竿本樹生が悲願のベルト奪取。「RIZINにも出たい。伊藤選手ともやりたい」【5・12 ZST】

2018.05.13 Vol.Web Original
GRADIATOR王者を破り、団体の威信も守る
 総合格闘技イベント「ZST.60」(5月12日、東京・新宿FACE)のメーンで行われた「第4代ZSTフライ級王者決定戦」で竿本樹生と加マーク納が対戦した。昨年、第3代王者の伊藤盛一郎が王座を返上。これに伴い行われた決定戦だったが、加マークはGRADIATORフライ級王者ということもあり、竿本にとってはベルトばかりか団体の威信をかけた戦いとなったが3-0の判定で勝利を収め、第4代王者に輝いた。  竿本はパンチからタックルへという戦法で加マークに尻もちをつかせるものの、加マークは左腕で巧みに竿本の動きを制して、逆に右のパンチで竿本を削っていく。それでも徹底してタックルにこだわった戦いを見せる竿本は徐々にグラウンドで自分の形に持ち込んでいく。加マークの固いガードに一本勝ちこそならなかったものの、ジャッジは3Rを通じてアグレッシブに攻め続けた竿本を支持した。  竿本は試合後のリングで「3年前に和歌山からBRAVE GYMに内弟子としてやってきて、20歳までにベルトを巻くという目標があった。今、21歳になってしまったが、なんとか21歳でベルトを巻くことができて良かった」と話した。また試合後の会見では「取りあえず目標のベルトが取れて今はホッとしている。テイクダウンしても腕を固められてうまく攻められなかったので、どうしようかという思いはあったが、宮田先生がいろいろと指示をしてくれて、その通りに動いて、なんとか自分からいろいろと形を作っていけたのが良かった。試合前に最初は打撃でいって苦戦したらレスリングで行けと言われていたので、苦戦したらレスリングで行く頭しかなかった。打撃でプレッシャーをかけられてタックルにも行きにくかったが、パンチのフェイントからタイミングよくタックルに入れた」などと試合を振り返った。今後については「チャンピオンになって、防衛戦をしないといけないという思いはある。それをしてから上のステップに上がっていきたい。RIZINにも出たい。伊藤選手ともやりたい。僕がベルトを取るまでは伊藤選手がずっとベルトを持っていた。伊藤選手といずれやりたいと思っていたが、戦うことなくベルトを取ってしまったので、伊藤選手とはやってみたい。フライ級が一番盛り上がっていると思うので、どんどん引っ張って行けたらと思うし、全部の階級を合わせて一番引っ張って行ける存在になりたい」などと話した。

旗揚げ記念大会のメーンで関鉄矢と橘川尋貴が王座決定戦【ZST.58】

2017.11.05 Vol.Web Original
加藤が無念の王座返上。次代を担う2人が王座を争うことに
 総合格闘技ZSTの旗揚げ記念大会となる「ZST.58~旗揚げ15周年記念大会~」(11月25日、東京・ディファ有明)の追加対戦カードが11月5日、発表された。  第3代フェザー級王者の加藤惇が度重なる怪我のため防衛戦を行えないことからベルトを返上。すでに発表されていた関鉄矢vs橘川尋貴の一戦が第4代王者決定戦となり、メーンで行われることとなった。  2人は昨年の旗揚げ記念大会で対戦し、関が一本勝ちを収めている。関は23歳、橘川は19歳というZSTの次代を担う選手同士。  橘川は「1年前に負けているので、リベンジも兼ねて、ベルトも欲しいので、 僕が全部もらっちゃおうと思っている。(メーンについては)フェザー級の中では僕と関選手が勢いもあって、面白い試合もできると思っているのでメーンは当然だと思う」と話した。  一方、関は「チャンピオンからベルトを奪い取ることが理想だったが、これから強さを見せていけばいいかなと思っている。1年前の結果には過信していない。それから俺のほうが場数も踏んできたし経験も積んでいるので、差を見せつけて勝って、チャンピオンになりたい。自分の中では一番面白い試合をしているのは自分だと思っているので、メーンでもしっかり面白い試合をして大会を締めたい」と話し、「王者になったらZSTを背負って他団体の選手たちとも戦って、ベルトの価値を上げていきたい」とその先を見据えた。

