UNIVERSAL タグーの記事一覧
MAOが10度目の王座防衛。相手の負傷による不本意勝利に「ゼインが帰ってきた時に必ず合同大会でリマッチをやろう」【DDT×GCW】
DDTプロレスが8月12日、東京・後楽園ホールで米プロレス界きっての破天荒団体GCWとの合同興行「Never Ending Noisy Summer」を開催した。メインイベントではDDT UNIVERSAL王者のMAOが元WWEスーパースターで新日本プロレスに参戦経験もあるアレックス・ゼイン(旧名=アリ・スターリング)との防衛戦に臨んだ。試合はゼインの負傷によるレフェリーストップで不本意な勝利ながらも、MAOは2ケタの10度目の王座防衛に成功した。
開始早々、手探りの展開から、MAOがラ・ケブラーダを発射。ゼインは場外でのフランケンシュタイナーで逆襲。場外戦が続くなか、ゼインは北側ステージの角を踏み台にムーンサルトアタック狙いもMAOが回避。この着地の際、ゼインは右足首付近を痛めたもよう。両者リングに戻るも、ゼインは足を押さえてなかなか立ち上がれず。ロープをつかんでなんとか立つも、すぐに倒れる。続行は危険と判断したレフェリーが、ここでストップをかけ、試合が終了した。
UNIVERSAL王者MAOが“憧れの人”獅龍を破りV9に成功「KO-D無差別級獲ってDDTのさらなる高みに行かなきゃいけない」【DDT】
DDTプロレスが6月16日、初使用となる東京・TOKYO FMホールで「Dramatic Dream “BATTLE”」を開催した。DDT UNIVERSAL王者のMAOが“憧れの人”で5日後に引退を控えた獅龍を破り9度目の防衛に成功。7月21日、両国国技館での上野勇希とのKO-D無差別級王座戦での必勝を期した。
宮城出身のMAOはみちのくプロレスに影響を受けてプロレスラーになった。特にルードユニット海援隊☆DXへのリスペクトは特別だった。そのメンバーの一人で、対戦経験のないカズ・ハヤシの“化身”獅龍も憧れの人だった。その獅龍が引退を控えるとあって、MAOから挑戦者に指名しタイトル戦が実現した。
MAOが7・21両国でのKO-D無差別級王座挑戦に意気込み「無差別とUNIVERSAL獲ることがあったら、全く違う色の防衛戦をやっていきたい」【DDT】
DDTプロレスが5月27日、東京・渋谷区のAbemaTowersで記者会見を行い、前日の後楽園ホール大会で「KING OF DDT~20th Anniversary~」を制したDDT UNIVERSAL王者のMAOが登壇した。
準決勝では樋口和貞を下したが「自分でもいまだに信じられないのですけど、ここにトロフィーがあります。いろんな戦いをくぐり抜けて手元に残ったのはこのベルトだったけど、ついにトロフィーまで来るようになって。まだ実感がないんですけど、ここにトロフィーがあるんで。準決勝で樋口さんに勝てた、あそこさえ乗り切れればってずっと思ってやってきて。大変な戦いだったんですけど、真っ向からいくしかないと思ってて、想像以上に真っ向からいってる自分がいて。何度も押し切られそうになったんですけど、あえて言うなら樋口さんの土俵のなかで戦ってたのかなと。あまり自分らしい試合ではなかったんですけど、そんななかで樋口さんを倒せたのはすごく意味のある、決勝につながる準決勝でした」と振り返った。
決勝では佐々木大輔を破ったが「佐々木大輔も準決勝で(クリス・ブルックスと)ノーDQマッチやって、後で映像見たり、モニターもちらちら見たりしてたんだけど、まさかこんなにひどい目に遭ってから決勝に来たとは思わなかった。お互いにズタボロでの決勝だったんですけど、向こうには向こうの積み重ねてきた意地があるだろうし、簡単にMAOなんか上にいかせられないよって感じだったと思うんですけど。なんとか私も意地と根性と最後気合だけです。気合だけでなんとか佐々木大輔を振り切って、テッペンを取ることができました。積み重ねてきたトーナメントの1回戦、2回戦、そして準決勝、決勝、僕にとって意味のない戦いは1個もなかった。すごくいい形でKING OF DDT20周年の節目を取れたことをうれしく思います」と語った。
