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木村拓哉「タクシーに乗ったら運転手さんと会話を楽しみたい」『TOKYOタクシー』大ヒットに感謝

2025.12.03 Vol.web original

 

 公開中の映画『TOKYOタクシー』の大ヒット舞台挨拶が12月3日、都内にて行われ、俳優の倍賞千恵子、木村拓哉、蒼井優と山田洋次監督が登壇。劇中でタクシーの運転手を演じた木村がタクシードライバーからの反響を明かした。

 2022年に日本でも公開され話題を呼んだフランス映画『パリタクシー』を原作に、山田監督が舞台を東京に移し替え人生の喜びを描くヒューマンドラマ。

 公開初日1位スタートの大ヒット。絶賛とともに“TOKYO”に続きご当地での続編“〇〇タクシー”を希望する声が全国から上がっている本作。

 映画にちなみ「実際に乗ってみたいタクシーは?」と聞かれると、タクシーで人生の終活に向かうマダムすみれを演じた倍賞は、木村が演じたタクシー運転手・宇佐美浩二に「浩二さん以上の人はいませんから」。一方の木村は「今、乗るとまず“シートベルトの着用をお願いします”と言われるので、カチャッと音をさせるだけで、すごくうれしそうな運転手さんを見ると…しておこう、と」と笑いを誘いつつ「今回、実際のドライバーさんが劇場に足を運んでくださっているようで。自分はタクシードライバーをやっているので見ておかないと、と。タイトルが『TOKYOタクシー』ということで、実際のドライバーの方々が見てみようという感覚になってくださっているのはうれしいです」。

 さらに木村は「1カ月以内にタクシーに乗る機会があったらドライバーさんとの会話や空気感を楽しみたいなと思います」。最後に「今後、皆さんにかたわらに携えていただける作品にしていただけたら。またいつでも乗りたくなったらご乗車をお願いいたします」と笑顔で呼びかけていた。

蒼井優、木村拓哉に『TOKYOタクシー』シリーズ化を提案「あと46道府県」

2025.11.21 Vol.web original

 

 映画『TOKYOタクシー』の初日舞台挨拶が11月21日、都内にて行われ、俳優の倍賞千恵子、木村拓哉、蒼井優らキャストと山田洋次監督が登壇。蒼井の「全国版」でのシリーズ化案に木村が意欲を示した。

 2022年に日本でも公開され話題を呼んだフランス映画『パリタクシー』を原作に、山田監督が舞台を東京に移し替え人生の喜びを描くヒューマンドラマ。

 この日は、映画にちなみ「忘れられない出会い」を一同に質問。倍賞が『下町の太陽』(1963年)で初めて山田監督作に出演した当時を振り返ると、山田監督も「当時の若い監督たちは誰もが映画を撮るならあの人を主役にと思っていた。倍賞さんはそのときからあこがれの人」。

 木村は「作品を見終わった皆さんの、僕らを迎えてくださる温かい表情が忘れられないですし、こういう思いをしたくて、自分はまた違う作品の現場に赴けたらいいなと思います」。

 蒼井は山田監督の『学校』のオーディションで「落ちちゃったんですけど(笑)」と明かし「ある時期、自分はこういう世界の仕事に向いてないかもしれないと、1回立ち止まろうと仕事を休んでいたときがあったんですが、そのときに山田監督の『おとうと』という作品に呼んでいただいて」と感謝。

 さらに蒼井は「『TOKYOタクシー』の次は『OSAKAタクシー』『NIIGATAタクシー』と…残り46道府県ありますし。木村さんに、いろんな県のタクシー運転手さんを」と全国版でのシリーズ化を希望。木村も「なら、やろう!」と快諾し、観客も大いに盛り上がっていた。

 この日の登壇者は倍賞千恵子、木村拓哉、蒼井優、迫田孝也、優香、中島瑠菜、神野三鈴、山田洋次監督。

倍賞千恵子、木村拓哉の目は「“お兄ちゃん”渥美清さんより大きな目」

2025.11.21 Vol.web original

 

 映画『TOKYOタクシー』の初日舞台挨拶が11月21日、都内にて行われ、俳優の倍賞千恵子、木村拓哉、蒼井優らキャストと山田洋次監督が登壇。倍賞が木村との共演を振り返った。