RIZIN参戦中の伊藤盛一郎がフライ級王座を返上【9・10 ZST.57】

2017.09.11 Vol.Web Original
ウェルター級王者の山田崇太郎が王者の貫禄見せ一本勝ち
 総合格闘技「ZST.57」が9月10日、東京・ディファ有明で行われた。メーンではZSTウェルター級王者の山田崇太郎が白鳥竜彦を1R1分12秒、オモプラッターで破り、王者の貫禄を見せつけた。    山田はゴング早々に組み付くとすぐにグラウンドに引き込み、下から右足を白鳥ののど元に差し込み、フットチョークの体勢に。逃げようとする白鳥だったが、山田は左腕をオモプラッターにとらえる。体を起こした白鳥にバックからパンチを叩き込み、改めて白鳥をうつぶせにするとがっちり左腕を固め、一本勝ちした。

浜松ヤマト「ZSTを代表する選手になりたい」【格闘家イケメンファイルVol.77】

2017.08.07 Vol.695
 日焼けした肌、筋骨隆々の体。見るからに総合格闘家という風貌の浜松ヤマト。しかし、小さなころは泣き虫だったとか。 「幼稚園ぐらいの時は、いじめられてはよく泣いていたみたいです。それを心配した親が、小学校の時に、少林寺拳法をやらせてくれたのが、格闘技との出会いです。その時は、小学校の体育館で習う感じの練習でしたが、中学2年になり、自分自身も格闘技にすごく興味が出てきた。そこで、どうせやるなら一番強い格闘技をやりたいと思い、総合格闘技の道を選びました。総合格闘技って何でもありなので、実戦で使えそうだなと。実際はけんかはしませんが、いざという時に一番役に立ちそうじゃないですか? ボクシングだと打撃だけなので、相手が柔道家だったら投げ飛ばされちゃうかも知れない(笑)。総合ならすべてに対応できますから」  一番強くなりたいという思いでプロの道へ。 「19歳でプロになりました。デビュー戦は1分で負けた(笑)。しかもKOで。めちゃくちゃ悔しかったです。プロ昇格前にトーナメントに出場し、3勝していた勢いで出場したのに、すっかり出鼻をくじかれてしまった。トーナメントに出る前はそんなに自信もなかったんですけど、3勝したことで自信がついて、プロでもいけるかもと思っていたところだったので、こういうことなのかと。やっぱりそんなに甘いもんじゃないなと思いましたね。その時の対戦相手がすごい年上の選手だったらまだしも、ほとんど年の変わらない選手だったので、なおさら悔しさが大きかったです」

ZST王者・柏﨑がRIZINのバンタム級トーナメント出場希望を表明

2017.05.07 Vol.689
 総合格闘技「ZST.56」(5月6日、東京・新宿FACE)でZSTバンタム級王者・柏﨑剛が今秋開催されるRIZINのバンタム級トーナメントへの出場をアピールした。  この日の休憩時間明けにフライ級王者・伊藤盛一郎、フェザー級王者・加藤惇とともにリング上から挨拶した柏﨑は「去年11月にZSTのチャンピオンとしてたくさんの期待を背負って試合をしたにもかかわらずふがいない結果になってしまって申し訳ありません。その罪滅ぼしといってはなんなんですけど、RIZINのバンタム級トーナメントに出ます! 有名になるためとかではなく、ZSTを高みに持っていくため、そして強くなるためにRIZINに出ます」と明言した。今後はRIZINからのオファーを待つこととなる。4月に行われたRIZINでは伊藤がRIZIN常連の才賀紀左衛門を判定ながら危なげなく破り、ZSTのタイトルホルダーの実力は示しているだけに参戦の可能性は十分にありそうだ。  また加藤は5月12日に行われる修斗公式戦に出場し魚井フルスイングと対戦。こちらも「ZSTのチャンピオンとして負けられない試合。プライドを持って試合をしたい」と話した。