この優勝により、MAOは7月21日、両国国技館のメインイベントでKO-D無差別級王座に挑戦することが決定。対戦相手は6月5日、新宿FACEでの王者・上野勇希vs挑戦者・髙木三四郎による同王座戦の勝者になる。それについて「ついに両国のメインイベンターになる日が来ました。キャリア9年にして両国のメインに立つわけです。2015年8月の両国でデビューして、9年後、両国のメインイベンターになってる。自分の成長を1個感じられるし、いつかはやんなきゃと思ってたんで、しかるべきタイミングで両国のメインに立てるのかなと思うと、ワクワクするし、みんなが僕についてきてくれれば、それなりのものを見せられる自信があるし。今まではあまり自信はなかったんですよ。両国のメインだって言われてもやっていく自信がなかったけど、このUNIVERSALのベルトを獲って、近くでKO-D無差別級のベルトを持って引っ張り続けてる上野勇希という存在が、僕のマインドを変えてくれた部分がある。KING OF DDT獲って、いざという感じで両国に臨むことができます。まだどっちが来るか分からないんですけど、上野勇希か髙木三四郎が来るか分からないんですけど、MAOの初両国メインの相手として、どっちも大切な影響を受けてる選手なので、どっちが来てもうれしい。髙木さんが来たらウェポンランブル、これだけは言い切っておきましょう」と発言。
保持するUNIVERSAL王座に関しては「1カ月くらいはトーナメントに専念しようと思ってたので、防衛戦の相手を自分から探すこともなく、名乗り挙げられたら受けなくもないかなと思ってたけど、トーナメントのなかだからそういうこともなく。優勝という形でフィニッシュしたので、次の防衛戦のことも考えていきたいと思います。両国でKO-D無差別あるんですけど、そんなことは関係なしに、UNIVERSAL、またガンガンやっていきたいと思います。日本国内でも幅の広い戦いを、UNIVERSAL道をしていきたいと思うんで。来月(6月16日)、初めて使う会場(TOKYO FMホール)があるじゃないですか。そこでやりましょう。DDT初進出で、(1・21)品川(プリンスホテル内クラブeX)でブライアン・キースとやったんですけど、そういう所でUNIVERSAL、ガンガンやっていきたい。FMホールでUNIVERSAL選手権やる。相手は今から探す。募集はしない。俺が見つけ出す。やりたいと思った相手と防衛戦やりたいと思います」と希望し、6・16TOKYO FMホール戦でのV9戦が決まった。
1年ぶり復帰の中村圭吾がMAOの持つUNIVERSAL王座に電撃挑戦表明。EXTREME王者・勝俣瞬馬はアントーニオ本多を挑戦者に指名【DDT】
DDTプロレスが4月21日、神奈川・鶴見青果市場で「ネタバレ禁止興行 vol.1」を開催し、DDT UNIVERSAL、DDT EXTREMEの2大王座戦の実施が緊急決定した。
オープニングでサウナカミーナのMAO、勝俣瞬馬、To-yがリングに上がり、MAOが欠場のあいさつをしていると、中村圭吾がDDT UNIVERSALのベルトを持って現れた。右ヒザの故障のため1年間欠場していた中村は26日の東京・ひがしんアリーナ(墨田区総合体育館)でMAOとのシングル戦で復帰する。
中村は「MAOさん、復帰戦よろしくお願いします。一つ提案があります。復帰戦でこのUNIVERSALのベルトかけてやってもらえないでしょうか? 1年間欠場してたまってるものがあるんです。それをこのUNIVERSALにかけたいんです」と熱望。今林久弥GMが中村を叱責するも、MAOは「面白そうじゃねぇか。こういうのを待ってたよ。前代未聞のことをやろうぜ。中村のことだから断らないよ」と受諾し、この一戦がUNIVERSAL王座戦になることが急きょ決まった。
バックステージで中村は「復帰戦でUNIVERSALをMAOさんから獲って、僕の大好きなDDTの中心メンバーになるんで。(特殊な意気込みの見せ方は?)復帰するんで、マジメに獲りに行きます。虫を食ったりは去年の話です。新たな自分で行きます。UNIVERSALのMAOさんは世界から注目されてる。それで獲れば、世界の中村圭吾になるんで」と大マジメに語った。
