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久保優太のRIZIN王座挑戦の夢をシェイドゥラエフが粉砕。グラウンドでのパウンド、鉄槌、ヒジで殺戮KO【RIZIN.49】

2024.12.31 Vol.Web Original
 RIZINの10回目の大晦日大会となる「RIZIN DECADE/RIZIN.49」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ ※ABEMA PPV等で配信)で元K-1 WORLD GPウェルター級王者の久保優太(PURGE TOKYO/BRAVE)がラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス/Ihlas)と対戦した。
 
 事実上の次期挑戦者決定戦ともいわれた試合はシェイドゥラエフがグラウンドでの圧倒的な打撃で久保を殺戮KOした。
 
 1R、サウスポーの久保とオーソドックスの構えのシェイドゥラエフ。シェイドゥラエフが右のオーバーハンド。久保は左ハイ。シェイドゥラエフが右ストレートを出す。シェイドゥラエフの頭が下がったところに久保が左ハイ。久保が左ひざを放った際にシェイドゥラエフは組み付いてリフトしてテイクダウンに成功。背中をつけさせられた久保。シェイドゥラエフはポジションを変えながらサイドポジションに。そしてシェイドゥラエフは強烈なパウンド。シェイドゥラエフはマウントを取って腕十字を取りかける。そしてパウンドを連打。久保はなんとかガードに入れるがシェイドゥラエフのパウンドは強烈。しがみつく久保だがシェイドゥラエフはパウンドと鉄槌を連打。久保は顔面から出血も何とかしのぎ切る。

福田龍彌が芦澤竜誠に戦慄の秒殺KO勝ちで「これがDEEPの王者です。強いっしょ?」【RIZIN.49】

2024.12.31 Vol.Web Original
 RIZINの10回目の大晦日大会となる「RIZIN DECADE/RIZIN.49」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ ※ABEMA PPV等で配信)でDEEPの2階級同時制覇王者の福田龍彌(MIBURO)が芦澤竜誠(フリー)を相手に戦慄の秒殺KO勝ちを収めた。
 
 この対戦は芦澤の指名で実現。大会の約2週間前に電撃発表された。
 
 1R、サウスポーの福田とオーソドックスの芦澤。前手で距離を探りながら福田が圧をかける。そして福田が一瞬の踏み込みで左ストレートを打ち込むと芦澤がダウン。福田は追撃のパウンドを落としたところでレフェリーが試合を止めた。試合は54秒の秒殺KO劇だった。
 
 福田は試合後のマイクで「取ったどー! まず芦澤君、ご指名、ありがとうございました。これがDEEPの王者です。強いっしょ? 13年戦ってきて、みんなに喜んでもらえる戦いというのは得意なので、またチェックしてください、よいお年を。オブリガード」とさらりと挨拶した。

偶発的なローブローで不完全燃焼。「カッコいい先輩で戦い切りたかった。申し訳ない」の新居すぐるに後輩・武田光司が「一緒に帰りましょう」【RIZIN.49】

2024.12.31 Vol.Web Original
「RIZIN DECADE/RIZIN.49」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ ※ABEMA PPV等で配信)で六本木のバウンサーとしての先輩後輩である武田光司(フリー)と新居すぐる(HI ROLLERS ENTERTAINMENT)が対戦した。試合は3Rにコーナー際での攻防の際に新居のヒザ蹴りが武田の下腹部を直撃。武田が試合続行不可能となり、この時点までの判定となって武田が勝利を収めた。
 
 1R、サウスポーの武田とオーソドックスの新居。武田が圧をかける。新居が踏み込んでヒザを放つが武田が組み止め、逆にタックルで押し込む。しかし新居は左腕をとらえアームロックを狙う。しのぐ武田だが新居は洗濯ばさみで武田の首をとらえる。首を抜いた武田だが、新居は左腕は離さない。武田が強引に投げるが新居は離さない。武田が逆に右腕を取りに行く。新居はクラッチを離すと武田がサイドバックからパンチを連打。新居の上半身が外に出てしまい、ブレイクでスタンドから再開。圧をかける武田。新居は右に回る。武田は追って右ローを立て続け。

