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初防衛戦のシェイドゥラエフが「完全な状態」とコンディションの良さをアピール。挑戦者のコレスニックは「相手が誰であろうと必ず勝つ」【RIZIN】

2025.09.27 Vol.Web Original

「RIZIN.51」(9月28日、愛知・IGアリーナ)の前日計量が9月27日、愛知・名古屋市内で行われ、全選手が規定体重をクリアした。

 セミファイナルで行われる「フェザー級タイトルマッチ」で初防衛戦に臨むラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス/Ihlas)は65.90kg、挑戦者のビクター・コレスニック(ロシア/Tiger Muay Thai/Kuznya)は65.85kgだった。

 計量後のマイクでコレスニックは日本語で「アリガトウ!」と第一声。そして「ファンの皆さん、私を応援してくださってどうもありがとうございます。明日は相手が誰であろうと必ず勝ちます。ぜひ応援よろしくお願いします」と続けた。

 シェイドゥラエフは「ファンの皆さん、本当にサポートいつもありがとうございます。私はとてもファンの皆さんに感謝しています。今、完全な状態で明日の試合を迎えることができます。皆さん、私を応援してください。お願いします」と笑顔でアピール。コンディションの良さを感じさせた。

 シェイドゥラエフは昨年6月にRIZIN初参戦を果たすと武田光司、9月にフアン・アーチュレッタからともに1Rで一本勝ち。大晦日には久保優太に2RでTKO勝ちを収め3連勝。今年5月の「RIZIN男祭り」でクレベル・コイケの持つ王座に挑戦すると1RでKO勝ちを収め、4連勝で王座を獲得した。7月の「超RIZIN.4」で初防衛戦を行う予定だったが、対戦相手の候補とされていたヴガール・ケラモフが6月の北海道大会でケガをし同大会には間に合わないなど、ふさわしい対戦相手がおらず、防衛戦は延期になっていた。
 
 コレスニックは2023年からRIZINに参戦。ここまで岸本篤史、高木凌に判定勝ち、そして6月の北海道大会では修斗王者のSASUKEに1RでKO勝ち収め、3連勝。今回の挑戦にこぎつけた。

フライ級トーナメント準決勝に出場の4選手が規定体重をクリア。元谷友貴は体調を考慮し公開計量を欠席【RIZIN.51】

2025.09.27 Vol.Web Original

「RIZIN.51」(9月28日、愛知・IGアリーナ)の前日計量が9月27日、愛知・名古屋市内で行われ、全選手が規定体重をクリアした。

「RIZIN WORLD GP 2025 フライ級トーナメント」の準決勝第1試合で対戦する元谷友貴(アメリカン・トップチーム)と神龍誠(神龍ワールドジム)はともに規定の57.00kgでクリアした。

 しかしその後に行われた公開計量を元谷は欠席。コンディションの回復に務めた。元谷の状態について、RIZINの笹原圭一広報は「脱水症状といった状態ではない。喋れるし動けていた。リカバリーをしたほうが安全なので、こちら側から大事を取ってもらった」と状況を説明した。

 準決勝第2試合で対戦する扇久保博正(THE BLACKBELT JAPAN)は56.80kg、アリベク・ガジャマトフ(ダゲスタン/KHK DAGESTAN)は57.00kgでそれぞれ規定体重をクリアした。

 これによって4選手による準決勝は成立。伊藤裕樹(ネックス)vs 山本アーセン(KRAZY BEE)は当初の予定通りリザーブマッチとして行われる。2人はともに57.00kgをクリアした。この試合の勝者は大晦日に行われるトーナメント決勝のリザーバーとなる。

「グラップリングはだいぶ成長してきたと思う」とMMAへの順応に自信の梅野源治「開始すぐに決まるかもしれない。目を離さないで」【RIZIN.51】

2025.09.26 Vol.Web Original

「RIZIN.51」(9月28日、愛知・IGアリーナ)の前々日インタビューが9月26日、名古屋市内で開催された。

 今大会でMMA2戦目に臨む“日本ムエタイ界の至宝”梅野源治(PHOENIX)が「グラップリングはだいぶ成長してきたと思う」とMMAへの手応えを口にした。梅野は芦澤竜誠(フリー)と対戦する。