 2022年に日本でも公開され話題を呼んだフランス映画『パリタクシー』を原作に、山田監督が舞台を東京に移し替え人生の喜びを描くヒューマンドラマ。

 終活のため木村が演じる運転手のタクシーに乗る老婦人すみれを演じた倍賞。撮影の思い出を聞かれると、山田監督との代表的シリーズ『男はつらいよ』が柴又で撮影を終え、本作の撮影が柴又から始まったことを振り返り「終わりと始まりが柴又だったことは生涯忘れられないと思います」。

 トークでは、お互いについて聞かれた倍賞と木村がどちらが先に話すかでジャンケンを始め、観客をほっこりさせる一幕も。木村は「経験値は比べ物にならないのに本当にフラットな方。疲れていても大変なことがあっても、いつも笑顔で包んでくださるので、その都度、魔法にかけられたみたいになります」。

 一方の倍賞も木村に「いつも(タクシーの)前と後ろで会話していたんですけど。バックミラーに“お兄ちゃん”より大きな目が映るんです。渥美清さんより大きな目が」と『男はつらいよ』シリーズで兄妹を演じた名優を引き合いにし「この人にだったら全部言ってしまおうと、すみれがどんどん出てきました」と、役の感情を引き出した木村に感謝。

 倍賞と木村がすっかり恒例となったハイタッチを交わしたり、蒼井が提案した「残り46都道府県でシリーズ化」案に木村が快諾するなど、大いに盛り上がった初日舞台挨拶。

 最後に木村は「何度か乗りたくなるタクシーになっていたら」とアピールし、倍賞も「劇場を出てどなたかとふと目が合ったらハイタッチするのも楽しいかなと思います」と茶目っ気を見せていた。

 この日の登壇者は倍賞千恵子、木村拓哉、蒼井優、迫田孝也、優香、中島瑠菜、神野三鈴、山田洋次監督。

木村拓哉「幼少期に住んでいた柴又で『男はつらいよ』の撮影を見てました」山田洋次監督と熱いハグ

2025.10.29 Vol.web original

 

 第38回東京国際映画祭センターピース作品『TOKYOタクシー』(11月21日公開)の舞台挨拶が29日、日比谷にて行われ、俳優の倍賞千恵子、木村拓哉と山田洋次監督が登壇。木村が幼少期に体験した、山田監督との“縁”を振り返り熱い思いを語った。

 2022年に日本でも公開され話題を呼んだフランス映画『パリタクシー』を原作に、山田監督が舞台を東京に移し替え人生の喜びを描くヒューマンドラマ。

 本作が91作目の監督作となる山田監督。映画祭から特別功労賞を贈られると「長生きしてたくさん映画を撮ってきてしまった。そのことでほめられて、こんな賞を頂けたんだと戸惑いながらも思っております」と茶目っ気たっぷりに喜びつつ、娯楽にあふれた現代で奮闘する日本映画界の後輩たちへの思いを吐露。

 そんな山田監督に倍賞、木村がお祝いの花束を贈り、木村は監督と熱いハグ。

 スピーチを終えて椅子に座った山田監督の口元の高さにマイクを合わせるなど、自然な気配りを見せていた木村。本作の物語の始まりの場所であり、山田監督の『男はつらいよ』シリーズの舞台・柴又について聞かれると木村は「自分は幼少期に柴又に住んでいたこともありまして。実際に『男はつらいよ』の撮影に人だかりができている中の“人だかり分の1”として“何やってるのこれ?”と。その光景を見ていたんですよと監督に言ったら“そうなのか、君はいたのか”という言葉を頂きました(笑)」。

 懐かしそうに振り返りつつ、今回の柴又での撮影に「あの町自体が、山田組がここでまた撮影をしてくれる、という…山田組の者だけではなく現場全体の空気感が、もう一度脈を打ち出したような感じがしていました」と感慨深げ。

 さらに木村は山田監督の特別功労賞受賞に「監督は本当にいろんなことに興味や愛情をお持ちになられていて、だからこその現役なんだなと。それが今回の賞につながっているんだと、今ずっと考えていました」と生涯現役の山田監督をたたえ「皆さんも、こういう先輩がいると、もう1回やる気が出ますよね。本作を見てくださった方なら、こんな先輩がいるんだなと、生きていく力というか現役でいる力を受け取っていただけるんじゃないかなと思います」と熱いメッセージ。

 木村の祝福に山田監督も「ありがとう、木村くん」とうれしそうに笑顔を見せていた。

 第38回東京国際映画祭は11月5日まで日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区にて開催中。

木村拓哉と夫婦役の優香「優しい夫」にデレデレ「奥様のことを愛してらっしゃって」

2025.10.20 Vol.web original

 

