返す。数島が前に出るところにPRANDAMが右ハイも数島はしっかりガード。数島の左ストレートにぐらつくPRANDAM。数島が距離を詰めて左ストレート、左アッパー、左ボディーと多彩なパンチでPRANDAMを翻弄。PRANDAMの右ハイはスウェーでかわす数島。

大﨑一貴が世界前哨戦でスペインの無敗男と対戦。「RISEの大﨑が一番強いということをしっかり見せたい」【RISE ELDORADO】

2023.02.15 Vol.Web Original

 RISEのビッグマッチ「RISE ELDORADO 2023」(3月26日、東京・有明アリーナ)の第3弾カード発表会見が2月15日、都内で開催された。

 スーパーフライ級王者の大﨑一貴(OISHI GYM)がハビエル・セシーリオ(スペイン/ELITE GYM)を相手に世界戦に向けた前哨戦に臨むこととなった。

 大﨑は2020年2月からRISEに参戦すると9月には田丸辰を破り王座を獲得。翌年行われた「RISE DEAD OR ALIVE 2021 −53kgトーナメント」では1回戦を突破するもケガで準決勝を欠場。昨年3月に復帰すると田渕神太、サンチャイ・TEPPENGYMを破り、10月には自らが欠場したトーナメントを制した風音を相手に初防衛戦を行い判定で破り、−53kg最強を証明した。今年1月にはムァンコーン・ブームデックシーンにKO勝ちし、改めて世界タイトル戦の実現をアピールしていた。

 セシーリオは13戦12勝1分の無敗のファイター。積極的に前に出るスタイルで12勝のうち5つのKO勝利を挙げている。

世界トーナメントに向け田丸辰vs風音の軽量級屈指の好カードが実現。風音は「なんで俺が青コーナーやねん?」【RISE ELDORADO】

2023.02.15 Vol.Web Original

 RISEのビッグマッチ「RISE ELDORADO 2023」(3月26日、東京・有明アリーナ)の第3弾カード発表会見が2月15日、都内で開催された。

 RISEフライ級王者・田丸辰(TRY HARD GYM)と「RISE DEAD OR ALIVE 2021 −53kgトーナメント」王者・風音(TEAM TEPPEN)の軽量級屈指の好カードが実現することとなった。

 −54kg契約での試合となるのだが、会見でRISEの伊藤隆代表が7月2日に大阪で開催される「RISE WORLD SERIES 2023 OSAKA」から−54kgで世界トーナメントを開催することを発表。「RISE WORLD SERIES 2023」(8月26日、東京・大田区総合体育館)で準決勝を行い、10~11月に決勝が行われる。伊藤代表は「その3大会に向けて53~55kgあたりの強豪をピックアップしていく。2人の試合はセレクションマッチという形になる」とも語った。

海人がイ・ソンヒョンの持つミドル級王座に挑戦。「RISEも背負って世界で戦っていきたい」【RISE ELDORADO】

2023.02.15 Vol.Web Original

 RISEのビッグマッチ「RISE ELDORADO 2023」(3月26日、東京・有明アリーナ)の第3弾カード発表会見が2月15日、都内で開催された。

「RISEミドル級(-70kg)タイトルマッチ」で同級1位のシュートボクシング(SB)のエース、海人(TEAM F.O.D)が王者イ・ソンヒョン(RAON)に挑戦することが発表された。

 ソンヒョンは「コリアンモンスター」の愛称で日本と世界を股にかけて戦うファイター。これまでRISE3階級制覇の裕樹、シュートボクシング世界王者の鈴木博昭、HOOST CUP王者の麻原将平ら国内のトップファイターを次々と撃破。2019年に松倉信太郎との王座決定戦で勝利を収め王座を獲得したのだが、折からの新型コロナ禍で来日がかなわない時期が続いたことから今回が初防衛戦となる。2021年11月に北アイルランドで行われた大会でのジョニー“スィフト”スミス戦で戦線に復帰し、昨年8月には久々の来日を果たし緑川創と延長の末、引き分けている。

 海人は「SBの最高傑作」と言われる存在で、昨年6月の「THE MATCH 2022」ではK-1 WORLD GPウェルター級王者の野杁正明に勝利を収め、日本最強を証明。その後、RISEとSBでサモ・ペティ、ケンダル・カラクァート、ストーヤン・コプリヴレンスキーと世界の強豪を相手に3連勝。今月11日には「NO KICK NO LIFE」で緑川創の引退試合の相手を務め、3RでKO勝ちを収めた。

 両者は2019年にSBのリングで対戦し、その時は海人が判定勝ちしている。

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