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草彅剛「“高倉”剛です」高倉健さながら撮影中も「座らない」理由に会場爆笑

2024.04.23 Vol.web original

 

 映画『碁盤斬り』(5月17日公開)の完成披露舞台挨拶が23日、都内にて行われ主演・草彅剛をはじめ豪華キャスト陣と白石和彌監督が登壇。草彅が共演者から撮影中の姿を絶賛された。

 名作落語「柳田格之進」をベースに、ある冤罪事件によって娘と引き裂かれた男の復讐劇を描く。

 冤罪に貶められた浪人・柳田格之進役を演じた草彅。寡黙で頑固な武士役に「見終わった後“僕、ちゃんとやってるな”と思って」と自画自賛で笑いをさそっていたが「皆さんのおかげでちゃんと演じることができた。僕の代表作になったと思います」と胸を張った。

 そんな草彅に、共演の音尾琢真が「“撮影の間、座らない草彅剛”を見せていただいた。研ぎ澄まされていく感覚が途切れないようにですかね」と感嘆すると、草彅は「“高倉剛”です」とノリノリ。撮影現場で座らないという逸話で有名な名優へのリスペクトかと思いきや「座るとね眠くなっちゃうんですよ。5秒で」と言い、会場も大爆笑。

 さらに草彅は音尾のコメントが終わらないうちに「現場に囲碁の先生がいらっしゃったんですが、置くところだけ教えてくれればと言ったらしゅん、としちゃって。そしたら清原さんと中川くんが先生に熱心に教えてもらっていて、よかったと思った」など、他の共演者たちとのエピソードを次々と話し始め、草彅の独断場に。
 
 笑いの絶えない舞台挨拶となったものの、イベントの終盤、物語にちなみ「リベンジしたいこと」を聞かれた草彅は「この舞台挨拶をやり直したい。どこを切り取られるかと思ったら不安になってきた」と言い出し会場は大爆笑。

 イベント後の囲みでは「自分の“武器”は?」と聞かれ「へこまないところですかね」と答えた草彅だったが「今日はへこみますね。久しぶりの舞台挨拶で空回りしちゃって。でも失敗の先に成功があるので」とすぐに立ち直っていた。

 この日の登壇者は草彅剛、清原果耶、中川大志、奥野瑛太、音尾琢真、市村正親、斎藤工、小泉今日子、國村隼、白石和彌監督。

小泉今日子プロデュースの舞台「ピエタ」が2023年夏に東京・下北沢の本多劇場で上演。脚本・演出にペヤンヌマキ

2022.09.15 Vol.Web Original

直木賞作家・大島真寿美の同名小説を舞台化

 小泉今日子がプロデューサーを務める舞台、asatte produce「ピエタ」が2023年夏に東京・下北沢の本多劇場で上演されることが9月15日に発表された。

 同作は2019年に直木賞を受賞した大島真寿美の同名小説を舞台化するもので、原作は18世紀のヴェネツィアを舞台に作曲家ヴィヴァルディを取り巻く女性たちの姿を描き、2012年本屋大賞第3位に選ばれた。今回は劇作家・演出家・映像監督で演劇ユニット「ブス会*」の主宰を務めるペヤンヌマキが脚本・演出を担当する。

 今回の上演にあたり小泉は「2020年、新型コロナウィルス第一波の混乱の中、数多の舞台作品が公演中止を決断し、幻と消えていきました。asatte produce『ピエタ』もその一本です。『ピエタ』舞台化は会社設立時から叶えたかった夢のひとつでした。18世紀のシスターフッドであるこの物語を、信頼する友人ペヤンヌマキさんとタッグを組んで作れるなんて!なんと嬉しく頼もしいことでしょう。まだまだ先ですが、嬉しさのあまり発表させて頂きます」、ペヤンヌマキは「小泉今日子さんが長年温めてきた『ピエタ』舞台化の脚本と演出を任せていただけるなんて、私はなんてラッキーなんだと思い続けて時が経ちました。当初予定していた2020年は延期になってしまいましたが、私の中でラッキーは続いています。原作の大島真寿美さんの小説『ピエタ』は18世紀ヴェネツィアが舞台です。孤児、貴族、高級娼婦という身分や立場の違う女性たちが導かれ絆を深めていくという物語は、私がこれまで描いて来たテーマにも相通ずるとおこがましくも思っております。小泉さんの思いが詰まった舞台が、2023年夏、ついに実現します。お楽しみに!」とそれぞれコメントしている。