桜庭大世が「勝っちゃえば、文句言えない」と臨んだ試合で矢地祐介を秒殺TKO。「七光りでも強いんだぞということを少しは見せられたかと思う」【RIZIN.49】

2024.12.31 Vol.Web Original
 RIZINの10回目の大晦日大会となる「RIZIN DECADE/RIZIN.49」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ ※ABEMA PPV等で配信)で日本格闘技界のレジェンド桜庭和志の長男である桜庭大世(サクラバファミリア)がMMAデビュー戦に臨んだ。桜庭はRIZINライト級のトップ戦線で長く活躍する矢地祐介(フリー)と対戦し、まさかの1R26秒で秒殺TKO勝ちを収めた。
 
 1R、ともにサウスポー。矢地は右ハイ。桜庭は左右のフック。桜庭の左のミドルを矢地がキャッチ。ここで桜庭が片足のまま左フックを打ち抜くとこれで矢地がダウン。桜庭がすぐに鉄槌とパウンド。意識が飛んでいた矢地を見てレフェリーがすぐに試合を止めた。

梅野源治がMMAデビュー戦で大雅に判定勝ち。絞め技であわや一本のシーンも【RIZIN.49】

2024.12.31 Vol.Web Original
「RIZIN DECADE/RIZIN.49」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ ※ABEMA PPV等で配信)で“日本ムエタイ界の至宝”梅野源治(PHOENIX)とRISEスーパーフェザー級王者の大雅(TRY HARD GYM)がともにMMAデビュー戦で対戦した。試合はともにタックルや組み付きといった動きを見せ一進一退の攻防を展開し、最後は梅野が3-0の判定勝ちを収めた。
 
 1R、サウスポーの大雅とオーソドックスの梅野。互いにステップを踏んで様子をうかがいながらパンチを出す。詰められた大雅が組み付いて押し込むが攻防が止まり離れる大雅。前に出る梅野を足を使ってかわす大雅。梅野は詰めてワンツーの右ストレート。大雅は足を使って梅野の圧を逃がす。大雅の右ローに右ストレートを合わせる梅野。梅野のパンチをかわしてタックルの大雅。ロープに押し込むが攻めきれず離れる大雅。大雅はインカーフ。梅野は前に出てパンチ。大雅がパンチをかいくぐりカウンターでタックル。しかし梅野がフロントチョークにとらえる。大雅はなんとかしのぐ。頭を抜く大雅。大雅は上野ポジションからパウンドを狙いたいが、梅野はクロスガード。大雅は逃れて立ち上がるとローを蹴り、踏みつけを狙う。梅野は下で冷静に対処。

安保瑠輝也がカリミアンにフルマークの判定勝ち。カリミアンは反則のバックハンドブローを連発。パンチがレフェリーに誤爆【RIZIN DECADE】

2024.12.31 Vol.Web Original
 RIZINの10回目の大晦日大会となる「RIZIN DECADE/雷神番外地」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ ※ABEMA PPV等で配信)で元K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者の安保瑠輝也(MFL team CLUB es)と前K-1 WORLD GPクルーザー級王者のシナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY)がRIZINスタンディングバウトルール(100.0kg契約、2分6R。判定決着あり)で対戦した。試合は16.6kg差を克服した安保がフルマークの判定勝ちを収めた。
 
 安保は当初、元WBC世界ライト級暫定王者のライアン・ガルシア(アメリカ/ゴールデンボーイ・プロモーションズ)とRIZINスタンディングバウトルールで対戦の予定だったが、ガルシアのケガで試合が延期されることが18日に発表された。その後、22日に発表されたBreakingDownファイターを中心とした朝倉未来の選抜選手とBLACK ROSEを中心とした平本蓮の選抜選手との対抗戦「雷神番外地」への出場が発表され、26日にはその対戦相手がカリミアンとなることが発表された。

