ココリコ田中と家事えもん松橋が「“サステナぶって”いきたい!」

家事えもんこと松橋はエプロンとサステナブル・シーフードのカラーが偶然被り、早速“サステナぶって”いた

 お笑いコンビ・ココリコの田中直樹と、家事えもんこと家事芸人の松橋周太呂が17日、都内で行われた「サステナブル・シーフード・ウィーク 2017」のスペシャルイベントに出席した。

 イベントは、水産資源や環境に配慮した持続可能な水産物(サステナブル・シーフード)の認知や積極的な消費を促すことが目的。サステナブル・シーフードは、現在、スーパーなどで販売される際にパッケージに認証マーク貼られているが、その認知率は残念ながら高くはない。サメ好きで海洋生物マニアとしても知られる田中も知識はほぼゼロ。料理上手の松橋も「たまにニュースで、マグロが食べられなくなるとかいうのが……これか、と。ラベル時々貼ってありますよね」といった状況だった。

 トークショーでサステナブル・シーフードを取り巻く環境についてレクチャーを受けると、田中は「いろんなところでいろんな魚が量を超えて獲られています。この夏も、ガラパゴスのほうでサメがいっぱい獲られたこともありました。小魚をマグロが食べて、それをまたサメが食べて(海は)絶妙なバランスで成り立っています。風邪ひいているのに外科しかないみたいなの嫌ですよね。いろんなバランスが大事」と、苦笑いでコメントした。

 松橋は「言葉がカッコいいじゃないですか、サステナブルって。“サステナぶってる?”“サステナぶれてない?”って流行りそうじゃないですか。ギャルに向けてLINEのスタンプとかで“サステナぶらせ”たりしたい。めっちゃかっこいい言葉なので、いいなあと。僕も使っていきたい」と、話した。

 この日はまた、松橋が、サステナブル・シーフードに認証されたサーモンなどを使って手軽にできるメニューをライブクッキング。田中も参加者も箸が止まらないようだった。

 サステナブル・シーフードの認証は、天然の水産物に対してMSC認証「海のエコラベル」と養殖の水産物に対してのASCの2種がある。過剰漁獲をしていない、海の環境に負荷を与えない漁法で漁をしている、養殖地の周辺の環境に対しての配慮などそれぞれ厳格な審査項目が設けられている。