MAOは「ああいう奴がいるから面白い。復帰戦でUNIVERSALに挑戦させてくださいって、どの口が言ってんだって。そういうの好きだから。第1試合だろうから、逆に面白いわ。いつか受けてやろうと思ってたけど、早ければ早いほどいいでしょう。いろいろたまってたものがあると思うんで、好きにやってくれ。(ブランクがあるが?)欠場前から、俺が一番買ってた後輩なんで。俺いろんなできないことあるけど、俺にできないことをあいつは結構できる。だから楽しみにしてます。そこを引き出せるくらいボコボコにしないといけないだろうけど。期待を込めてボコボコにするつもりでいます」と迎撃態勢を整えた。
MAOがよもやの“じゃんけん”でビリー・スタークスを破り、UNIVERSAL王座V7「常に人の一歩先を行く」【DDT】
DDTプロレスが現地時間4月4日(日本時間5日)、米ペンシルベニア州フィラデルフィア・ペンズランディングケーターズで1年ぶりの米国大会「DDT goes PHILADELPHIA!」を開催した。DDT UNIVERSAL王者のMAOは東京女子プロレスでも活躍したビリー・スタークス(AEW)とのV7戦に臨み、じゃんけんで勝利するという“DDTらしい”結末となった。
“ノールールマッチ”とあって、両者は大量のイスを持ち出し、イスチャンバラ。MAOはスタークスにイスを持たせ、旋風脚、みちのくドライバーⅡも返される。スタークスはイスの上に変型バスターで投げるもカウントは2。MAOはイス盛りの上にみちのくドライバーⅡ、立てた板に投げるも、スタークスはカウント1で返す。MAOは立てたイスの上に板を設置して、キャノンボール450°を投下するも自爆。スタークスが回転足折り固めにいくと、切り返したMAOはジャーマンのような形でホールドするも、両者の肩がついていたダブルフォール。ならばとじゃんけん勝負となり、1回目、2回目はおあいこ。3回目はMAOがチョッキ、スタークスがパーでMAOが勝利を挙げた。
MAOは「ビリー・スタークス、ちょっとネジが外れてんだよ。俺がじゃんけん早く出し過ぎて、アイツが後出しで負けるという奇跡的な負け方だよ。これがUNIVERSALといったところでしょうか。私の積み上げてきたことはすべてじゃんけんに表れた。常に人の一歩先を行く。DDTは楽しいんだよっていうのを分かってくれたらそれでいい」と話した。
UNIVERSAL王者・MAOが正田壮史に戦慄のKO勝ち。次期防衛戦は4・4米国大会でのビリー・スタークス戦【DDT】
DDTプロレスが3月17日、東京・後楽園ホールで「Judgement2024〜旗揚げ27周年記念大会5時間スペシャル〜」を開催した。DDT UNIVERSAL王者のMAOが正田壮史に戦慄のKO勝ちを収め、6度目の防衛に成功。MAOは次期挑戦者に女子のビリー・スタークス(AEW)を指名し、4月4日(現地時間)、米ペンシルベニア州フィラデルフィアでのDDT米国大会で防衛戦が実現する。
MAOから「DDT、プロレスに愛がない」と酷評されていた正田の覚悟は本物だった。スワン式ミサイルキックで奇襲を掛けた正田は、ストンピング、サッカーボールキックを連発。MAOがスタナーで返したところでゴングが鳴る。MAOが掌底を打てば、正田はハイキック、三角蹴り、そして正田がチカラKOBUムキムキを狙うと、回避したMAOはパッケージ・パイルドライバー。ソバット、ミドルキック3連発。正田は張り手連発から、強烈なハイキックで反撃。この一発でスイッチが入ったMAOは掌底8連発、顔面蹴り、居合いキック(トラースキック)。さらにヘッドバットから、セカンドロープからの旋風脚で正田をKOした。
UNIVERSAL王者MAOがまたまた挑戦者・正田壮史を一刀両断「オマエにはDDTにもプロレスにも愛がない!」【DDT】
DDTプロレスが3月14日、都内で「Judgement2024〜旗揚げ27周年記念大会5時間スペシャル〜」(3月17日、東京・後楽園ホール)に向けて公開記者会見を行った。DDT UNIVERSAL王者のMAOが挑戦者・正田壮史をまたまた一刀両断にした。