1年ぶりに登場の三浦孝太が1RでKO負け。勝った冨澤大智はRIZINフライ級への参戦をアピール【RIZIN DECADE】

2024.12.31 Vol.Web Original
 RIZINの10回目の大晦日大会となる「RIZIN DECADE/雷神番外地」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ ※ABEMA PPV等で配信)で三浦孝太(BRAVE)が昨年大晦日以来の試合に臨むも1RでKO負けを喫した。
 
 三浦は平本蓮率いるBLACK ROSEのメンバーとして朝倉未来の選抜選手、冨澤大智(フリー)とRIZIN MMA特別ルールで対戦した。
 
 1R、サウスポーの冨澤とオーソドックスの三浦。三浦が右ハイも冨澤がかわす。冨澤が関節蹴り。三浦は左フック。冨澤が前蹴り、左インロー。冨澤の前蹴りをキャッチしてテイクダウンを狙う三浦だが冨澤が切る。そして冨澤は左のショート。これで腰が一瞬落ちた三浦。しかしすぐにタックルにいったところに冨澤がヒザを合わせると三浦がダウン。冨澤が追撃のパウンドを落としたところでレフェリーが試合を止めた。

前K-1王者の朝久泰央が2度のダウンを奪ってBreakingDown王者のYURAに判定勝ち。ファイトマネーは全額寄付【RIZIN DECADE】

2024.12.31 Vol.Web Original
 RIZINの10回目の大晦日大会となる「RIZIN DECADE/雷神番外地」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ ※ABEMA PPV等で配信)で前K-1 WORLD GPライト級王者の朝久泰央(朝久道場)とRISEのスーパーライト級でも7位にランクインする、BreakingDownフェザー級王者のYURA(ダイヤタイガージム)がRIZINキックボクシングルールで対戦した。
 
 朝久は2021年7月にゴンナパー・ウィラサクレックを破り、王座を獲得も昨年3月に与座優貴に敗れ陥落。その後、ケガで長期欠場となり、今年10月にKrushで龍華を相手に復帰戦に臨み、判定で勝利を収めた。
 
 YURAはBreakingDownで活躍する一方でRISEにも参戦。昨年12月の「RISE WEST.21」ではねぎ魔神、今年3月には「RISE ELDORADO 2024」というビッグマッチにも出場しKENTAに勝利し、スーパーライト級(-65kg)で7位にランクイン。10月の「FIGHT CLUB.2」では木村“ケルベロス”颯太にTKO勝ちを収めている。また12月8日に行われた「BreakingDown14」ではフェザー級1dayトーナメントで優勝しBreakingDown初代フェザー級王者となっている。

朝倉未来と平本蓮が2025年5月4日に「THE MATCH 2」で再戦

2024.12.31 Vol.Web Original
 朝倉未来(JAPAN TOP TEAM)と平本蓮(剛毅會)が2025年5月4日に再び拳をまじえることが12月31日に電撃発表された。
 
 RIZINの榊原信行CEOがこの日行われた「RIZIN DECADE」のオープニング映像で発表した。
 
 2人が戦うのは2022年に那須川天心と武尊がメインで戦った「THE MATCH 2022」の第2弾となる「THE MATCH 2」。会場は東京ドーム。
 
 2人は「超RIZIN.3」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)のメインイベントで行われた「ラストマンスタンディングタイトルマッチ」で対戦して、平本蓮が1RでKO勝ちを収めている。
 