たむたむきんに君 田村淳【格闘家イケメンファイル Vol.70】

2017.04.10 Vol.688
 あのお笑い芸人と同姓同名の格闘家が登場! 実際、ロンドンブーツ1号2号の田村淳から、Twitterでつぶやかれたこともあるとか。 「正城(ユウキ)選手という修斗のランカーの選手と対戦が決まった時に、Twitterで田村さんから“世界ランカーと戦う田村選手”というようなツイートをしてもらいました。まさか自分がつぶやかれるなんて思ってもいなかったからびっくりしました(笑)」  芸能界からも密かに注目されている(?)田村。地元愛が強く、現在も群馬県に在住。 「群馬の玉村というすっごい田舎で田んぼだらけの場所です(笑)。周りの人たちは“プロで突き進んで行くなら、東京に出て練習したほうがいいんじゃない”とか言ってくれるんですけど、地元を愛しているので(笑)、出たくないんですよね、群馬から。だから体を作るのも地元の普通の市民体育館です。1回200円ぐらいだったかな? 普通のおじさんたちと一緒にやっていますが、設備は割と整っているので全然大丈夫。自分で試行錯誤をしながら鍛えていますが、今のところちゃんと鍛えられているので。一つだけ不便な事があるとすれば減量の時にちょっと辛い事ですかね。大体試合会場は東京なので、お腹を減らして、のどがカラカラの状態で、電車に乗らなきゃいけない。その時間は唯一辛いと感じます。都内に住んでいる選手は、すぐに会場に行けるので、ギリギリまで粘ったりしているみたいですから」  ストイックで真面目な印象だが、休日は…。 「休みの日は…筋トレかな? あんまりじっとしていられないので、家でまったり過ごすこともありますが、外に出て筋トレとかしているほうが多いです。総合は打撃のほかに、柔術やらレスリングやら、いろいろかじって、かじって、それを混ぜて自分の形を作っていかなきゃいけないので。僕は試合前にあまり相手を想定したシミュレーションはしないんです。相手も必死ですから、どう動いてくるかなんて全然分からない。自分が練習したものが、瞬発的に出ると思っているので、むしろあまり考えないようにしています。練習でやったことがそのまま出ると思うので、自分の打撃で行くというスタイルは変えずに、ガンガン打撃で押していきたい。相手が打撃なら打撃でバチバチできるし、寝技なら寝技で回避しながら、当てていくだけなので。もう自分のスタイルが出来上がっているので、相手によって変える事はないですね。」  勝つことももちろんだが、観客に魅せる戦いも意識している。 「自分のスタイルは打撃だと思っていますが、トリッキーといいますか、ちょっと変わった動きをするといわれています。道場の会長が極真空手をやっている人なので、極真空手混じりのキックボクシングを教えてくれたり、極真を取り入れた打撃スタイルですね。あとは、ガードを低くして、ノーガードでよけながら戦う。これが見ている人には面白いと言われます。ZSTの試合を見に来た時に、プログラムの名前を見て“この人面白いから見ていこう”って言ってもらえたらうれしいですね。自分はZSTで勝ち上がっていきたいんです。PANCRASEやDEEPなどの他の団体にはあまり興味がなくて、今はZSTで頑張って行こうと思っています。昔からそうなんですが、ZSTの試合は1本とかKOを目標とする試合がメインなんですね。ですから、見ている人は絶対にそっちのほうが面白いと思う。判定とかで、どっちか分からないってモヤモヤするよりは、どんどん狙ってきれいに終わるほうが断然いいと思いませんか?」  次の試合で夢に少しでも近づきたい。 「5月6日に新宿FACEで試合をやります。相手は、昨年の8月にチャンピオンの伊藤(盛一郎)選手と対戦した韓国のユン・ホヨン選手。チャンピオンに一本で決められ負けていますが、2Rまで引っ張って、いい試合をしていた。映像を見ても体つきもよく、身体能力も高そうなので、結構強そうです。でも僕は強ければ強いほどやりたいタイプ。なので、本当に楽しみです。目標はZSTのチャンピオンとやること。チャンピオンはZSTの中で一番強いので、その一番強い選手とやったら、一番おもしろいかなと。今はまだ早いかなと思いますが、いつか伊藤選手に近づき、試合ができるように練習していきたいと思います。総合はとっつきにくいと思われるかも知れませんが、打撃や寝技など幅広く展開するので、きっと好きなスタイルが見つかると思う。そこもぜひ注目して下さい」