 同作は2020年に上演予定も新型コロナウイルスの影響により企画を変更し、ライブ、朗読、子供向け演劇など14企画23公演を行った「asatte FORCE」という企画の中の1演目として朗読として上演された。

フジロック、MISHIAら最終出演ラインアップとタイムテーブルを発表 アトミックカフェに小泉今日子、ウーマンラッシュアワー村本も

2021.07.17 Vol.Web Original

 人気夏フェスのフジロックフェスティバルは16日、最終の出演ラインアップとタイムテーブルを発表した。新たに発表されたのは、最終日22日にグリーンステージに出演するMISIAのほか、ライブやトークショーも行われるGypsy Avalon、キャンプサイト内のステージPYRAMID GARDEN、苗場食堂、ROOKIE A GO-GO、Day Dreamingのメンバー。Day Dreamingには、PKCZも出演する。これによって、全9ステージ、146組のアーティストが出揃った。

 フジロックフェスティバルは、全ステージ収容可能人数の半分以下で入場を制限。Gypsy Avalon、苗場食堂ステージは昼はROOKIE A GO-GOステージ、夜は苗場食堂ステージの二部制とし、いずれも例年よりも広い場所に移設して開催する。 

 8月20~22日の3日間、新潟県湯沢町苗場スキー場で開催される。詳細は公式サイトで見られる。

 

小泉今日子は「手羽先」、沢尻エリカと前田敦子は「夏に火鍋」で意気投合

2018.08.30 Vol.Web original

 映画『食べる女』の完成披露舞台挨拶が30日、都内にて行われ、主演の小泉今日子と共演の沢尻エリカ、前田敦子、広瀬アリス、シャーロット・ケイト・フォックス、鈴木京香、原作者の筒井ともみ、生野慈朗監督が登壇した。

 本作は筒井ともみの著作『食べる女』、『続・食べる女』を筒井自らの脚本で映画化。古書店の女店主のもとに集うさまざまな立場の女性たちの日常を通して、食と性に対する彼女たちの思いを赤裸々に描く。

「おいしいもの食べ物がたくさんあって、この顔ぶれと共演できて幸せだった」と口ぐちに語った女優たち。「現場は本当に幸せがあふれている現場でした」とコメントしたのは先日、本作にも出演している勝地涼との結婚を発表した前田。「大先輩たちと共演できてうれしかった。勉強になりました」と充実の撮影現場を振り返った。

小泉今日子『オールナイトニッポン』に一夜限りの復活

2017.05.05 Vol.689

 小泉今日子が、人気ラジオ番組『オールナイトニッポン』(ニッポン放送)のパーソナリティを一夜限りで務めることが分かった。5日、ニッポン放送が発表した。

 番組は『小泉今日子のオールナイトニッポンGOLD』で12日22時から全国ネットで生放送。2時間のスペシャルプログラムで、デビューから35周年を迎え、これまで明かされることがなかったエピソードや、現在、そして今後についてたっぷりと語る。小泉は「いくつになってもオシャベリって楽しい! それが女という生き物です。久しぶりのオールナイトニッポン! 思う存分オシャベリしたいと思います」と、コメントを寄せている。
 
 スペシャルゲストとして、自身がプロデュースする舞台に出演する豊原功補と森岡龍も出演する。番組では小泉の曲のリクエスト、「もしも、タイムマシンがあったなら、あなたが行きたいのはいつですか?」というテーマでメールを募集する。

