中田英寿「ブラジルで日本を世界に発信」

2014.06.03 Vol.618
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 ワールドカップが開催されるブラジルで期間限定でオープンする『nakata.net Cafe@サンパウロ』のレセプションが、2日、港区のブラジル大使館で開かれた。中田英寿は「ブラジルから日本文化や日本人の生き方を世界に発信していきたい」と意気込みを語った。

 同店は、ワールドカップ開催期間中、現地の人気カフェとコラボレーションし、日本酒や日本食、器、和菓子などを提供。日本の伝統文化の素晴らしさなどを発信していくのが狙い。

  中田は「世界からワールドカップを機会に(サンパウロ)に来られる方に、できる限り日本のファンになっていただいて、可能であれば、日本戦も応援していただけるように力になれればと思っている」と、話した。
 

お台場でサッカーを科学する

2014.05.29 Vol.618
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  サッカーを科学する企展『Football Science Stadium ~サッカーがもっとおもしろくなる科学~』が、お台場のソニー・エクスプローラサイエンスで開催中だ。

 サッカーを支えるさまざまな技術や記憶に残るプレーの裏側にある科学を紹介するもの。ボールがネットに吸い込まれていくように見えるゴールシーンの秘密が分かったり、離れていく2人の選手の背番号をどの角度まで読むことができるかで自分の視野を測ってみることができるなど、さまざまな展示や最新技術を体験することで、ブラジルW杯がさらに楽しめそうだ。

 ソニー・エクスプローラサイエンス内のスタジオSESにて開催中。企画展への入場は無料だが、ソニー・エクスプローラサイエンスへの入場料が必要になる。


鈴木寛の「2020年への篤行録」  第8回 W杯の裏にある人々の思い

2014.05.25 Vol.618
 この3月からサッカー協会の理事に就任しました。去る5月12日、サッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会の日本代表メンバーが発表されました。かつて三浦知良選手や中村俊輔選手の落選が劇的に報道されたことがありましたが、毎度のことながら、選ばれた選手、選ばれなかった選手の明暗を分けてしまいます。  今回も、しばらく代表から遠ざかっていた大久保嘉人選手がサプライズ選出。昨年亡くなられたお父様の命日という奇遇も重なり、感動的に報じられました。大久保選手は前回のW杯に出場後、モチベーションが上がらず次第に代表の試合で出番が無くなっていきましたが、「もう一度、代表になれ」というお父様の遺志に奮起し、昨年は初の得点王を獲得。実力で代表復帰の機会をつかみ取りました。  一方で、川崎フロンターレの同僚である中村憲剛選手は2大会連続での代表入りは果たせませんでした。中村選手は悔しさの余り、ブログで「本当に一瞬、一瞬ですがどうでもよくなりました。ACLもリーグ戦も何もかも」と本音を漏らしていました。文字通り全身全霊をかけて目指した夢を絶たれた喪失感。私たちの想像を遥かに超えるものです。ただ、中村選手は「ボールがあれば、サッカーがあれば俺は前を向いていける」「今まで辿ってきた道は間違っていなかったと思うし、今までやってきたことに悔いは一切ない」とも綴っていて、予備登録メンバーとして準備をしっかり行う意向を示しました。私はこれを読んだとき、「ああ、本当のプロはこういう人のことなんだな」と心から尊敬しました。  今の若い人は、日本サッカーがW杯に出るのが当たり前のように感じているようですが、たかだかこの十数年のことに過ぎません。1993年にJリーグが始まる前の日本リーグの時代は、天皇杯の決勝等を除くと観客席はガラガラ。芝が張り巡らされた競技場も少なく、トップ選手が泥まみれになってボールを追いかけていました。先人たちが築き上げてきた歴史があっての今日だということを忘れてはなりません。  私の友人である藤田俊哉さんは、Jリーグのミッドフィルダーとして初の通算100得点を挙げる等、ずば抜けた活躍をされましたが、W杯出場はなりませんでした。しかし、彼のような名選手たちが切磋琢磨していたからこそ日本サッカーの層が厚くなり、競技力がアジアでトップクラスにいられるのです。現在、藤田さんはオランダに指導者留学をされていますが、新たな夢を追いかけられています。  以前、どこかの新聞で読んだ記憶なのですが、93年のJリーグの開幕戦「ヴェルディ川崎VS横浜マリノス」に出場した北澤豪さんは、「ピッチに立てなかった人たちの思いも背負って試合に臨んだ」という趣旨の話をされていました。これは今回のW杯の代表選手たちも同じ思いをお持ちだと思います。応援する私たちも、W杯の華やかな舞台の裏で、サッカー界の発展に尽くされてきた方々にも思いを巡らしていきたいものです。 (東大・慶大教授、日本サッカー協会理事、元文部科学副大臣、前参議院議員)