4・16 RIZIN ZSTフライ級王者・伊藤盛一郎が念願の初参戦

2017.03.14 Vol.686
 RIZIN FIGHTING FEDERATIONが14日、都内で会見を開き、「RIZIN 2017 in YOKOHAMA?SAKURA?」(4月16日、神奈川・横浜アリーナ)の追加カードを発表した。  ZSTフライ級王者の伊藤盛一郎が念願のRIZIN初参戦。才賀紀左衛門と58kg契約で対戦する。  伊藤は昨年末の大会に参戦が予定されていたが、11月に行った「GRANDSLAM 5」の内藤頌貴戦で網膜裂溝を患い、出場を見送っていた。  会見で伊藤は「1年前からずっとRIZINに出たいとアピールしていて、去年の11月にGRANDSLAMで勝って、RIZIN出場のチャンスをもらったんですが、その試合で目を怪我してしまい、所(英男)さんと年末に一緒に出たいという夢はかないませんでした。目の怪我はしっかり治してきました。いつか地元の横浜アリーナで試合がしたいという目標があったので、いつも以上に気合が入っています。ZSTのチャンピオンらしくノンストップで、一本かKOを狙ってアグレッシブに動き続けて、最後にきっちり締めて、地元の横浜を盛り上げられれば」と話した。網膜裂溝については「先生からは“網膜剥離手前で、年末に試合に出たら目が見えなくなっていた”と言われました」と話した。  一方、才賀は「ZSTのチャンピオンの伊藤選手ということでとてもうれしい。フライ級で今、自分がどれくらいの実力かということをがこれで分かると思う。今年はいっぱいチャンピオンたちと試合をしてしっかり勝っていきたいというのがあるので、ここでしっかり勝って飛び級したいと思っています」と話す。  才賀は伊藤の尊敬する所英男と対戦し、一本負けを喫しているのだが「あのころとは寝技のスキルが違う。くっつかれても大丈夫な練習をしているんで、頑張って返してやろうと思う。立ち技やったら今のRIZINに上がっているフライ級の選手の中でも抜けている自信があります。くっついてネチネチ試合しているより、がんがん殴り合っているほうがお客さんも面白いと思います。安全な試合をして手堅く勝つんじゃなく、がんがん殴り合って沸かせて一番目立って、お客さんも優ちゃんも喜ばせてあげたい」と打撃戦での決着を示唆したが、伊藤は「RIZINの舞台で判定はダメだろうと思います。普段のZSTと一緒で、一本・KOを狙います。自分は寝技でも面白いが試合できるんで、そこを見てもらえれば」と返した。  榊原信行RIZIN 実行委員長は「UFCで3位で世界のトップを狙える存在だった堀口恭司選手の参戦でにわかにRIZINのフライ級が脚光を浴びている。その堀口と元谷の対決とはまた違った意味で勝負論のあるカード。2人でしか見せられないスリリングでスピード感があって、やるかやられるかという試合になる。このタイミングでこのカードが出せるというのは主催者としてはとてもうれしく思っている。結果として伊藤と才賀の試合のほうが面白かったというような試合になれば」とこのカードへの高い期待を見せた。  4月大会はこの日で10試合が決定。あと1試合、ヘビー級の試合を予定しているという。

所英男らがモリカビュチスの遺族救済へチャリティproject開始

2017.03.07 Vol.685
 かつて日本のZST、HERO’S、K-1 MAXで活躍したリトアニアのレミギウス・モリカビュチス選手が昨年12月にリトアニアで亡くなった。享年34歳という若さだった。  モリカビュチスは2000年にZSTに参戦し、所英男らとしのぎを削る。日本を主戦場にし、HERO’S、K-1 MAXという当時のメジャーイベントにも参戦した。HERO’S参戦に当たっては、モリカビュチスの視察に訪れた前田日明氏が対戦相手だった所にも興味を示し、所も参戦決定。これをきっかけに所がブレイクしたというエピソードもあり、所にとっては人一倍思い入れの強い選手でもある。日本を離れた後も2014年まで戦い、一時リングを離れていたが、2017年にカムバックを予定していた。  モリカビュチスはリトアニアの政治不安定から幼少期に祖母のもとに預けられ、プロ格闘家となってからも祖母が亡くなる2011年までファイトマネーのほとんどを祖母の治療費に充てていた。その間に3人の子供を授かり、間もなく4人目が生まれる予定だった。

ZST平信一がボブ・サップに近づいた!?