 梅野は昨年大晦日の「RIZIN DECADE/RIZIN.49」で同じくMMAデビュー戦の大雅(TRY HARD GYM)と対戦。ともにタックルや組み付きといった動きを見せ一進一退の攻防を展開し、最後は梅野が3-0の判定勝ちを収めた。
 
 梅野は「前回の大晦日から約9カ月積み上げてきたので、前回以上にいいパフォーマンスは見せられるんじゃないかと思っている」と語った。

 芦澤については「野性的というか感覚で動くタイプなんだろうな。真っ直ぐ自分の芯を持っていて、それをぶらさない。カッコいい男」と評した。

5度目の防衛戦に臨むホベルト・サトシ・ソウザが「三角絞めで極めたい。絶対に判定までは行きたくない」とフィニッシュを予告【RIZIN.51】

2025.09.26 Vol.Web Original

「RIZIN.51」(9月28日、愛知・IGアリーナ)の前々日インタビューが9月26日、名古屋市内で開催された。

 今大会では2つのタイトル戦が行われ、メインイベントの「ライト級タイトルマッチ」ではホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)が堀江圭功(ALLIANCE)を相手に5度目の防衛戦に臨む。この試合は当初はノンタイトル戦で行われる予定だったのだが、カード発表会見の際にサトシがタイトル戦にすることを要望。急きょタイトル戦となった経緯がある。

 サトシは「今回はたくさんの友達とたくさんの生徒たちも来るから、そのプレッシャーもあるけど本当にうれしい」と地元に近い名古屋での試合に闘志を燃やす。

 堀江については「彼はフェザー級時代から本当に強い。ライト級に上げるときは“大丈夫かな?”と思ったけど、ライト級でもいい選手になったかなと思います。だからもちろん強い選手ですね」とその実力を評価。そして「フェザー級からの得意ポイントはそんなに変わらないなと思います。やっぱりボクシングとカウンターパンチ。投げのディフェンスも強い選手だと思います」と分析。

「新旧DEEP対決」神龍誠が「技術的なところで負けると思っていない」、元谷友貴はフィニッシュしての勝利を誓う【RIZIN.51】

2025.09.26 Vol.Web Original

「RIZIN.51」(9月28日、愛知・IGアリーナ)の前々日インタビューが9月26日、名古屋市内で開催された。

 今大会では「RIZIN WORLD GP 2025 フライ級トーナメント」準決勝の2試合が行われ、準決勝第1試合では元谷友貴(アメリカン・トップチーム)と神龍誠(神龍ワールドジム)が対戦する。

 元谷は7月の1回戦ではヒロヤに判定勝ち。8月にファンや有識者の投票によって行われた「フライ級グランプリ総選挙」では神龍との「新旧DEEP対決」を訴え、2回目の投票で過半数を獲得し、このカードが実現した。

 神龍は1回戦では山本アーセンに1Rで一本勝ちを収め、準決勝に進出した。

 大会を2日後に控え、神龍は「やれることはやり切った。練習は問題なくやっていたので、後はしっかり計量をクリアして早く試合がしたい」と語った。

 元谷については「僕がデビューした当初は雲の上の存在だったし、すぐに階級をバンタム級に上げたので、やることはないけど、本当にすごい人だなって思っていました」というのがDEEPにおける存在。選手としては「めちゃくちゃ強いですよね。寝技もできて、打撃もできて。何か独特のリズムがある人だなって思います」と評した。

芦澤竜誠が「RIZINのおもちゃになってる。今を生きる俺が終わらせる」と梅野源治に確勝宣言【RIZIN.51】

2025.09.26 Vol.Web Original

「RIZIN.51」(9月28日、愛知・IGアリーナ)の前々日インタビューが9月26日、名古屋市内で開催された。

 今大会では昨年大晦日以来の再起戦に臨む芦澤竜誠(フリー)が今回がMMA2戦目となる“日本ムエタイ界の至宝”梅野源治(PHOENIX)と対戦する。

 芦澤は梅野を「RIZINのおもちゃになってる。死に場所を探してるのかなって思っている」と評したうえで「今を生きる俺が終わらせる」と語った。

 芦澤は2023年大晦日に太田忍を相手にMMAデビュー。1RにグラウンドパンチでKO負けも、その後、皇治、昇侍を相手に2連勝。その勢いを駆って福田と対戦も1RでKO負けを喫した。

