皇治の「タケポンと試合するのやめようかな」に武尊が「そんな気持ちならやらないほうがいい」

前日の試合を振り返る皇治
「1Rで顔がぶっ飛ぶかと思った。あれは大雅の坊ちゃんもぶっ飛んでもしゃあない」

「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~初代クルーザー級王座決定トーナメント~」(9月24日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)の一夜明け会見が25日、東京都内で開催された。

 新生K-1初の大阪大会(12月8日、大阪・エディオンアリーナ大阪)での対戦が噂される武尊と皇治が間接的に火花を散らした。

 先に登場した皇治は前日のスタウロス戦について「疲れた。スタウロス君もホンマに強かった。1Rで顔がぶっ飛ぶかと思ったもんね。あれは大雅の坊ちゃんもぶっ飛んでもしゃあない。勝ったけど全く満足していない。やりたいことができなかったし、動きも悪かった。シルバーウルフの大宮司さんとかチームのスタッフとかみんなの応援があったから最後まで頑張れた。俺のファンがゼロだったら3Rで帰ってた。今回は力をもらえました」と振り返った。

 それでも武尊戦実現に向け、絶対に落とせない試合を乗り切ったことから一気に大阪大会モードに突入。「今K-1で一番調子に乗っているのはタケポンなわけやし。だから俺はすべてをかけて奪いに行こうと思っている。次はもっとヤバい姿を見せようと思っています」と話した。
武尊の「最近“いい人”感を出そうとしている」に「俺、めっちゃいい人ですよ」と笑顔を見せる
「宮ちゃんの眉間のしわがくっつくんちゃうかと思うくらい怒られた」

 武尊がマイクで「中途半端な勝ち方で俺の名前を出してるんじゃねえ」と怒っていたことについては「ごちゃごちゃ抜かしとるけどね、あいつも判定やったからね。どっちかと言ったら俺のほうが延長になってみんなドキドキしたでしょ。でもタケポンは倒しよったしな…。昨日帰ってからタケポンの試合の映像を見たんですよ。ちょっとタケポンと試合するのやめようかなと思って(笑)」とジョークで返しつつも「俺は不可能と言われたことを覆して今ここに座っている。みんなが無理やろ、と言われている奴に挑むのが男前やと思うし、俺の最高のファンとともにすべてを奪ってやろうと思ってます」と武尊戦実現への揺るぎない執念を見せた。

 また武尊が試合後の会見で皇治について「最近“いい人”感を出そうとしている。そこがむかつく」と言ったことについては「ええ人やん! 悪ぶってないし俺。俺はめっちゃいい人ですよ。だからモテるんです。モテる秘訣教えましょか?(笑)」と主張した。

 リング上で那須川天心と堀口恭司の名前を出したことについては「怒られましたね。宮ちゃん(宮田充K-1プロデューサー)の眉間のしわがくっつくんちゃうかと思うくらい。でも俺はみんなが盛り上がればいいと思ってるし。俺はよう分からんけど、せ・リーグとパ・リーグがあるから野球が盛り上がるわけで、両方切磋琢磨して盛り上がればいい。俺はありのままで行きますよ。でも昨日は調子に乗って言ったけど、天ちゃんはサウスポーやからやめとこ」と相変わらずの制御不能っぷりを見せた。
この日も皇治に厳しいコメントを残した武尊
「現役で何試合できるか分からない。それなりの選手じゃないとやるだけ時間の無駄」

 その後に登場した武尊はピュータスとの試合について「相手の選手のことは今までで一番警戒していて、厳しい戦いになると予想していたので早く終わってホッとした。3Rまでいったらどうなったかなと思っている。蹴りを出して時もびくともしない感じを60kgで初めて感じた。もっと自分のレベルを上げていかなければいけないと思った。圧勝といわれたが課題は見つかった。もっと成長できると思った。勝ったことの自信より、やっていかなければいけないことがたくさん見つかったのでいい勉強になった」と話した。

 大阪大会での皇治戦については、先に登場した皇治が昨日の武尊の試合を見て「試合するのやめようかな」と言ったことについては「それくらいの気持ちだったらやらないほうがいいと思う」とこの時ばかりはシビアな表情を見せた。

 もっとも今後やりたい相手を問われた時には「挑戦できる相手。あとはこの人とやったらファンが盛り上がるという選手。もしファンの人が皇治選手との試合が見たいというならやりたいと思う。それなりの選手じゃないとやるだけ時間の無駄。正直、現役で何試合できるか分からない。皇治選手がそこまでの気持ちだったらやるし、そこまでの気持ちがないんだったら時間の無駄なんでやりたくない」と話した。