サプライズ選出の大久保「Jリーグで結果を出したのがすべて」

2014.05.23 Vol.618
 今回のW杯のメンバー発表で最もサプライズだったのはFWの大久保嘉人(川崎)の選出だ。  大久保について会見でザッケローニ監督は「非常に経験があり、嗅覚があり、どこにいったらチャンスがもらえるのかどうか分かっている選手。そういう意味では、それ以外の選手たちを成長させることが大切だとこれまで考えていたが、そういった計算のできる選手がチームに何を与えてくれるのか、そういうアイデアもこれまで持ち続けてきた」と語った。  大久保にはアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のために東京・羽田空港へと向かうバスの中で朗報が届いた。2012年2月以来、2年3カ月ぶりの代表復帰だった。  空港で会見し、「Jリーグで結果を出したのがすべて」と胸を張った。そして「サプライズで選ばれたのだから、もっともっと頑張らないといけない」と自分が置かれている立場を冷静に受け止め、ブラジルでの活躍を誓った。  13日には23人に加え、7人の予備登録メンバーを発表。MF中村憲剛(川崎)FW豊田陽平(鳥栖)らが選ばれた。23人に負傷など不測の事態が起きた場合、優先的に入れ替えられる位置づけになる。  また国内、米国での事前合宿には練習要員として、2020年東京五輪を目指す坂井大将(大分U−18)杉森考起(名古屋U−18)の2人を帯同することも合わせて発表された。

27日にキプロス代表戦

2014.05.23 Vol.618
 サッカーワールドカップ(W杯)ブラジル大会の日本代表メンバーの発表を受け、所属先での日程を終えて帰国した欧州組の合同自主トレーニングが16〜19日に東京都内で行われた。  初日は長谷部(ニュルンベルク)香川(マンチェスター・ユナイテッド)内田(シャルケ)吉田(サウサンプトン)が参加。約1時間半、ランニング中心のメニューでコンディション向上に努めた。17日には岡崎(マインツ)大迫(1860ミュンヘン)ら5人が合流。シーズンを終えて帰国した9人全員が顔をそろえた。  21日からは鹿児島県指宿市で代表の強化合宿を行い、25日の壮行会を経て、27日にはキリンチャレンジカップ2014でキプロス代表と戦う。6月にはアメリカでコスタリカ代表とザンビア代表と国際親善試合を行い6月7日にブラジルに移動する。

「リカちゃん」がサッカー日本代表を応援

2014.05.21 Vol.617
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 人気の着せ替え人形「リカちゃん」がサッカー日本代表チームを応援する。

「リカちゃん」を販売する株式会社タカラトミーは20日、「サッカー日本代表チームモデル リカちゃん 2014」を、6月12日に発売することを発表した。8000体の限定で、全国の玩具専門店や百貨店、量販店などで販売される。

「リカちゃん」のウェアは、現在のサッカー日本代表チームが着用するユニフォーム柄をモチーフとしたもの。左胸に日本国旗とサッカー日本代表チームのエンブレムがついていて、背番号は12。さらに、ジャパン・ブルーのシュシュで髪を結んでいる。3600円+税。

W杯コートジボワール戦 東京ドームでパブリックビューイング

2014.05.14 Vol.617
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 開幕まで1カ月を切ったW杯ブラジル。日本の初戦となるコートジボワール戦のパブリックビューイングが、6月15日に東京ドームで行われる。3万人で日本代表を応援するビッグイベント。

 普段は入ることができない人工芝にフィールドアリーナを設け、そこに505インチのLEDスクリーンを設置。ブラジルでの熱戦のライブ中継を放映する。スタンドは自由席、エキサイトシートと1階スタンドの一部を使った指定席も用意され、フードや飲み物、もちろんビールも楽しめる。

 さらに、元日本代表の福田正博氏がスペシャルサポーターとして登場し、現役時代のエピソードを交えながら、解説する。

 午前8時開場、同10時試合開始。料金はフィールドアリーナ3300円、スタンド自由2700円、同指定2900円。それぞれ税込み。中学生、小学生料金の設定もある。小学生未満は無料。5月18日発売。詳細は、オフィシャルホームページ(http://20140615.com)で。

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