 映画『TOKYOタクシー』の完成披露舞台挨拶が20日、都内にて行われ、俳優の倍賞千恵子、木村拓哉、優香らキャストと山田洋次監督が登壇。木村と優香が夫婦役を振り返った。

 2022年に日本でも公開され話題を呼んだフランス映画『パリタクシー』を原作に、山田監督が舞台を東京に移し替え人生の喜びを描くヒューマンドラマ。

 鑑賞後の観客の大声援に笑顔を見せた一同。それぞれの役について語る中、倍賞が演じる主人公すみれの過去で“ひどい夫”を演じた迫田孝也が役どころを苦笑しながら振り返ると、山田監督が「彼は異常な人間だけど、特別ではなくて、誰もがどこかに同じ部分を持っている」と語り、木村も「監督がおっしゃった、皆にもある一部分なんだよ、という…。嫌だけど分かるもんね」と共感しつつ「でも初めて見たときはショックが大きかった」。

 木村と夫婦を演じた優香も「なんてひどいヤツだと思いました」と言い、迫田を苦笑させると、山田監督が「あなたは“優しい夫”がいたからね」。すると優香は「そうなんですよ(笑)。奥様のことを愛してらっしゃって。こちらもです」とデレデレ。

 そんな優香から、役について考えた“裏設定”を促された木村は「夜勤明けで、明るい昼間に寝るときに何かないかなと、奥さんが使っていたアイマスクを使っているという設定を考えたんです。同じ寝室で横になっているということや、目を閉じて安心できる、ちょっと彼女を感じられる匂いとかもあるのかなと。それで寝てみたらどうかな、と」と明かし、優香も「脚本に描かれていない部分まですごく考えていらっしゃるんです」と木村の役作りをたたえていた。

 この日の登壇者は倍賞千恵子、木村拓哉、迫田孝也、優香、中島瑠菜、山田洋次監督。

 

倍賞千恵子、木村拓哉のさりげない優しさに感謝「暗がりでパッとスマホの明かりを」

2025.10.20 Vol.web original

 

 映画『TOKYOタクシー』の完成披露舞台挨拶が20日、都内にて行われ、俳優の倍賞千恵子、木村拓哉らキャストと山田洋次監督が登壇。倍賞が木村とのほのぼのエピソードを明かした。

 2022年に日本でも公開され話題を呼んだフランス映画『パリタクシー』を原作に、山田監督が舞台を東京に移し替え人生の喜びを描くヒューマンドラマ。

 鑑賞後の観客による万雷の拍手で迎えられた一同。倍賞は「見終わった後、誰かと“ハイタッチ”していただけたら」。木村は「受け取ってくれてうれしいです。何度も“乗車”していただけたら」と言い「見終わった後ということもあり、皆さんが良き理解者に見えます」と客席を見渡した。

 今回の役どころについて聞かれた倍賞は「山田監督の『男はつらいよ』で、さくらという役で長いことご一緒させていただいたんですけど。今回、映画の中でマニキュアをしたり豪華なネックレスやハンドバッグを身につけたり。そんな役やったことなかったんです。今日もそのネイルをやってきたんです」と披露。

 さらに「撮影中も何度も(ネイルを)手直ししてもらって。暗がりでやってると、木村くんがやってきてパッとスマホで明かりを作ってくださるんです。そのときは本当に助けられました」と、木村の優しさに感謝した。

『ハウルの動く城』以来の共演となる倍賞と木村。舞台挨拶前のセレモニーでは、木村の運転で登場した倍賞。「前回はアフレコで1日ご一緒したけどあまり話せなくて。今回は毎日タクシーのなかでいろいろなことを話せた」と木村との本格共演を喜んでいた。

この日の登壇者は倍賞千恵子、木村拓哉、迫田孝也、優香、中島瑠菜、山田洋次監督。

木村拓哉、タクシーを運転して東京タワーに登場!蒼井優から「バックで…」無茶ぶり?