 芦澤は「過去一絶好調です。しっかり自分と向き合ってきた。自信があります」と試合を2日前に控えた心境を口にした。

 梅野については「ムエタイで成績を残したいい選手ですけど、やっぱりRIZINのおもちゃになってるなって。死に場所を探してるのかなって思っている。だから普通に今を生きる俺が終わらせちゃおうと思います」、試合については「相手が焦るだけ。本能的にビビると思う」と語った。

“絶対王者”サトシに挑戦の堀江圭功「いつも通りの自分をやれば普通に勝てるんじゃないかと思っている」と王座奪取に自信【RIZIN.51】

2025.09.26 Vol.Web Original

「RIZIN.51」(9月28日、愛知・IGアリーナ)の前々日インタビューが9月26日、名古屋市内で開催された。

 今大会では2つのタイトル戦が行われ、メインイベントの「ライト級タイトルマッチ」では堀江圭功(ALLIANCE)がライト級の絶対王者と言っても過言ではないホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)に挑戦する。サトシは5度目の防衛戦となる。

 堀江は2021年3月にRIZINに初参戦すると関鉄矢、佐々木憂流迦、中田大貴を相手に3連勝。ケガでの長期戦線離脱から1年4カ月ぶりの復帰戦となった2023年4月にヴガール・ケラモフにスタンドからのリアネイキッドチョークを極められ連勝がストップ。ライト級に転向しその初戦となった同年9月にスパイク・カーライルに判定勝利。昨年2月には地元・九州(佐賀)でのメインイベントでルイス・グスタボと大激闘を演じ、判定負けを喫するも打撃の真っ向勝負が高く評価された。その後、ケガで欠場し、今年6月の札幌大会で約1年4カ月ぶりに復帰。西川大和に1RでTKO勝ちを収めている。

 堀江は「新しい会場でタイトル戦ということで盛り上がるとは思うんですけど、いつも通りの自分の動きをしようという感じです。プラス、いつもより気合が入っているかなというのはあります」とタイトル挑戦を控えた心境を口にした。

 ここまでの練習については「あまり大きくは変えてないんですけど対策練習は今までで一番してきました」、サトシについては「めちゃくちゃ強い。柔術もMMAでの打撃も」、試合については「自分が打撃で殴り続ける、そんなイメージですね」と語った。

38歳の扇久保博正が「年齢的にも最後のタイミングかなと思う」と覚悟の出陣【RIZIN.51】

2025.09.26 Vol.Web Original

「RIZIN.51」(9月28日、愛知・IGアリーナ)の前々日インタビューが9月26日、名古屋市内で開催された。

 今大会では「RIZIN WORLD GP 2025 フライ級トーナメント」準決勝の2試合が行われ、扇久保博正(THE BLACKBELT JAPAN)はアリベク・ガジャマトフ(ダゲスタン/KHK DAGESTAN)と対戦する。

 扇久保は7月の1回戦ではホセ・トーレスに判定勝ち。8月にファンや有識者の投票によって行われた「フライ級グランプリ総選挙」ではガジャマトフとの対戦を希望し、1回目の投票で最多得票を獲得した。

 扇久保は「この2カ月、総選挙とかいろいろあったので、やっと戦えるなという感じです」と語る。

 ガジャマトフについては「打撃が強い、殺傷能力の強い選手」、試合については「いつも通り。打撃で来るガジャマトフと全部で戦う自分」と見立てた。

 現在38歳。「グランプリも次、いつあるか分からない。年齢的にも最後のタイミングかなと思う」とこれが最後という覚悟を持っての出陣になる。

初の王座挑戦のコレスニック「私が出場できない間にシェイドラエフ選手が王者になった」と王座獲得に自信【RIZIN.51】

2025.09.26 Vol.Web Original

「RIZIN.51」(9月28日、愛知・IGアリーナ)の前々日インタビューが9月26日、名古屋市内で開催された。

 今大会では2つのタイトル戦が行われ、セミファイナルの「フェザー級タイトルマッチ」ではビクター・コレスニック(ロシア/Tiger Muay Thai/Kuznya)が王者ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス/Ihlas)に挑戦する。シェイドゥラエフは初防衛戦となる。