 試合後、朝倉は引退を表明していたが、榊原信行CEOが引退撤回は向けて動くことを口にするなど、その去就に注目が集まっていた。
 
 また、この一戦については試合後に平本にドーピング疑惑が浮上するなど物議を醸した。この疑惑については試合当日の検体の検査結果は陰性との結果が出ている。

久保優太「現時点では五分五分。10回やったら5回勝てるうちのそれを最初に1回引くだけ」【RIZIN.49】

2024.12.30 Vol. Web Original
「RIZIN.49」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが12月29日、都内で行われた。
 
 今大会では元K-1 WORLD GPウェルター級王者の久保優太(PURGE TOKYO/BRAVE)がラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス/Ihlas)と対戦する。この試合は今後のフェザー級王座戦線を大きく左右する一戦となる。
 
 久保は今年3月に元修斗環太平洋フェザー級王者でONE Championshipにも参戦していた高橋遼伍(KRAZY BEE)に判定勝ち、7月には初代RIZINフェザー級王者の斎藤裕(パラエストラ小岩)にKO勝ちを収め、一気にフェザー級トップ戦線に浮上。フェザー級王座獲得を目標に掲げる久保にとっては勝利が義務付けられた一戦となる。
 
 シェイドゥラエフは今年6月にRIZINに初参戦を果たすと武田光司に一本勝ち、9月には元RIZINバンタム級王者のフアン・アーチュレッタにも一本勝ちを収めている。
 
 久保は勝利の可能性について「いつも毎回100はない。勝負事なので自信はないですけど、当初試合が決まったときは個人的には5%くらい。10回やったら9.5回負ける、1回も勝てないというくらいの感じだったけど、現時点では五分五分くらいまではもってきた。10回やったら5回勝てるうちのそれを最初に1回引くだけ」との見立てを口にする。
 
 シェイドラエフの印象については「黙っていても無敗のままUFCに行って活躍するんじゃないかと思う選手。ただ僕と出会ってしまったから、1敗してからUFCに行ってほしい(笑)」とさりげなく自信のコメント。
 
 試合については「自分はやることは決まっている。間違っても自分の寝技がたまたま極まっちゃうことはまずない。寝技にまぐれはないんで。自分は8歳から立ち技格闘技をやってきた。そういった経験がある。自分が勝っているところで勝つ。それさえできればMMAでは誰にも負けないと思っている。やることは一つ」と打撃で勝負。

福田龍彌「何も考えていないが、ちゃんと仕留めにはいく」、芦澤竜誠「長引くけど終わるときは一瞬で終わる」【RIZIN.49】

2024.12.30 Vol. Web Original
「RIZIN.49」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが12月29日、都内で行われた。
 
 大会の約2週間前に対戦が電撃発表された芦澤竜誠(フリー)とDEEPの2階級同時制覇王者の福田龍彌(MIBURO)がともに独特の感性で試合について語った。
 
 芦澤は昨年大晦日に太田忍を相手にMMAデビュー戦に臨むも1RにグラウンドパンチでKO負け。しかし今年7月の「超RIZIN.3」で皇治と激闘を繰り広げた末に判定でMMA初勝利を挙げると11月の「RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA」では元ライト級キング・オブ・パンクラシストの昇侍にKO勝ちを収めている。
 
 福田は昨年5月にDEEPフライ級トーナメントで優勝。12月には念願の海外挑戦でカザフスタンのNaiza FCフライ級王者のエレンガイポフに挑戦するも敗戦。今年3月にバンタム級に階級を上げ、9月にはDEEPバンタム級暫定王座決定戦で瀧澤謙太と対戦し、1Rに失神KO勝ちを収め、DEEP2階級制覇を成し遂げた。RIZINには昨年9月に山本アーセンにTKO勝ちを収めて以来の参戦となる。
 
 先にインタビューを行った福田は芦澤について「みなさんが思ってる印象と一緒やと思います。“ピース”って感じの気持ちの強いファイターだと思う」試合については「やっぱりいつも通りヒリヒリ、ピリピリ。それはどこでやる時も一緒。真剣に狩りにいくという感じ」と語る。

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