2025.10.20 Vol.web original

 

 映画『TOKYOタクシー』の完成披露セレモニーが20日、港区・東京タワーにて行われ、俳優の倍賞千恵子、木村拓哉らキャストと山田洋次監督が登壇。木村が運転するタクシーの助手席に倍賞を乗せて登場した。

 2022年に日本でも公開され話題を呼んだフランス映画『パリタクシー』を原作に、山田監督が舞台を東京に移し替え人生の喜びを描くヒューマンドラマ。

 この日のセレモニーは、東京の名所・東京タワーで実施。劇中でタクシー運転手を演じる木村が、助手席に倍賞を乗せ、撮影でも使ったタクシーを自ら運転して登場。観客の大声援の中、タクシーから降り立った木村はエレガントなしぐさで倍賞をエスコート。駆け付けたファンも大いに盛り上がった。

 木村の運転に倍賞が「すごく真面目な方で、運転がお上手なので安心して乗っておりました」と言うと、木村は「撮影以来、この車だったので懐かしいな、と。でも今回は倍賞さんに助手席に乗っていただくというのは全然雰囲気が違うので…」と恐縮しつつ「でも(蒼井)優ちゃんから“木村さん、できるんだったらバックでお願いします”と言われた」と蒼井の無茶ぶりを暴露し笑いを誘った。

 トークでは、木村が撮影時に山田監督が言った一言に感銘を受けたというエピソードも披露。技術面の調整待ちに焦れた山田監督が「“僕はテクノロジーを撮りに来てるんじゃなくて芝居を撮りに来てるんだよ!”と。そのお言葉を聞いてタクシーの中にいた僕と倍賞さんは背筋がピッと伸びました」と明かし、山田監督は「言ったかな」と照れ笑い。倍賞も「言いましたよ。私たちハイタッチしましたもんね」と山田監督の一言を振り返っていた。

 この日の登壇者は倍賞千恵子、木村拓哉、蒼井優、迫田孝也、優香、中島瑠菜、山田洋次監督。

木村拓哉の「バラエティーで見せる顔」に巨匠・山田洋次監督がオファー 19年ぶりタッグ

2025.01.23 Vol.web original

 松竹の2025-26年ラインナップ発表会が23日、都内にて行われ、山田洋次監督の最新作『TOKYOタクシー』の製作が発表。出演する倍賞千恵子、木村拓哉が実写初共演に期待を寄せた。

 松竹創業130周年記念として製作される『TOKYOタクシー』は、2022年に日本でも公開され話題を呼んだフランス映画『パリタクシー』を原作に、山田監督が舞台を東京に移し替え人生の喜びを描くヒューマンドラマ。

 山田監督が「内容は重いのに何故ここまで軽快かつユーモラスに観られるのか。どんなところにその秘密があるのだろうかと考えさせられた」と『パリタクシー』に引かれた理由を語ると、人生の終活に向かうマダム高野すみれを演じる倍賞も「これを山田さんがお書きになって、舞台を日本に置き換えたらどうなるのかとても楽しみ」。

 すみれを乗せ施設まで送ることになるタクシー運転手・宇佐美浩二役を演じるのは木村拓哉。倍賞と木村はアニメーション映画『ハウルの動く城』以来、実写では初の共演。

 倍賞が『ハウル』当時の木村の印象を「Gパンに白シャツ姿で階段をパタパタと上がって来て。カッコいいなあと思った」と振り返りつつ「そこから少し歳を重ねたかとは思うけれど、待ち時間にふっと木村さんを見たら眼鏡をかけて佇んでいる姿がとても印象的。静かにしている木村さんってこんなに素敵なんだ!と感動しました」とうっとり。

 一方の木村も倍賞について「長きにわたって山田組に咲き続けているお花」と表現しつつ「今回の現場ではどう咲き続けてくださるのか。傍で拝見させていただこうと思います…あと、現場では静かにします!」とニヤリ。

 そんな木村は『武士の一分』以来19年ぶりの山田組参加。実は、バラエティー番組出演時の木村の素顔に魅力を感じ、今回の起用につながったと言う山田監督。

「タクシー運転手という平凡な一人の男になった時に、彼が普段人に見せないような姿がふっと見られたら素敵だと思う。今までの木村拓哉さんの作品にはない魅力をこの映画で奪い取りたい」。

 木村も「僕が年末年始に出た番組を山田監督は何本も見てくださったらしくて。“素晴らしかったよ。あのような木村君が良いんだよ”と言ってくださいました」と照れながら、巨匠の期待に「山田監督が魅力的だと言ってくれた自分の素の部分を良い形で投影できたらと思います」と意気込んだ。

『TOKYOタクシー』は11月21日公開。

 この日は、歌舞伎やアニメ作品のラインアップも紹介され、尾上菊之助、尾上丑之助、原菜乃華、マイカ ピュらも登壇した。

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