 コレスニックは2023年からRIZINに参戦。ここまで岸本篤史、高木凌に判定勝ち、そして6月の北海道大会では修斗王者のSASUKEに1RでKO勝ち収め、3連勝。今回の挑戦にこぎつけた。

 コレスニックはシェイドラエフについて「とても強いファイター」、試合については「お客さんが求めているような鮮烈なタイトル戦をしたい。いずれにしろ、私はフィニッシュを狙う。ただ、王者とのタイトル戦なので当然厳しい試合になるとは思っている。試合でどのような展開を作るかは相手次第。距離をしっかりと保って自分の技を繰り出せるようにする。そういう意味では前回のSASUKE選手との試合のようになるのではと思う」などと語った。

 今回はRIZIN参戦5戦目にして初のタイトル戦なのだが「思っていたより時間がかかった。私はケガをして手術のために休まざるを得なかった。私が出場できない間にシェイドラエフ選手が王者になったと思っている」とさらりと言い切った。

 前回のSASUKE戦では左ボディーから最後はサッカーボールキックという、RIZINルールならではのフィニッシュだったのだが「RIZINルールは気に入っている。とても自分に合っていると思う。今回もこのルールで許される打撃を全力で出していきたいと思う」と鮮烈なフィニッシュを予告した。

フェザー級王者のシェイドゥラエフ「試合で使っているのはポテンシャルの半分くらい」。初防衛戦も早期決着を約束【RIZIN.51】

2025.09.26 Vol.Web Original

「RIZIN.51」(9月28日、愛知・IGアリーナ)の前々日インタビューが9月26日、名古屋市内で開催された。

 今大会では2つのタイトル戦が行われ、セミファイナルの「フェザー級タイトルマッチ」では王者ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス/Ihlas)がビクター・コレスニック(ロシア/Tiger Muay Thai/Kuznya)を相手に初防衛戦に臨む。

 シェイドゥラエフは昨年6月にRIZIN初参戦を果たすと武田光司、9月にフアン・アーチュレッタからともに1Rで一本勝ち。大晦日には久保優太に2RでTKO勝ちを収め3連勝。今年5月の「RIZIN男祭り」でクレベル・コイケの持つ王座に挑戦すると1RでKO勝ちを収め、4連勝で王座を獲得した。7月の「超RIZIN.4」で初防衛戦を行う予定だったが、対戦相手の候補とされていたヴガール・ケラモフが6月の北海道大会でケガをし同大会には間に合わないなど、ふさわしい対戦相手がおらず、防衛戦は延期になっていた。

 シェイドラエフは「試合が決まってからずっと練習してきた。防衛戦に向けての準備もしてきた。いいコンディションでこれた」と余裕の表情。

リザーバーの伊藤裕樹「扇久保さんがまだ体調悪いかもしれないので、まだ狙ってますよ」と本戦出場へ一縷の望み【RIZIN.51】

2025.09.26 Vol.Web Original

「RIZIN.51」(9月28日、愛知・IGアリーナ)の前々日インタビューが9月26日、名古屋市内で開催された。

 今大会では「RIZIN WORLD GP 2025 フライ級トーナメント」準決勝2試合が行われる。同トーナメントは1回戦を5試合行い、勝者5人を対象としたファンや有識者の投票による「フライ級グランプリ総選挙」を経て、準決勝2試合とリザーバー1名を決めるという変則的な形で行われた。

 その結果、7月の1回戦でエンカジムーロ・ズールーという強豪に判定勝ちを収めたものの、総選挙で“落選”の憂き目に遭った伊藤裕樹(ネックス)がリザーバーに回った。その結果、伊藤はリザーブマッチで山本アーセン(KRAZY BEE / NAUGHTY HOUSE)と対戦することとなった。2人は2023年5月に対戦し、山本が判定勝ちを収めており、伊藤にとってはリベンジマッチでもある。

 毎回、過酷な減量となる伊藤はこの日も「早く計量を終えて、ご飯を食べて、早く試合がしたい」とポツリ。

 山本については「アーセンはアーセンですね。あの頃より強くなっていると思うので楽しみです」と評価。リザーブマッチの相手が山本になったことについては「まさか来るとは思っていなかった。ホセ・トーレスとかになるかと思っていた。“アーセンか…”と思ったけど、よく分からない選手とやるよりはいいかなと思った」とその時の心境を明かす。

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