2017.02.27 Vol.685
 本紙連載「格闘家イケメンファイル Vol.67」に登場した平信一(綱島柔術/ZSTライト級王者)が24日、 ZST.55のメインイベントで、高橋了介(リバーサルジム横浜グランドスラム)と対戦。勝利をおさめ、今年の目標であるボブ・サップとの対戦に向けてアピールした。  昨年11月に第2代ZSTライト級王者となった平は、1Rから積極的にタックルで高橋を寝かせ連打。高橋も何度かポジションを変えようとするが、平の力が勝り思うように返せない。続く2Rも、1R同様平が素早くテイクダウンを取ると、パウンドを連打し、ついにレフリーストップ。2R3分48秒でTKO勝利した。  試合後、平は「RIZIN、ボブ・サップ戦を忘れるな」とコメント。会見でも披露したボブ・サップと書かれた半紙を広げるなど、あの手この手でアピールを繰り広げた。

ZST旗揚げ記念大会で柏﨑が元GRACHAN王者・手塚にプロ初黒星

2016.11.28 Vol.679
 総合格闘技ZSTの旗揚げ14周年記念大会となる『ZST.54』(11月27日、東京・ディファ有明)のメーンで、ZSTバンタム級王者の柏﨑剛と元UFCファイターで元GRACHANバンタム級王者の手塚基伸が対戦。3-0の判定で手塚が勝利を収めた。  2年続けてこの旗揚げ記念大会のメーンを務める柏﨑はデビュー以来17戦15勝2分の無敗の王者。フライ級王者の伊藤盛一郎とともにZSTを引っ張る存在だ。団体内では敵なしの状態で、今回自ら望んで他団体の強豪を迎え撃つことになった。  柏﨑は1Rから何度もタックルからテイクダウンに成功しチャンスは作るのだが、手塚の巧みなディフェンスでなかなか決定機を作れない。逆に手塚は試合を通じ、ラウンド終盤にポジションを入れ替え攻撃のままラウンドを終えるなど、巧みな試合運び。  柏﨑は2Rにはポジションの悪いところで投げを仕掛け逆にマウントを許すなどここぞというところでポイントを落としてしまう。最終3Rも序盤にニンジャチョークを取りかけるなど見せ場を作ったが、しのがれるとバックマウントを許し、最後はグラウンドで主導権を握られ反撃できないまま終了のゴングを聞いた。  試合前の煽りVで「戦ってきた相手が違う」と話していた手塚だったが、キャリアの差を見せつけた勝利となった。  手塚は試合後「20歳にしてあの強さなので、たぶんあと10年くらいしたらもっと怖い存在になってくると思う」と柏﨑を称えた。そしてZST実行委員会に対して「ZSTさん、この後どうします? この後の展開をどう作ろうかなと思っていたんですが、俺はこれで勝ち抜けさせてもらってもいいです。でも、展開を作れるようであれば、俺が他の良く知らない人たちをぶっ倒して行くので、それでストーリーを作っても良いかなと思っています」とアピールした。

ZSTの伊藤が壮絶一本勝ちでRIZIN出場引き寄せる

2016.11.11 Vol.678
 総合格闘技ZSTのフライ級王者・伊藤盛一郎が「GRANDSLAM 5」(11月3日、東京・ディファ有明)のメーンで、修斗世界バンタム級2位の内藤頌貴と対戦。2R4分59秒、ニンジャチョークで一本勝ちを収めた。  かねてから年末の格闘技イベント「RIZIN」への出場を希望していた伊藤にとっては“査定マッチ”ともいえる試合。ケージサイドに榊原信行RIZIN実行委員長が陣取るというプレッシャーのかかる中で、修斗の世界ランカーから一本を取り切ってみせた。  試合は1R開始早々に内藤のパンチを被弾しフラッシュダウンするという、ヒヤリとする場面がいきなりやってくるが、試合後に「マットが滑ってのものでダメージはなかった」と言うように徐々にペースを握ると、2Rには壮絶な打撃戦を展開したうえで、最後に師匠の勝村周一朗譲りのニンジャチョークを決め、内藤を失神させ、TKO勝ちした。  試合後、改めてRIZIN参戦を直訴すると、榊原氏も「大晦日に待ってます」と応えた。  伊藤は11月27日に開催される旗揚げ14周年記念大会「ZST.54」(ディファ有明)にも連続参戦。グラップリングルールで上田貴央と戦う。
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