 小泉は、1986年4月から1988年9月まで『オールナイトニッポン』を担当。2012年2月には『小泉今日子のオールナイトニッポンGOLD~“最後から二番目の恋”かなり大人の女子会SP』でパーソナリティを務めている。

小泉今日子と風間杜夫が倦怠期を迎えた夫婦役 舞台『家庭内失踪』上演中

2016.03.14 Vol.662

 M&Oplaysプロデュースによる舞台『家庭内失踪』が3月11日から東京・下北沢の本多劇場で上演中。

 同作は作・演出家で俳優の岩松了の新作書下ろし。岩松の代表作のひとつである『蒲団と達磨』の後日譚ともいえる作品で、倦怠期真っただ中の夫婦を中心に繰り広げられる笑いと謎に満ちた岩松的ホームドラマの決定版。

 その夫婦役を小泉今日子と風間杜夫が演じる。

 倦怠期の夫婦のもとに妻とは血のつながらない前妻の娘が現れる。娘は夫とギクシャクした関係となり、実家に戻ってきたのだ。その娘のもとには夫の部下が説得のために現れるようになり、また夫のもとには近所に住む謎の男が時折訪ねてくる。

 さまざまな立場の人たちがさまざまな言葉を発していく中で、そこにある人間関係が微妙に変化し、事態は思わぬ方向に転がっていくのだった。

 東京公演は23日まで。以降、大阪、名古屋、福岡ら全国10カ所で公演を行う。

 詳細はM&Oplays(TEL:03-6427-9486=平日11〜18時 [HP] http://mo-plays.com/kateinai/ )まで。

岩松的ホームドラマの決定版 M&Oplaysプロデュース『家庭内失踪』

2016.02.21 Vol.661

 M&Oplaysプロデュースでは岩松了、倉持裕、ノゾエ征爾といった作・演出家が他のプロデュース公演や劇団などで見せる作品とは一風変わった作風を見せてくれる。加えて“ならでは”の豪華であっといわせるキャストを揃え、ハイアベレージな作品を作り続けている。

 今回は岩松了と定期的に行っている公演で、昨年に引き続いての新作書き下ろし。

 物語は倦怠期真っただ中の夫婦を中心に繰り広げられるのだが、その夫婦を演じるのは小泉今日子と風間杜夫。2008年にも岩松作品である『恋する妊婦』で夫婦役を演じており、まさに倦怠期の夫婦役はぴったり?

 この倦怠期真っただ中の夫婦は20歳ほど年が離れていた。夫には前妻との間に娘がいたのだが、最近その娘が嫁ぎ先から出戻ってきた。血のつながらない娘の登場により、いっそう微妙さを増す夫婦の関係。そこに説得にやってきた娘の夫の部下、近所に住む謎の男がからみ、事態は思わぬ方向に転がっていく…。

 岩松の代表作のひとつである『蒲団と達磨』の後日譚ともいえる作品。笑いと謎に満ちた岩松的ホームドラマの決定版。

M&Oplaysプロデュース『家庭内失踪』
【日時】3月11日(金)〜23日(水)(開演は平日19時。土14時/19時。日祝14時。16日(水)は14時の回あり。23日(水)は14時の回のみ。14日休演。開場は開演30分前。当日券は開演1時間前)
【会場】本多劇場(下北沢)
【料金】全席指定 前売り・当日共6500円/U-25チケット4500円(25歳以下対象・当日指定席券引換・枚数限定・要身分証明書・チケットぴあにて前売販売のみ取扱)
【問い合わせ】M&Oplays(TEL:03-6427-9486=平日11〜18時 [HP] http://mo-plays.com/kateinai/ )
【作・演出】岩松了
【出演】小泉今日子、風間杜夫、小野ゆり子、落合モトキ、坂本慶介、岩松了

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