2月25日、後楽園で町田光を破り王座を防衛したMAOに正田が挑戦表明。MAOは受諾はしたものの、3・6新宿FACEでの前哨戦後に「正田にはDDTにもプロレスにも愛がない」と辛らつな発言を残していた。
冒頭、正田は「前哨戦の3・6新宿大会の後、MAOさんに僕がプロレス、DDTを好きじゃないんじゃないかと言われて。そのとき言い返せなくて。すごい悔しい思いをしたんですけど。でも、そのなかでDDT、プロレスをどう好きかを言葉だけじゃ説明できないんで。だからこそ、後楽園で絶対にUNIVERSALのベルトを獲って、僕がDDTの未来であるということを、そしてDDTをプロレスを大好きだというのを皆さんに伝えます」と意気込んだ。
これを聞いたMAOは「いろんな言葉を投げかけて、何かいいのが返ってくるかなと思ったら、まだ返ってこなかったな。言葉で説明できないなら行動なんだろうけど、俺からしたら、オマエはDDTにもプロレスにも愛がない。プロレス好きだと思うけど、愛が足りないよ。シャーデンフロイデ(インターナショナル)やってるけど、俺のほうがクリス(・ブルックス)にも、(アントーニオ)本多さんにも、マサさん(高梨将弘)にも愛があると思う。(高木)三四郎をどうこうしようというのも、俺が何年も前からやってたこと。でもそれは高木さんに愛があって、俺が夢見た高木三四郎を取り戻してほしくて、愛をもってやってる。だけどオマエはそうやったらおいしくなるだろうなって思ってやってる。そこに愛はない」とバッサリ斬り捨てた。
佐々木大輔が7・23両国で対戦するエル・デスペラードの“入り待ち”も会場職員に追い出される【DDT】
DDTプロレスが5月21日、東京・後楽園ホールで「KING OF DDT 2023 FINAL!!」を開催した。大会終了後、撤収時間になっても会場に居座った“カリスマ”佐々木大輔が後楽園の会場職員に追い出されるハプニングが発生した。
佐々木は、同日夜に同会場で新日本プロレスの興行があり、7月23日に東京・両国国技館で一騎打ちを行うエル・デスペラードが出場するため、興行が終わって撤収作業が進むなか、控え室に残った。
報道陣を招集した佐々木は「マスコミさんよ、俺が何をしてるか分かるか? 今日は昼がDDT、夜が新日本プロレス。つまりデスペラードが来るってことだ。俺が今からデスペラードの入り待ちをして、両国に向けて記念撮影でもしたほうがいいだろ」と意図を説明。
UNIVERSAL王者・上野が1・13新宿での土井、佐々木との3WAY防衛戦に向け泰然自若。王座死守後のプランも語る【DDT】
「3月の米国大会でタイトルマッチをすることが夢」
DDTプロレスが1月11日、東京・渋谷区のAbemaTowersで13日に東京・新宿FACEで行われるDDT UNIVERSAL選手権(王者・上野勇希vs挑戦者・土井成樹vs挑戦者・佐々木大輔)の調印式と記者会見を行った。土井と佐々木は言いたい放題だったが、上野は王座を死守した先の青写真をしっかりと描いた。
同王座戦を巡っては、3日の後楽園ホール大会で土井と佐々木による次期挑戦者決定戦が実施されたが、30分時間切れドローに終わったため、3WAYマッチによるタイトル戦に変更になった。試合形式は王者の希望により、勝ち抜け戦ではなく最後の一人になるまで戦うサバイバル戦が採用される。
調印書にサインを済ませた土井は「DDTに参戦して2カ月、ようやくシングルで結果を出すときがきた。オイ、佐々木大輔! まずはオマエや。この前の挑戦者決定戦、なに30分もやってんねん。空気読まんかい、あそこ普通、俺やろ。まあ選手権試合は60分、この前の続きやろうぜ」と発言。続けて「上野については、DDTの現在、未来だと思ってるから。そこは俺が食ったるから。サバイバル3WAYって難しい名前ついてるけど、俺が2人ピンフォール、ギブアップ獲ったらええんやろ? 俺はずっとサバイバルしてきたから、勝ち残りっちゅう話や。難しくもなんともない。オマエ(佐々木)と決着つけて、俺がチャンピオンの上野から獲ったら一番おいしいと思うから」とベルト獲り宣言。