RIZINが6月14日、北海道・札幌の真駒内セキスイハイムアイスアリーナで行われた「RIZIN LANDMARK 11 in SAPPORO」の大会中に「RIZIN WORLD GP 2025 フライ級トーナメント」の出場者を発表した。
トーナメントには8選手が参加し「超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り」(7月27日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で1回戦が行われる。
出場するのは扇久保博正(THE BLACKBELT JAPAN)、神龍誠(神龍ワールドジム)、伊藤裕樹(ネックス)、山本アーセン(KRAZY BEE / NAUGHTY HOUSE)、ヒロヤ(JAPAN TOP TEAM)、アリベク・ガジャマトフ(ダゲスタン/KHK DAGESTAN)、エンカジムーロ・ズールー(南アフリカ/CIT Performance Institute)、元谷友貴(アメリカン・トップチーム)の8人。
中でも注目は元谷。元谷は2012年にはフライ級王座決定トーナメントを制し、DEEP最年少となる22歳で王座を獲得。初代と第3代王座に輝いた。しかし2016年4月の「RIZIN.1」では56.7kg契約でアラン・ナシメントと対戦の予定だったが、前日計量で契約体重をオーバーし体重が落ちず体調不良となったことからドクターストップがかかり試合は中止に。同月、DEEPフライ級王座を返上している。その後はバンタム級で活躍。2018年10月にはDEEPでバンタム級王座を獲得。今年3月の香川大会では井上直樹の持つRIZINフェザー級王座に挑戦も1-2の判定で敗れ、王座獲得に失敗した。
今回のフライ級トーナメント参戦について、榊原信行CEOは大会後の総括の際に「元谷から強い要望があった」と語っている。